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第15話 混沌の始まり
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樹海を奥に進んでいくと、ゴラムがあることに気づいた。
「これ、樹海の中心ー樹海の守り神ーに向かってないか?」
深淵の鍵から放たれる光は、一直線に樹海の内部を指し示している。
「だとしたら、樹海の守り神が危ない!」
ケンタが焦りを見せながら叫んだ。
ゴラムは手綱を締め、馬車の速度を一気に上げた。
やがて、馬車はゴラムの予感の通り、樹海の中心にたどり着いた。
深淵の鍵が放つ光は・・・中心にそびえ立つ大木ー樹海の守り神ーを指していた。
「これは……一体どういうことだ?」
ヴァルカが呟く。
すると、大木の背後から人影がゆっくりと姿を現した。光はその人影を指し、動いている。
「お前は、ザハーク!」
エリーゼが叫ぶ。
「お待ちしてましたよ。みなさん。」
ザハークは、ゆっくりと落ち着いた調子で話し出した。
深淵の鍵から放たれる光はザハークの体を指し示し、その存在を一層際立たせる。
「お前が、魔神なのか?」
ゴラムが驚きとともに言った。
ザハークは手をたたきながら言う。
「ご名答!さすがゴブリン王です。賞品は出ませんが。」
「ふざけないで!お父様の仇!」
アンヌが怒りを押し殺しながら言う。
「アンヌ王女。あなたのお父様の死に際は感動的でした。王に相応しい最期でしたね。私も感動しましたよ。」
ザハークがそういった瞬間、
「お前だけは許さない!」
怒ったアンヌが剣を抜いて、ザハークに一直線に飛び掛かった!
「アンヌ!やめろ!」
ゴラムとミカが止めに入るが、アンヌには届かない。
「ははは!元気なお嬢さんだ。」
ザハークの手から黒い波動が放たれる。
「あぁっ!」
アンヌの体に直撃するかと思われたその瞬間、ヴァルカが間髪入れす飛び出しアンヌを突き飛ばした。
「ぐわっ!」
黒い波動はそのままヴァルカに直撃した。
「ヴァルカ!」
ゴラムが叫び、駆け寄る。
「ゴ、ラ、ム……さ……ま。」
ヴァルカは目に涙を浮かべ瞼を閉じた。
「ヴァルカ!」
ゴラムがヴァルカの体を抱え上げ、安全な場所へ移す。
「リリア!ヴァルカを頼む!」
ゴラムはそういうと、ザハークを睨んだ。
アンヌはミカに支えられながら、何とか立ち上がる。
「素晴らしい!何という忠誠心!」
ザハークは、余裕の笑みを浮かべている。
「ザハーク、お前の目的は何?」
エリーゼが尋ねる。
「失った力を取り戻すんですよ。この精霊の魔力を使ってね。」
そういうと、ザハークは樹海の守り神に手を伸ばした。
大木から魔力を奪おうとしているようだ。青白い光の束が大木からザハークの手のひらに吸い込まれていく。
「そうはさせない!!」
ゴラム、エリーゼ、キャスが一斉にザハークに襲い掛かる!
「邪魔です!」
ザハークは、もう片方の手で剣を持ち、3人の攻撃を軽々と退ける。
「こいつ、強い!」
ゴラムは体制を立て直し、何度も切りかかるが、歯が立たない。
「おいらに任せろ!」
そういうと、デモ助が口から炎を吐いた!
「ちょこちょこと煩いハエめ!」
ザハークの剣先から放たれた稲光が、デモ助を直撃する。
「うわーっ!」
デモ助は地面に叩き落されてしまった。
一方、ケンタはスキルを使って、ザハークの思考を読もうとしていた。
「くそっ、真っ暗で何も見えない!」
「魔神の思考を読むことなど人間には不可能だと、わかりませんか!?」
ザハークがそういうと、どす黒い思念の波がケンタを襲った。
「うう!頭が!割れる!」
ケンタは頭を抱えてうずくまってしまった。
「もう少しです。もう少しで、私の力が完全に復活する。」
ザハークが不敵な笑みを浮かべたその時。
【私に火を放ちなさい!】
突然、樹海の守り神の声が聞こえた。
ミカが、間髪入れずに魔法を放つ。
「聖霊よ、許せ!炎よ、出でよ。インフェルノ!」
ミカの手から放たれた炎は、あっという間に大木の根元から頂点まで燃え広がった。
「魔王!何をするか!まあ、いいでしょう。もう十分魔力は頂きました。」
ザハークは、そう言うと、周りを見回し、膝をついてお辞儀をした。
「皆さんには、楽しませていただきました。また、お会いしましょう!」
そう言い残して、ザハークは忽然と姿を消した。
ゴラムたちは、燃え上がる樹海の守り神をただ見つめることしかできなかった。
【これで良かったのです。ありがとう。】
樹海の守り神の最期の声が聞こえた。青白い蛍の群れのような光が天高く昇っていくのが見えた。
残されたのは、無残な灰と化した大木の残骸だけだった。
ゴラムたちは傷ついた体を癒すため、樹海村に立ち寄った。
ヴァルカは命は取り留めたが、意識が戻らない。
他の仲間たちも体と心に傷を負っていた。
そのころ、エルドランド城内。
国王代理のハンス大臣が慌ただしく動いている。
「ハンス大臣!転覆派の者たちで牢がいっぱいです。いかがいたしましょう?」
執事が尋ねる。
「城内の兵舎を牢の代わりに使え。それでも足りなければ、空き部屋を使うのだ。」
ハンス大臣が言うと、
「畏まりました。」
執事が急いで出ていく。
エルドランド城内は、先日の襲撃の後処理で騒然としていた。
エルドランド城の上空に黒い雲が渦を巻いて現れる。
その中心からゆっくりと降りてきたのは、ザハークだった。
「ククク、いよいよ、その時がやってきました。」
そういうと、ひらりと体を翻し、窓から王の間へと滑り込んでいく。
ガシャン!
窓が割れ、そこから、ザハークが室内に入ってきた。
「お前は一体何者だ!」
ハンス大臣が叫ぶ。
「私は、魔神ザハーク。エルドランドの新しい王だ。」
「何を言うか!衛兵よ、かかれ!」
ハンス大臣の命令で、衛兵たちがザハークに飛び掛かるが、あっと言う間にはじき返されてしまう。
「邪魔です。あなたたちは少しの間、寝ていなさい。」
衛兵たちは、起き上がることができない。
「この!」
ハンス大臣が剣を抜き、構える。
「私と戦う気ですか?人間ごときが。」
ザハークが右手を伸ばすと、ハンス大臣は身動きが出来なくなった。
「最期に言い残すことはありますか?」
ザハークは、ハンス大臣の顔を見て笑う。右手に力を込めると、
ハンス大臣は苦しみだし喉を搔きむしる。そして、息絶えた。
「造作もない。これで私がこの国の王です。」
そういうと、玉座に腰を下ろした。
魔神ザハークがエルドランドの国王に即位したという知らせは、
あっと言う間に世界中を駆け巡った。
深淵の国の門は開かれ、魔物たちが地上に現れ、人々を襲いだした。
エルドランドに闇の時代が訪れたのである。
「これ、樹海の中心ー樹海の守り神ーに向かってないか?」
深淵の鍵から放たれる光は、一直線に樹海の内部を指し示している。
「だとしたら、樹海の守り神が危ない!」
ケンタが焦りを見せながら叫んだ。
ゴラムは手綱を締め、馬車の速度を一気に上げた。
やがて、馬車はゴラムの予感の通り、樹海の中心にたどり着いた。
深淵の鍵が放つ光は・・・中心にそびえ立つ大木ー樹海の守り神ーを指していた。
「これは……一体どういうことだ?」
ヴァルカが呟く。
すると、大木の背後から人影がゆっくりと姿を現した。光はその人影を指し、動いている。
「お前は、ザハーク!」
エリーゼが叫ぶ。
「お待ちしてましたよ。みなさん。」
ザハークは、ゆっくりと落ち着いた調子で話し出した。
深淵の鍵から放たれる光はザハークの体を指し示し、その存在を一層際立たせる。
「お前が、魔神なのか?」
ゴラムが驚きとともに言った。
ザハークは手をたたきながら言う。
「ご名答!さすがゴブリン王です。賞品は出ませんが。」
「ふざけないで!お父様の仇!」
アンヌが怒りを押し殺しながら言う。
「アンヌ王女。あなたのお父様の死に際は感動的でした。王に相応しい最期でしたね。私も感動しましたよ。」
ザハークがそういった瞬間、
「お前だけは許さない!」
怒ったアンヌが剣を抜いて、ザハークに一直線に飛び掛かった!
「アンヌ!やめろ!」
ゴラムとミカが止めに入るが、アンヌには届かない。
「ははは!元気なお嬢さんだ。」
ザハークの手から黒い波動が放たれる。
「あぁっ!」
アンヌの体に直撃するかと思われたその瞬間、ヴァルカが間髪入れす飛び出しアンヌを突き飛ばした。
「ぐわっ!」
黒い波動はそのままヴァルカに直撃した。
「ヴァルカ!」
ゴラムが叫び、駆け寄る。
「ゴ、ラ、ム……さ……ま。」
ヴァルカは目に涙を浮かべ瞼を閉じた。
「ヴァルカ!」
ゴラムがヴァルカの体を抱え上げ、安全な場所へ移す。
「リリア!ヴァルカを頼む!」
ゴラムはそういうと、ザハークを睨んだ。
アンヌはミカに支えられながら、何とか立ち上がる。
「素晴らしい!何という忠誠心!」
ザハークは、余裕の笑みを浮かべている。
「ザハーク、お前の目的は何?」
エリーゼが尋ねる。
「失った力を取り戻すんですよ。この精霊の魔力を使ってね。」
そういうと、ザハークは樹海の守り神に手を伸ばした。
大木から魔力を奪おうとしているようだ。青白い光の束が大木からザハークの手のひらに吸い込まれていく。
「そうはさせない!!」
ゴラム、エリーゼ、キャスが一斉にザハークに襲い掛かる!
「邪魔です!」
ザハークは、もう片方の手で剣を持ち、3人の攻撃を軽々と退ける。
「こいつ、強い!」
ゴラムは体制を立て直し、何度も切りかかるが、歯が立たない。
「おいらに任せろ!」
そういうと、デモ助が口から炎を吐いた!
「ちょこちょこと煩いハエめ!」
ザハークの剣先から放たれた稲光が、デモ助を直撃する。
「うわーっ!」
デモ助は地面に叩き落されてしまった。
一方、ケンタはスキルを使って、ザハークの思考を読もうとしていた。
「くそっ、真っ暗で何も見えない!」
「魔神の思考を読むことなど人間には不可能だと、わかりませんか!?」
ザハークがそういうと、どす黒い思念の波がケンタを襲った。
「うう!頭が!割れる!」
ケンタは頭を抱えてうずくまってしまった。
「もう少しです。もう少しで、私の力が完全に復活する。」
ザハークが不敵な笑みを浮かべたその時。
【私に火を放ちなさい!】
突然、樹海の守り神の声が聞こえた。
ミカが、間髪入れずに魔法を放つ。
「聖霊よ、許せ!炎よ、出でよ。インフェルノ!」
ミカの手から放たれた炎は、あっという間に大木の根元から頂点まで燃え広がった。
「魔王!何をするか!まあ、いいでしょう。もう十分魔力は頂きました。」
ザハークは、そう言うと、周りを見回し、膝をついてお辞儀をした。
「皆さんには、楽しませていただきました。また、お会いしましょう!」
そう言い残して、ザハークは忽然と姿を消した。
ゴラムたちは、燃え上がる樹海の守り神をただ見つめることしかできなかった。
【これで良かったのです。ありがとう。】
樹海の守り神の最期の声が聞こえた。青白い蛍の群れのような光が天高く昇っていくのが見えた。
残されたのは、無残な灰と化した大木の残骸だけだった。
ゴラムたちは傷ついた体を癒すため、樹海村に立ち寄った。
ヴァルカは命は取り留めたが、意識が戻らない。
他の仲間たちも体と心に傷を負っていた。
そのころ、エルドランド城内。
国王代理のハンス大臣が慌ただしく動いている。
「ハンス大臣!転覆派の者たちで牢がいっぱいです。いかがいたしましょう?」
執事が尋ねる。
「城内の兵舎を牢の代わりに使え。それでも足りなければ、空き部屋を使うのだ。」
ハンス大臣が言うと、
「畏まりました。」
執事が急いで出ていく。
エルドランド城内は、先日の襲撃の後処理で騒然としていた。
エルドランド城の上空に黒い雲が渦を巻いて現れる。
その中心からゆっくりと降りてきたのは、ザハークだった。
「ククク、いよいよ、その時がやってきました。」
そういうと、ひらりと体を翻し、窓から王の間へと滑り込んでいく。
ガシャン!
窓が割れ、そこから、ザハークが室内に入ってきた。
「お前は一体何者だ!」
ハンス大臣が叫ぶ。
「私は、魔神ザハーク。エルドランドの新しい王だ。」
「何を言うか!衛兵よ、かかれ!」
ハンス大臣の命令で、衛兵たちがザハークに飛び掛かるが、あっと言う間にはじき返されてしまう。
「邪魔です。あなたたちは少しの間、寝ていなさい。」
衛兵たちは、起き上がることができない。
「この!」
ハンス大臣が剣を抜き、構える。
「私と戦う気ですか?人間ごときが。」
ザハークが右手を伸ばすと、ハンス大臣は身動きが出来なくなった。
「最期に言い残すことはありますか?」
ザハークは、ハンス大臣の顔を見て笑う。右手に力を込めると、
ハンス大臣は苦しみだし喉を搔きむしる。そして、息絶えた。
「造作もない。これで私がこの国の王です。」
そういうと、玉座に腰を下ろした。
魔神ザハークがエルドランドの国王に即位したという知らせは、
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