20 / 30
第20話 彼の後悔、彼女の誇り
しおりを挟む
王都の朝は騒然としていた。
城下を包む霧の中、兵士たちの怒号と足音が響き渡っていた。
夜明けとともに起きた騒ぎ――第二王子オーウェン殿下が何者かに襲撃されたという報せは、瞬く間にすべての貴族の屋敷へ駆け巡った。
リディアはその中心にいた。
彼を抱きかかえ、血で染まった布を押さえながら、医師たちの指示を待っていた。
「殿下、どうか……どうかしっかりなさってください」
震える声にもかかわらず、彼女の目はわずかも逸らさなかった。
彼は意識を保とうとして、うっすらと瞼を開いた。
「リディア……大丈夫です……あなたがいる」
「お言葉を、今は使わないでください。治療に専念を」
「ちゃんと……最後まで、見届けたい……あなたの夢を」
その一言が、心臓の奥を刺した。
彼はまだ自分のことより、彼女の願いを案じている。
「そんなこと……お願いだから、生きてください。殿下がいなければ、私の夢も意味を持ちませんわ」
医師が王家専属の治療魔法を施す。
傷は浅くはないが、命に別状はないと聞かされた時、リディアはようやく息を吐いた。
「犯人はまだ逃走中か」
外で騎士たちが慌ただしく報告を交わしていた。
「襲撃犯は黒衣の一団。王宮襲撃を狙った反乱派の残党と見られます!」
「グレゴール殿下の直属では……?」
その言葉に、場の空気が凍る。
リディアの胸が波打った。
彼の兄――第一王子グレゴール。
あの人は政治のために数多の非情な決断を下してきたが、この手段だけは違う。
王家の血の者が他者を傷つけるなど、あってはならない。
「殿下。……真相は私が確かめます」
「危険です、行っては――」
「大丈夫です。私が信じた人の兄が、こんなことをするはずがありません。私は真実を確認しに行くだけです」
オーウェンの手がかすかに動いた。
その温もりは微かで、しかし確かに“信頼”という名の力を宿していた。
「リディア……私はあなたの意志を信じる」
「ええ。殿下が私を信じてくださる限り、私は止まりません」
* * *
王宮の廊下は、まるで冬のように冷たかった。
重い足音が響くたびに、壁に並ぶ絵画の影が揺れる。
リディアは執務室の扉を開いた。
グレゴールが背を向けて立っていた。
金の髪が陽光を浴び、淡く輝いている。彼は振り返らずに言った。
「弟は、まだ生きているようだな」
「お認めになるのですね。襲撃の裏に、殿下の派閥が関わっていると」
「関わっているのは事実だが、私の命ではない。暴走した家臣どもが、勝手に動いた。弟を守るはずの手が刃を握った、それだけだ」
その声には疲労が滲んでいた。
冷徹な王子の顔には、わずかに翳りがあった。
「……お前たちは似ている。どちらも理想を語る癖に、現実に触れれば誰よりも脆い」
「脆さを恥じるつもりはありません。脆いからこそ人は、守りたいものを持つのです」
「守る、か。……父上が病に臥して以来、私はただ国を守るために動いてきた。感情など切り捨てたはずだった。
だが、オーウェンのことになると、理屈が通じなくなる。あいつはいつも私の想定を壊す」
グレゴールは静かに笑った。その笑みは悲しみに似ていた。
「彼はお前を選ぶだろう。たとえそれが王家を壊す結果になっても、迷わずに」
「殿下は、それを止めたいのですか?」
「止めることはできない。ただ、見届けるしかない。……それが兄の罰だ」
リディアは一歩近づき、真っ直ぐにその瞳を見た。
「グレゴール殿下。もしそれが罰だというのなら、私の方がもっと重いのかもしれません。あの夜、私の人生を壊したのはあなたです。
けれど、そのおかげで私は強くなれた。殿下が選ばなかった優しさを、私は選べます」
グレゴールはゆっくりとリディアを見る。
そして、ため息をついた。
「……皮肉なものだな。君は私が望んだ“新しい王国”を体現している。
だがその王国を継ぐのはオーウェンだ。彼が君と共に変える未来を、私は王家の影として見守ろう」
リディアは静かに頭を下げた。
言葉の最後に、確かな温度が宿っていた。
この男もまた、王家という鎖を背負い続けるひとりにすぎない。
* * *
邸に戻ると、すでにオーウェンの容態は安定していた。
侍医が退出し、広間には穏やかな香の匂いだけが満ちている。
ベッドのそばに腰を下ろしたリディアは、その眠る顔をしばらく見つめた。
「……やっぱり、放っておけません」
優く微笑みながら、彼女は静かに彼の手を取った。
その指先は以前よりも細く、でも確かに熱を帯びている。
「あなたが変えようとしたこの国を、私はあなたの代わりにはならないけれど支えます。
どれほどの痛みを背負おうとも、逃げたくないのです」
オーウェンが薄く瞼を開けた。
焦点の定まらない視線で、それでも彼女を見つめる。
「リディア……俺は、間違えたのかもしれない」
「何をです?」
「改革を急ぎすぎた。だが、本当の後悔は……あなたに“運命”を押しつけてしまったことだ」
「運命を、ですか?」
「兄上との契約のせいで、あなたの自由を奪った。俺があなたを選ぶことも、あなたが俺を選ぶことも、いつも“誰かの許可”が必要だった」
「もう違います」
リディアは首を振り、そっと微笑む。
「私たちは、自分で選んできました。結果がどうであれ、あなたが私を信じた瞬間から、それは“自由な選択”に変わっています」
オーウェンの瞳がかすかに揺れる。
「あなたは……いつも強い」
「殿下がそう教えてくださったのですもの」
短い沈黙。
やがて彼の笑みが、穏やかに零れた。
「もし俺がこのまま王座に登ることになっても、その時の俺が“王”としてではなく、“一人の男”としてあなたを求めたら……あなたはどうしますか?」
リディアは一瞬考えた。
そして、少しだけ悪戯っぽい笑みを見せる。
「その時は……もう一度、求婚の言葉を頂けますか? 今度は剣や約定のない、何の肩書きも要らない言葉で」
オーウェンはかすかに笑い、頷いた。
「約束します」
外では夕暮れが射していた。
高窓から差す光が、二人の手の上で温かな影を作る。
その光景はまるで、長い長い夜をようやく越えた予兆のようだった。
リディアは立ち上がり、カーテンをそっと開けた。
城下にはまだ混乱が残っているが、同時に、復興を告げる鐘の音が響いていた。
――人は後悔の中でこそ、誇りを得る。
その言葉を胸に、彼女はふと振り返った。
まだ弱々しく笑うオーウェンの姿がそこにあった。
あの夜、悲しみに溺れた自分がいたなら、いまは希望を灯す自分がいる。
これが彼への答えでもあり、彼女が生きる意味だった。
「殿下。あなたの後悔を、私の誇りに変えてさしあげます」
「……ありがとう、リディア」
彼の声は穏やかに響き、風が窓辺のカーテンを持ち上げた。
秋の初めを告げる涼しい空気の中、二人の影が寄り添うように重なった。
運命は確かに再び動き始めている――
けれど、今度その舵を握るのは、もう“誰か”ではなかった。
続く
城下を包む霧の中、兵士たちの怒号と足音が響き渡っていた。
夜明けとともに起きた騒ぎ――第二王子オーウェン殿下が何者かに襲撃されたという報せは、瞬く間にすべての貴族の屋敷へ駆け巡った。
リディアはその中心にいた。
彼を抱きかかえ、血で染まった布を押さえながら、医師たちの指示を待っていた。
「殿下、どうか……どうかしっかりなさってください」
震える声にもかかわらず、彼女の目はわずかも逸らさなかった。
彼は意識を保とうとして、うっすらと瞼を開いた。
「リディア……大丈夫です……あなたがいる」
「お言葉を、今は使わないでください。治療に専念を」
「ちゃんと……最後まで、見届けたい……あなたの夢を」
その一言が、心臓の奥を刺した。
彼はまだ自分のことより、彼女の願いを案じている。
「そんなこと……お願いだから、生きてください。殿下がいなければ、私の夢も意味を持ちませんわ」
医師が王家専属の治療魔法を施す。
傷は浅くはないが、命に別状はないと聞かされた時、リディアはようやく息を吐いた。
「犯人はまだ逃走中か」
外で騎士たちが慌ただしく報告を交わしていた。
「襲撃犯は黒衣の一団。王宮襲撃を狙った反乱派の残党と見られます!」
「グレゴール殿下の直属では……?」
その言葉に、場の空気が凍る。
リディアの胸が波打った。
彼の兄――第一王子グレゴール。
あの人は政治のために数多の非情な決断を下してきたが、この手段だけは違う。
王家の血の者が他者を傷つけるなど、あってはならない。
「殿下。……真相は私が確かめます」
「危険です、行っては――」
「大丈夫です。私が信じた人の兄が、こんなことをするはずがありません。私は真実を確認しに行くだけです」
オーウェンの手がかすかに動いた。
その温もりは微かで、しかし確かに“信頼”という名の力を宿していた。
「リディア……私はあなたの意志を信じる」
「ええ。殿下が私を信じてくださる限り、私は止まりません」
* * *
王宮の廊下は、まるで冬のように冷たかった。
重い足音が響くたびに、壁に並ぶ絵画の影が揺れる。
リディアは執務室の扉を開いた。
グレゴールが背を向けて立っていた。
金の髪が陽光を浴び、淡く輝いている。彼は振り返らずに言った。
「弟は、まだ生きているようだな」
「お認めになるのですね。襲撃の裏に、殿下の派閥が関わっていると」
「関わっているのは事実だが、私の命ではない。暴走した家臣どもが、勝手に動いた。弟を守るはずの手が刃を握った、それだけだ」
その声には疲労が滲んでいた。
冷徹な王子の顔には、わずかに翳りがあった。
「……お前たちは似ている。どちらも理想を語る癖に、現実に触れれば誰よりも脆い」
「脆さを恥じるつもりはありません。脆いからこそ人は、守りたいものを持つのです」
「守る、か。……父上が病に臥して以来、私はただ国を守るために動いてきた。感情など切り捨てたはずだった。
だが、オーウェンのことになると、理屈が通じなくなる。あいつはいつも私の想定を壊す」
グレゴールは静かに笑った。その笑みは悲しみに似ていた。
「彼はお前を選ぶだろう。たとえそれが王家を壊す結果になっても、迷わずに」
「殿下は、それを止めたいのですか?」
「止めることはできない。ただ、見届けるしかない。……それが兄の罰だ」
リディアは一歩近づき、真っ直ぐにその瞳を見た。
「グレゴール殿下。もしそれが罰だというのなら、私の方がもっと重いのかもしれません。あの夜、私の人生を壊したのはあなたです。
けれど、そのおかげで私は強くなれた。殿下が選ばなかった優しさを、私は選べます」
グレゴールはゆっくりとリディアを見る。
そして、ため息をついた。
「……皮肉なものだな。君は私が望んだ“新しい王国”を体現している。
だがその王国を継ぐのはオーウェンだ。彼が君と共に変える未来を、私は王家の影として見守ろう」
リディアは静かに頭を下げた。
言葉の最後に、確かな温度が宿っていた。
この男もまた、王家という鎖を背負い続けるひとりにすぎない。
* * *
邸に戻ると、すでにオーウェンの容態は安定していた。
侍医が退出し、広間には穏やかな香の匂いだけが満ちている。
ベッドのそばに腰を下ろしたリディアは、その眠る顔をしばらく見つめた。
「……やっぱり、放っておけません」
優く微笑みながら、彼女は静かに彼の手を取った。
その指先は以前よりも細く、でも確かに熱を帯びている。
「あなたが変えようとしたこの国を、私はあなたの代わりにはならないけれど支えます。
どれほどの痛みを背負おうとも、逃げたくないのです」
オーウェンが薄く瞼を開けた。
焦点の定まらない視線で、それでも彼女を見つめる。
「リディア……俺は、間違えたのかもしれない」
「何をです?」
「改革を急ぎすぎた。だが、本当の後悔は……あなたに“運命”を押しつけてしまったことだ」
「運命を、ですか?」
「兄上との契約のせいで、あなたの自由を奪った。俺があなたを選ぶことも、あなたが俺を選ぶことも、いつも“誰かの許可”が必要だった」
「もう違います」
リディアは首を振り、そっと微笑む。
「私たちは、自分で選んできました。結果がどうであれ、あなたが私を信じた瞬間から、それは“自由な選択”に変わっています」
オーウェンの瞳がかすかに揺れる。
「あなたは……いつも強い」
「殿下がそう教えてくださったのですもの」
短い沈黙。
やがて彼の笑みが、穏やかに零れた。
「もし俺がこのまま王座に登ることになっても、その時の俺が“王”としてではなく、“一人の男”としてあなたを求めたら……あなたはどうしますか?」
リディアは一瞬考えた。
そして、少しだけ悪戯っぽい笑みを見せる。
「その時は……もう一度、求婚の言葉を頂けますか? 今度は剣や約定のない、何の肩書きも要らない言葉で」
オーウェンはかすかに笑い、頷いた。
「約束します」
外では夕暮れが射していた。
高窓から差す光が、二人の手の上で温かな影を作る。
その光景はまるで、長い長い夜をようやく越えた予兆のようだった。
リディアは立ち上がり、カーテンをそっと開けた。
城下にはまだ混乱が残っているが、同時に、復興を告げる鐘の音が響いていた。
――人は後悔の中でこそ、誇りを得る。
その言葉を胸に、彼女はふと振り返った。
まだ弱々しく笑うオーウェンの姿がそこにあった。
あの夜、悲しみに溺れた自分がいたなら、いまは希望を灯す自分がいる。
これが彼への答えでもあり、彼女が生きる意味だった。
「殿下。あなたの後悔を、私の誇りに変えてさしあげます」
「……ありがとう、リディア」
彼の声は穏やかに響き、風が窓辺のカーテンを持ち上げた。
秋の初めを告げる涼しい空気の中、二人の影が寄り添うように重なった。
運命は確かに再び動き始めている――
けれど、今度その舵を握るのは、もう“誰か”ではなかった。
続く
31
あなたにおすすめの小説
私を裏切った夫が、後悔しているようですが知りません
藤原遊
恋愛
政略結婚として、公爵家に嫁いだ私は
愛のない夫婦関係を「仕事」だと思い、正妻の役目を果たしてきた。
夫が愛人を持つことも、
その子を屋敷に迎え入れることも、黙って受け入れてきた。
けれど――
跡取りを、正妻の子ではなく愛人の子にする。
その言葉を、人前で軽く口にした瞬間。
私は悟ったのだ。
この家では、息子を守れないと。
元々、実家との間には
「嫡子以外の子は実家の跡取りにする」という取り決めがあった。
ならば話は簡単だ。
役目を終えた私は、離縁を選ぶ。
息子と共に、この家を去るだけ。
後悔しているようですが――
もう、私の知るところではありません。
婚約者チェンジ? 義理の妹は公爵令嬢の地位もチェンジされました』 ~三日で破談、家ごと褫奪の末路です~
ふわふわ
恋愛
「お姉様の婚約者、私がいただきますわ。だって“公爵令嬢”ですもの」
義理の妹コンキュはそう言って、王太子との婚約を奪いました。
父はそれを容認し、私は静かに受け入れます。
けれど――
公爵令嬢とは“地位”ではなく、“責任”の継承者。
王宮で礼儀も実務も拒み、「未来の王太子妃」を名乗った義妹は、わずか三日で婚約破棄。
さらに王家への不敬と統治能力の欠如が問題視され、父の監督責任が問われます。
そして下されたのは――家ごとの褫奪。
一方で私は、領地を守り、帳簿を整え、静かに家を支え続ける。
欲しがったのは肩書。
継いだのは責任。
正統は叫びません。
ただ、残るだけ。
これは、婚約を奪われた公爵令嬢が
“本当に継がれるべきもの”を証明する物語。
王太子殿下から婚約破棄されたのは冷たい私のせいですか?
ねーさん
恋愛
公爵令嬢であるアリシアは王太子殿下と婚約してから十年、王太子妃教育に勤しんで来た。
なのに王太子殿下は男爵令嬢とイチャイチャ…諫めるアリシアを悪者扱い。「アリシア様は殿下に冷たい」なんて男爵令嬢に言われ、結果、婚約は破棄。
王太子妃になるため自由な時間もなく頑張って来たのに、私は駒じゃありません!
婚約破棄される前に、帰らせていただきます!
パリパリかぷちーの
恋愛
ある日、マリス王国の侯爵令嬢クロナは、王子が男爵令嬢リリィと密会し、自分を「可愛げのない女」と罵り、卒業パーティーで「婚約破棄」を言い渡そうと画策している現場を目撃してしまう。
普通なら嘆き悲しむ場面だが、クロナの反応は違った。
虐げられた伯爵令嬢は獅子公爵様に愛される
高福あさひ
恋愛
リリム王国辺境伯エインズワース伯爵家の長女、ユーニス・エインズワース。伯爵令嬢であるはずなのに、生活は使用人以下で、まともに育てられたことはない。それでも心優しく強かに育った彼女は、ある日、隣国との国境である森で二人の怪我をした男性を見つけて……?※不定期更新です。2024/5/14、18話が抜けていたため追加しました。
【2024/9/25 追記】
次回34話以降は10/30より、他サイト様と同時の更新予定です。
【完結】もう結構ですわ!
綾雅(りょうが)要らない悪役令嬢
恋愛
どこぞの物語のように、夜会で婚約破棄を告げられる。結構ですわ、お受けしますと返答し、私シャルリーヌ・リン・ル・フォールは微笑み返した。
愚かな王子を擁するヴァロワ王家は、あっという間に追い詰められていく。逆に、ル・フォール公国は独立し、豊かさを享受し始めた。シャルリーヌは、豊かな国と愛する人、両方を手に入れられるのか!
ハッピーエンド確定
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/11/29……完結
2024/09/12……小説家になろう 異世界日間連載 7位 恋愛日間連載 11位
2024/09/12……エブリスタ、恋愛ファンタジー 1位
2024/09/12……カクヨム恋愛日間 4位、週間 65位
2024/09/12……アルファポリス、女性向けHOT 42位
2024/09/11……連載開始
冤罪で家が滅んだ公爵令嬢リースは婚約破棄された上に、学院の下働きにされた後、追放されて野垂れ死からの前世の記憶を取り戻して復讐する!
山田 バルス
恋愛
婚約破棄された上に、学院の下働きにされた後、追放されて野垂れ死からの前世の記憶を取り戻して復讐する!
とっていただく責任などありません
まめきち
恋愛
騎士団で働くヘイゼルは魔物の討伐の際に、
団長のセルフイスを庇い、魔法陣を踏んでしまう。
この魔法陣は男性が踏むと女性に転換するもので、女性のヘイゼルにはほとんど影響のない物だった。だか国からは保証金が出たので、騎士を辞め、念願の田舎暮らしをしようとしたが!?
ヘイゼルの事をずっと男性だと思っていたセルフイスは自分のせいでヘイゼルが職を失っただと思って来まい。
責任を取らなければとセルフイスから、
追いかけられる羽目に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる