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第1話 婚約破棄の日、花は散った
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王都ローベルの大広間は、まばゆい光に満ちていた。春を告げる祭典のため、貴族たちが華やかな衣裳をまとい、燭台の明かりがその刺繍をきらめかせている。
伯爵令嬢リリアナ・エルフォードは、緊張した面持ちでその中心に立っていた。彼女の傍らには、婚約者である侯爵家嫡男エドガー・バルネス。その姿は、今日に限ってどこか冷え切って見えた。
「リリアナ。君に話がある」
低く響く声が、ざわめきを静めた。リリアナは微笑を取り繕いながら、小さくうなずく。
「ええ、何でしょう。エドガー様」
彼は一歩、距離を取った。その仕草が、まるで彼女を突き放すように感じられた。何かがおかしい。胸の奥で不安が弾ける。
「……君との婚約を、今日この場をもって破棄する」
リリアナの視界がにわかに狭まった。どよめきが広間を駆け抜ける。貴族たちの囁き、聖堂の柱に反響する笑い。
「な、何をおっしゃっているのですか……?」
かすれた声で問うたその瞬間、会場の隅から女の声が響いた。
「ごめんなさい、リリアナ様。でも、私は彼を愛しています」
現れた女は、商人の娘ミラ。王都では小金を稼ぐ平民にすぎない存在だ。だがエドガーは、その手を当然のように取った。
「彼女こそ、私の真実の愛だ。家同士の打算で結ばれたこの婚約に、意味はない」
「……打算ですって?」
リリアナの声が、わずかに震える。血が逆流するような感覚。
あの日、まだ十歳の彼を初めて見た時、彼が震える手を握り返したのは、政治的な駆け引きではなかった。
家のために努力し、礼儀を磨き、彼の隣にふさわしく在りたいと願った自分の年月が、一瞬で嘲りの的になる。
「エドガー様、それが本心なのですね」
「そうだ。君は冷たく、形式ばかりを重んじる女だ。私は、愛のない婚約を終わらせたい」
言葉は刃だった。
血が流れる音も、泣き声もない。ただ、花が砕けるようにリリアナの瞳が揺れた。
「……わかりました。では、どうぞお好きになさってください」
静かな声だった。どこまでも静かで、凍てつくほど清らか。
周囲の貴婦人たちが息を呑む。
彼女はドレスの裾を整え、ゆっくりと背を向けた。
「父上にも、お伝えいたします。体裁はお任せを」
そのまま大広間を後にした時、足音だけが響く。
背後でエドガーが何かを言いかけたが、もう耳には入らなかった。
代わりに、心の奥で何かが壊れた音がした。
***
屋敷に戻ると、父の伯爵は苦い顔で沈黙していた。
政治的な打撃は計り知れない。彼女はそのことを理解している。だが、不思議と涙は出なかった。
「……リリアナ。少しの間、王都を離れなさい。今は静かにした方が良い」
「はい」
それだけを答え、リリアナは旅支度を整えた。
婚約破棄の翌朝、彼女は馬車に乗り込み、西の街道を進んだ。
まだ寒さの残る風が頬を刺し、白い息が空に霧となって消える。
(これで、よかった。あんな人のために泣く資格なんて、ないもの)
だが、馬車の車輪がぬかるみにとられた瞬間、世界が揺らぎ、視界が暗転した。
最後に見えたのは、曇り空の中で舞う花びらのような雪だけ。
***
ふと目を開けると、見知らぬ天蓋が視界にあった。
柔らかな寝具に包まれている。香草と焚き火の匂いが漂っていた。
上体を起こすと、そこに一人の男がいた。
黒髪に金の瞳。冷たい印象を与えるのに、どこか穏やかな光を携えた人物。
彼は深紅のマントを羽織り、静かに椅子から立ち上がった。
「目を覚ましたか」
低く響く声は、冷ややかでいて不思議と安心させる力をもっていた。
リリアナは慌てて身を起こそうとしたが、彼に制された。
「無理をするな。しばらく安静にしていろ」
「あなたは……どなた、ですか……?」
「名乗るほどの者ではないが、ここはリュデライト王国の辺境だ。君は街道で倒れていた。目の前で気を失った女を放っておけるほど、私は冷たくはない」
その言葉に、リリアナの目が見開かれた。
リュデライト王国。王都ローベルから西へ二百リーグ、かつて戦で敵対した隣国。
その領地に、どうして自分が?
「お礼を申し上げます……。私、伯爵家の娘でしたが、もう行くところがなくて……」
男は少しだけ眉をひそめたが、すぐに口元を緩めた。
「そうか。なら、ここにいる間だけでも身の安全は保障しよう」
「そんな、ご迷惑です」
「この国に迷惑など言う者はいない。私は王だからな」
「……え?」
聞き間違いかと思った。
男は淡々と続けた。
「アレクシス・ヴァルノード。リュデライトの現国王だ」
一瞬、リリアナの呼吸が止まった。
王が、目の前にいる。
彼の纏う気配は確かに威厳に満ちており、先ほどの冷静な物言いにも底知れぬ力があった。
「王、陛下……! そ、それなら私は直ちに立ち去り――」
「そう慌てるな。私は、誰かを追放するつもりはない」
アレクシスの声は静かで、けれど絶対的だった。
彼の瞳に宿る光は、リリアナが生涯で見た誰のものとも異なっている。
冷たいようで、どこか優しく、凍てついた心をわずかに温めた。
リリアナはそのまま、力なく息を吐く。
「……ありがとうございます。私にできることは、何かありますか?」
「そうだな。礼を言うなら、まず体を治せ。それが今は一番の務めだ」
彼は立ち上がり、扉に向かいかけて振り返った。
「君の名を、まだ聞いていなかったな」
「リリアナ・エルフォードと申します」
その瞬間、王の目がわずかに細められた。
彼の表情に、わずかな寂しさのようなものが浮かぶ。
「……エルフォード。あの戦で名を馳せた、誠実な伯爵の家か」
「ご存知なのですか?」
「ああ。だが今は昔のことだ。過去に縛られるな。人は、今日から変われる」
その言葉が胸の奥に降りてきた瞬間、リリアナは初めて涙を流した。
音もなく頬を伝うそれを、アレクシスはそっと見ぬふりをした。
冷たくも澄んだ空気の中で、彼女は静かに思う。
――この出会いが、自分の運命を変えるのだと。
そのことを、まだ知らないままに。
(第1話 終)
伯爵令嬢リリアナ・エルフォードは、緊張した面持ちでその中心に立っていた。彼女の傍らには、婚約者である侯爵家嫡男エドガー・バルネス。その姿は、今日に限ってどこか冷え切って見えた。
「リリアナ。君に話がある」
低く響く声が、ざわめきを静めた。リリアナは微笑を取り繕いながら、小さくうなずく。
「ええ、何でしょう。エドガー様」
彼は一歩、距離を取った。その仕草が、まるで彼女を突き放すように感じられた。何かがおかしい。胸の奥で不安が弾ける。
「……君との婚約を、今日この場をもって破棄する」
リリアナの視界がにわかに狭まった。どよめきが広間を駆け抜ける。貴族たちの囁き、聖堂の柱に反響する笑い。
「な、何をおっしゃっているのですか……?」
かすれた声で問うたその瞬間、会場の隅から女の声が響いた。
「ごめんなさい、リリアナ様。でも、私は彼を愛しています」
現れた女は、商人の娘ミラ。王都では小金を稼ぐ平民にすぎない存在だ。だがエドガーは、その手を当然のように取った。
「彼女こそ、私の真実の愛だ。家同士の打算で結ばれたこの婚約に、意味はない」
「……打算ですって?」
リリアナの声が、わずかに震える。血が逆流するような感覚。
あの日、まだ十歳の彼を初めて見た時、彼が震える手を握り返したのは、政治的な駆け引きではなかった。
家のために努力し、礼儀を磨き、彼の隣にふさわしく在りたいと願った自分の年月が、一瞬で嘲りの的になる。
「エドガー様、それが本心なのですね」
「そうだ。君は冷たく、形式ばかりを重んじる女だ。私は、愛のない婚約を終わらせたい」
言葉は刃だった。
血が流れる音も、泣き声もない。ただ、花が砕けるようにリリアナの瞳が揺れた。
「……わかりました。では、どうぞお好きになさってください」
静かな声だった。どこまでも静かで、凍てつくほど清らか。
周囲の貴婦人たちが息を呑む。
彼女はドレスの裾を整え、ゆっくりと背を向けた。
「父上にも、お伝えいたします。体裁はお任せを」
そのまま大広間を後にした時、足音だけが響く。
背後でエドガーが何かを言いかけたが、もう耳には入らなかった。
代わりに、心の奥で何かが壊れた音がした。
***
屋敷に戻ると、父の伯爵は苦い顔で沈黙していた。
政治的な打撃は計り知れない。彼女はそのことを理解している。だが、不思議と涙は出なかった。
「……リリアナ。少しの間、王都を離れなさい。今は静かにした方が良い」
「はい」
それだけを答え、リリアナは旅支度を整えた。
婚約破棄の翌朝、彼女は馬車に乗り込み、西の街道を進んだ。
まだ寒さの残る風が頬を刺し、白い息が空に霧となって消える。
(これで、よかった。あんな人のために泣く資格なんて、ないもの)
だが、馬車の車輪がぬかるみにとられた瞬間、世界が揺らぎ、視界が暗転した。
最後に見えたのは、曇り空の中で舞う花びらのような雪だけ。
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ふと目を開けると、見知らぬ天蓋が視界にあった。
柔らかな寝具に包まれている。香草と焚き火の匂いが漂っていた。
上体を起こすと、そこに一人の男がいた。
黒髪に金の瞳。冷たい印象を与えるのに、どこか穏やかな光を携えた人物。
彼は深紅のマントを羽織り、静かに椅子から立ち上がった。
「目を覚ましたか」
低く響く声は、冷ややかでいて不思議と安心させる力をもっていた。
リリアナは慌てて身を起こそうとしたが、彼に制された。
「無理をするな。しばらく安静にしていろ」
「あなたは……どなた、ですか……?」
「名乗るほどの者ではないが、ここはリュデライト王国の辺境だ。君は街道で倒れていた。目の前で気を失った女を放っておけるほど、私は冷たくはない」
その言葉に、リリアナの目が見開かれた。
リュデライト王国。王都ローベルから西へ二百リーグ、かつて戦で敵対した隣国。
その領地に、どうして自分が?
「お礼を申し上げます……。私、伯爵家の娘でしたが、もう行くところがなくて……」
男は少しだけ眉をひそめたが、すぐに口元を緩めた。
「そうか。なら、ここにいる間だけでも身の安全は保障しよう」
「そんな、ご迷惑です」
「この国に迷惑など言う者はいない。私は王だからな」
「……え?」
聞き間違いかと思った。
男は淡々と続けた。
「アレクシス・ヴァルノード。リュデライトの現国王だ」
一瞬、リリアナの呼吸が止まった。
王が、目の前にいる。
彼の纏う気配は確かに威厳に満ちており、先ほどの冷静な物言いにも底知れぬ力があった。
「王、陛下……! そ、それなら私は直ちに立ち去り――」
「そう慌てるな。私は、誰かを追放するつもりはない」
アレクシスの声は静かで、けれど絶対的だった。
彼の瞳に宿る光は、リリアナが生涯で見た誰のものとも異なっている。
冷たいようで、どこか優しく、凍てついた心をわずかに温めた。
リリアナはそのまま、力なく息を吐く。
「……ありがとうございます。私にできることは、何かありますか?」
「そうだな。礼を言うなら、まず体を治せ。それが今は一番の務めだ」
彼は立ち上がり、扉に向かいかけて振り返った。
「君の名を、まだ聞いていなかったな」
「リリアナ・エルフォードと申します」
その瞬間、王の目がわずかに細められた。
彼の表情に、わずかな寂しさのようなものが浮かぶ。
「……エルフォード。あの戦で名を馳せた、誠実な伯爵の家か」
「ご存知なのですか?」
「ああ。だが今は昔のことだ。過去に縛られるな。人は、今日から変われる」
その言葉が胸の奥に降りてきた瞬間、リリアナは初めて涙を流した。
音もなく頬を伝うそれを、アレクシスはそっと見ぬふりをした。
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