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第17話 レクイエム
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『人は灰(アッシュ)より生まれ、灰に帰る』その言葉の様に多恵さんは灰に帰った。
生前の遺言で、お墓は作らない事に成っていたが、岳さんが多恵さんの灰をどうするつもりかは知らなかった。
すっかり葉を落とした木々に囲まれたその水辺の家も、昔とは違う静けさに満たされていた。
「多恵と暮らしている時は、そんなに広く感じなかったけど、一人になると無駄に広い気がするな。」後片付けをしながら、岳さんがぽつりと呟いた。僕と美紀と茜ちゃん、そして多恵さんの義理の弟さんで、多恵さんの荷物を整理しながら
「岳さん、まだこの家に居ますか。」
「うん、気持ちの整理が付いたら引っ越すつもりだけど、その前に、一寸やることも有るし。」
「外苑の方に、来ませんか。」僕が言うと
「ああ、仕事もそっちの方が都合が良さそうだし、考えておくよ。」翻訳の仕事をしている岳さんにとっても、出版関連の会社が近い方が何かと便利な筈でもあった。
「是非そうしてください。圭輔お兄ちゃんもそう言うと思います。」茜ちゃんが、一寸緊張気味に言った後
「あ、すいません。差し出がましい事を言って。」顔には出さないが、きっと深い悲しみを背負っているだろう岳さんの思いを察したかの様に付け加えた。
「多恵の遺言で、形見に成る様な物はあげられないけど、彼女が好きだった曲を紹介するよ。」そう言って、岳さんは曲を掛けてくれた。それはラフマニノフのヴォーカリーズだった。その場に居たみんなが、暫く作業を止めて聞き入っていた。
「これが彼女への鎮魂歌ですかね。」岳さんが優しい声で言った。
「丁度良いから、一休みして、この辺でお茶にしましょう。これも多恵が好きだった紅茶ですけど。」岳さんが丁寧に煎れてくれた紅茶は、鼻にスート抜ける、レディーグレーだった。
「もう一つ、彼女の好きだった花です。春になると、その窓から見える土手の麓に、沢山咲くんですよ。」そう言って、手にした写真立てを僕らに見せてくれた。そこには、水仙の花に囲まれた多恵さんの優しい笑顔が写っていた。
その後の岳さんの行動は、僕らの予想以上に早かった。荷物を貸倉庫に預けると、家を引き払った後、旅に出たらしいとの情報が、圭輔さん経由で聞こえて来たが、何処にいったのか定かでなかったのが気がかりではあった。
山では雪が早かったその年の冬は、都会では暖冬で、木枯らしが吹く時期も短かったが、時折思い出した様にやって来る冬将軍に油断して、僕は風邪を引いてしまった。綾姉は、雪人さんの所に引っ越してしまい、時々顔を見せる程度の状態であった。また運悪く、美紀も両親のごたごたで、母親の実家と都内の家との行き来で忙しかった。それでも忙しい中時間を作っては様子を見に来てくれた。
「入院した方が良いかも。和君肺の病気しているから、こじらすと大事になるよ。」そんな美紀の言葉で、仕方なく、美紀の勤めている病院にお世話になる事にした。入院早々、顔見知りの医者達があれこれやって来ては冷やかして行ったが、結局僕は肺炎の一歩手前位の状態らしく、二週間の入院と診断された。入院してみると、普段何気なくやっている事や聞こえて来る事が伝わって来ない。勿論、病室にパソコンを持ち込む訳にはいかないし、外出も限られてくる。以前長期で入院した時は人里から離れた病院だったので、まるで収容所の様だった。それに比べれば、今回は短期間でしかも都会の真ん中ではあったが、
何も出来ない事には基本的に変わりは無かった。
故意か偶然か、恐らく意図的な計らいなのだろうが、僕の担当の研修医に『炎髪の君』(西園寺葵)が付く事になった。思い出してみれば、前回の入院の時も葵さんの父親に当たる医者に散々いらぬ世話をされたのだった。
『まあ、今回は、美紀との関係も知られている事だから、そうはちょっかいを出して来ないだろう』僕は独り言で気持ちを紛らしていた。だが、入院はそう退屈な時間ばかりでは無かった。僕らの研究棟と病院はそんなに離れていないので、頻繁に研究棟のスタッフがやって来ては、仕事の話になった。そんな中、冷静に医者として僕を患者扱いしてくれたのは、葵さんだった。
「美紀さんの顔が見られないと淋しいでしょう。」葵さんが珍しく茶目気を出して話しかけた。
「やあ、普段もお互い忙しくて、なかなか顔見られないし・・・」
「美紀さんも同じ様な事言ってましたけど。何だか美紀さんも大変そうですね。」
「ああ、その後どうなったのか、ご両親のほうは・・・」
「やはり、お父様は帰国しないとか言ってましたけど。立ち居り過ぎですかね。でも、お二人が結婚すれば、私も一応親戚に成りますから。」
「あ、そうか。葵さんも僕の従妹だったよね。小さい頃のイメージで、何処か良家のお嬢ちゃんて感じが強くて、一度綾姉と三人で遊んで、服を泥だらけにしてしまって、母にひどく叱られた事があったっけ。」
「覚えてますよ。あの頃和也さんは、綾佳さんとばかり遊んでいて、綾佳さんが羨ましかった。」
「遊んでいたと言うより、遊ばれていたと言った方が本当の所かな。綾姉には子分扱いされたし。」そう言うと、葵さんがクスクス笑った。
「以前、和也さん達のアパートに行った時、綾佳さんと一緒に住んでいるのには、一寸ドッキリしましたけど。」
「あれは、綾姉の陰謀だね。でも先日、結婚相手の所へ引っ越したけど。」
「ああー、結婚なさるんですよね。」
「まだ一寸先、五月か六月位かな。最近話題になった画家さんとね。」僕は、綾姉と雪人さんとの大まかな経緯を話した。
「じゃぁ、今は一人暮らしですか。」
「うん、でも時期に美紀が越してくるけど。」
「あっそうか、残念。私だって和也さんの従妹だから、一緒に住める権利有りますよね・
・ ・冗談ですけど。でもあのお部屋良い感じだったから。」
「うん、掘り出し物だったね、一寸家賃が高いけど。」
「私もあんなお部屋で、好きな人と暮らせたら良いななんて、ミーハーぽいかな。」
「はは、でも一寸誤解があるけど、美紀とはそう言う表現でも良いけど、綾姉とは相変わらず親分子分の関係だから。」葵さんはその言葉に再び笑い出した。
「さて熱を測ります。」と言って、いきなりおでこをくっっけて来た。
「何時もこんな計り方をするの。」僕が聞くと
「特別な計りかたですよ。他にも肛門に指をつっこんだりとか有りますけど、しますか。」
「いや結構!」二人が笑い出すと直に、巡回の医師達の声が聞こえた。葵さんは、素早くカルテを取ってまじめな顔で、側に立った。医師達の診断が終わると、一緒に出て行ったが、『また来ます』と口真似で挨拶していた。
生前の遺言で、お墓は作らない事に成っていたが、岳さんが多恵さんの灰をどうするつもりかは知らなかった。
すっかり葉を落とした木々に囲まれたその水辺の家も、昔とは違う静けさに満たされていた。
「多恵と暮らしている時は、そんなに広く感じなかったけど、一人になると無駄に広い気がするな。」後片付けをしながら、岳さんがぽつりと呟いた。僕と美紀と茜ちゃん、そして多恵さんの義理の弟さんで、多恵さんの荷物を整理しながら
「岳さん、まだこの家に居ますか。」
「うん、気持ちの整理が付いたら引っ越すつもりだけど、その前に、一寸やることも有るし。」
「外苑の方に、来ませんか。」僕が言うと
「ああ、仕事もそっちの方が都合が良さそうだし、考えておくよ。」翻訳の仕事をしている岳さんにとっても、出版関連の会社が近い方が何かと便利な筈でもあった。
「是非そうしてください。圭輔お兄ちゃんもそう言うと思います。」茜ちゃんが、一寸緊張気味に言った後
「あ、すいません。差し出がましい事を言って。」顔には出さないが、きっと深い悲しみを背負っているだろう岳さんの思いを察したかの様に付け加えた。
「多恵の遺言で、形見に成る様な物はあげられないけど、彼女が好きだった曲を紹介するよ。」そう言って、岳さんは曲を掛けてくれた。それはラフマニノフのヴォーカリーズだった。その場に居たみんなが、暫く作業を止めて聞き入っていた。
「これが彼女への鎮魂歌ですかね。」岳さんが優しい声で言った。
「丁度良いから、一休みして、この辺でお茶にしましょう。これも多恵が好きだった紅茶ですけど。」岳さんが丁寧に煎れてくれた紅茶は、鼻にスート抜ける、レディーグレーだった。
「もう一つ、彼女の好きだった花です。春になると、その窓から見える土手の麓に、沢山咲くんですよ。」そう言って、手にした写真立てを僕らに見せてくれた。そこには、水仙の花に囲まれた多恵さんの優しい笑顔が写っていた。
その後の岳さんの行動は、僕らの予想以上に早かった。荷物を貸倉庫に預けると、家を引き払った後、旅に出たらしいとの情報が、圭輔さん経由で聞こえて来たが、何処にいったのか定かでなかったのが気がかりではあった。
山では雪が早かったその年の冬は、都会では暖冬で、木枯らしが吹く時期も短かったが、時折思い出した様にやって来る冬将軍に油断して、僕は風邪を引いてしまった。綾姉は、雪人さんの所に引っ越してしまい、時々顔を見せる程度の状態であった。また運悪く、美紀も両親のごたごたで、母親の実家と都内の家との行き来で忙しかった。それでも忙しい中時間を作っては様子を見に来てくれた。
「入院した方が良いかも。和君肺の病気しているから、こじらすと大事になるよ。」そんな美紀の言葉で、仕方なく、美紀の勤めている病院にお世話になる事にした。入院早々、顔見知りの医者達があれこれやって来ては冷やかして行ったが、結局僕は肺炎の一歩手前位の状態らしく、二週間の入院と診断された。入院してみると、普段何気なくやっている事や聞こえて来る事が伝わって来ない。勿論、病室にパソコンを持ち込む訳にはいかないし、外出も限られてくる。以前長期で入院した時は人里から離れた病院だったので、まるで収容所の様だった。それに比べれば、今回は短期間でしかも都会の真ん中ではあったが、
何も出来ない事には基本的に変わりは無かった。
故意か偶然か、恐らく意図的な計らいなのだろうが、僕の担当の研修医に『炎髪の君』(西園寺葵)が付く事になった。思い出してみれば、前回の入院の時も葵さんの父親に当たる医者に散々いらぬ世話をされたのだった。
『まあ、今回は、美紀との関係も知られている事だから、そうはちょっかいを出して来ないだろう』僕は独り言で気持ちを紛らしていた。だが、入院はそう退屈な時間ばかりでは無かった。僕らの研究棟と病院はそんなに離れていないので、頻繁に研究棟のスタッフがやって来ては、仕事の話になった。そんな中、冷静に医者として僕を患者扱いしてくれたのは、葵さんだった。
「美紀さんの顔が見られないと淋しいでしょう。」葵さんが珍しく茶目気を出して話しかけた。
「やあ、普段もお互い忙しくて、なかなか顔見られないし・・・」
「美紀さんも同じ様な事言ってましたけど。何だか美紀さんも大変そうですね。」
「ああ、その後どうなったのか、ご両親のほうは・・・」
「やはり、お父様は帰国しないとか言ってましたけど。立ち居り過ぎですかね。でも、お二人が結婚すれば、私も一応親戚に成りますから。」
「あ、そうか。葵さんも僕の従妹だったよね。小さい頃のイメージで、何処か良家のお嬢ちゃんて感じが強くて、一度綾姉と三人で遊んで、服を泥だらけにしてしまって、母にひどく叱られた事があったっけ。」
「覚えてますよ。あの頃和也さんは、綾佳さんとばかり遊んでいて、綾佳さんが羨ましかった。」
「遊んでいたと言うより、遊ばれていたと言った方が本当の所かな。綾姉には子分扱いされたし。」そう言うと、葵さんがクスクス笑った。
「以前、和也さん達のアパートに行った時、綾佳さんと一緒に住んでいるのには、一寸ドッキリしましたけど。」
「あれは、綾姉の陰謀だね。でも先日、結婚相手の所へ引っ越したけど。」
「ああー、結婚なさるんですよね。」
「まだ一寸先、五月か六月位かな。最近話題になった画家さんとね。」僕は、綾姉と雪人さんとの大まかな経緯を話した。
「じゃぁ、今は一人暮らしですか。」
「うん、でも時期に美紀が越してくるけど。」
「あっそうか、残念。私だって和也さんの従妹だから、一緒に住める権利有りますよね・
・ ・冗談ですけど。でもあのお部屋良い感じだったから。」
「うん、掘り出し物だったね、一寸家賃が高いけど。」
「私もあんなお部屋で、好きな人と暮らせたら良いななんて、ミーハーぽいかな。」
「はは、でも一寸誤解があるけど、美紀とはそう言う表現でも良いけど、綾姉とは相変わらず親分子分の関係だから。」葵さんはその言葉に再び笑い出した。
「さて熱を測ります。」と言って、いきなりおでこをくっっけて来た。
「何時もこんな計り方をするの。」僕が聞くと
「特別な計りかたですよ。他にも肛門に指をつっこんだりとか有りますけど、しますか。」
「いや結構!」二人が笑い出すと直に、巡回の医師達の声が聞こえた。葵さんは、素早くカルテを取ってまじめな顔で、側に立った。医師達の診断が終わると、一緒に出て行ったが、『また来ます』と口真似で挨拶していた。
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