贖罪少女と慈愛の姉は俺を愛欲で惑わす

ららんぼ

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少女は贖罪に肌を晒す

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 脂汗を浮かべていた芽衣子が、これまでで最も悲痛な叫び声を上げた。ただただ苦痛に歪む顔は、悲惨ながらも素の端正な顔立ち故に美しい。

 肉棒から逃げようともがいていた体は、叫び声と共に大きく跳ね上がり、ビクビクとあらゆる箇所が震えていた。

 勃起すべてが押し込まれた衝撃は相当のものだったらしい。過呼吸になるのではと思えるほどに荒々しく吐息を繰り返しては体を痙攣させている。さすがの俺も罪悪感が芽生え始めてしまった。

 キュウキュウと締め付けてくる膣壁に思わず声が漏れてしまう。そして、ずっぽりと埋まった肉棒に視線を落とした。そこで目にした光景に、俺は驚愕すると同時に一瞬で頭の中が白くなった。

  真っ白な股間の肌に、愛液に混じってぼんやりと赤いものが混じっていた。それは、蜜のとろみの中で完全には混じらずに、幾つかの筋となって赤を主張していた。

  はっとなって芽衣子を見上げる。彼女は未だ膣奥の痛みに耐えながら、ひくひくと体を震わせて、両手で顔を覆っていた。はぁっはぁっと繰り返される熱い吐息が、その体の震えの様子と相まって、痛々しさと同時に儚さをも感じさせる。

  俺はめり込ませた肉棒を少しも動かさずに、ゆっくりと確認するように声をかけた。

「お前…………処女だったのか……?」

 俺の問いに芽衣子は何も答えない。ただただ、吐息を響かせるだけだった。顔を覆っている手と腕が、ぎゅっと覆う力を増している。

  まさか、と思った。芽衣子は中学時代からクラスはもちろん学校内でも目立つ人気者であった。おまけに、その器量はずば抜けていて、いわゆる高スペックの彼氏がいても不思議ではない、むしろ、いなければおかしいと思われていた。少なくとも、俺はそう思っていた。なので、セックスなどはとっくのとうに経験済みだろうと思っていたし、だからこそ俺に対する謝罪として身体を差し出してきたのだろう、そう考えていた。

  それが、まさかまったくの未経験。彼氏でもなんでもない、かつて勘違いとはいえ憎んでいた俺に処女を差し出した。彼氏も初体験の相手も、実質的に選びたい放題である芽衣子がである。

  俺には、芽衣子の考えがまったく理解できなかった。俺に身体を差し出すということは、すなわち処女を奪われるということだ。それくらいは簡単に想像がつくだろう。なぜそんなことをするのか。本当に理解が出来なかった。

 そして、俺の中で湧き上がっていた加虐心が急速に萎えてしまっていた。俺とて、女を性的に支配することに魅力を感じることは感じる。しかし、まっさらな処女を犯すほど悪魔に染まっているわけではない。フェミニストを気取るつもりはないが、処女にはそれ相応の態度で接しなければならないと思っていた。
  大変なことをしてしまった。それが、最終的に俺が思ったことだった。

「その……ご、ごめん……まさかお前が処女だとは思わなくて……」

 自分でも情けないほどに、その謝罪の言葉は力なかった。
 芽衣子は何も言わない。ただただ黙って身体を震わせるだけだった。

「い、痛いよな……今、抜くから……」

 痛みを極力感じないように、俺は沈み込ませた肉棒を抜こうとした。

「ま、待って……!」

 ふいに芽衣子が声を上げる。顔を覆っている手と腕はそのままに。隙間から除く顔は真っ赤に染まっていた。

「そのまま……いいから……」

「え?」

「そのまま続けて……処女とか……そんなのもういいから……」

 力なくつぶやくような言い方だった。もはや諦めているようにも感じられる。

「でも……初めては好きなやつとやったほうが」

「もう初めてしちゃったもん。全身見られて……その……中に入れられて……。ここまでしたなら、最後までしてよ……」

 彼女は目を合わせようとしない。が、その言葉には躊躇といったものは感じられなかった。

「本当にいいのか……?」

 ここまでしておきながら、俺は彼女の真意を確かめたくて再び尋ねた。

「何度も言わせないで……本当にいいから……」

 芽衣子の身体は、なおも小刻みに震えていた。破瓜の衝撃故なのか、それともこの状況に嫌悪しているのを我慢しているせいなのか、俺にはわからない。

 俺は若干萎え始めていた肉棒を一つ奥へと押し込んだ。

「あぐっ、ぅ……んん、ぅぅ……!」

 激しく突いたわけではない。軽く押すようにしただけだった。しかし、それでも芽衣子は苦痛の呻きを上げている。

「やっぱり止めようか? 痛いだろ?」

 自分がレイプまがいの行為をしているような気がして、俺は彼女に提案した。

「大丈夫……だから……。もう覚悟決めてたし……」

 苦痛に声を歪ませながらも、芽衣子ははっきりと言った。と同時に、

「でも……もしいいのなら……少しくらい優しくしてくれたらありがたい……かな。こんなに痛いと思わなくて……」

 顔を隠した手の隙間から、チラリとこちらを見る。その瞳には若干涙が浮かんでいた。破瓜の痛みのせいなのか、彼女の言う覚悟の代償なのかはわからない。が、それは俺に対してこれ以上ない訴えだった。

「……わかった。それじゃあ、ゆっくりやるよ」

 俺がそう言うと芽衣子はコクリと静かに頷く。

 若干の血と愛液が混じり合う結合部をぐちゅり音を立てて、肉棒が再び動き出す。
 相変わらず芽衣子の膣道は狭い。まるでめり込んだ肉棒を押しつぶさんとばかりに締め付けてくる。それでも溢れる愛液はその量が衰えることはなく、ゆっくりとした抽送に対して淫靡な水音を返してきた。

 処女であった驚きと罪悪感から、一旦は萎えてしまっていた肉棒であるが、緩慢で小刻みな腰の押し引きを数回しただけで、もとの大きさと硬さを取り戻す。芽衣子の狭い膣内を欲望の塊である野太い怒張がみっちりと埋め込まれていた。

「あぐぅ、ぅん……ふぅぅっ、はぁぁぅ……」

 初めて受け入れた肉棒の感覚に、芽衣子は痛みと苦しさを全身に滲ませていた。白い肌をじっとりと濡らし続ける汗。そして、漏れ聞こえてくるうめき声。学校の誰しもが憧れている美少女のたった一度しかない破瓜の姿が目の前にある。締め付けてくる膣壁の摩擦感とともに、その事実が俺の興奮をこれ以上ないほど煽り立てた。

「くぅ……お前の……楠の中……やばいくらい気持ちいいぞ……なんだよこれっ」

 俺はゆっくりとした抽送のなか、歯を食いしばりながら呟いた。

「そ、そう……? はぅ、ぅぅ……そっか……それならよかった……」

 未だに続いているのであろう苦痛の中で、芽衣子が瞳を閉じながらたどたどしく口にする。痛みと苦しさが強弱を交えて襲ってきているのか、彼女の俺のシャツをつかむ手が緩急を不規則に繰り返している。

 整った形の双乳は、きれいなお椀型描いて上下に悩ましく揺れている。膨らみきった乳首にまで汗が滲んで、西日に照らされ輝いていた。
 俺は射精感が近づいているのを自覚しつつも、その硬く尖った頂に再び指を伸ばした。

「あぐぅ、うんっ! はぁぁ、ぁぁ……乳首……だめぇ、ぇっ」

 苦悶で眉間にしわを浮かべながら、乳首を弄られた芽衣子が身体をくねらせる。やはり乳首は彼女にとって強い性感帯であるようだった。俺はためらうことなく、開いている乳首も指を這わせる。

「ひゃあっ、ああっ! だ、だめぇっ! はぁ……うぐぅ、ぅんっ!」

 ビクリと身体が跳ね上がる。その動きによって、突き入れられていた肉棒が更に深度を増してしまった。グリっと何かが亀頭とぶつかる。子宮口だ。

「ひゃあぁ、ああっ!! そんな深くまでぇ……! はぁ、ああぅっ……んっ!」

 固く閉ざされていた膣道をついにすべて開かせたのだ。本当の最奥部に亀頭を押し付けてしまっている。
 それに呼応するように膣壁が一気に窄まった。怒張を咥え込んで離さないかのようにピッタリと絡みつく。溢れる愛液は膣内の熱さで滾り、先端から根本までをコーティングする。膣の蠢き、変化は精子を欲する牝の本能そのものだった。一気に会陰が熱くなり、そしてそれは瞬時に肉棒に向かって爆発した。

「あぁっ! もうダメだっ……っ!」

 ただでさえ狭い膣内。そして少しも離そうとしない膣壁の締付けに、抜くことなど不可能だった。白濁の迸りが肉棒を脈打たせながら子宮口に向かって怒涛の勢いで放たれた。

「あああっ! なっ…ひゃあ、ぁうううっ!」

 暴れる肉棒に驚愕の顔を浮かべて叫ぶ芽衣子。怒張の荒ぶりに合わせるかのように、その白い腰がビクンビクンと跳ね上がる。

 きゅうきゅうと締め付けてくる膣壁に、俺は思わず呻き声を上げた。肉棒は会陰の奥で溜まっていた白濁液を一滴も残すまいと、なおも脈打ちながら子宮へ向かって精を注ぐ。こんな射精感は初めてだった。気力までが持っていかれてしまうような、凄まじい快楽だった。

「ああ、ぁっ……熱い…熱いのが奥に……はぁ、ぁぅ……んんっ……」

 膣奥に精液を放たれた芽衣子は、その白濁液の滾りをしっかりと受け止めていた。その熱さ、濃ゆさが苦痛に敏感な若膣には余すことなく伝わっていた。
 その滾るような熱い白濁液が、苦痛に悶絶していたはずの芽衣子を淫艶に身悶えさせていた。肉棒を根本までずっぽりと咥え込み、愛液にまみれた結合部から卑猥な音を弾かせる。

 跳ね上がっていた腰が、徐々にその勢いを無くしていく。それでも腰は止まらずに、膣奥で亀頭を押し付けながら、ゆっくり妖しく揺れ動き続けていた。
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