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暴走する贖罪
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公園は街の中心部に広がった広大なものである。木々は緑を讃えて風にそよぎ、爽やかな音色を奏でている。広い芝生には人々が腰を下ろして談笑したり、子供が駆け回っていた。公園を一周するように舗装されている歩道には、ジョギングをする人や犬を連れて散歩をする人、そして所々に備えられているベンチにはカップルが楽しそうに語り合ったり、品の良さそうな老人が本を読んだりしている。
「やっぱり天気がいいときの公園は気持ちいいね~」
胸元が膨らむ程に空気を吸い込んで、芽衣子は「はぁぁぁ」と深く長い息を吐く。
「こういう自然な感じの場所が好きなの?」
「そうだね、結構好きかな。もちろん、都会全開のとこも嫌いではないけどね」
「じゃあ、海とかも?」
「うん。でも、江ノ島みたいな汚い砂浜はイヤかな」
「あぁー」
確かに。あそこは有名ではあるが、テレビを見る限り綺麗とは言い難い。
「……今、エッチな事考えてたでしょ?」
「えっ? なんでよ?」
「海とか言うから。水着のこととか考えてたんだろうなって」
どこか悪戯っぽい笑みを浮かべて、芽衣子が俺のことを覗き込む。
もちろん、水着姿は嫌いじゃない。芽衣子のだったら見てみたいとは思う。が、水着フェチというわけでもない。
「……水着くらいで興奮したりしないぞ?」
「そりゃ、水着だけで興奮されてもねぇ。でも、吾妻くんって大人しそうな顔してすることが結構過激だし。人気のない浜辺で襲ったりしそう」
「……確かに、それはそれで悪くないか」
俺がそう言うと、「浜辺かぁ」と呟き、何かを思案するような顔を芽衣子は浮かべた。
「……どうした?」
「えっ? いや、なんでもないよっ!」
勢い良くこちらを向いて、慌てた様子で芽衣子は答えた。いつもと違う様子の彼女に俺は疑問を感じつつ、水着姿の芽衣子を妄想する。
脳内に浮かび上がるビキニ姿の芽衣子。白くみずみずしい肌は、夏の日差しに燦然と輝くであろう。砂浜の注目を一心に集めるに違いない。渚のビーナスという称号がふさわしい彼女の隣にいるのは果たして誰であろうか。爽やかなイケメンか、はたまた筋肉質な男前か。どちらにせよ俺ではないのは間違いない。残念な気持ちがないといえば嘘になるが、こればかりはどうしようもない。
「あっ、あれ」
不意に芽衣子が声を上げた。彼女の目線の先を追ってみる。なんの変哲もない木々で囲われた一角があった。
「ん? 何か気になることでもあるのか?」
「んー、なんとなく気になるっていうか……ちょっと行ってみていい?」
そう言って芽衣子はスタスタと歩みをすすめる。俺は不思議に思いながらも、彼女のあとについていった。
そこは青々と葉の茂った垣根に囲まれた謎のスペースだった。垣根の高さは俺の身長よりも少し高い程度だ。
「なんだろう、ここ……?」
俺があたりを見回すと、片隅に黄色と黒のストライプ柄のポールが二、三本転がっているのが見えた。
「物置場所……だと思う」
ポツリと芽衣子が言った。確かにそう考えたほうが合点がいく。つまり本当になんの変哲もなく面白くもなんともない場所だ。
「ふーん……行こうよ?」
ここに居ても仕方がない。俺は芽衣子を促してその場を離れようとした。が、
「……待って」
芽衣子は動こうとしない。そして、俺の言葉を無視するように、囲みの中へと入っていく。
「お、おい? 何かあるのか?」
芽衣子のよくわからない行動に、俺は若干驚いて仕方無しに彼女へと近づいた。
「…………」
しかし、芽衣子からの返事はない。やがて垣根の角へと移動すると、囲いの入り口に視線を向けた。続いて、垣根の裏を確認するかのように見つめる。そして、ゆっくりと俺に顔を向けた。
芽衣子の視線と俺の視線とが絡み合う。瞬間、俺は彼女の瞳の中に、今日初めての艶を感じた。それまでの芽衣子にはない情欲がにじみ出始めている。
「ど、どうした……?」
芽衣子の変化に戸惑いつつ、俺は問いをかける。
「あのね……その……」
頬をほんのりとピンク色に染めながら、芽衣子が視線を下へとそらす。白く清楚さを感じさせるスカートを軽くつまんでいた。
「…………」
無言のまま、彼女はゆっくりとつまんだスカートをめくっていった。澄んだ白さの膝が顕になり、次いで張りの良い太ももが現れる。
「えっ、ちょ……っ!」
突然のことに俺は混乱した。まだ謝罪云々のつもりで身体を差し出してくるつもりなのか。
「ちょっと待てっ! 謝罪ならもう必要ないってっ! さっき楠も理解したんじゃなかったのかっ!?」
目立たない場所とは言え、誰かが来ないとも限らない。俺はこの場を誰かに見られていないかと慌てながら周りを見渡した。
「そうだよ……もう謝るつもりはないよ」
芽衣子は静かに言葉を続ける。
「ただ……ただ……私がこうしたいだけ……」
潤んだ欲情の瞳を向けながらも、彼女の顔には緊張が見て取れる。淫蕩な行為に対する期待だけがあるわけではないことがわかった。しかし、それが何なのかまではわからない。
「…………っ」
俺は何も言えなかった。彼女からは有無を言わせない迫力のようなものがにじみ出ていた。それに加えて、彼女の肉体への尽きることのない興味が沸々と湧いてしまっていた。既にスカートの裾は太ももの中腹を通り過ぎ、いよいよ股間を晒そうかとしている。
「はぁ…………んっ……!」
一瞬の迷いを見せたが、芽衣子は意を決めたかのように一気に残りの股間部分をめくり上げた。
そこは……何も纏っていなかった。予想していた薄布はなく、薄く短い恥毛が添えられた恥丘があった。
「…………っ!?」
思わず目が点になる。同時に、露出された秘園から視線を離せない。
茂みは秘裂を隠すという本来の機能を放棄するかのように薄い。恥丘に整う形で生えそろってはいるが、それは淡く滲んでいるかのように見えるだけだった。
肝心の秘部は、肉裂の切っ先から既に顕になっていて、少し足を開いているせいで、下手をしたら小陰唇はもちろんのこと、膣前庭までが覗いてしまいそうだ。
そして何より目に焼き付くのは、秘裂の周囲、そして内股の上部がはっきりと濡れていることだった。とろみを帯びた蜜液が白い肌に絡みついている。日の光を受けて、怪しく鈍い反射光を放っていた。
「えっと……それ……は…………?」
やや間があって、口から出た言葉は、間抜けな声だった。
「……はっきり言うね。私、家からこの状態で来たの」
頬を紅潮させながらも、芽衣子ははっきりとした声で言った。
「…………」
対する俺はろくに言葉が思い浮かばない。処女を差し出したくらいなのだから、ノーパン外出くらいは当たり前に出来るということか。
俺が何も言わないせいか、彼女は一拍おいて言葉を続けた。
「じ、自分でもすごい冒険だなって思ったけど……思ったよりも悪くないっていうか……こんなに濡れちゃうと思わなくて……」
そういう彼女の吐息は既に乱れ始めていた。明らかに発情したそれである。
愛液でテラテラと濡れている内ももに、つぅっと新しい愛液が筋を描いてこぼれ落ちた。芽衣子の言葉は嘘ではない。垂れ落ちるほどに蜜が溢れているのだから、その興奮度合いは相当なものだろうことは想像に難くなかった。
「やっぱり天気がいいときの公園は気持ちいいね~」
胸元が膨らむ程に空気を吸い込んで、芽衣子は「はぁぁぁ」と深く長い息を吐く。
「こういう自然な感じの場所が好きなの?」
「そうだね、結構好きかな。もちろん、都会全開のとこも嫌いではないけどね」
「じゃあ、海とかも?」
「うん。でも、江ノ島みたいな汚い砂浜はイヤかな」
「あぁー」
確かに。あそこは有名ではあるが、テレビを見る限り綺麗とは言い難い。
「……今、エッチな事考えてたでしょ?」
「えっ? なんでよ?」
「海とか言うから。水着のこととか考えてたんだろうなって」
どこか悪戯っぽい笑みを浮かべて、芽衣子が俺のことを覗き込む。
もちろん、水着姿は嫌いじゃない。芽衣子のだったら見てみたいとは思う。が、水着フェチというわけでもない。
「……水着くらいで興奮したりしないぞ?」
「そりゃ、水着だけで興奮されてもねぇ。でも、吾妻くんって大人しそうな顔してすることが結構過激だし。人気のない浜辺で襲ったりしそう」
「……確かに、それはそれで悪くないか」
俺がそう言うと、「浜辺かぁ」と呟き、何かを思案するような顔を芽衣子は浮かべた。
「……どうした?」
「えっ? いや、なんでもないよっ!」
勢い良くこちらを向いて、慌てた様子で芽衣子は答えた。いつもと違う様子の彼女に俺は疑問を感じつつ、水着姿の芽衣子を妄想する。
脳内に浮かび上がるビキニ姿の芽衣子。白くみずみずしい肌は、夏の日差しに燦然と輝くであろう。砂浜の注目を一心に集めるに違いない。渚のビーナスという称号がふさわしい彼女の隣にいるのは果たして誰であろうか。爽やかなイケメンか、はたまた筋肉質な男前か。どちらにせよ俺ではないのは間違いない。残念な気持ちがないといえば嘘になるが、こればかりはどうしようもない。
「あっ、あれ」
不意に芽衣子が声を上げた。彼女の目線の先を追ってみる。なんの変哲もない木々で囲われた一角があった。
「ん? 何か気になることでもあるのか?」
「んー、なんとなく気になるっていうか……ちょっと行ってみていい?」
そう言って芽衣子はスタスタと歩みをすすめる。俺は不思議に思いながらも、彼女のあとについていった。
そこは青々と葉の茂った垣根に囲まれた謎のスペースだった。垣根の高さは俺の身長よりも少し高い程度だ。
「なんだろう、ここ……?」
俺があたりを見回すと、片隅に黄色と黒のストライプ柄のポールが二、三本転がっているのが見えた。
「物置場所……だと思う」
ポツリと芽衣子が言った。確かにそう考えたほうが合点がいく。つまり本当になんの変哲もなく面白くもなんともない場所だ。
「ふーん……行こうよ?」
ここに居ても仕方がない。俺は芽衣子を促してその場を離れようとした。が、
「……待って」
芽衣子は動こうとしない。そして、俺の言葉を無視するように、囲みの中へと入っていく。
「お、おい? 何かあるのか?」
芽衣子のよくわからない行動に、俺は若干驚いて仕方無しに彼女へと近づいた。
「…………」
しかし、芽衣子からの返事はない。やがて垣根の角へと移動すると、囲いの入り口に視線を向けた。続いて、垣根の裏を確認するかのように見つめる。そして、ゆっくりと俺に顔を向けた。
芽衣子の視線と俺の視線とが絡み合う。瞬間、俺は彼女の瞳の中に、今日初めての艶を感じた。それまでの芽衣子にはない情欲がにじみ出始めている。
「ど、どうした……?」
芽衣子の変化に戸惑いつつ、俺は問いをかける。
「あのね……その……」
頬をほんのりとピンク色に染めながら、芽衣子が視線を下へとそらす。白く清楚さを感じさせるスカートを軽くつまんでいた。
「…………」
無言のまま、彼女はゆっくりとつまんだスカートをめくっていった。澄んだ白さの膝が顕になり、次いで張りの良い太ももが現れる。
「えっ、ちょ……っ!」
突然のことに俺は混乱した。まだ謝罪云々のつもりで身体を差し出してくるつもりなのか。
「ちょっと待てっ! 謝罪ならもう必要ないってっ! さっき楠も理解したんじゃなかったのかっ!?」
目立たない場所とは言え、誰かが来ないとも限らない。俺はこの場を誰かに見られていないかと慌てながら周りを見渡した。
「そうだよ……もう謝るつもりはないよ」
芽衣子は静かに言葉を続ける。
「ただ……ただ……私がこうしたいだけ……」
潤んだ欲情の瞳を向けながらも、彼女の顔には緊張が見て取れる。淫蕩な行為に対する期待だけがあるわけではないことがわかった。しかし、それが何なのかまではわからない。
「…………っ」
俺は何も言えなかった。彼女からは有無を言わせない迫力のようなものがにじみ出ていた。それに加えて、彼女の肉体への尽きることのない興味が沸々と湧いてしまっていた。既にスカートの裾は太ももの中腹を通り過ぎ、いよいよ股間を晒そうかとしている。
「はぁ…………んっ……!」
一瞬の迷いを見せたが、芽衣子は意を決めたかのように一気に残りの股間部分をめくり上げた。
そこは……何も纏っていなかった。予想していた薄布はなく、薄く短い恥毛が添えられた恥丘があった。
「…………っ!?」
思わず目が点になる。同時に、露出された秘園から視線を離せない。
茂みは秘裂を隠すという本来の機能を放棄するかのように薄い。恥丘に整う形で生えそろってはいるが、それは淡く滲んでいるかのように見えるだけだった。
肝心の秘部は、肉裂の切っ先から既に顕になっていて、少し足を開いているせいで、下手をしたら小陰唇はもちろんのこと、膣前庭までが覗いてしまいそうだ。
そして何より目に焼き付くのは、秘裂の周囲、そして内股の上部がはっきりと濡れていることだった。とろみを帯びた蜜液が白い肌に絡みついている。日の光を受けて、怪しく鈍い反射光を放っていた。
「えっと……それ……は…………?」
やや間があって、口から出た言葉は、間抜けな声だった。
「……はっきり言うね。私、家からこの状態で来たの」
頬を紅潮させながらも、芽衣子ははっきりとした声で言った。
「…………」
対する俺はろくに言葉が思い浮かばない。処女を差し出したくらいなのだから、ノーパン外出くらいは当たり前に出来るということか。
俺が何も言わないせいか、彼女は一拍おいて言葉を続けた。
「じ、自分でもすごい冒険だなって思ったけど……思ったよりも悪くないっていうか……こんなに濡れちゃうと思わなくて……」
そういう彼女の吐息は既に乱れ始めていた。明らかに発情したそれである。
愛液でテラテラと濡れている内ももに、つぅっと新しい愛液が筋を描いてこぼれ落ちた。芽衣子の言葉は嘘ではない。垂れ落ちるほどに蜜が溢れているのだから、その興奮度合いは相当なものだろうことは想像に難くなかった。
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