贖罪少女と慈愛の姉は俺を愛欲で惑わす

ららんぼ

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淫ら故の純粋さ

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 絶頂の余韻が未だに落ち着いていないにもかかわらず、芽衣子は体をよじって俺の一物を素早く口に含む。
 口内は蜜壺と同じくとろとろにふやけていた。艶かしく蠢く口内粘膜と舌が、快感と同時に熱さを伝える。
 しゃぶりはするが、唇はしっかりと閉じることができていないようで、唇の端からはゆっくりと唾液がたれている。本来ならば晒してはいけない姿であるが、それを意識するだけの余裕や理性は無いようだった。恍惚と淫蕩さのみが表情に浮かぶ芽衣子は、ただただ緩慢な口唇抽送同時に舌を這わせ続ける。

「お、おい……無理するなって……あぁっ!」

 決して激しくはないフェラチオであるが、どういうわけか確実に俺の弱点をついてくる。芽衣子の乱れ狂った光景を前にして、すでにパンパンに膨れ上がった勃起は彼女からの粘膜愛撫に打ち震えた。

「んっ……んちゅっ……無理なんて……あ、ぁ……してない……よ……。私が……はぁ、ぁ……したいだけ……もっと……もっと吾妻くんが欲しいの……」

 肉棒を愛おしそうに舐めしゃぶる。淫悦に蕩けたその顔には、いっぺんの嘘も感じられなかった。
 普通なら赤面して言えそうにないことを言ってしまうあたり、苛烈な快楽の連続で本当に理性の箍が外れてしまったのだろう。
 とろけた瞳を輝かせながら、物欲し気な上目遣いが俺を射抜いた。

「あ、ぁぁ……くっ……! く、楠っ!」

 口内粘膜から肉棒を引き抜く。唾液にまみれた肉棒に、淫靡さを含んだ室内の空気が触れ、はち切れそうなほど膨らんだ勃起がヒクヒクと脈を打つ。

「お、俺……もう限界だ……」

「あはっ……私はとっくに……。ねぇ、入れて……私のおまんこ、吾妻くんのおちんちんで奥までいっぱいにして……?」

 朱色に染まった顔に微笑を浮かべて芽衣子が言った。
 彼女の吐息は相変わらず荒い。呼吸の整わぬうちにフェラチオをしたこともあるが、挿入の期待に体が再び火照っているのだろう。開ききった秘唇の中が呼吸をするように蠢いている。
 芽衣子ははぁはぁと湿った吐息を響かせながら、再び姿勢を仰向けにして脚を開いた。

「ね……? 見えるでしょ? この中に……早く……」

 とろけきった姫割れからは膣前提はおろか、ポッカリと空いた膣口まで曝け出される。
 数度の絶頂を経てもなお、膣奥からは愛液が生み出され、ただでさえグシュグシュに汚れきった股間をさらに壮絶に淫猥な姿へと昇華させていた。

「……あまり持たないかもしれないぞ……?」

 はち切れそうなほどあさましく勃起した肉棒は、まだ女を知らない中学男子のように敏感な状態だった。芽衣子の淫乱な姿と彼女からの度重なる口唇愛撫のせいで、股間の奥底では熱く激しい疼きが止まらない。ここまでの興奮、欲望の強さは久々だった。

「大丈夫……そしたらまた大きくしてあげるから……もっとも、吾妻くんはイっても硬いままなんじゃない?」

 艶っぽい微笑を浮かべ、妖しく瞳を輝かせる。
 曝け出された下腹部がゆらゆらと揺れていた。言葉だけでなく行動でも、挿入をねだっている。あまりの淫蕩さに目が眩むようだった。
 開ききった小陰唇に亀頭を近づける。
 くちゅ、と粘着質な音を立てたかと思ったと同時、膨れた先端は飲み込まれるかのように蜜壺へと滑り込んだ。

「ひあああっ! あ、ぁぁっ………んんくっ!」

 腰を突き上げ嬌声を響かせる芽衣子。汗で光り輝く全身が、再び強張り突っ張っている。

「あ、あっ……やばっ……あっ……!」

 簡単に、勝手に肉棒は沈み込んでいった。とろとろとに蕩けた媚肉が、怒張に瞬時に吸いつき絡みついてくる。膣壁の戦慄きは、同時に肉棒を最奥へと誘う脈動となり、あっという間にその全てが彼女の中へと侵入した。
 根本まで挿入した状態で、ぐっと腰を押し付ける。

「ああうっ! あ、っはぁっ! んんっ!」

 押し付けると同時に響き渡る淫猥な叫び声。
 亀頭の先端がプリッとしたしこりのようなもの押し返される。同時に熱くふやけた柔らかいもので包まれる感覚。ヌルヌルとした液体がまとわりつく。それらの感覚が合わさって、甘い痺れを全身に伝播させた。

「あ、ぁぁ……とろとろじゃんか……さっきよりすごいぞ」

 先程、風呂場で挿入したとき以上の蕩けぶりだった。肉棒に浮かび上がる血管はもちろんのこと、表面の細胞一つ一つに肉襞が絡みついてくる。射精を懇願するかのように蠢くそれは、とてつもないほど甘美な衝撃だった。

「あ、ああっ! 奥に……っ! おまんこがっ……あ、はぁっ! 吾妻くんでいっぱいだよぉ……っ!」

 苦悶の表情を浮かべながら、うっすら開けた瞳で結合部を覗いている。卑猥さしか感じない瞳の色が濡れ光り、俺の情欲をより滾らせる。
 蜜壺は浸しているだけで、極上の快感を生み出していた。しかし、それだけで満足できるはずもない。
 突き入れた怒張を少し抜き、そして一気に押し入れる。

「あぁうぅっ! あ、あ、奥がっ……ひぃぃんっ!」

 ストローク自体は浅いものだが、それでも芽衣子は過敏に反応した。ふやけきった媚肉が少しの刺激だけでも苛烈な快楽を生んでいる。
 ゆっくりと、しかし確実に最奥を小突き続けると、彼女はそのたびに甘い叫び声を響かせた。
 絡みつく媚肉は俺にも極上の快楽を生み出している。ぐちゅぐちゅと肉棒と膣壁が擦れる卑猥な水音がものすごい。掻きだした愛液が怒張の根本を濡らしていく。熱さととろみを帯びた潤滑液は、塗れるだけでも淫蕩な心地を与えてくる。

「楠……お前のおまんこ気持ちよすぎるぞ……っ! 腰が……止まらないっ……!」

 突き入れる肉棒の往復が自然と激しくなる。抽送の幅も大きくなり、いつの間にかカリ首から根本までを本能の赴くままに出し入れしていた。
 性器がぶつかり合う抽送音は激しさを増す一方だ。それに呼応するように蕩けた膣壁が締付けを強くしていく。
 芽衣子はただただ淫らな叫び声を上げるだけだ。全身を汗で怪しく光らせて、子宮口を小突くたびに上体を跳ね上げる。ぎゅっと瞳をとじて黒髪を振り乱す様は、激烈に扇情的だった。
 腰を振ると同時に、揺れ動いている乳房に手を乗せる。柔らかさと弾力さが同居した至極の揉み心地が手のひらに広がった。
 汗まみれになった双丘は張りと曲線の美しさを主張するように輝いている。濡れて滑りやすくなっているが、それがまた劣情を掻き立てる触り心地を演出していた。

「ひいぃっ……んあっ! おっぱいが……んあああっ!!」

 乳房を揉み込むだけで終わるはずがない。浅ましいほどに膨れ上がった2つの乳首をしっかりと摘む。その瞬間、甲高い叫び声とともに、芽衣子の体が戦慄きながら反り返った。

「ホントに乳首弱いのな。このままずっと乳首弄りながら続けたらどうなるかな……?」

「あ、ぐぅっ……! だ、だめっ……そんなことされたら……私、ホントに……ホントに狂っちゃう……!」

「すでに狂ってるんじゃないの? そのいやらしい乱れ方、狂ってるみたいだぞ」

 グリグリと最奥部に亀頭を押し付けると、首を仰け反らせってわなわなと震えた。

「だって……! 吾妻くんに気持ち伝えて、受け入れてもらって……嬉しくて幸せで……っ! 気持ちいいのが……っ! あぁぁっ! だ、めっ……! 気持ちいいの止まんないぃぃっ!」

 要は自身の想いとそれ成就したことによる幸福感が快楽に直結し、爆発してしまっているらしい。
 そんなことを言われたら、俺とて正常ではいられない。射精感にも似た高鳴りが全身を貫いた。彼女への愛おしさと想われていることへの幸福感が、性欲となって俺の肉棒を苛烈なまでにふくらませる。
 限界を突破した興奮に任せて、俺は芽衣子への貫きをより一層苛烈なものへと変化させた。
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