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タウンハウスに引っ越しました
28:騒動
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翌朝、屋敷中は大騒ぎだった。
何故なら俺が部屋にいなかったからだ。
キールはもちろん、執事のキリアスも
侍女のサリーも真っ青で俺を探し回ったらしい。
そしてキリアスが義兄の存在を思い出し、
ようやく義兄の部屋に出向くと、
そこで仲良く眠る俺たちがいたんだと。
いや、義兄のことを思い出すの、遅くない?
養子だからと言って、
扱いが雑だとか言ったら俺、怒るよ?
義兄は俺の大事な(前世の)弟だからな。
とにかく俺はみんなの騒ぎで目を覚まし、
義兄に抱きしめられて、なおかつ
俺が義兄にしがみついて寝ていたところを見られて
恥しさで卒倒しそうになり。
義兄は義兄で目を目を覚ました途端、
騒いでいる皆に「おはようございます」と頭を下げた。
ある意味、こいつが最強なのでは?
義兄は朝食後、すぐに学園に行ってしまったが
俺は「義兄の部屋とはいえ、夜中に一人で
移動してはいけません」とキールにしこたま叱られた。
しかもこの話があっという間に父に伝えられ、
午後になると父がタウンハウスにやってきて
俺をぎゅーぎゅー抱きしめた。
「タウンハウスには慣れたと思っていたが
夜中に寂しくなったんだな。
すまない、父が一緒に寝てあげればよかった」
と、言われてしまい、
俺は返事に迷った挙句「父様、大好きです」と
すべてを凌駕する最強のセリフで
父の思考をぶった切った。
おかげで俺は10歳になったのに
いまだに父の膝の上で
お菓子を食べさせられている。
だが、これでいい。
妙に義兄との関係を疑われても困るしな。
父には夜眠れなかったときに
ベランダで義兄に会ったこと。
学園に入る不安があり、
義兄に学園の話を聞きたくて
部屋を訪ねたらそのまま寝てしまった、と
そう言い訳をした。
ベランダに出ていたことは
使用人の誰かに見られていたかもしれないし
変に事実を変えない方が良い。
俺の思惑通り、
父は俺の話を信じたし、
義兄と一緒に寝るぐらい仲良くなったのかと
逆に喜んでくれた。
俺が出て行ったことに
気が付かなかったキールには
申し訳なかったけれど。
キールだってずっと俺に
張り付いているわけではない。
護衛だって休憩や睡眠は必要だし、
屋敷にいるときまで、
俺にぴったり張り付かれては
俺だって息が詰まる。
だから俺は父に、
キールを叱らないでやって欲しいと
まずは伝えた。
そして、
キールは素晴らしい護衛だし
ずっと守ってもらいたいけれど
義兄とも交流したいし、
屋敷内にいるときぐらいは
自由に移動したい、と告げてみた。
絶対に屋敷の外にはいかないから、と。
屋敷の皆も家族も、
とにかく俺が一人で歩き回るのを
いまだに制限してくるんだよな。
自分の家だぞ?
どんだけ俺、箱入りなんだよ。
それに俺だってもうすぐ学園に行く。
いつまでも守られて、
抱っこ移動しているわけにはいかないのだ。
俺の主張に父は
「アキも成長したんだね」と
目をうるうるさせていたが
了承は得ることができた。
ついでに、キールには
俺専用護衛兼侍従の役目を
持たせていたけれど、
俺の采配で休憩や、騎士としても稽古に
参加する許可をもらうことができた。
キールだって鍛錬は必要だろうしね。
そんなわけで、俺と前世弟の再会は
騒動になったのだけれど
結果的には、かなり良い方向に進んだと思う。
義兄との距離も縮んだしな。
まぁ、どっちが兄でどっちが弟なのか
混乱することもあるが、
許容範囲だろう。
その日は父もタウンハウスに
泊まることになり、
翌日はとうとう入学式だ。
その日の夜は当たり前のように
父と一緒に寝ることになった。
もちろん、文句は言えない。
ただ、俺は父と一緒に
大きなベットに入ってから
つい、聞いてしまった。
義兄のことを。
「父様」
「なんだい?」
俺の髪を撫でながら父が言う。
よく考えたら、物心ついてから
父と一緒にベットで眠ることなどなかった。
貴族の子どもは乳母に育てられるのが
この世界では常識だったし、
布団の文化ではないので、
俺は赤ん坊のころから
ベビーベットで一人で寝ていた。
母や父の腕の中で寝たことはあるが
一緒にベット、というのは
初めてではないだろうか。
いや、母は一緒に寝たことがある。
3歳ぐらいの頃、義兄が来た頃だろうか。
俺の精神状態を気にしてだと思うが、
しばらく一緒に寝てくれたのだ。
「父様と一緒に寝るのは初めてですね」
「そうだな。
アキが小さいころに一緒に寝たいと
言ったことがあるのだが
キャンディスに止められてな」
「母さまにですか?」
「あぁ、私は寝相が悪いから
寝ているうちにアキを潰してしまうと」
バツが悪そうに言う父に、
俺は笑ってしまった。
「潰される前に、父様を起こしますよ」
「そうしてくれ」
恥ずかしそうに言う父は、
まだ30代だ。
そう考えると前世の俺と年齢はあまり変わりない。
俺の方が多少は年下だったが。
そんな父が、俺と言う子どもを育て
頑張っている姿を見ると
労わりたくなってくる。
「僕は父様がいつも仕事で
僕たちのために頑張ってくれていることを
知っています。
父様が愛してくれてるのもわかってます。
だから、あまり頑張り過ぎないでくださいね。
これから僕はタウンハウスにいるのですから
いつでも一緒に寝れますよ。
そうだ、父様に子守唄だって
歌ってあげれます」
前世では音痴だったらしいが
今はどうだろうか。
父だったら何でも喜んでくれそうだが。
そう思っていると、
それこそ父は目をうるうるさせて
「アキは優しい良い子に育った」と
俺の顔に頬をすりすりした。
愛情多寡だと思っていたが、
父がまだ30代だと思えば
そんなものかもしれないと
思えるようになっている。
若い時の初めての子は可愛いと
俺の会社の同僚も言ってたしな。
俺は父をよしよしと宥める。
「それと、父様。
兄様のことなのですが」
「うん?
ジェルロイドがどうかしたのか?」
父が俺を見る。
「兄様は寂しくないのでしょうか。
実の両親と離れて公爵家に来て。
ずっとこのタウンハウスに一人で住んで
一人で学園に通って。
僕は父様も母様もずっと一緒いて
沢山愛されていることを知っていますが、
兄様はそうじゃないのかも、と思って」
と俺が言うと、父が目を細めた。
「ジェルロイドが何か言ってたのかい?」
「いいえ、何も。
ただ、公爵家に引き取られて良かったと。
僕のことを何を置いても必ず守ると、
そう誓ってくれました。
でも僕は、兄様に守ってもらいたくない。
兄弟として仲良くしたいし、
兄様は兄様の人生を歩んで欲しい。
僕を守るために公爵家にいるのではなく、
幸せになるためにこの公爵家で、
僕の兄として、そばに居て欲しいのです」
その言葉に父は唇を震わせて、
何も言わずに俺を抱きしめた。
俺はそれ以上は何も言えなくて。
結局、トントンと優しく背中を叩かれて
そのまま父の腕の中で眠ってしまった。
何故なら俺が部屋にいなかったからだ。
キールはもちろん、執事のキリアスも
侍女のサリーも真っ青で俺を探し回ったらしい。
そしてキリアスが義兄の存在を思い出し、
ようやく義兄の部屋に出向くと、
そこで仲良く眠る俺たちがいたんだと。
いや、義兄のことを思い出すの、遅くない?
養子だからと言って、
扱いが雑だとか言ったら俺、怒るよ?
義兄は俺の大事な(前世の)弟だからな。
とにかく俺はみんなの騒ぎで目を覚まし、
義兄に抱きしめられて、なおかつ
俺が義兄にしがみついて寝ていたところを見られて
恥しさで卒倒しそうになり。
義兄は義兄で目を目を覚ました途端、
騒いでいる皆に「おはようございます」と頭を下げた。
ある意味、こいつが最強なのでは?
義兄は朝食後、すぐに学園に行ってしまったが
俺は「義兄の部屋とはいえ、夜中に一人で
移動してはいけません」とキールにしこたま叱られた。
しかもこの話があっという間に父に伝えられ、
午後になると父がタウンハウスにやってきて
俺をぎゅーぎゅー抱きしめた。
「タウンハウスには慣れたと思っていたが
夜中に寂しくなったんだな。
すまない、父が一緒に寝てあげればよかった」
と、言われてしまい、
俺は返事に迷った挙句「父様、大好きです」と
すべてを凌駕する最強のセリフで
父の思考をぶった切った。
おかげで俺は10歳になったのに
いまだに父の膝の上で
お菓子を食べさせられている。
だが、これでいい。
妙に義兄との関係を疑われても困るしな。
父には夜眠れなかったときに
ベランダで義兄に会ったこと。
学園に入る不安があり、
義兄に学園の話を聞きたくて
部屋を訪ねたらそのまま寝てしまった、と
そう言い訳をした。
ベランダに出ていたことは
使用人の誰かに見られていたかもしれないし
変に事実を変えない方が良い。
俺の思惑通り、
父は俺の話を信じたし、
義兄と一緒に寝るぐらい仲良くなったのかと
逆に喜んでくれた。
俺が出て行ったことに
気が付かなかったキールには
申し訳なかったけれど。
キールだってずっと俺に
張り付いているわけではない。
護衛だって休憩や睡眠は必要だし、
屋敷にいるときまで、
俺にぴったり張り付かれては
俺だって息が詰まる。
だから俺は父に、
キールを叱らないでやって欲しいと
まずは伝えた。
そして、
キールは素晴らしい護衛だし
ずっと守ってもらいたいけれど
義兄とも交流したいし、
屋敷内にいるときぐらいは
自由に移動したい、と告げてみた。
絶対に屋敷の外にはいかないから、と。
屋敷の皆も家族も、
とにかく俺が一人で歩き回るのを
いまだに制限してくるんだよな。
自分の家だぞ?
どんだけ俺、箱入りなんだよ。
それに俺だってもうすぐ学園に行く。
いつまでも守られて、
抱っこ移動しているわけにはいかないのだ。
俺の主張に父は
「アキも成長したんだね」と
目をうるうるさせていたが
了承は得ることができた。
ついでに、キールには
俺専用護衛兼侍従の役目を
持たせていたけれど、
俺の采配で休憩や、騎士としても稽古に
参加する許可をもらうことができた。
キールだって鍛錬は必要だろうしね。
そんなわけで、俺と前世弟の再会は
騒動になったのだけれど
結果的には、かなり良い方向に進んだと思う。
義兄との距離も縮んだしな。
まぁ、どっちが兄でどっちが弟なのか
混乱することもあるが、
許容範囲だろう。
その日は父もタウンハウスに
泊まることになり、
翌日はとうとう入学式だ。
その日の夜は当たり前のように
父と一緒に寝ることになった。
もちろん、文句は言えない。
ただ、俺は父と一緒に
大きなベットに入ってから
つい、聞いてしまった。
義兄のことを。
「父様」
「なんだい?」
俺の髪を撫でながら父が言う。
よく考えたら、物心ついてから
父と一緒にベットで眠ることなどなかった。
貴族の子どもは乳母に育てられるのが
この世界では常識だったし、
布団の文化ではないので、
俺は赤ん坊のころから
ベビーベットで一人で寝ていた。
母や父の腕の中で寝たことはあるが
一緒にベット、というのは
初めてではないだろうか。
いや、母は一緒に寝たことがある。
3歳ぐらいの頃、義兄が来た頃だろうか。
俺の精神状態を気にしてだと思うが、
しばらく一緒に寝てくれたのだ。
「父様と一緒に寝るのは初めてですね」
「そうだな。
アキが小さいころに一緒に寝たいと
言ったことがあるのだが
キャンディスに止められてな」
「母さまにですか?」
「あぁ、私は寝相が悪いから
寝ているうちにアキを潰してしまうと」
バツが悪そうに言う父に、
俺は笑ってしまった。
「潰される前に、父様を起こしますよ」
「そうしてくれ」
恥ずかしそうに言う父は、
まだ30代だ。
そう考えると前世の俺と年齢はあまり変わりない。
俺の方が多少は年下だったが。
そんな父が、俺と言う子どもを育て
頑張っている姿を見ると
労わりたくなってくる。
「僕は父様がいつも仕事で
僕たちのために頑張ってくれていることを
知っています。
父様が愛してくれてるのもわかってます。
だから、あまり頑張り過ぎないでくださいね。
これから僕はタウンハウスにいるのですから
いつでも一緒に寝れますよ。
そうだ、父様に子守唄だって
歌ってあげれます」
前世では音痴だったらしいが
今はどうだろうか。
父だったら何でも喜んでくれそうだが。
そう思っていると、
それこそ父は目をうるうるさせて
「アキは優しい良い子に育った」と
俺の顔に頬をすりすりした。
愛情多寡だと思っていたが、
父がまだ30代だと思えば
そんなものかもしれないと
思えるようになっている。
若い時の初めての子は可愛いと
俺の会社の同僚も言ってたしな。
俺は父をよしよしと宥める。
「それと、父様。
兄様のことなのですが」
「うん?
ジェルロイドがどうかしたのか?」
父が俺を見る。
「兄様は寂しくないのでしょうか。
実の両親と離れて公爵家に来て。
ずっとこのタウンハウスに一人で住んで
一人で学園に通って。
僕は父様も母様もずっと一緒いて
沢山愛されていることを知っていますが、
兄様はそうじゃないのかも、と思って」
と俺が言うと、父が目を細めた。
「ジェルロイドが何か言ってたのかい?」
「いいえ、何も。
ただ、公爵家に引き取られて良かったと。
僕のことを何を置いても必ず守ると、
そう誓ってくれました。
でも僕は、兄様に守ってもらいたくない。
兄弟として仲良くしたいし、
兄様は兄様の人生を歩んで欲しい。
僕を守るために公爵家にいるのではなく、
幸せになるためにこの公爵家で、
僕の兄として、そばに居て欲しいのです」
その言葉に父は唇を震わせて、
何も言わずに俺を抱きしめた。
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