深刻な女神パワー不足によりチートスキルを貰えず転移した俺だが、そのおかげで敵からマークされなかった

ぐうのすけ

文字の大きさ
59 / 113
金持ちは株か不動産だよな

水着のビーチでバーベキュー

しおりを挟む
 ウサットの案通り、俺達は海に来た。
 俺以外全員女性、そして女性陣は全員ビキニを着ている。

 太陽がまぶしいぜ。
 だがそんな事はどうでもいい。
 女性陣の眺めは最高だ。
 目の保養になる。

 待てよ、まぶしい太陽は必要だ。
 太陽がまぶしくて暖かいからこその皆のビキニ姿を目に映すことが出来る。

 ラビイ・リース・マナ・フィルが俺の近くに来る。
 
「ふっふーん!似合うですか?」

 得意げな表情のラビイに似合わないと言いたくなるが、きれいなんだよな。
 ラビイは背は小さいが女性的な曲線が目を引く。
 白い肌と黒いビキニのコントラストが布面積の少ない水着を強調している。

「似合う」

 リースのビキニのパンツはふんどしを思わせる。
 黒い水着のせいか忍者に見えるのが不思議だ。
 
 マナは白い水着を着ている。
 胸部分がリボンになっている。
 きっとエルフが選んだんだろう。
 
 
 フィルのビキニは露出は控えめだが、その桃色の水着を手で隠している。

「あ、あんまり見ないでください。恥ずかしいです」

 隠そうとすればするほど見たくなってしまうから不思議だ。
 皆美人だよなあ。
 この世界は美形が多い。

 王やグレスはイケメンだし、目の前にいる女性は皆美人だ。

 他にもメイドのうさぎ族・ドリアード族のみんなとその世話係のエルフも水着だ。

 ドリアード族は光合成をするように太陽を浴びて気持ちよさそうだ。
 エルフはドリアード族にフルーツを渡していく。

 あれ、俺ってなんで疲れてたんだっけ?
 楽園すぎる。

 ラビイとマナが船を作っている。
 平和だ。
 船がどんどん大きくなっていく 

「……船、でかくね?」

 え?何?ノアの箱舟?
 どういう用途?
 遊び終わった後の処理は大丈夫か?

 リースは海の上を走ってる!
 違和感がない。
 水着で海の上を走って遊んでいるのに忍者に見える。
 

 フィルに目を戻すとまだお尻と胸を隠している。

「み、見ないでください」

 フィルはラビイに強引に連れてこられたのだ。

「バーベキューがそろそろ出来るよ」

 炭の上に網が置かれ、棒に刺さった肉や貝などが網に並ぶ。
 焼きあがる直前の貝にソースがかけられる。
 香ばしい匂いが食欲をそそり、貝を皿にして食べる。

「うめえ」

 新鮮な素材とベストタイミングでのソースの味付け具合。
 すべてが揃っている。

「皆も食べよう」



 みんなはマイペースにビーチを楽しんだ。
 揃ってバーベキューに集まることは無いが、お腹がすくとバーベキューを食べて寝転がる者、船を作る者と様々だ。

「魚を取ったにゃあ」

 魚を海から捕まえてくる者と様々な楽しみ方をしている。

「船に乗るのです!」

 ラビイが俺とフィルを船に乗せる。

「ジュンは海に入らないのです?」
「そうだな、入ろう」

 俺が海に入ると、ラビイはフィルを海に投げ入れた。

「フィルも楽しむのです!」
「ラビイ!急に投げないで!」

 ラビイのテンションが上がっている。
 俺は異変に気付いた。
 この海の周りは網に囲まれている。

「あああ!水着が!」
 
 フィルの水着のひもが解ける。
 いや、溶けていると言った方が正しい。
 明らかにおかしいのだ。上下の水着のひもが溶けている。

「あああ、間違ってタコを海にはなってしまったです!」
 
 ラビイがタコの入った大きな壺を海に投げ入れる。
 その瞬間フィルが俺に抱きついてくる。

「ふふふふ、ラッキースケベ、なのです」

 違う、ラビイによって何重にも張り巡らされたトラップでこうなることが計算されつくされている。

 フィルは触手が苦手だ。
 フィルが必死で俺にしがみつく。
 フィルの柔らかい体の感触が伝わる。
 俺は理性をフル回転させる。

「ラビイ、そろそろやめてくれ。フィルが本気で怖がっている」
「嬉しくないですか?」
「……すぐにやめてくれ」

 こうして俺はたっぷりと休養を取った。
 フィルはその日機嫌が悪かった。



「ラビイ、フィルの機嫌が悪くなっている。あまりやりすぎは良くない」
「でも、ジュンのラッキースケベが発動したです」
「だが、フィルは本気で怖がっていた」

「気持ちよかったですか?」
「その話はいい。次はやめてくれ」
「気持ちよかったですか?」
「良かったけどやめてくれ」

「次は気を付けるです。でもよかったです」

 視線を感じる。
 俺とラビイはフィルにジト目で見られていた。

「所で今日の夜は、私と寝て欲しいのです」
「……分かった」

 
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

学校一の美人から恋人にならないと迷惑系Vtuberになると脅された。俺を切り捨てた幼馴染を確実に見返せるけど……迷惑系Vtuberて何それ?

宇多田真紀
青春
学校一の美人、姫川菜乃。 栗色でゆるふわな髪に整った目鼻立ち、声質は少し強いのに優し気な雰囲気の女子だ。 その彼女に脅された。 「恋人にならないと、迷惑系Vtuberになるわよ?」 今日は、大好きな幼馴染みから彼氏ができたと知らされて、心底落ち込んでいた。 でもこれで、確実に幼馴染みを見返すことができる! しかしだ。迷惑系Vtuberってなんだ?? 訳が分からない……。それ、俺困るの?

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について

のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。 だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。 「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」 ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。 だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。 その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!? 仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、 「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」 「中の人、彼氏か?」 視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!? しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して―― 同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!? 「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」 代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!

昔義妹だった女の子が通い妻になって矯正してくる件

マサタカ
青春
 俺には昔、義妹がいた。仲が良くて、目に入れても痛くないくらいのかわいい女の子だった。 あれから数年経って大学生になった俺は友人・先輩と楽しく過ごし、それなりに充実した日々を送ってる。   そんなある日、偶然元義妹と再会してしまう。 「久しぶりですね、兄さん」 義妹は見た目や性格、何より俺への態度。全てが変わってしまっていた。そして、俺の生活が爛れてるって言って押しかけて来るようになってしまい・・・・・・。  ただでさえ再会したことと変わってしまったこと、そして過去にあったことで接し方に困っているのに成長した元義妹にドギマギさせられてるのに。 「矯正します」 「それがなにか関係あります? 今のあなたと」  冷たい視線は俺の過去を思い出させて、罪悪感を募らせていく。それでも、義妹とまた会えて嬉しくて。    今の俺たちの関係って義兄弟? それとも元家族? 赤の他人? ノベルアッププラスでも公開。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

まずはお嫁さんからお願いします。

桜庭かなめ
恋愛
 高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。  4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。  総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。  いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。  デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!  ※特別編6が完結しました!(2025.11.25)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、感想をお待ちしております。

扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。

みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。 勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。  辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。  だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!

処理中です...