美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ

文字の大きさ
43 / 51

第43話

しおりを挟む
 コーヒーを淹れに行くと、ヒマリとユキナがリビングに居た。

「おはよう」

 あいさつをするが、2人の反応がいつもと違う。

「お、おはよう」
「シュウ、おはよう」

 2人が僕を見る。
 昨日の声と音が漏れていたのかもしれない。



 その後メイとユズキが起きてくるけど、ユキナとヒマリ、特にヒマリは何度も僕たちを見ていて、僕が視線を向けるとすっと目を逸らす。

 朝食が終わると食器を洗うヒマリの足にきゅうがてちてちと肉球を当てて『散歩に連れてって』とアピールする。

「きゅう、洗い物が終わってからね」

 ヒマリはスキニーパンツの上からエプロンを着けている事で、後ろから見るとお尻が強調されているし、笑顔できゅうに話をする姿は自然体で魅力がある。

 キュを可愛がる顔に母性を感じるのだ。
 きゅうはヒマリとユズキに懐いている。

 僕とメイ、そしてユキナはパソコンやタブレットで何かやっている事が多く、構ってくれるのはヒマリとユズキになる。

 例えばユキナの場合、きゅうを膝に乗せてマダムユキナ状態になり、活発なきゅうとの相性がいいとは言えない。

「私が散歩に連れて行くよ?」

 ユヅキの提案にヒマリが答える。

「いいよ、私が連れて行くから」
「じゃあいっしょにいこっか」

 ユヅキとヒマリはもうヒマリと馴染んでいる。

「僕も行こうかな」
「シュウも、あ、後でね」

 僕にはなじんでいない。

 ヒマリはユキナとも馴染み、自然体で話すが、僕とはまだ馴染んでいない。

 ユズキとヒマリが散歩の準備をするときゅうが走り回る。

「きゅう!きゅ!きゅう!」

 きゅうの機嫌がよくなり、出かけて行った。

 僕とユキナがリビングで並んで執筆をしているとみんなが散歩から帰って来る。
 


「シュウ君、ミニベロで少し走って来るけど、一緒に行かない?」
「そうだね」

「え?ユズキは体力があるんだね」

 ヒマリが汗を掻き、息が荒くなっている。
 散歩ではなく、ランニングだったことが分かる。
 ヒマリは体力が無いわけではない。
 ユヅキの体力が高すぎるのだ。

 僕とユヅキが自転車を出してサイクリングに出発する。
 後ろからユズキをついていくように自転車で走るけど、ユヅキのお尻に目が行ってしまう。

 昨日シタばかりだから特に意識してしまうのだ。

「シュウ君、少し休憩にしましょう」
「そうだね」

 僕とユヅキは小さな公園で休む。

「はい、水だよ」
「ありがとう、シュウ君に荷物を持たせて悪いわね」

「大した荷物じゃないし良いよ」

 僕は自転車にセットできるボトル式の水筒を持っている。
 ロードバイクの人が水分補給しているあれだ。

「ユヅキは昨日シタのに、体力は大丈夫なの?」
「大丈夫よ、少し腰と、あそこに違和感があるだけで、まだまだ走れるわ。そういうシュウ君だって体力があるのね」

「そうかな?」
「そうよ、私をあんなに押さえつけてシテいたのに、しかもメイちゃんも満足させて、シュウ君の方が疲れていると思うわ」

「う、夜の事を言われると、困るよ」
「ふふふ、シュウ君」

 ユヅキが僕を真っすぐ見つめる。

「今日もシヨっか」

 その日の夜はユヅキと2人で寝た。



 休日の夜はどっちもユヅキと過ごしたけど、次の日の学校でユヅキは元気そうだった。

 ユヅキはベッドではベッドの上では攻められて、強引にされるのが好きだ。

 でも、体はむっちりしていて、活発でスポーツマン。
 学校では先生らしいきっちりした態度で過ごす。

 学校のきっちりしたユヅキと、ベッドのユヅキは別人のようなギャップがあって、学校でも僕の体は熱くなった。
 
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。

たかなしポン太
青春
   僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。  助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。  でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。 「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」 「ちょっと、確認しなくていいですから!」 「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」 「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」    天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。  異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー! ※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。 ※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

幼馴染みのメッセージに打ち間違い返信したらとんでもないことに

家紋武範
恋愛
 となりに住む、幼馴染みの夕夏のことが好きだが、その思いを伝えられずにいた。  ある日、夕夏のメッセージに返信しようとしたら、間違ってとんでもない言葉を送ってしまったのだった。

私の推し(兄)が私のパンツを盗んでました!?

ミクリ21
恋愛
お兄ちゃん! それ私のパンツだから!?

手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない

みずがめ
恋愛
 宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。  葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。  なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。  その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。  そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。  幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。  ……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

処理中です...