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第51話
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母さんが言った。
「四天王は全員、きれいになったわねえ。でも、シュウは痩せた?」
「それはもう、痩せたよ」
「ふ、ふふふふふふふ!四天王に吸い取られたみたいねえ。魔王様、ふふふふふふふふふふ」
「母さん、皆思春期なんだ。恥ずかしがらせるな」
父さんと母さんがイチャイチャしながらじゃれる。
僕たちは2人を放置してリビングに向かう。
「シュウ、持って行ってくれ」
「父さん、これは……コンドーム」
「100枚入りを10セットだ」
母さんがまたツボにはまったように笑い、父さんもつられて笑っていた。
ヒマリとシタ事で最近母さんは特に機嫌がいい。
ほくほくとした笑顔はいつも以上だった。
リビングに戻ると、ユキナとヒマリが僕の腕に絡みついた。
「シュウ、私達話し合ったのだけど、ヒマリと私はギスギスしてたじゃない?仲直りの儀式をしたいのよ」
「魔王様のお仕置きが必要なの」
最近魔王プレーが流行っている。
具体的に何のことかは言わないけど、多分想像通りだ。
ちなみにこの会話もプレーの一環だ。
ベッドの上でユキナとヒマリに抱き合わせて、お互いにキスをさせる。
「くっくっく!お仕置きが必要だな」
「はひ、魔王様、んあ」
「魔王様に、心も体も、ああああ!」
「くっくっく、忠誠は行動で示してもらわねばな」
僕は2人に手を伸ばした。
◇
やっている事は子供の遊びでそこまでのことじゃない。
ユキナが屈辱的な恰好で報告する。
「報告します、高校で魔王様に告白を、ああああ!」
「どうした?最後まで言うんだ」
「告白を、はひい、目論む、く、お許しを」
四天王は全員責められるのが好きだ。
「最初から報告し直せ!」
「報告、おふゅ!」
◇
僕たちは楽しく過ごした。
「お兄ちゃん!今日は私だよ」
「先生をいじめるのプレーがいいなあ」
◇
僕たちはとても親密で、深いつながりのまま、高校生活を過ごした。
そして、僕とメイが卒業すると同時に僕たちは引っ越した。
結婚のルールが緩和され、多様性のある生き方が特区内でのみ実験的に行われている。
その特区に引っ越した。
起業家が1000億円を寄付し、話題となり急造されたその都市は、人口が増え、今も建設ラッシュが続き特需が起きている。
この特区内では早くも少子化問題解決の糸口として注目され、財政は潤った。
僕はメイ・ユキナ・ユヅキ・ヒマリと小さな結婚式を行い、父さん、母さんと一緒に住む。
母さんは子宝に恵まれ、それでも僕たちの子供を欲しがった。
「さあ、手始めに4人作りましょう」
母さんはおかしな事をよく言う。
「手始めにって、簡単に言いすぎだよ」
「違うわよお。作ろうとしても授かれない時は授かれないのよ。全力で作りに行きましょう。その姿勢が言いたいのよ」
父さんが言った。
「キングサイズのベッドを2つ繋げてある。設備はすべて整っている」
そう言って父さんは僕の肩を叩いた。
まるで僕が戦場に行くような言い方だ。
寝室に向かうと、四天王が服を脱いでいく。
「お兄ちゃん、後ろからがいいよね?」
「私は、前から」
「もう、私は右にするわ」
「私は左ね。でも、みんなが眠ったらお酒を飲んでしたいなあ」
皆がユヅキを見た。
「玄関にカギをかけておこう」
「そうね、念の為に必要よね」
「えええ!もう私は先生じゃないのよ?シテも問題無いわよね?」
「酒癖が悪すぎるからね」
「じゃあ縛ってもらおっかな」
「ふふ、シュウ。言葉よりも、行動、よね?」
四天王は僕の顔ではなく、斜め下を向きながら近づいてきた。
僕はその夜、4人を抱いた。
◇
「凄いわねえ。四天王はすぐに妊娠するのねえ」
母さんが言った通り、四天王は全員妊娠した。
流産の可能性も捨てきれない為、お祝いは生まれてからになる。
◇
【10カ月後】
メイ・ヒマリ・ユヅキ・ユキナに子供が生まれた。
4人の子供を抱き、退院し、家に戻り数か月すると、また皆とシテ、また子供を作った。
皆と会って3年以上たったけど、まったく飽きることなく、何度も抱き合っている。
皆出産した後更に美人になっていくように思う。
僕の感情が変わっているのか。本当に美人になっているのか分からない。
僕は予感した。
また皆を妊娠させて、民が子供を産む。
これを何回も繰り返すだろう。
20人くらい、子供が出来て、面倒を見切れなくなるかな?
でも、それもいいかもしれない。
ユズキ・メイ・ユキナ・ヒマリが笑顔で僕を見て、ゼロ距離まで近づいてくる。
また、僕は四天王の魅力に打ち勝つ事は出来ていない。
自分の欲望に負け続けてきた。
でも、負けるのは当然だよ。
僕はモブだけど、メイも、ヒマリも、ユヅキも、ユキナも、美人四天王で、僕の奥さんなんだから。
「四天王は全員、きれいになったわねえ。でも、シュウは痩せた?」
「それはもう、痩せたよ」
「ふ、ふふふふふふふ!四天王に吸い取られたみたいねえ。魔王様、ふふふふふふふふふふ」
「母さん、皆思春期なんだ。恥ずかしがらせるな」
父さんと母さんがイチャイチャしながらじゃれる。
僕たちは2人を放置してリビングに向かう。
「シュウ、持って行ってくれ」
「父さん、これは……コンドーム」
「100枚入りを10セットだ」
母さんがまたツボにはまったように笑い、父さんもつられて笑っていた。
ヒマリとシタ事で最近母さんは特に機嫌がいい。
ほくほくとした笑顔はいつも以上だった。
リビングに戻ると、ユキナとヒマリが僕の腕に絡みついた。
「シュウ、私達話し合ったのだけど、ヒマリと私はギスギスしてたじゃない?仲直りの儀式をしたいのよ」
「魔王様のお仕置きが必要なの」
最近魔王プレーが流行っている。
具体的に何のことかは言わないけど、多分想像通りだ。
ちなみにこの会話もプレーの一環だ。
ベッドの上でユキナとヒマリに抱き合わせて、お互いにキスをさせる。
「くっくっく!お仕置きが必要だな」
「はひ、魔王様、んあ」
「魔王様に、心も体も、ああああ!」
「くっくっく、忠誠は行動で示してもらわねばな」
僕は2人に手を伸ばした。
◇
やっている事は子供の遊びでそこまでのことじゃない。
ユキナが屈辱的な恰好で報告する。
「報告します、高校で魔王様に告白を、ああああ!」
「どうした?最後まで言うんだ」
「告白を、はひい、目論む、く、お許しを」
四天王は全員責められるのが好きだ。
「最初から報告し直せ!」
「報告、おふゅ!」
◇
僕たちは楽しく過ごした。
「お兄ちゃん!今日は私だよ」
「先生をいじめるのプレーがいいなあ」
◇
僕たちはとても親密で、深いつながりのまま、高校生活を過ごした。
そして、僕とメイが卒業すると同時に僕たちは引っ越した。
結婚のルールが緩和され、多様性のある生き方が特区内でのみ実験的に行われている。
その特区に引っ越した。
起業家が1000億円を寄付し、話題となり急造されたその都市は、人口が増え、今も建設ラッシュが続き特需が起きている。
この特区内では早くも少子化問題解決の糸口として注目され、財政は潤った。
僕はメイ・ユキナ・ユヅキ・ヒマリと小さな結婚式を行い、父さん、母さんと一緒に住む。
母さんは子宝に恵まれ、それでも僕たちの子供を欲しがった。
「さあ、手始めに4人作りましょう」
母さんはおかしな事をよく言う。
「手始めにって、簡単に言いすぎだよ」
「違うわよお。作ろうとしても授かれない時は授かれないのよ。全力で作りに行きましょう。その姿勢が言いたいのよ」
父さんが言った。
「キングサイズのベッドを2つ繋げてある。設備はすべて整っている」
そう言って父さんは僕の肩を叩いた。
まるで僕が戦場に行くような言い方だ。
寝室に向かうと、四天王が服を脱いでいく。
「お兄ちゃん、後ろからがいいよね?」
「私は、前から」
「もう、私は右にするわ」
「私は左ね。でも、みんなが眠ったらお酒を飲んでしたいなあ」
皆がユヅキを見た。
「玄関にカギをかけておこう」
「そうね、念の為に必要よね」
「えええ!もう私は先生じゃないのよ?シテも問題無いわよね?」
「酒癖が悪すぎるからね」
「じゃあ縛ってもらおっかな」
「ふふ、シュウ。言葉よりも、行動、よね?」
四天王は僕の顔ではなく、斜め下を向きながら近づいてきた。
僕はその夜、4人を抱いた。
◇
「凄いわねえ。四天王はすぐに妊娠するのねえ」
母さんが言った通り、四天王は全員妊娠した。
流産の可能性も捨てきれない為、お祝いは生まれてからになる。
◇
【10カ月後】
メイ・ヒマリ・ユヅキ・ユキナに子供が生まれた。
4人の子供を抱き、退院し、家に戻り数か月すると、また皆とシテ、また子供を作った。
皆と会って3年以上たったけど、まったく飽きることなく、何度も抱き合っている。
皆出産した後更に美人になっていくように思う。
僕の感情が変わっているのか。本当に美人になっているのか分からない。
僕は予感した。
また皆を妊娠させて、民が子供を産む。
これを何回も繰り返すだろう。
20人くらい、子供が出来て、面倒を見切れなくなるかな?
でも、それもいいかもしれない。
ユズキ・メイ・ユキナ・ヒマリが笑顔で僕を見て、ゼロ距離まで近づいてくる。
また、僕は四天王の魅力に打ち勝つ事は出来ていない。
自分の欲望に負け続けてきた。
でも、負けるのは当然だよ。
僕はモブだけど、メイも、ヒマリも、ユヅキも、ユキナも、美人四天王で、僕の奥さんなんだから。
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