18 / 43
第18話
しおりを挟む
【次の日・早朝】
「皆でお出かけか?」
「フィール、お前も来るか?これから隣の村に行って商売が出来るか見に行く」
アイラの両親とファインパーティーのストーリークエストか。
「いや、俺はチンカウバインの魔力供給と訓練があるから行けないんだ」
「フィール君、またね!」
アイラが俺に手を振った。
可愛いなあ。
俺はアイラの後ろ姿を見送った。
屋敷の前には100人を超える人が集まっていた。
「フィール様、皆を集めました」
「うん、ありがとう。チンカウバイン、出てこい」
チンカウバインが俺から出てきた。
「「おおおおおおおおおお!」」
集まったみんなが声をあげる。
「魔力は完全回復したよ!さあ!風に乗せて愛を運ぶよ!」
チンカウバインが先行して飛んでいき、女の子の前で止まる。
「君はこの子と相性がいいね」
「え?でも、トム君はいつも私をからかって意地悪ばかりしてる」
「それはトムが君の事を好きだからだよ。彼は不器用でうまく想いを伝えられないんだ。さあ、君が歩み寄れば意地悪は愛に変わるよ」
トムがぼこぼこにされている。
「次は君、彼女に今すぐ告白するんだ!」
「やっぱり、あの2人は怪しいと思っていたんだ」
「バレバレよね」
「今日から妖精公認だ。おめでとう!」
「おめでとう!」
パチパチパチパチ!
2人とも真っ赤だ。
「チンカウバイン、俺は訓練を続ける。ちょっと走って来る」
「うん、任せてよ!」
チンカウバインはテンションが上がっており、空中を無意味に飛び回る。
近くにいるのは危険だ。
俺はダッシュでこの場を後にした。
逃げる時、人はその時に最大の力を発揮するのだろう。
いつもより調子がいい。
ダッシュ訓練がはかどりすぎる。
ダッシュ訓練が終わるとチンカウバインがぐったりしていた。
魔力切れか。
「フィール、魔力を、ちょうだい」
チンカウバインに魔力を受け渡すと空に飛びあがった。
急に元気になった。
「どんどん行くよ!次は君!いつも彼女の後姿にドキドキしているね。彼女の素敵なくびれとお尻にドキドキするより今すぐ愛を告白するんだ!」
よし、筋トレに行こう。
ここから離れて筋トレだ。
俺は離れて筋トレをこなす。
筋トレを終わらせてチンカウバインに魔力を供給するとチンカウバインが行動する前に立ち去った。
次はステップだ!
この後、チンカウバインに魔力を供給しつつ食事、訓練を続け、日が落ちてきた。
「今日は満足だよ!私の恋占いで結婚が決まったカップルもいるし、10組は愛で結ばれるね」
チンカウバインが俺に憑依した。
アイラたちが帰ってきた。
「フィール君、ただいま」
「お帰り」
「ここは中々に、商売をするにはいいかもしれませんな。ここで取れた海産物を向こうの領地で欲しがっているようで、運べば運んだだけ売れるでしょう」
「おお!それは良かった」
「儲けが出れば領地への税を納める事になります。そうなればこの領地の力になれるかもしれません」
アイラの両親は機嫌がよく、漁場に向かって行った。
行動が早い。
早速海産物の交渉に向かったようだ。
この領地の近くには3つの領地がある。
アイラの両親はすべて回るつもりらしい。
故郷も気に入って貰えたようだ。
俺は、訓練を続けよう。
【3日後】
アイラの両親が領主館で売店を開いた。
元々ぶつぶつ交換が多くお金を使う機会は多くなかったが、俺が持って来たお金を父さんはアイラの父に貸した。
アイラの父が農作物や海産物、塩を買い取り、お金を循環させつつある。
他の領地から自警団が引率のように人を引き連れてやって来た。
「ここに来れば恋占いをして貰えると聞きました」
「私を占って!」
「結婚したいの!早く結婚したい!」
完全に噂が広がっている。
「わ、分かった。恋占いの後は、売店で色々買って行って欲しい。塩や魚の天日干しなんかも売っているから」
「でも、金が無くて」
「私も、お金は持っていないわ」
「お困りのようですな。もし良ければ、しばらくの間は物々交換で対応しますよ」
「なら、商売は明日からか」
チンカウバインが喜んで恋占いをする。
みんなが帰ると、アイラの両親が俺に頭を下げながらお礼を言った。
「ありがとうございます。見事な誘導でした。本当に助かります」
「私達の商売を助けてくれているのが伝わってきます。本当に助かります」
「フィール君、ありがとう!」
話がサクサク進む。
【更に3日後】
「魔物を倒して来たぜ!血抜きもしてある」
「これは立派なイノシシですな。解体すればみんなが買ってくれるでしょう」
ファインのパーティーは領地間の移動を護衛したり、魔物を狩って肉を売ってアイラの両親が営む売店は更に繁盛した。
『ここに来れば物が手に入る』
そう思わせた事が大きい。
更に近隣で一番腕がいいといわれる大工が結婚を決めてここに引っ越して来た。
「俺は三男だからよう、嫁のいるこの領地に住むぜ。フィールの旦那、いい嫁と巡り会えて、感謝するぜ」
「早速家を建てる依頼をしてもいいですかな?」
「おう!腕が鳴るぜ!」
「出来れば、この領地に住む大工にも一緒に働いて欲しいのですが、いいですかな?」
「構わねえぜ!ちったあ仕事も教える」
「おお!助かります!」
アイラの両親は大きめの売店付きの家を建てるようだ。
ここに来れば物が買える、更にみんなの意識は変わるだろう。
更にこの領地に住む大工の技量も上がっていく。
そして移民希望者がまだ数家族だけではあるが希望を出している。
店を建てたら次の家を建てることになるだろう。
この領地は土地は豊富で人は不足している。
商売がうまくいき、人が増える、か。
領地の経営危機は時間が解決するだろう。
心配していた周りの領地からのクレームも無いようだ。
俺はアイラの父と話をする。
「提案があるんだけど、ここに未婚の男女を集めてパーティーを開かないか?そのついでに店を宣伝しよう。パーティー費用は俺が父さんに渡した費用で賄って、返済不要にしたい」
「おお!これで色々と加速しますな。準備は私が進めます。3日後でどうでしょうか?」
「分かった、頼む。この件を父さんに話してくる」
村があわただしくなった。
【それから更に3日後】
近くの領地からも未婚の男女が集まった。
ファインのパーティーは喜んで協力してくれた。
総勢300人を超える人が集まり、昼から質素なパーティーを開いた。
挨拶と進行は父さんと母さんにお願いした。
「それでは息子のフィールに妖精の恋占いをして貰う!」
「「うおおおおおおおおおおおおおおおお!」」
「チンカウバイン!行け!」
「ふぉおおおお!いるよいるよ!結ばれる愛がいっぱいあるよ!」
「俺の魔力を吸いつくしてもいい!今日は全力でやってくれ!」
俺は少し離れてその様子を眺めた。
たまに叫び声も聞こえるが、まあ、仕方がない。
さてっとファインのハーレムイベントの準備を進めるか。
「皆でお出かけか?」
「フィール、お前も来るか?これから隣の村に行って商売が出来るか見に行く」
アイラの両親とファインパーティーのストーリークエストか。
「いや、俺はチンカウバインの魔力供給と訓練があるから行けないんだ」
「フィール君、またね!」
アイラが俺に手を振った。
可愛いなあ。
俺はアイラの後ろ姿を見送った。
屋敷の前には100人を超える人が集まっていた。
「フィール様、皆を集めました」
「うん、ありがとう。チンカウバイン、出てこい」
チンカウバインが俺から出てきた。
「「おおおおおおおおおお!」」
集まったみんなが声をあげる。
「魔力は完全回復したよ!さあ!風に乗せて愛を運ぶよ!」
チンカウバインが先行して飛んでいき、女の子の前で止まる。
「君はこの子と相性がいいね」
「え?でも、トム君はいつも私をからかって意地悪ばかりしてる」
「それはトムが君の事を好きだからだよ。彼は不器用でうまく想いを伝えられないんだ。さあ、君が歩み寄れば意地悪は愛に変わるよ」
トムがぼこぼこにされている。
「次は君、彼女に今すぐ告白するんだ!」
「やっぱり、あの2人は怪しいと思っていたんだ」
「バレバレよね」
「今日から妖精公認だ。おめでとう!」
「おめでとう!」
パチパチパチパチ!
2人とも真っ赤だ。
「チンカウバイン、俺は訓練を続ける。ちょっと走って来る」
「うん、任せてよ!」
チンカウバインはテンションが上がっており、空中を無意味に飛び回る。
近くにいるのは危険だ。
俺はダッシュでこの場を後にした。
逃げる時、人はその時に最大の力を発揮するのだろう。
いつもより調子がいい。
ダッシュ訓練がはかどりすぎる。
ダッシュ訓練が終わるとチンカウバインがぐったりしていた。
魔力切れか。
「フィール、魔力を、ちょうだい」
チンカウバインに魔力を受け渡すと空に飛びあがった。
急に元気になった。
「どんどん行くよ!次は君!いつも彼女の後姿にドキドキしているね。彼女の素敵なくびれとお尻にドキドキするより今すぐ愛を告白するんだ!」
よし、筋トレに行こう。
ここから離れて筋トレだ。
俺は離れて筋トレをこなす。
筋トレを終わらせてチンカウバインに魔力を供給するとチンカウバインが行動する前に立ち去った。
次はステップだ!
この後、チンカウバインに魔力を供給しつつ食事、訓練を続け、日が落ちてきた。
「今日は満足だよ!私の恋占いで結婚が決まったカップルもいるし、10組は愛で結ばれるね」
チンカウバインが俺に憑依した。
アイラたちが帰ってきた。
「フィール君、ただいま」
「お帰り」
「ここは中々に、商売をするにはいいかもしれませんな。ここで取れた海産物を向こうの領地で欲しがっているようで、運べば運んだだけ売れるでしょう」
「おお!それは良かった」
「儲けが出れば領地への税を納める事になります。そうなればこの領地の力になれるかもしれません」
アイラの両親は機嫌がよく、漁場に向かって行った。
行動が早い。
早速海産物の交渉に向かったようだ。
この領地の近くには3つの領地がある。
アイラの両親はすべて回るつもりらしい。
故郷も気に入って貰えたようだ。
俺は、訓練を続けよう。
【3日後】
アイラの両親が領主館で売店を開いた。
元々ぶつぶつ交換が多くお金を使う機会は多くなかったが、俺が持って来たお金を父さんはアイラの父に貸した。
アイラの父が農作物や海産物、塩を買い取り、お金を循環させつつある。
他の領地から自警団が引率のように人を引き連れてやって来た。
「ここに来れば恋占いをして貰えると聞きました」
「私を占って!」
「結婚したいの!早く結婚したい!」
完全に噂が広がっている。
「わ、分かった。恋占いの後は、売店で色々買って行って欲しい。塩や魚の天日干しなんかも売っているから」
「でも、金が無くて」
「私も、お金は持っていないわ」
「お困りのようですな。もし良ければ、しばらくの間は物々交換で対応しますよ」
「なら、商売は明日からか」
チンカウバインが喜んで恋占いをする。
みんなが帰ると、アイラの両親が俺に頭を下げながらお礼を言った。
「ありがとうございます。見事な誘導でした。本当に助かります」
「私達の商売を助けてくれているのが伝わってきます。本当に助かります」
「フィール君、ありがとう!」
話がサクサク進む。
【更に3日後】
「魔物を倒して来たぜ!血抜きもしてある」
「これは立派なイノシシですな。解体すればみんなが買ってくれるでしょう」
ファインのパーティーは領地間の移動を護衛したり、魔物を狩って肉を売ってアイラの両親が営む売店は更に繁盛した。
『ここに来れば物が手に入る』
そう思わせた事が大きい。
更に近隣で一番腕がいいといわれる大工が結婚を決めてここに引っ越して来た。
「俺は三男だからよう、嫁のいるこの領地に住むぜ。フィールの旦那、いい嫁と巡り会えて、感謝するぜ」
「早速家を建てる依頼をしてもいいですかな?」
「おう!腕が鳴るぜ!」
「出来れば、この領地に住む大工にも一緒に働いて欲しいのですが、いいですかな?」
「構わねえぜ!ちったあ仕事も教える」
「おお!助かります!」
アイラの両親は大きめの売店付きの家を建てるようだ。
ここに来れば物が買える、更にみんなの意識は変わるだろう。
更にこの領地に住む大工の技量も上がっていく。
そして移民希望者がまだ数家族だけではあるが希望を出している。
店を建てたら次の家を建てることになるだろう。
この領地は土地は豊富で人は不足している。
商売がうまくいき、人が増える、か。
領地の経営危機は時間が解決するだろう。
心配していた周りの領地からのクレームも無いようだ。
俺はアイラの父と話をする。
「提案があるんだけど、ここに未婚の男女を集めてパーティーを開かないか?そのついでに店を宣伝しよう。パーティー費用は俺が父さんに渡した費用で賄って、返済不要にしたい」
「おお!これで色々と加速しますな。準備は私が進めます。3日後でどうでしょうか?」
「分かった、頼む。この件を父さんに話してくる」
村があわただしくなった。
【それから更に3日後】
近くの領地からも未婚の男女が集まった。
ファインのパーティーは喜んで協力してくれた。
総勢300人を超える人が集まり、昼から質素なパーティーを開いた。
挨拶と進行は父さんと母さんにお願いした。
「それでは息子のフィールに妖精の恋占いをして貰う!」
「「うおおおおおおおおおおおおおおおお!」」
「チンカウバイン!行け!」
「ふぉおおおお!いるよいるよ!結ばれる愛がいっぱいあるよ!」
「俺の魔力を吸いつくしてもいい!今日は全力でやってくれ!」
俺は少し離れてその様子を眺めた。
たまに叫び声も聞こえるが、まあ、仕方がない。
さてっとファインのハーレムイベントの準備を進めるか。
0
あなたにおすすめの小説
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
能力『ゴミ箱』と言われ追放された僕はゴミ捨て町から自由に暮らすことにしました
御峰。
ファンタジー
十歳の時、貰えるギフトで能力『ゴミ箱』を授かったので、名門ハイリンス家から追放された僕は、ゴミの集まる町、ヴァレンに捨てられる。
でも本当に良かった!毎日勉強ばっかだった家より、このヴァレン町で僕は自由に生きるんだ!
これは、ゴミ扱いされる能力を授かった僕が、ゴミ捨て町から幸せを掴む為、成り上がる物語だ――――。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる