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第49話
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「平和だ」
俺達はダンジョン30階のセーフゾーンで休息を取っていた。
俺とアリシアはゴーレムに作って貰ったフルーツジュースを堪能する。
「アリシア、聞きたいことがあったんだ」
「何かにゃ?」
「俺とアリシアが同じベッドで寝た時アリシアを触っただろ?その時くすぐったいと言われて触るのをやめたんだ。触られるのは嫌だけど結婚は大丈夫なのか?」
「嫌じゃないにゃあ」
「え?でも、くすぐったいにゃあって言ってただろ?」
「くすぐったいって言っただけにゃあ。嫌じゃないにゃあ」
何、だと!
嫌じゃなかったのか!
ゼスじいの言う通りだった。
俺は、ただ告白すればよかったんだ。
アリシアに断られるのが怖い、そう思った俺の弱さか。
クレアとエステルがゴーレムと一緒の歩いてくる。
「ゲット、またお野菜を貰う事になりましたわ」
「分かった。ストレージに入れておこう」
「願いしますわね」
「魚も貰いましょう!後キノコも!」
「クレア、大丈夫だ。貰える分は全部貰うから」
野菜を貰ったり、命のやり取りと関係ない話をして過ごす。
平和だよなあ。
でも、帝国から将軍が攻めてくるだろうから、かりそめの平和ではあるか。
【アイアンレッド帝国南部】
ゲットパーティーが休息を取っている間、北の帝国領からは2人の将軍がマイルド王国の王都を目指していた。
「やっとエステルタンに会えるなりー!」
剛腕のブルベア、帝国6将最強の体力を持つ男である。
背が高く、筋肉が発達しており、熊のような印象を受けるが、口調は砕けておりマイルド王国のエステルを狙っている。
「君はエステルの事ばかりだね。まあ、僕も人の事は言えないけどね」
骨のエムル、1度に100体のスケルトンを召喚できるサキュバスで、完璧な外見とは裏腹に変わった性格の持ち主である。
エムルは女性で見た目は美しいが性格には難がある。
美しい薄紫の髪をショートカットに短く整えている
怪しく輝く薄紫の瞳は、その美しさを怪しく引き立てる。
黒と紫の魔女服を着ているが三角帽子は被らず、頭から羊の角が生えている。
「エステルタンにやっと会えるなりよー!」
「剛腕、君は女性をエステルと同じ髪色と目の色にさせて無理やり嫌がる事をするのはやめるべきなんだ。そう言うのはMの属性を持ち、嫌がったふりをしつつも虐めて欲しいと願う女性で楽しむべきなんだ。それが真のMへのおもてなしだよ」
「すぐに終わるよ。エステルタンはすぐ手に入れるからもうエステルタン以外の女に用はないなりー!」
「はあ、分かって貰えないようだね。僕は真のM道を貫くために、先に行かせてもらうよ」
エムルはスケルトンを数体集めて馬のスケルトンを生成する。
馬のスケルトンに乗って単身で先へと進んだ。
「あ!ちょっと!兵士の管理は!?ずるいなりよー!」
【骨のエムル視点】
僕はスケルトンの馬に乗りながら魔道具を眺める。
クグツを倒したゲット、良い顔だね。
僕の女性としての勘が叫んでいるよ。
この気の強そうな目、Mな僕には分かるよ。
ゲット、君はSだね?
僕には分かるんだ。
ふふふふふ、楽しみだ。
ブランは考えてあるんだ。
①僕とゲットが戦う前に、僕が負けたらゲットの奴隷になる契約を結ぶ
②僕が全力で勝負を挑み、全力で抗い僕は敗北する。
③真のSと、M道を進む僕との生活が始まる。
ゲット、女性と男性が惹かれ合うように、SとMもまた惹かれ合う運命なんだよ。
「はあ、はあ、もう少しで幕は上がるよ!」
【剛腕のブルベア視点】
骨はずるい。
抜け駆けは駄目だ。
僕はこの世界に転生してから、エステルタンを手に入れる事だけを心の支えにして地獄のような日々を生きてきた。
何度か死にかけ、そのたびにエステルタンを手に入れる希望を胸に生きながらえてきた。
まあ、骨は人を好んで殺さない。
骨は騎士道を重視し、2週目で仲間になるパーティーキャラだ。
エステルタンに被害はないだろう。
「ま、骨が死んでも、どうでもいいなりね。ぢゅふふー!」
僕は将軍の力を利用して女を手に入れた。
皆エステルタンと同じ輝くような金髪に変えた。
皆エステルタンと同じブルーの瞳に変えた。
皆エステルタンに似た背の低い女を選んだ。
胸が違うと思えば、筋トレをノルマ化し、くびれが違うと思えばヒップアップを強制してきた。
でもみんなエステルタンとは違う。
女の中で一番エステルタンに似た女をテントに呼ぶ。
「今日はわたくしが相手をしますわ」
「違うなり、お相手をなりよ」
「し、失礼しましたわ。もう一度やり直しますわね」
違う言葉遣いは矯正する。
「今日はわたくしがお相手をしますわ」
僕は興奮が収まらず、女をベッドに押し倒し、服を引き裂く。
「ひい!やめて!」
女が涙を流して訴える。
「そうじゃないなりよ。言葉遣いが悪いなり」
女は必死てエステルの言葉を使う。
「こ、このような急な行いは。え、と、紳士としてあ、うぐ」
「もういいなり。エステルタンへの昂ぶりを押さえるなり」
「ひいいい!」
剛腕のブルベアはエステルを狙う。
疾風のガルウインは帝国の支配を目論む。
そして、勇者ダストは、復讐に燃え、魔物の軍団を使役する。
骨のエムルはゲットを狙う。
4者の思惑はすべて食い違ったまま戦いが始まろうとしていた。
俺達はダンジョン30階のセーフゾーンで休息を取っていた。
俺とアリシアはゴーレムに作って貰ったフルーツジュースを堪能する。
「アリシア、聞きたいことがあったんだ」
「何かにゃ?」
「俺とアリシアが同じベッドで寝た時アリシアを触っただろ?その時くすぐったいと言われて触るのをやめたんだ。触られるのは嫌だけど結婚は大丈夫なのか?」
「嫌じゃないにゃあ」
「え?でも、くすぐったいにゃあって言ってただろ?」
「くすぐったいって言っただけにゃあ。嫌じゃないにゃあ」
何、だと!
嫌じゃなかったのか!
ゼスじいの言う通りだった。
俺は、ただ告白すればよかったんだ。
アリシアに断られるのが怖い、そう思った俺の弱さか。
クレアとエステルがゴーレムと一緒の歩いてくる。
「ゲット、またお野菜を貰う事になりましたわ」
「分かった。ストレージに入れておこう」
「願いしますわね」
「魚も貰いましょう!後キノコも!」
「クレア、大丈夫だ。貰える分は全部貰うから」
野菜を貰ったり、命のやり取りと関係ない話をして過ごす。
平和だよなあ。
でも、帝国から将軍が攻めてくるだろうから、かりそめの平和ではあるか。
【アイアンレッド帝国南部】
ゲットパーティーが休息を取っている間、北の帝国領からは2人の将軍がマイルド王国の王都を目指していた。
「やっとエステルタンに会えるなりー!」
剛腕のブルベア、帝国6将最強の体力を持つ男である。
背が高く、筋肉が発達しており、熊のような印象を受けるが、口調は砕けておりマイルド王国のエステルを狙っている。
「君はエステルの事ばかりだね。まあ、僕も人の事は言えないけどね」
骨のエムル、1度に100体のスケルトンを召喚できるサキュバスで、完璧な外見とは裏腹に変わった性格の持ち主である。
エムルは女性で見た目は美しいが性格には難がある。
美しい薄紫の髪をショートカットに短く整えている
怪しく輝く薄紫の瞳は、その美しさを怪しく引き立てる。
黒と紫の魔女服を着ているが三角帽子は被らず、頭から羊の角が生えている。
「エステルタンにやっと会えるなりよー!」
「剛腕、君は女性をエステルと同じ髪色と目の色にさせて無理やり嫌がる事をするのはやめるべきなんだ。そう言うのはMの属性を持ち、嫌がったふりをしつつも虐めて欲しいと願う女性で楽しむべきなんだ。それが真のMへのおもてなしだよ」
「すぐに終わるよ。エステルタンはすぐ手に入れるからもうエステルタン以外の女に用はないなりー!」
「はあ、分かって貰えないようだね。僕は真のM道を貫くために、先に行かせてもらうよ」
エムルはスケルトンを数体集めて馬のスケルトンを生成する。
馬のスケルトンに乗って単身で先へと進んだ。
「あ!ちょっと!兵士の管理は!?ずるいなりよー!」
【骨のエムル視点】
僕はスケルトンの馬に乗りながら魔道具を眺める。
クグツを倒したゲット、良い顔だね。
僕の女性としての勘が叫んでいるよ。
この気の強そうな目、Mな僕には分かるよ。
ゲット、君はSだね?
僕には分かるんだ。
ふふふふふ、楽しみだ。
ブランは考えてあるんだ。
①僕とゲットが戦う前に、僕が負けたらゲットの奴隷になる契約を結ぶ
②僕が全力で勝負を挑み、全力で抗い僕は敗北する。
③真のSと、M道を進む僕との生活が始まる。
ゲット、女性と男性が惹かれ合うように、SとMもまた惹かれ合う運命なんだよ。
「はあ、はあ、もう少しで幕は上がるよ!」
【剛腕のブルベア視点】
骨はずるい。
抜け駆けは駄目だ。
僕はこの世界に転生してから、エステルタンを手に入れる事だけを心の支えにして地獄のような日々を生きてきた。
何度か死にかけ、そのたびにエステルタンを手に入れる希望を胸に生きながらえてきた。
まあ、骨は人を好んで殺さない。
骨は騎士道を重視し、2週目で仲間になるパーティーキャラだ。
エステルタンに被害はないだろう。
「ま、骨が死んでも、どうでもいいなりね。ぢゅふふー!」
僕は将軍の力を利用して女を手に入れた。
皆エステルタンと同じ輝くような金髪に変えた。
皆エステルタンと同じブルーの瞳に変えた。
皆エステルタンに似た背の低い女を選んだ。
胸が違うと思えば、筋トレをノルマ化し、くびれが違うと思えばヒップアップを強制してきた。
でもみんなエステルタンとは違う。
女の中で一番エステルタンに似た女をテントに呼ぶ。
「今日はわたくしが相手をしますわ」
「違うなり、お相手をなりよ」
「し、失礼しましたわ。もう一度やり直しますわね」
違う言葉遣いは矯正する。
「今日はわたくしがお相手をしますわ」
僕は興奮が収まらず、女をベッドに押し倒し、服を引き裂く。
「ひい!やめて!」
女が涙を流して訴える。
「そうじゃないなりよ。言葉遣いが悪いなり」
女は必死てエステルの言葉を使う。
「こ、このような急な行いは。え、と、紳士としてあ、うぐ」
「もういいなり。エステルタンへの昂ぶりを押さえるなり」
「ひいいい!」
剛腕のブルベアはエステルを狙う。
疾風のガルウインは帝国の支配を目論む。
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