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第14話「とある魔術のラーニャ」
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「魔術には様々な魔法がある。詠唱を前提として話すよ。まずは攻撃魔法、防御魔法、固有魔法、普通魔法。攻撃魔法は名前そのまま、相手を殺す魔法。殺すまでにはいかなくとも、怪我を負わす魔法だね。防御魔法はそのまま、攻撃を防ぐ魔法。バリヤーといったら一般的な魔法だね。固有魔法というのは、その人が最も得意とするその人の個性を有する魔法。定義が難しいけれどね。一番得意な魔法が固有魔法という定義が、一般的だね。まあ、詠唱解消といって、詠唱をしないで魔法を使えるのが、固有魔法になりがちだね。まあ、固有魔法は一つしか使えないわけじゃないから、魔法に特化した人なら、固有魔法をいくつも持ってたりするよ。それって固有なのか? って感じだけど。そこが定義の難しいところだね。まあ、詠唱解消で使える魔法が固有魔法ということだと覚えていればいいよ。普通魔法は、普段の生活に使う魔法とか、一般的なのは魔力放出といって、魔力によって動く機械を、魔力で動かすというのがあるね。生活に役立つ魔法が、普通魔法だという定義になる。そこで面白いのが、『ならば魔法での飛行は攻撃なのか、防御なのか、普通なのか』という議題がある。有名な話だよ。飛んで相手を持ち上げて、高度から落として殺せば攻撃になる。やってくる敵から飛んで逃げれば、防御になる。交通として使えば普通になる。という話なのだけど、これは何も哲学という話ではない。ただの問題だよ。答えは『普通』だ。なぜならば、攻撃魔法は、魔法そのものが攻撃になる魔法で、防御魔法は、魔法そのものが防御になる魔法なんだ。飛行という魔法は、飛んでからワンアクション置かないと、攻撃にも、防御にも転じられないだろう? だから答えは普通なんだ。防御魔法というのは、基本的にバリヤーそのもの。そのバリヤーに、耐火だったり耐水だったり、詠唱によって変わるのだけど。だから基本的にバリヤーなんだよ。攻撃魔法というのは基本的に相手を殺せる魔法だから火だったり水だったり、魔法そのもので相手を殺すもの。魔法の基礎はそんなところかな。あとは詠唱を覚えたりして、魔力調整もうまくいけば、上手に魔法が使えるようになるよ」
「なるほど。大体わかりました」
ラーニャが頷くと、フレは笑顔で、
「うん。よかった。魔術学園は、魔術を使える高尚な人間が多いイメージだけど、魔力しかない馬鹿ばっかだから、話が早く済めばとても助かるよ」
「そうなんですね」
「とりあえず、僕の部屋においでよ。魔力計測器がある」
「…………」
男に部屋へ誘われた。
これは、セクハラだろうか。
なんて考えながら、ラーニャはフレへ着いていった。
「なるほど。大体わかりました」
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「うん。よかった。魔術学園は、魔術を使える高尚な人間が多いイメージだけど、魔力しかない馬鹿ばっかだから、話が早く済めばとても助かるよ」
「そうなんですね」
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「…………」
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