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第30話「我慢のラーニャ2」
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砲撃。
果たして、何発撃たれただろうか。
総数、千にも及ぶエネルギービームによって、ラーニャは疲労という感覚を掴み、手加減を覚えて来た。
「その調子だ」
フレに助言されつつ、ラーニャは手加減というものを覚える。
「よし。僕は防御魔法で薄い膜を作る。本当に、叩いたらそれだけで破れてしまうバリアーだ。それを作って、その結界の中に僕はいるから、そこに砲撃でも雹撃でも、撃ってごらん」
「……大丈夫でしょうか」
「手加減を全力ですれば、なんとかなるよ」
全力を使いつつ手加減か。
おかしな話だが、やってみるしかない。失敗したところで、手加減した攻撃ならばフレを殺すことはないだろう。
怪我はさせてしまうかもしれないが。
まあそれは、フレが申し出たことなので、ラーニャにしてみれば責任転嫁出来まくりである。
バリアーを張ったフレが、数メートル先に立っている。ラーニャは手を翳し、
「……砲撃」
固有魔法にして随分使い慣れた砲撃を、できる限りの手加減をして放った。
果たしてその砲撃は。
「上出来だ」
フレの結界を破ることはなかった。
果たして、何発撃たれただろうか。
総数、千にも及ぶエネルギービームによって、ラーニャは疲労という感覚を掴み、手加減を覚えて来た。
「その調子だ」
フレに助言されつつ、ラーニャは手加減というものを覚える。
「よし。僕は防御魔法で薄い膜を作る。本当に、叩いたらそれだけで破れてしまうバリアーだ。それを作って、その結界の中に僕はいるから、そこに砲撃でも雹撃でも、撃ってごらん」
「……大丈夫でしょうか」
「手加減を全力ですれば、なんとかなるよ」
全力を使いつつ手加減か。
おかしな話だが、やってみるしかない。失敗したところで、手加減した攻撃ならばフレを殺すことはないだろう。
怪我はさせてしまうかもしれないが。
まあそれは、フレが申し出たことなので、ラーニャにしてみれば責任転嫁出来まくりである。
バリアーを張ったフレが、数メートル先に立っている。ラーニャは手を翳し、
「……砲撃」
固有魔法にして随分使い慣れた砲撃を、できる限りの手加減をして放った。
果たしてその砲撃は。
「上出来だ」
フレの結界を破ることはなかった。
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