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第33話「最終試験のラーニャ2」
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木刀を持ったラーニャとジャーク。ふたりは、草原に立っていた。
フレの空間移動によって、どこか遠くの土地である。
「儂、足が悪いわけじゃないんじゃ」
確かに、ジャークの腕には木刀のみで、杖は持たれていない。
「…………」
すでに、間合いは取られている。
戦闘は始まっている。
「足が悪いと思わせて、その杖を武器として戦う。それが儂のやり方じゃ」
「……教えたのが、間違いでしたね」
「間違い? いいや。驕りじゃ。儂は自分の腕に自信がある。じゃから、騎士団の中でも自らの道を突っ走っておったら、適当な理由をつけられてクビになった」
「その驕りが、足を掬うということを教えてあげます」
言ったと同時に、ラーニャは駆け出す。
ジャークの隙に思える箇所を斬り込んでいくが、防がれる。躱される。そして反撃を受ける。
それを防ぎ、また斬る。斬撃の交差が続く。
一度距離を取り、再びぶつかり。
二人とも、互角の速度で動いている。
そして木刀を木刀で捌きながら、移動する。
凄まじい速度で走る。それに追いつくジャーク。見た目で判断して手を抜いていたら、確実に負けている。
「ぐっ」
ジャークの押しに負け、地を転がるラーニャ。その勢いで立ち上がり、再度ぶつかる。
斬撃の連続。
そして、ジャークの一撃を避けた時、ラーニャは、ジャークの下ろした木刀を足で折った。
木刀の鋒をジャークの頬に付け、
「私の勝ち」
ラーニャは、ジャークに勝った。
フレの空間移動によって、どこか遠くの土地である。
「儂、足が悪いわけじゃないんじゃ」
確かに、ジャークの腕には木刀のみで、杖は持たれていない。
「…………」
すでに、間合いは取られている。
戦闘は始まっている。
「足が悪いと思わせて、その杖を武器として戦う。それが儂のやり方じゃ」
「……教えたのが、間違いでしたね」
「間違い? いいや。驕りじゃ。儂は自分の腕に自信がある。じゃから、騎士団の中でも自らの道を突っ走っておったら、適当な理由をつけられてクビになった」
「その驕りが、足を掬うということを教えてあげます」
言ったと同時に、ラーニャは駆け出す。
ジャークの隙に思える箇所を斬り込んでいくが、防がれる。躱される。そして反撃を受ける。
それを防ぎ、また斬る。斬撃の交差が続く。
一度距離を取り、再びぶつかり。
二人とも、互角の速度で動いている。
そして木刀を木刀で捌きながら、移動する。
凄まじい速度で走る。それに追いつくジャーク。見た目で判断して手を抜いていたら、確実に負けている。
「ぐっ」
ジャークの押しに負け、地を転がるラーニャ。その勢いで立ち上がり、再度ぶつかる。
斬撃の連続。
そして、ジャークの一撃を避けた時、ラーニャは、ジャークの下ろした木刀を足で折った。
木刀の鋒をジャークの頬に付け、
「私の勝ち」
ラーニャは、ジャークに勝った。
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