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「ほんっと底意地悪い! 大っ嫌い!」
「琴音、もっと小さな声で。聞こえちゃうよ」
会議が終わると、琴音はすぐさまわたしの手を引いて通路に出た。ずんずんと歩いて隣の休憩室に入り、いちばん前の席にわたしを座らせた。
「わたしが悪いんだよ。会議中にぼーっとしてたから」
「ただぼーっとしてたわけじゃないじゃん。優愛は体調が悪かったんだから」
琴音は自販機に寄りかかって、怒りがこれ以上噴出するのを押さえつけるかのように、腕を組んでいる。
「そもそもわたしたちは、会議自体には無関係でしょ。オープニングセールの日程とかを確認するためにいただけで」
休憩室は、自販機が三台追加されているくらいで、あとは会議室とほとんど変わらない。従業員はみんなここで食事を取るのだけど、今は遅番の昼休憩やティータイムともずれているから、わたしたちしかいなかった。
でも、会議室のほうにはまだ社員が残っている。福永さんだっているはずだ。あまり大きな声で文句を言っていたら、きっと耳に届いてしまう。
「ごめんね、優愛。わたしが話しかけたから」
琴音は眉尻を下げる。
「ううん、ぜんぜん」
「何か飲む?」
かがんでわたしの顔色を覗き込む琴音に、笑って首を振ってみせた。
「もう本当に平気」
「ならいいんだけど。出勤してきた時から元気なかったからさ。本当は、相馬さんに二人で会議に出てって言われた時、優愛は遠慮させてって言おうかと思ったんだ」
「そうなんだ。心配かけてごめん。ちょっと夢見が悪かっただけなの」
「ああ、またあの夢?」
琴音には、悪夢のことを話してある。その夢を見ると体調を崩してしまうことも。
プライベートで遊びに行くこともよくある琴音には、おそらくそのきっかけだろう事故のことも、包み隠さず打ち明けていた。
自宅や本店があるこの街から、車で二時間くらい北へ走ったところにある大きな川で、わたしは溺れかけたことがあった。小学校に上がったばかりの頃だ。
その場に居合わせた人に助けられて九死に一生を得たものの、わたしは高熱を出して丸三日間も寝込んだ。熱が下がった時には、事故の記憶をすっかり失くしていた。
「覚えてないけど、やっぱり相当怖かったんだなぁ」
「そりゃそうよ。事故の当時、優愛はまだ小学生だったんでしょ」
「運良く助けてもらえたけど、高熱で三日間も寝込んだし。きっとその影響なんだろうね」
思い出せなくても、身体のほうは、一瞬でも死に触れた恐怖を覚えている。沈んでいく悪夢を繰り返し見るのは、そういうことなんだろう。
なんとか克服できる方法はないものかと考え出すと、あの冷たい水がわたしを取り囲んで、息苦しさに意識が遠ざかりそうになる。良い案なんて浮かばない。
「でも、もう大丈夫。琴音がわたしを差し置いてプリプリ怒ってるの見てたら、気分悪いのなんて吹き飛んじゃったよ」
わたしが冗談まじりに笑って言うと、琴音も八の字にしていた眉毛をほっとしたように戻した。そうかと思うと、唇を尖らせる。
「だって、本当に腹立ったんだもん」
「福永さんが厳しいのなんて、今に始まったことじゃないよ」
「厳しいって言うかさ、意地が悪いんだよ。確かにわたしたちは悪かったけど、あんなふうに矢面に立たせるみたいにしないでもいいじゃない。会議が終わったあとで注意してくれれば。大人の対応ってそういうことでしょ」
「まぁ……」
「みんな言ってるよ。仕事はできてイケメンだけど、あんな性格悪い人はごめんだよねって」
どうしてわたしたちの側が選ぶほうなのか、と疑問は覚えるけど、苦笑いしかできない。
福永さんは本当に、社員からの評判がすこぶる良くない。
例えば、本店に限って言うと、福永さんが二階の本部から降りてくると、それだけでたちまち店内中の空気がピリッとする。
部長だからということもあるけど、仕事への厳しさがとにかく半端ないのだ。ミスへの指摘も注意も躊躇がなくて、容赦もない。加えてまったく笑顔がなければ、苦手だと思われても致し方がないとは思う。
「優愛に対しては、特に意地悪なんだもんさ。友達としては怒りもおさまらないよ」
琴音は自販機のほうに向いて言った。興奮して喉が渇いてしまったのか、並んだペットボトルのサンプルを吟味し始める。
その背中に向かって問いかけた。
「やっぱりそう見える?」
「見える見える。何か恨みでもあるのかって思うくらい」
琴音は答えてから、ボタンを押した。ゴトン、と重量のある音を立てて、ペットボトルが落下する。
「いくら社長が特別扱いを嫌う主義だって言ってもさ。社長の娘に対して、なかなかのメンタルだよ」
福永さんの自分に対しての風当たりが、他の人より強い気がすると初めて感じたのは、入社してすぐのことだった。以降、たぶん社内の誰よりもわたしがいちばん、福永さんと接する際に緊張しているはず。気軽に話しかけるどころではない。
「気がつかないうちに、何かやっちゃったのかなぁ。わたし抜けてるから」
炭酸系のドリンクを片手に、琴音が笑って振り返った。
「いいじゃないの。好かれたいとも思わないでしょ?」
「変に嫌われてるのも嫌だよ」
「部長様はお忙しくて、普段からあんまり本社にいないじゃない。この頃は新店のプロジェクトにかかりきりだし。わたしたちとほとんど会うこともないんだから、気にしなけりゃいいって」
「うーん」
「それよりほら、何が飲みたい? やっぱ奢る」
いいよって遠慮しようとした時、開け放たれた出入り口から、室内に足を踏み入れる誰かの気配を感じた。
琴音の顔色がサッと陰ったのを見て、その気配の主の正体に、あっと気がつく。その頃にはもう、福永さんは最前列まで歩いてきていた。
「じゃあ、優愛。わたし、売り場に戻るね」
琴音は急いだふうに身体を出入り口へ向ける。
「え、あ、わたしも」
「優愛は少し休んでて。体調が良くないって伝えておいてあげる。相馬さんは優しいから、ぜんぜんいいって言ってくれるよ」
相馬さんは優しいから、の部分を強調して言うと、琴音はちらりと福永さんを見やる。「お疲れさまです」と抑揚なく挨拶して、休憩室を出ていった。
琴音の嫌味が通じていないわけがない。それなのに、飲み物を物色する福永さんは、素知らぬ横顔。わたしたちの声どころか、姿さえ認識していないかのよう。たぶん、こういうことに慣れているのだ。
上司の陰口を叩いている暇があったら仕事しなさい、と怒られずに済んで胸を撫で下ろしたけど、気まずいことに変わりはなかった。
もう大丈夫って言ったのに。置き去りにしていくなんて、琴音ってばひどい。ああ言われてしまっては、今さら席を立って追いかけるのも変だ。
福永さんは、わたしのことを嫌っている。
琴音にもわかるほどあからさまだなんて、大人としてどうかとも思うけど、抑え切れないレベルだってことなのだろう。
相手が誰であれ、嫌われることは悲しい。
福永さんの気に障る、いったい何をわたしはしでかしてしまったのか。
心当たりを見つけ出せないことが、この時間をさらに居心地悪くさせる。
重量のあるものが落下して、底でリバウンドする音がした。その響きに肩が跳ねる。間を置かず、視界にペットボトルが現れた。
キャラメルマキアート。わたしがいちばん好きなドリンク。
「えっ……?」
驚いて顔を上げると、すでに福永さんの背中は、出入り口をくぐるところだった。
「琴音、もっと小さな声で。聞こえちゃうよ」
会議が終わると、琴音はすぐさまわたしの手を引いて通路に出た。ずんずんと歩いて隣の休憩室に入り、いちばん前の席にわたしを座らせた。
「わたしが悪いんだよ。会議中にぼーっとしてたから」
「ただぼーっとしてたわけじゃないじゃん。優愛は体調が悪かったんだから」
琴音は自販機に寄りかかって、怒りがこれ以上噴出するのを押さえつけるかのように、腕を組んでいる。
「そもそもわたしたちは、会議自体には無関係でしょ。オープニングセールの日程とかを確認するためにいただけで」
休憩室は、自販機が三台追加されているくらいで、あとは会議室とほとんど変わらない。従業員はみんなここで食事を取るのだけど、今は遅番の昼休憩やティータイムともずれているから、わたしたちしかいなかった。
でも、会議室のほうにはまだ社員が残っている。福永さんだっているはずだ。あまり大きな声で文句を言っていたら、きっと耳に届いてしまう。
「ごめんね、優愛。わたしが話しかけたから」
琴音は眉尻を下げる。
「ううん、ぜんぜん」
「何か飲む?」
かがんでわたしの顔色を覗き込む琴音に、笑って首を振ってみせた。
「もう本当に平気」
「ならいいんだけど。出勤してきた時から元気なかったからさ。本当は、相馬さんに二人で会議に出てって言われた時、優愛は遠慮させてって言おうかと思ったんだ」
「そうなんだ。心配かけてごめん。ちょっと夢見が悪かっただけなの」
「ああ、またあの夢?」
琴音には、悪夢のことを話してある。その夢を見ると体調を崩してしまうことも。
プライベートで遊びに行くこともよくある琴音には、おそらくそのきっかけだろう事故のことも、包み隠さず打ち明けていた。
自宅や本店があるこの街から、車で二時間くらい北へ走ったところにある大きな川で、わたしは溺れかけたことがあった。小学校に上がったばかりの頃だ。
その場に居合わせた人に助けられて九死に一生を得たものの、わたしは高熱を出して丸三日間も寝込んだ。熱が下がった時には、事故の記憶をすっかり失くしていた。
「覚えてないけど、やっぱり相当怖かったんだなぁ」
「そりゃそうよ。事故の当時、優愛はまだ小学生だったんでしょ」
「運良く助けてもらえたけど、高熱で三日間も寝込んだし。きっとその影響なんだろうね」
思い出せなくても、身体のほうは、一瞬でも死に触れた恐怖を覚えている。沈んでいく悪夢を繰り返し見るのは、そういうことなんだろう。
なんとか克服できる方法はないものかと考え出すと、あの冷たい水がわたしを取り囲んで、息苦しさに意識が遠ざかりそうになる。良い案なんて浮かばない。
「でも、もう大丈夫。琴音がわたしを差し置いてプリプリ怒ってるの見てたら、気分悪いのなんて吹き飛んじゃったよ」
わたしが冗談まじりに笑って言うと、琴音も八の字にしていた眉毛をほっとしたように戻した。そうかと思うと、唇を尖らせる。
「だって、本当に腹立ったんだもん」
「福永さんが厳しいのなんて、今に始まったことじゃないよ」
「厳しいって言うかさ、意地が悪いんだよ。確かにわたしたちは悪かったけど、あんなふうに矢面に立たせるみたいにしないでもいいじゃない。会議が終わったあとで注意してくれれば。大人の対応ってそういうことでしょ」
「まぁ……」
「みんな言ってるよ。仕事はできてイケメンだけど、あんな性格悪い人はごめんだよねって」
どうしてわたしたちの側が選ぶほうなのか、と疑問は覚えるけど、苦笑いしかできない。
福永さんは本当に、社員からの評判がすこぶる良くない。
例えば、本店に限って言うと、福永さんが二階の本部から降りてくると、それだけでたちまち店内中の空気がピリッとする。
部長だからということもあるけど、仕事への厳しさがとにかく半端ないのだ。ミスへの指摘も注意も躊躇がなくて、容赦もない。加えてまったく笑顔がなければ、苦手だと思われても致し方がないとは思う。
「優愛に対しては、特に意地悪なんだもんさ。友達としては怒りもおさまらないよ」
琴音は自販機のほうに向いて言った。興奮して喉が渇いてしまったのか、並んだペットボトルのサンプルを吟味し始める。
その背中に向かって問いかけた。
「やっぱりそう見える?」
「見える見える。何か恨みでもあるのかって思うくらい」
琴音は答えてから、ボタンを押した。ゴトン、と重量のある音を立てて、ペットボトルが落下する。
「いくら社長が特別扱いを嫌う主義だって言ってもさ。社長の娘に対して、なかなかのメンタルだよ」
福永さんの自分に対しての風当たりが、他の人より強い気がすると初めて感じたのは、入社してすぐのことだった。以降、たぶん社内の誰よりもわたしがいちばん、福永さんと接する際に緊張しているはず。気軽に話しかけるどころではない。
「気がつかないうちに、何かやっちゃったのかなぁ。わたし抜けてるから」
炭酸系のドリンクを片手に、琴音が笑って振り返った。
「いいじゃないの。好かれたいとも思わないでしょ?」
「変に嫌われてるのも嫌だよ」
「部長様はお忙しくて、普段からあんまり本社にいないじゃない。この頃は新店のプロジェクトにかかりきりだし。わたしたちとほとんど会うこともないんだから、気にしなけりゃいいって」
「うーん」
「それよりほら、何が飲みたい? やっぱ奢る」
いいよって遠慮しようとした時、開け放たれた出入り口から、室内に足を踏み入れる誰かの気配を感じた。
琴音の顔色がサッと陰ったのを見て、その気配の主の正体に、あっと気がつく。その頃にはもう、福永さんは最前列まで歩いてきていた。
「じゃあ、優愛。わたし、売り場に戻るね」
琴音は急いだふうに身体を出入り口へ向ける。
「え、あ、わたしも」
「優愛は少し休んでて。体調が良くないって伝えておいてあげる。相馬さんは優しいから、ぜんぜんいいって言ってくれるよ」
相馬さんは優しいから、の部分を強調して言うと、琴音はちらりと福永さんを見やる。「お疲れさまです」と抑揚なく挨拶して、休憩室を出ていった。
琴音の嫌味が通じていないわけがない。それなのに、飲み物を物色する福永さんは、素知らぬ横顔。わたしたちの声どころか、姿さえ認識していないかのよう。たぶん、こういうことに慣れているのだ。
上司の陰口を叩いている暇があったら仕事しなさい、と怒られずに済んで胸を撫で下ろしたけど、気まずいことに変わりはなかった。
もう大丈夫って言ったのに。置き去りにしていくなんて、琴音ってばひどい。ああ言われてしまっては、今さら席を立って追いかけるのも変だ。
福永さんは、わたしのことを嫌っている。
琴音にもわかるほどあからさまだなんて、大人としてどうかとも思うけど、抑え切れないレベルだってことなのだろう。
相手が誰であれ、嫌われることは悲しい。
福永さんの気に障る、いったい何をわたしはしでかしてしまったのか。
心当たりを見つけ出せないことが、この時間をさらに居心地悪くさせる。
重量のあるものが落下して、底でリバウンドする音がした。その響きに肩が跳ねる。間を置かず、視界にペットボトルが現れた。
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