帝国に奪われた聖女様は帝国の皇太子に溺愛されてます

第2章

グレイの実家

グレイには当主である兄と両親がいるそう。
さらに、兄は3人いておいや姪がいるんだそう。
「なるほど、そうなのですね。」
「ああ。当主である兄の名前はグレットだ。宰相の家臣だ。」
「なるほど。そんなに、偉い方なのですね！？」
「…そうだな。」
「それで、その子達に従兄弟がいるのですか？」
「ああ。俺たちからみれば甥と姪がな。」
「まず、家系図で説明するな。」
「はい。」
「俺の父は前当主で名前はロイターだ。で、俺の母はアイア。そして、長兄のグレット。長兄の妻はマイア義姉さん。その二人の間には二人の子供が産まれてる。甥のグライア。姪のマイだ。」
「わぁ。会ってみたいです！」
「ちなみに、2人は双子ですでに成人で今年15歳だ。」 
「双子なのですね。」
「俺の家系は双子が多いそうでな。」
「そうなのですか？」
「そして、次兄。長兄とは双子で今年で36歳だ。」
「そうなのですね。」
「で、次兄はグラット。次兄の妻はエリアさん。」
「はい。」
「で、二人の間には4人の子供がいる。」
「え？4人。」
「ああ。しかも、四つ子。」
「すごいですね…。」
「で、1番上から、ロイ、ロイアル、ライ、ライアルだ。全員男で今年14歳だ。ちなみに、次兄は文官長。」
「なるほど。」
「で、3人目の兄が研究者で名前は…アンソニーだ。今年で35歳。」
「研究者…。」
「で、妻がアリ義姉さん。二人の間には1人の子供がいて、アンだ。今年で9歳。だが、アンは留学中だから来年には会えるだろう。シー学園だ。」
「すごいです…。」
「アリ義姉さんは、今妊娠中でそろそろ産まれるそうだ。だから明日は会えないと思う。」
「わかりました。」
「ちなみに、本邸にいるのは長兄の家族と両親のみで本邸の左右にある別邸の左にいるのが次兄の家族で右にいるのがアンソニーだ。だが、アリ義姉さんは妊娠中だから本邸にいるそうだ。基本的に、ご飯はみな本邸で食べることが多い。」
「わかりました。」
「あと、グレット兄上と、アンソニー兄さんは多分仕事で空けることが多いから明日は会えるとは思えない。」
「はい。わかりました！」 
「じゃあ、ねようか。」