14 / 31
第1章 戦国の大海原 1567年7月~
第十三話 交渉
しおりを挟む
「頭を……?」
信長は座り、盤に置かれた六つの碁石を眺める。中心に黒石が四つ、端に白石が二つ。信長は木箱から白石を一つ手に取る。
「外側から崩すことは無駄な兵の消耗に繋がる。相手が籠城の構えならば、先に兵糧が尽きるのは我らの方じゃ。ならばどうするか。」
信長は勢い良く、並べられた四つの黒石の中に白石を置く。パチンという乾いた音が、部屋中に鳴り響いた。
「内側から崩すまでよ。」
内側から。家臣たちは信長の意図に気づいたのか、白石を見てあっと声を上げる。
斎藤家は領主龍興となってからというもの、以前に比べまとまりが無くなり、家臣団の信頼も薄まっている。幾年前には家臣に城を奪われたという話もある程。それでも国が落ちないのは、前当主、龍興の父である斎藤道三他、先祖代々敵から守り抜いてきた城があるからだ。しかしながらこれは他国からすれば好機であり、信長は斎藤家の家臣らを我らの元に寝返らせようとしていることは、想像に難くなかった。
「美濃の重鎮とやらに説き伏せ、我らに寝返させる。これが儂の最初の策じゃ。」
信長は端に置いていた二つの石を、黒石の近くに移動させる。
美濃の重鎮、通称《西美濃三人衆》は斎藤家の有力な国衆である、稲葉良通、安藤守就、氏家直元の三人を指す。彼らは戦でも政治でも功を奏し、斎藤家でも特に重要な役割を担っている。
「お待ちください。重鎮となれば、当然ながら見返りも多く、今だ斎藤家に忠誠を誓っているに違いありませぬ。どう説き伏せるおつもりで……?」
「其方らに任せる。とは言っても難しいだろうな。先ずはその者達を、稲葉山城から誘おびき出す。話はそれからじゃ。」
「し、しかし、誰がその役目を担う?」
重臣達は目を見合わせる。話を聞く限り、かなり無理のある役目であることは全員が理解していた。勿論信長も理解しているが、それが前提でなければ、国を落とすことは出来ないことも分かっていた。
(誰がこの役目を果たすことができようか。)信長は白石を持ち、頭を巡らす。勝家は直ぐに血が上ってしまいそうで危うい。丹羽は冷静沈着だが、相手に説く力は比較的弱い。
「殿、そのお役目、私にお任せください。」
声のする方を見ると、秀吉が力強い目で信長を見ていた。まるで、言葉を発さず目のみで訴えている様に見えた。
信長の中に、秀吉という選択肢は無かった。しかし、信長は顎に手を当て再び考える。秀吉がこの役目を担った時、どうなるのかを様々な視点から考える。
「サル.....できるか?」
「はい。私に策がございます。必ず、この手で説き伏せてご覧に入れまする。」
間髪入れることなく返答した秀吉に信長は笑い、秀吉かれの目の前に立つ。
「......なかなかの自信だな。良いだろう。その策とやら、儂に聞かせてみよ。」
秀吉は頷く。その顔は笑っているようにも見えた。
信長は秀吉の申し出を受け入れ、秀吉にこの役目を任せることにしたのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「お早うございます。」
「おぉ達志、お早う。飯が出来ておるぞ。冷めぬうちに食べると良い。」
この時代に来て、一ヶ月が経とうとしている。未だ元の時代へ戻る術は見つかることなく、赤坂の屋敷に住んでいる。俺は正座をし、小さな木の机に並べられた食事を見る。そこにあるのは、米、味噌汁、焼き魚。以前は好き嫌いも多かったが、この時代に来て食事の有り難みを知り、今では何でも食べられる様になった。
「どうだ?ここにも慣れたか?」
「はい、おかげさまで。」
食事を終えた俺に赤坂は話しかける。彼は見知らぬ自分たちにとても優しくしてくれる。
「赤坂さん。あの、秀吉さんは......?」
「あぁ、昨晩殿に呼ばれ、城に参った次第だ。彼方あちらの方で床に着いているのだろう。」
(何の用だろう。)と俺は思った。深夜に呼ばれるとは、何か重大なことなのかもしれない。
「そうじゃ、今遠藤が外で薪を切っておる。手伝ってくると良い。」
「あ、はい!」
赤坂は俺達が城から屋敷に戻った日に、あることを頼んだ。それは、俺達がこの屋敷に住むことと引き換えに、この屋敷で働くということ。
玄関から音が聞こえ、赤坂が向かうと、秀吉が少し息を切らして草履を脱いでいた。
「藤吉郎。何用だった。」
「赤坂殿、少しばかり家を開けまする。お役目を任されました。」
「良かったではないか!殿から直々のお役目なのであろう!」
赤坂は秀吉の表情を見る。その顔はどこか険しく、眉間にしわが寄っている。
「いかがした?」
秀吉は草履を脱ぎ、立ち上がる。
「赤坂殿。一つ頼みを聞いてくだされ。」
外に出た俺は、鉈なたを振り上げて薪を割っている遠藤の姿を見つける。真夏だからか太陽は高く昇り、遠藤は既に汗だくだった。
「遠藤、バテちまうぞ。変わるよ。」
「え......あぁ、ありがとう。」
俺は鉈を受け取り、振り上げる。すると意外と鉈が重く、バランスを崩し倒れそうになる。しかし何とか踏ん張り、鉈を振り下ろす。パコンという音と共に、薪が真っ二つに割れる。その音に爽快感を感じ、次々に薪を乗せ、割り始める。
遠藤は影が伸びている縁側に座り、俺が薪を割る光景を見ていた。彼はふと懐古の念にかられ、微笑する。
「なあ、清重。俺たちがこの時代に来なければ、風呂沸かす為に薪割ったり、洗濯する為に川行ったり、そういう色んなこと経験することなく生きていってたんだろうな。」
「何だよ、急に。」
俺は薪を持つ手を下ろし、笑みを浮かべた。遠藤も自分自身が少し可笑しくなる。
「そう思うと、この時代にいることが、悪い部分だけでは思えなくなってきた。」
そうかもしれない。でも、帰れる時が来たとして、もしこの時代に未練が出来てしまったら、俺はどうするだろうか。
「どうしたんだよ。」
遠藤の言葉に我に帰る。額に汗がにじむ。俺は再び笑い、着物の袖を捲まくる。
「帰るぞ。全員で、必ず。」
遠藤は目を丸くするが、すぐに頬を緩ませ、頷いた。
「二人とも、ご苦労じゃな。」
赤坂がやって来る。彼は二人が割った巻物の量を見て、驚愕する。
「おぉ、よく頑張ったなぁ。お疲れの所悪いのだが、藤吉郎が呼んでおる。大部屋に来てくれ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「これより拙者は美濃に向かう。殿から直々にお役目を貰ったのだ。」
「みの......?」
美濃国のことは授業で少しだけ学んだことがある。しかし、知っているのは尾張国の上側にあることだけで、ほとんどは知らない。
「そこで、其方らには頼みがある。」
「はい......」
「其方らも同行せよ。」
それを聞いた俺達は固まる。
「ちょ......ちょっと待ってください!それって......」
《いくさ》。その三文字が頭の中を横切る。秀吉は俺達の青ざめた顔を見て、ふっと笑う。
「違う、いくさではない。安心せよ、西美濃三人衆の元へ交渉に行くだけだ。」
それを聞き、俺達は少しだけ安堵の表情を浮かべる。交渉のみなら、誰も死ぬことはなさそうだ。
「それで、どうして俺たちが?」
秀吉は頭をかく。少しだけ言いづらいと言うような表情を浮かべる。
「......儂には策がある。その策の前提として、西美濃三人衆を斎藤家の堅城、稲葉山城から誘き出さねばならぬ。その為に、其方らが必要なのだ。」
予想通りだ。何かあるとは思っていた。信長から与えられた役目に、まさか自分達が関わることになるとは。
「俺たちは......何をすれば......」
遠藤が恐る恐る訊ねる。
「城に潜り込み、三人衆に接触を図るのだ。顔を知られておらぬ其方らなら、容易に潜り込めるだろう。心配するな、儂が付いておる。何かあれば其方らを守る所存だ。」
そうは言っても、顔を知られていないのは俺達のみであって、作戦の鍵となるのは変わらない。
「出立は明日の早朝。支度をして、今宵は早く寝るのだぞ。」
秀吉は笑みを浮かべ立ち上がり、大部屋を出る。
もし正体がバレて仕舞えば、どうなるだろうか。いくら秀吉がいるからといっても、生きて帰れる保証なんてない。
やはりこれは、ただの交渉などではない。
死と隣り合わせの、戦だ。
「清重。」
俯く俺に話しかけて来た遠藤は、再び頬を緩ませた。
「生きて、帰るんだろ?」
俺はその言葉に頷く。そうだ、死んではならない。
死んでいった者達の為にも。
俺達の《初陣》は、もうそこまで迫っている。
続
信長は座り、盤に置かれた六つの碁石を眺める。中心に黒石が四つ、端に白石が二つ。信長は木箱から白石を一つ手に取る。
「外側から崩すことは無駄な兵の消耗に繋がる。相手が籠城の構えならば、先に兵糧が尽きるのは我らの方じゃ。ならばどうするか。」
信長は勢い良く、並べられた四つの黒石の中に白石を置く。パチンという乾いた音が、部屋中に鳴り響いた。
「内側から崩すまでよ。」
内側から。家臣たちは信長の意図に気づいたのか、白石を見てあっと声を上げる。
斎藤家は領主龍興となってからというもの、以前に比べまとまりが無くなり、家臣団の信頼も薄まっている。幾年前には家臣に城を奪われたという話もある程。それでも国が落ちないのは、前当主、龍興の父である斎藤道三他、先祖代々敵から守り抜いてきた城があるからだ。しかしながらこれは他国からすれば好機であり、信長は斎藤家の家臣らを我らの元に寝返らせようとしていることは、想像に難くなかった。
「美濃の重鎮とやらに説き伏せ、我らに寝返させる。これが儂の最初の策じゃ。」
信長は端に置いていた二つの石を、黒石の近くに移動させる。
美濃の重鎮、通称《西美濃三人衆》は斎藤家の有力な国衆である、稲葉良通、安藤守就、氏家直元の三人を指す。彼らは戦でも政治でも功を奏し、斎藤家でも特に重要な役割を担っている。
「お待ちください。重鎮となれば、当然ながら見返りも多く、今だ斎藤家に忠誠を誓っているに違いありませぬ。どう説き伏せるおつもりで……?」
「其方らに任せる。とは言っても難しいだろうな。先ずはその者達を、稲葉山城から誘おびき出す。話はそれからじゃ。」
「し、しかし、誰がその役目を担う?」
重臣達は目を見合わせる。話を聞く限り、かなり無理のある役目であることは全員が理解していた。勿論信長も理解しているが、それが前提でなければ、国を落とすことは出来ないことも分かっていた。
(誰がこの役目を果たすことができようか。)信長は白石を持ち、頭を巡らす。勝家は直ぐに血が上ってしまいそうで危うい。丹羽は冷静沈着だが、相手に説く力は比較的弱い。
「殿、そのお役目、私にお任せください。」
声のする方を見ると、秀吉が力強い目で信長を見ていた。まるで、言葉を発さず目のみで訴えている様に見えた。
信長の中に、秀吉という選択肢は無かった。しかし、信長は顎に手を当て再び考える。秀吉がこの役目を担った時、どうなるのかを様々な視点から考える。
「サル.....できるか?」
「はい。私に策がございます。必ず、この手で説き伏せてご覧に入れまする。」
間髪入れることなく返答した秀吉に信長は笑い、秀吉かれの目の前に立つ。
「......なかなかの自信だな。良いだろう。その策とやら、儂に聞かせてみよ。」
秀吉は頷く。その顔は笑っているようにも見えた。
信長は秀吉の申し出を受け入れ、秀吉にこの役目を任せることにしたのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「お早うございます。」
「おぉ達志、お早う。飯が出来ておるぞ。冷めぬうちに食べると良い。」
この時代に来て、一ヶ月が経とうとしている。未だ元の時代へ戻る術は見つかることなく、赤坂の屋敷に住んでいる。俺は正座をし、小さな木の机に並べられた食事を見る。そこにあるのは、米、味噌汁、焼き魚。以前は好き嫌いも多かったが、この時代に来て食事の有り難みを知り、今では何でも食べられる様になった。
「どうだ?ここにも慣れたか?」
「はい、おかげさまで。」
食事を終えた俺に赤坂は話しかける。彼は見知らぬ自分たちにとても優しくしてくれる。
「赤坂さん。あの、秀吉さんは......?」
「あぁ、昨晩殿に呼ばれ、城に参った次第だ。彼方あちらの方で床に着いているのだろう。」
(何の用だろう。)と俺は思った。深夜に呼ばれるとは、何か重大なことなのかもしれない。
「そうじゃ、今遠藤が外で薪を切っておる。手伝ってくると良い。」
「あ、はい!」
赤坂は俺達が城から屋敷に戻った日に、あることを頼んだ。それは、俺達がこの屋敷に住むことと引き換えに、この屋敷で働くということ。
玄関から音が聞こえ、赤坂が向かうと、秀吉が少し息を切らして草履を脱いでいた。
「藤吉郎。何用だった。」
「赤坂殿、少しばかり家を開けまする。お役目を任されました。」
「良かったではないか!殿から直々のお役目なのであろう!」
赤坂は秀吉の表情を見る。その顔はどこか険しく、眉間にしわが寄っている。
「いかがした?」
秀吉は草履を脱ぎ、立ち上がる。
「赤坂殿。一つ頼みを聞いてくだされ。」
外に出た俺は、鉈なたを振り上げて薪を割っている遠藤の姿を見つける。真夏だからか太陽は高く昇り、遠藤は既に汗だくだった。
「遠藤、バテちまうぞ。変わるよ。」
「え......あぁ、ありがとう。」
俺は鉈を受け取り、振り上げる。すると意外と鉈が重く、バランスを崩し倒れそうになる。しかし何とか踏ん張り、鉈を振り下ろす。パコンという音と共に、薪が真っ二つに割れる。その音に爽快感を感じ、次々に薪を乗せ、割り始める。
遠藤は影が伸びている縁側に座り、俺が薪を割る光景を見ていた。彼はふと懐古の念にかられ、微笑する。
「なあ、清重。俺たちがこの時代に来なければ、風呂沸かす為に薪割ったり、洗濯する為に川行ったり、そういう色んなこと経験することなく生きていってたんだろうな。」
「何だよ、急に。」
俺は薪を持つ手を下ろし、笑みを浮かべた。遠藤も自分自身が少し可笑しくなる。
「そう思うと、この時代にいることが、悪い部分だけでは思えなくなってきた。」
そうかもしれない。でも、帰れる時が来たとして、もしこの時代に未練が出来てしまったら、俺はどうするだろうか。
「どうしたんだよ。」
遠藤の言葉に我に帰る。額に汗がにじむ。俺は再び笑い、着物の袖を捲まくる。
「帰るぞ。全員で、必ず。」
遠藤は目を丸くするが、すぐに頬を緩ませ、頷いた。
「二人とも、ご苦労じゃな。」
赤坂がやって来る。彼は二人が割った巻物の量を見て、驚愕する。
「おぉ、よく頑張ったなぁ。お疲れの所悪いのだが、藤吉郎が呼んでおる。大部屋に来てくれ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「これより拙者は美濃に向かう。殿から直々にお役目を貰ったのだ。」
「みの......?」
美濃国のことは授業で少しだけ学んだことがある。しかし、知っているのは尾張国の上側にあることだけで、ほとんどは知らない。
「そこで、其方らには頼みがある。」
「はい......」
「其方らも同行せよ。」
それを聞いた俺達は固まる。
「ちょ......ちょっと待ってください!それって......」
《いくさ》。その三文字が頭の中を横切る。秀吉は俺達の青ざめた顔を見て、ふっと笑う。
「違う、いくさではない。安心せよ、西美濃三人衆の元へ交渉に行くだけだ。」
それを聞き、俺達は少しだけ安堵の表情を浮かべる。交渉のみなら、誰も死ぬことはなさそうだ。
「それで、どうして俺たちが?」
秀吉は頭をかく。少しだけ言いづらいと言うような表情を浮かべる。
「......儂には策がある。その策の前提として、西美濃三人衆を斎藤家の堅城、稲葉山城から誘き出さねばならぬ。その為に、其方らが必要なのだ。」
予想通りだ。何かあるとは思っていた。信長から与えられた役目に、まさか自分達が関わることになるとは。
「俺たちは......何をすれば......」
遠藤が恐る恐る訊ねる。
「城に潜り込み、三人衆に接触を図るのだ。顔を知られておらぬ其方らなら、容易に潜り込めるだろう。心配するな、儂が付いておる。何かあれば其方らを守る所存だ。」
そうは言っても、顔を知られていないのは俺達のみであって、作戦の鍵となるのは変わらない。
「出立は明日の早朝。支度をして、今宵は早く寝るのだぞ。」
秀吉は笑みを浮かべ立ち上がり、大部屋を出る。
もし正体がバレて仕舞えば、どうなるだろうか。いくら秀吉がいるからといっても、生きて帰れる保証なんてない。
やはりこれは、ただの交渉などではない。
死と隣り合わせの、戦だ。
「清重。」
俯く俺に話しかけて来た遠藤は、再び頬を緩ませた。
「生きて、帰るんだろ?」
俺はその言葉に頷く。そうだ、死んではならない。
死んでいった者達の為にも。
俺達の《初陣》は、もうそこまで迫っている。
続
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
奥遠の龍 ~今川家で生きる~
浜名浅吏
ファンタジー
気が付くと遠江二俣の松井家の明星丸に転生していた。
戦国時代初期、今川家の家臣として、宗太は何とか生き延びる方法を模索していく。
桶狭間のバッドエンドに向かって……
※この物語はフィクションです。
氏名等も架空のものを多分に含んでいます。
それなりに歴史を参考にはしていますが、一つの物語としてお楽しみいただければと思います。
※2024年に一年かけてカクヨムにて公開したお話です。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる