小指は契約の香り-秘密の二人編-

弥都 史誠(ヤツ フミタカ)

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幕間:第六話

『先生だってトイレに行くよ。だって人間だもの』

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アマンシア「ねえ、見た⁉︎ 今、シエン先生と目が合っちゃった‼︎」

友達「いや、それは前から歩いてきたから…」

アマンシア「違うの! 視線が優しかった!」

友達「気のせいだと思うよ~」
 
アマンシア「やだ! 私、今、ダサい体操着じゃん~可愛い制服姿じゃないじゃ~ん!!∑(゚Д゚)」
 
友達「先生、『次は体育なんだ』くらいにしか思ってないって」

アマンシア「あっ‼︎ ちょっと待って! 入った! トイレ入ったよ? シエン先生もトイレ行くんだ~!」

友達「ちょ、昔のアイドル伝説じゃあるまいし…当たり前でしょ⁉︎」

アマンシア「でもなんかさ…実在感があって、逆に良くない?」

友達「“逆に”の使い方間違ってるってば…」
 
アマンシア「あ! 何なの‼︎  あの数学のジジイ! シエン先生が危ない‼︎」
 
友達「って! アマンシア~‼︎ いくら何でもやり過ぎだって!」
 
アマンシア「あのジジイ、いつもシエン先生を見る目がイヤらしいの! シエン先生に危険が迫ってんのよ! 止めないで」
 
友達「だっ! 誰か…手伝っ…て‼︎ アマンシア、授業に遅れるから!」
 
ロイス「何やってるんだ、アマンシアの奴…」
 
レイモンド「…? 坊ちゃん、早く音楽室行こうぜ~」
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