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こんにちは、はじめまして。
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しおりを挟む「大丈夫だからね。」
そう言いながら、ユニコーン男は私を森の奥へと連れて行く。
逆らったら私も死ぬ。
友達のように。
そう思うと怖くてたまらなくなり、ユニコーン男に逆らうことが出来なかった。
「あぁ……可愛いね。震えちゃって、ウサギさんみたいだね。可愛い」
「…………」
冗談はやめてほしい、貴方が怖くて震えが止まらないのに。
「久しぶりの処女だ……胸が躍るよ。ワクワクするね!ねぇ、ゆずみちゃん!」
「……えっ……は、はい」
急な受け答えで「はい」としか言えなかった。
「あぁ、どうしようかな。こんなに楽しみなの、久しぶりだよ!仲良く一緒に暮らそうね。ゆずみちゃん」
「……は、はい」
早く解放してほしい。許してほしい。
「ゆずみちゃんは素直で可愛いね。この森に来てくれたのが、ゆずみちゃんで良かったよ」
「…………」
……まって、この男。
さっき、一緒に暮らそうねって言ってなかった?
「楽しみだなぁ、ゆずみちゃんとの暮らし。毎日美味しいもの食べて、水浴びを一緒にして、たまにお外で遊んで、疲れたらふかふかのベッドに包まれて一緒に寝ようね。あと……たまには2人一緒に夜更かしをして、星を眺めたりなんかして……」
やっぱり。
一緒に暮らそうとしている。
なんとかしないと、ここを出て誰かに助けを求めないと。
人殺しのユニコーンが居ますって、私の友達はそれに殺されましたって、言わないと。
「……ねぇ、ゆずみちゃん?」
そんな事を人殺しユニコーン男の腕の中で、考えていた。
「ねぇ、ゆずみちゃん。君さ、今 イケないこと考えていない?君は僕とのこれから始まる楽しい暮らしだけを考えていればいいのに。逃げようとか、考えていないよね?」
なんで、
「あんまりそういう事ばっかり考えてるとね、僕ちょっと怒っちゃいそう。ゆずみちゃんには傷を付けたくないし……駄目だよ?ゆずみちゃん。そういうイケない事考えちゃ」
こわい。
「……ごめんなさい」
こわい。
「分かればよろしい。やっぱりいい子だね、ゆずみちゃんは」
嬉しそうに笑っている。
この男がこわい。
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