22 / 37
【第三章:魔石鉱山の決闘!! 古代岩巨人・アンシェントゴーレム!!】
【異世界転生勇者、2人旅!! 相方仲間は奴隷少女!?:第20話】
しおりを挟む
「なるほど、下界ではそのような事になっていたのですね勇者様にジュエルさん……」
アンシェントゴーレム所長と謎の剣士がタイマンを始めたという緊急事態を受け、魔石鉱山の女性労働者&ワーカーゴーレムと共に鉱山外に駆け付け、鶴の一声で2人を止めた女性。
聖都ジュエル巫女長・サマルは鉱山所長とマコト&ジュエルの双方から事情を聞き、納得する。
「申し訳ありません、巫女長様……この件は私の責任ですので勇者様をお許しくださいませんか?」
相手と状況を察し、いつもの空気を読まないハイテンションさがウソのようにシュンとして頭を下げる奴隷少女ジュエル。
「いえいえ、ジュエルさん!! 許すだなんてとんでもない!!
本来ならば私たちは創世神ジュエル様に司る者としてその祝福と加護を受けた勇者様に全面協力しなくてはならない立場でありながら、早々に魔王の虜囚の身となりこのような見苦しい形で対面してしまい……私共の方こそ誠に申し訳ございません」
汚れた鉱山労働中の腰巻一枚でありながら、サマル巫女長と共に2人に対し恭しく頭を下げる女性達。
「とりあえず、ご無事が確認できたのは良かったですけど……このソロアスタ魔石鉱山はどういう状況なのでしょうか? ジュエルが言うには皆さんノリノリで勤労なすっていたそうですけど……?」
『それは私から話そう、勇者マコト殿』
この鉱山の管理者である所長として話を引き継ぐアンシェントゴーレム。
『まず、この鉱山の歴史となるが……古代の石像が長年にわたり自然界に存在する魔力を吸収し続けた事で覚醒した無機物魔物・アンシェントゴーレムである私やその眷属魔物であるゴーレム達は元々人間を敵視していない。
むしろ魔石と交換に様々な技術や道具を提供してくれる取引先としてとても感謝していたし、良好な関係を築いていたのだ。
……だが魔王ニョカが山頂にある旧王都を占拠し、ここも支配域とした事で状況は一変。
魔王ニョカとその配下共は一方的な搾取をするばかりで我々には生存に必要な最小限の魔石しか残さない略奪者でしかない』
女神ジュエル様の力で異世界転生してから15年。
良くも悪くも情報デトックスな田舎で平和に農家の青年をやっていたら知らないのも当然だが、魔物と人間の関係性にもいろいろなあるんだなぁ……勇者マコトはそんな事を思いつつアンシェントゴーレム所長の言葉に耳を傾ける。
『その上あいつは勝手に汚らわしい魔瘴岩(ましょうがん)を我が鉱山に設置し、聖都ジュエルで生け捕りにした巫女殿達を我らの鉱山で強制労働を課して苦しみを与えよと言う無茶ぶりまで強要してきたのだ!!
全くもって許しがたい暴挙の数々!! 平和主義者の我々を何だと思っているのだ!!』
怒りのあまり再生済みの岩拳を握り、地面をガンガン叩くアンシェントゴーレム所長。
「あの、 石像のおじさまマショウガンってなんですの?」
勇者マコトの隣でほえ?な顔で尋ねる奴隷少女ジュエル。
『ああ、説明不足で済まなかったな奴隷のお嬢ちゃん。
魔瘴岩と言うのは膨大な魔力を吸収し貯蓄できる大型魔石の一種を魔改造した物らしく、それを生成した張本人である魔王ニョカが配下の者共と一度だけここを訪れた際の説明によるとそれは苦しみや絶望を帯びた人間の負の魔力……瘴気を吸い取り備蓄するらしい』
「何だって!? そんな危険な物がこの鉱山にあると……言うのか!?」
『その通りだ勇者マコト殿。
ヤツは聖都ジュエルの巫女をここにサンケー労働者として放り込んで苦しみを与え、それにより発する瘴気をたっぷりと吸わせてデンチのようなエネルギー源とする予定らしい』
「うっわ……殿方を魅了しちゃう小悪魔ナイスバデー美少女奴隷の私でも魔力を吸収されるなんてえっちな屈辱いやですよ!!」
叱られた子犬のように大人しくしていたジュエルはボロ布貫頭衣上から胸を手で隠し足をきゅっと閉じて勇者マコトにしがみつく。
【第21話に続く!!】
アンシェントゴーレム所長と謎の剣士がタイマンを始めたという緊急事態を受け、魔石鉱山の女性労働者&ワーカーゴーレムと共に鉱山外に駆け付け、鶴の一声で2人を止めた女性。
聖都ジュエル巫女長・サマルは鉱山所長とマコト&ジュエルの双方から事情を聞き、納得する。
「申し訳ありません、巫女長様……この件は私の責任ですので勇者様をお許しくださいませんか?」
相手と状況を察し、いつもの空気を読まないハイテンションさがウソのようにシュンとして頭を下げる奴隷少女ジュエル。
「いえいえ、ジュエルさん!! 許すだなんてとんでもない!!
本来ならば私たちは創世神ジュエル様に司る者としてその祝福と加護を受けた勇者様に全面協力しなくてはならない立場でありながら、早々に魔王の虜囚の身となりこのような見苦しい形で対面してしまい……私共の方こそ誠に申し訳ございません」
汚れた鉱山労働中の腰巻一枚でありながら、サマル巫女長と共に2人に対し恭しく頭を下げる女性達。
「とりあえず、ご無事が確認できたのは良かったですけど……このソロアスタ魔石鉱山はどういう状況なのでしょうか? ジュエルが言うには皆さんノリノリで勤労なすっていたそうですけど……?」
『それは私から話そう、勇者マコト殿』
この鉱山の管理者である所長として話を引き継ぐアンシェントゴーレム。
『まず、この鉱山の歴史となるが……古代の石像が長年にわたり自然界に存在する魔力を吸収し続けた事で覚醒した無機物魔物・アンシェントゴーレムである私やその眷属魔物であるゴーレム達は元々人間を敵視していない。
むしろ魔石と交換に様々な技術や道具を提供してくれる取引先としてとても感謝していたし、良好な関係を築いていたのだ。
……だが魔王ニョカが山頂にある旧王都を占拠し、ここも支配域とした事で状況は一変。
魔王ニョカとその配下共は一方的な搾取をするばかりで我々には生存に必要な最小限の魔石しか残さない略奪者でしかない』
女神ジュエル様の力で異世界転生してから15年。
良くも悪くも情報デトックスな田舎で平和に農家の青年をやっていたら知らないのも当然だが、魔物と人間の関係性にもいろいろなあるんだなぁ……勇者マコトはそんな事を思いつつアンシェントゴーレム所長の言葉に耳を傾ける。
『その上あいつは勝手に汚らわしい魔瘴岩(ましょうがん)を我が鉱山に設置し、聖都ジュエルで生け捕りにした巫女殿達を我らの鉱山で強制労働を課して苦しみを与えよと言う無茶ぶりまで強要してきたのだ!!
全くもって許しがたい暴挙の数々!! 平和主義者の我々を何だと思っているのだ!!』
怒りのあまり再生済みの岩拳を握り、地面をガンガン叩くアンシェントゴーレム所長。
「あの、 石像のおじさまマショウガンってなんですの?」
勇者マコトの隣でほえ?な顔で尋ねる奴隷少女ジュエル。
『ああ、説明不足で済まなかったな奴隷のお嬢ちゃん。
魔瘴岩と言うのは膨大な魔力を吸収し貯蓄できる大型魔石の一種を魔改造した物らしく、それを生成した張本人である魔王ニョカが配下の者共と一度だけここを訪れた際の説明によるとそれは苦しみや絶望を帯びた人間の負の魔力……瘴気を吸い取り備蓄するらしい』
「何だって!? そんな危険な物がこの鉱山にあると……言うのか!?」
『その通りだ勇者マコト殿。
ヤツは聖都ジュエルの巫女をここにサンケー労働者として放り込んで苦しみを与え、それにより発する瘴気をたっぷりと吸わせてデンチのようなエネルギー源とする予定らしい』
「うっわ……殿方を魅了しちゃう小悪魔ナイスバデー美少女奴隷の私でも魔力を吸収されるなんてえっちな屈辱いやですよ!!」
叱られた子犬のように大人しくしていたジュエルはボロ布貫頭衣上から胸を手で隠し足をきゅっと閉じて勇者マコトにしがみつく。
【第21話に続く!!】
0
あなたにおすすめの小説
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
田舎おじさんのダンジョン民宿へようこそ!〜元社畜の俺は、民宿と配信で全国初のダンジョン観光地化を目指します!〜
咲月ねむと
ファンタジー
東京での社畜生活に心身ともに疲れ果てた主人公・田中雄介(38歳)が、故郷の北海道、留咲萌町に帰郷。両親が遺したダンジョン付きの古民家を改装し、「ダンジョン民宿」として開業。偶然訪れた人気配信者との出会いをきっかけに、最初の客を迎え、民宿経営の第一歩を踏み出す。
笑えて、心温かくなるダンジョン物語。
※この小説はフィクションです。
実在の人物、団体などとは関係ありません。
日本を舞台に繰り広げますが、架空の地名、建造物が物語には登場します。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる