きんきらりん

ユヅキ

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五章

新しい仲間

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『ねぇ、友花を安心して預けられる
施設なんて本当にあるの?』
『あるさ。今度の引っ越し先は福祉
施設がたくさんあるよ。』
不安な顔を浮かべた母親。
そして窓の外を眺める女の子。
『新しい場所、どんな所だろ~?』
『きっと楽しい所だよ。』
『本当?』
朝、舞子が星奈を教室へ送り届け
相談室へ入ろうとすると
一人の女性が個別訓練室へ
入ってきた。
今日の活動の最初に
園長からほごしゃの紹介が始まった。
『今日から、このおひさま園に
新しく入る事になった
菅野友香ちゃんのお母様•優子さんです。』
『初めて、、菅野友香の母•優子です。
これからよろしくお願いします、、』
少し緊張気味な声で自己紹介。
今日の活動ら上手く進まない優子。
心配になった担任が優子を優しく
フォローしながら今日の活動について
教えていた。
『あ、、ありがとうございます。』
そっと返事を返した優子。

その頃、友香は新しいクラス・
さくらんぼ組でみんながやっている遊びをじっと見ていた。
するとそこへ、女の子か遊びに誘っていた。緑だった。
『ねぇ、命ちゃんも誘って
おままごとするんだけど
一緒にやらない?』
『う・・うん。』
不安そうに小声で答えた。
『玩具見ててもいいけど!
お人形とか、ドールハウスとか!』
友香の元気な笑顔を見る為、
元気の出る事を沢山勧めることにした。
『せっちゃんはお人形がいいの?
分かった!じゃあせっちゃんは
お人形さんと一緒にやろう!』
星奈も緑の遊びを喜んだ。
一方、保護者達は休憩時間に入り、
保護者達それぞれの交流が始まった。
やがて舞子から優子に話しかける事に。
『あの、、一緒に話でもしませんか?』
『えぇ、、良いですよ。』
二人は交流を取り始めた。
『広汎性発達障害?』
『うん。ある日の健康診断の日、
主治医さんからの提案で受診を勧められて、、病院に行ったら告げられまして、、』
優子も友香の障がいを診断された時、
かなり大きなショックを受けていた。
『周囲の人に迷惑をかけてしまい、
幻聴が毎日毎日、、こんな思いは友香にはさせたくなかったんです、、』
同じ環境・そして同じ境遇・
舞子は優子の同じ悩みを分かち合った。
『私もね、星奈の障がいが分かった時
凄くショックだった。
周囲からの冷たい視線を何度も浴びせられた。でも、人は誰でも笑顔を見せるじゃない?
お義母さんから教えてもらったんだけど、笑顔を励みにして一緒に頑張らない?』
すると心に響いたのか、次第に優子の表情が明るくなり始めた。
『なんだか聞いていると、心が温かくなってきちゃった!
確かに親が挫けちゃダメだよね、、!』
『これからも一緒に頑張らない?』
『そうしよう!』
ママ友の絆が深まった。
そして絆は子供達にも。
『ねぇ!今度は一緒に絵本読みたい!』
『うん、いいよ!』
なんと友香から遊びたいと誘い始めた。
『ねぇ早速だけど、私のグループに入らない?』
『うん、入りたい。』
友情が一気に深まった!
はじめての親子遠足。
初めての事に楽しみで興奮する星奈。
今日は雅春も参加した。
『せっちゃんだってお出かけ大好きだもんな!』
遠足先の自然公園。
園児達は遊具で遊び始めた。
そんな中、星奈は公園を走り出した。
『せっちゃん!一緒に行くよ!』
舞子と雅春が追いかけ始めた。
するとそれに気づいたのか、走るのをやめた。
『せっちゃん、、お願いだから先に行かないでよ~』
そして、星奈は草原に寝転び始めた。
この人は平日の為、
人が少なく周囲の視線をほとんど気にすることは無かった。星奈の姿は
『あったかいな~』
と言っているようにも見えた。
園長の高瀬が微笑みながら星奈達に近づいて舞子と雅春にアドバイスした。
『星奈ちゃんも、沢山の楽しい想像力になってやがて個性に繋がると思うんですね。
家でも星奈ちゃんの個性を大事にしてあげてくださいね。
厳しく叱らず、出来たら沢山
褒めてあげてくださいね。』
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