聖女は難しい

ナナ・キクチ

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第二章

ボロボロ3

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 私の"忘れた”も良い仕事をしました。儲けもの。
ボケたとは言わない。
 
  買い物リスト
 パン(大きいサイズ)、小麦粉、砂糖、塩
胡椒(値段が高いかも?)。
芋類、根菜類、葉物野菜、果物、肉類、魚類
ミルク、チーズ、バター、その他に美味しそうな物。

普段着る服(庶民的)、ズボン(丈夫な物)          
下着(かぼちゃパンツ)、予備の靴、安全ブーツ、安全靴。
後は思いつかない、その時々だね。

 このババ様のお屋敷はまだ王都内だからね、庶民街は、
誰に合うかも知れない危険があるね。

 何処にしょうか?
行った事がある田舎領地の庶民街で治安が良い所で
私の顔がばれない、しかも買い物ができる所。
 候補二つ上げよう。

 冒険者タグ登録した南の地、前神殿長の出身地
ローネン領。

 ババ様の出身領地は、王都の北で侯爵領エンネだわ。
一度連れて行って頂いた。
そこの神殿でババ様とお祈りいたしました。
 小さな神殿でしたが、主神像の後ろからステンドグラスを
通して差し込む光が美しかった、感動したのを思い出しました。

 あそこなら幼い頃だったので私の顔も覚えていないでしょう。
あの領の騎士達は良く訓練された方々ばかりで紳士でした。
冒険者たちも強い方々が多いと聞きました。

 決めました。
行先はエンネ領の庶民街にします。
転移魔法発動します。
 神殿の傍に出ました。近くに人影はありません。
良かった。
転移先の場所は気を付けた方がいいですね。
突然人が現れたらビックリされるし不審者に思われる。



 エンネ領は寒いです。
冒険者の服装ですが早く温かいローブを買い求めた方が     
よいでしょう。 
先ずは古着屋さんです。(節約するです)

 何処でしょうか?
歩いている叔母さんをみて早速聞き込みです。

「すみません教えていただけますでしょうか。この辺りに古着屋
さんはございますか?」
「やだよ、この子は。その言葉使いは、お貴族様かい?」
「いえ違います。人様にものを教えてほしい時は丁寧にするんだよ
と祖母に言われていますので」

「偉いばあ様だね」
「良い心掛けだ、教えてやるよ。この通りの服屋は高いから
ここから3番目の道を右側に入ると5件目に古着屋の”げんさん”
と言う店がある。そこそこ安くて新しめの服があるよ
覗いてみなよ」
「叔母さん、ありがとうございます。行ってみます」

 親切な人で良かった。言われた通りに歩きます。
1本目、2本目、3本目ここを右手に入り、1,2,3、あそこに
見えるお店のようです。
看板がかかています。服の意匠の下に”げんさん”とあります。
ここですね。ドアを開けるとリンゴンと重い音がします。

 中は服服服です。
奥にカウンター席があり、小母さんがいて私をみました。
「いらっしゃい、何かお探しですか?」
「厚手のローブと普段着上下、下着が欲しいです。
なるだけ新しめがいいです」
「その格好だと先にここの席に座りなさいな。
ハーブティーを飲みながら聞くよ」
「すみません、お手数をお掛けします。ありがとうございます。」
席に座ります。

小母さんは、後ろの棚から大ぶりのマグカップを2つ出して
隣りの魔石ストーブの上にかけてあった大薬缶から、継ぎ分けて
ハーブティーをいれます。
ひとつを私の前に置いてくれました。
「お上がり」
「ありがとうございます。いただきます」
フウーフウー息をかけて慎重に一口飲みます。熱いです。
もう一口頂きます。ハアー人心地しました。

 「厚手のローブと普段着上下、下着が欲しいです。
なるだけ新しめがいいです」ともう一度希望を伝えます。
「下着は新品が有るからそっちにしなさい」
「普段着はこっちの棚か」

 小母さんは立ち上がり服の棚に案内してくれます。
色々な色の服があります。
私に服を当てて見てはこれじゃないね。こっちがいいかも。
次々と決めて行きます。私は側に立っているだけ。

 次はズボン、です。服に併せて行きます。
3着づつ決まりました。
下着(かぼちゃパンツ)は小母さんが包んでくれました。

「靴は無いですか」出来ればお店は一軒でまとめたいです。
前世のデパートは便利だったな。
食品から服屋から化粧品から食器まで全てあったもの。

 「靴は隣りの店に行ってみな、良いのがあるよ。ここの
商品は包んでおくよ。全部で350ペイジになるよ」
ローブを忘れるところでした。小母さんに
選んでおいてもらいます。
「合計金額で500ペイジにおまけしておくよ」
ここでの支払を済ませておきます。

 隣りの靴屋の叔父さんは、服屋の小母さんのお兄さんでした。
あるあるですね。
棚に靴の種類、サイズが並んでいました。
予備の室内靴、丈夫な長ブーツ。以上にします。
まだまだこれから買い物あるからね。
                              
 靴の荷物を持って小母さんの所に戻ります。
荷物を肩掛け布袋に入れてくれていました。
布袋の値段を聞いた所、
「子ども達が使い古した物だから使って頂戴」
貰ってしまった。マジックバックのカムフラージュに欲しかった。
「小母さんのありがとうございます。有難く使わせて頂きます」
頭を下げてお店を出る。

 人気の無い路地で肩掛け布袋からマジックバックに服と靴を
素早く移し替えました。(小母さんの助かりました)

 次はパン、材料が有れば私も作れますですね。
(オホホホ、心の中で自慢します)

 でも先に焼き立てパンがいいです。
パン屋さんのお店は匂いで分かります。
看板と文字も有りますが匂いです。

 お店の中には小麦粉、砂糖、塩も置いてありました。
このお店は結構大きい所のようです。
 小麦粉(2㎏もうめんどくさいから日本式)
砂糖(無理1㎏にします。高いです)、塩(300g)
胡椒(値段が高い50g)以上です。

 さっきの路地でマジックバックに移します。
少々疲れて来ました。

 次です。
もう大雑把になりました。
芋類、根菜類、葉物野菜は露店で買いました。

 少し休憩時間が必要です。
足がパンパンです。
靴を脱ぎたい。もう、我慢が出来ない。
知っている人がいないので恥も外聞も無いです。
室内履きを堂々とはきます。

 買ったばかりのパンを小さく千切って口に運びます。
ババ様に見せられ無いです。買い食いとは恥ずかしいです。

 最後のひと踏ん張り。
 肉は魔物の物でした。下処理を再度必要と思います。
もう、投げ遣りです。疲れています。
路地です。マジックバックです。

 魚はありませんでした。そうでしょうね、私が馬鹿でした。
海から遠いこの地域を失念しておりました。
川魚もみましたが食べる気になりませんでした。

 チーズ(大丸1個)、バター(料理長が使用していた物に
似ています、香りも同じと思いました。塊で3個)
直ぐに決めて買いました。
あちらこちらは見ません。
 ミルクも魔牛の物ですが、以前私も飲んでいました。
4Lを2缶買いました。
路地。マジックバック。助かる。

 果物は露店に戻り買いました。
疲れた。リンゴ、ブドウ、イチジク。(適当に買った)

 路地に入り左右上下確認後転移。
ババ様の屋敷隠し部屋に帰って来ました。
荷物は全てマジックバックの中なので、一度寝ます。
おやすみなさい。

                           



                              





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