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3 獲絽 誠(えろ まこと)
「で、今日は何を作るつもりなんですか?」
「カレー。」
「またですか。」
山には数種類のスパイスやハーブが自生している。
それらを使いカレー、もとい、スパイス料理を良く作る。
「でも、不思議だよね。
日本にスパイスが自生しているなんてね。」
「そう大して不思議ではないと何度も言っている気がするのですが……。」
「第二次世界大戦より前では日本では限られたスパイスしか植生していなかったって言うじゃん。」
「それはそうですが、今は多様なスパイスがあるのが常識ですよ。」
某グルメマンガの世界じゃないけど生態系も大きく乱れてるしファンタジー要素があると言えばある。
日本には無いはずのスパイスが手に入るおかげでカレーも作り放題。
そして美女のおっぱいも揉み放題。
「なんでしょうか。無性に貞雄様を襲いたくなったのですが襲ってもよろしいですか?」
「嫌です。
強姦魔が出ました!
通報してー!」
「洒落にならないのでそれだけはご勘弁を。」
土下座。
田舎に警察が迅速に来るか?
実際男性がいない田舎は来ない。
精々駐在さんがいるくらいです。
「よきにはからえ。」
深夜0時をとっくに過ぎていてもまだ、ご飯を作っているのだから無人島生活の大人気芸人のような生活をしているともいえる。
「はい、できたよ。」
「ありがとうございます貞雄様。」
作ったのは畑で取れた豆をベースにしたカレー、チャツネというものだ。
比較的ポピュラーなカレーの一つで普通に美味しい。
「いやあ、美味しいですな。
男性の手料理は、涙が出るほど美味しいですな。
嫌いなモノでも何でも食べれそうな気がしますな。」
焚火をしながら食べていると、存在しない筈の三つ目のスプーンとお椀を持ち、食べる女性が居た。
眼鏡をかけ、母性の象徴たる部分がこれでもかと強調されている人物こそ、この世界のエロ漫画家の人、獲絽 誠(えろ まこと)先生だ。
引っ越したときに意気投合、元々狙っていったのもあるけど、かつての同級生と話している感じがして、とても気が楽になる人だ。
「出ましたね、盗撮魔、これ以上貞雄様の未来に悪影響を与えようものなら私が相手になりますよ!」
「ふっふっふ、甘い、甘いですぞ芽亜里(メアリ)殿!
お汁粉に生クリームをぶち込むほどに甘いですぞ!」
「それ普通に不味そうなんだけど。」
「言葉の綾ですぞ貞雄殿。
芽亜里(メアリ)殿は、田舎の精子配給制度をご存知であろうて。」
「ま、まさか。」
「男性側が望めば出入り自由となる女性の一人に私が選ばれているのでありますよ。」
ぶっちゃっけ、ヌクための人員として派遣する制度だ。
どんなに女性が搾り取ろうとも枯れることが無ければ男性は性的興奮を必要とするわけで、そういった人員の派遣も要請すれば来てくれる。
御手付きになる女性もいるらしい。
ここでらしいと言ったからには、彼女、誠さんにはまだ手を付けていない。
「か、身体を許したのですか。
私よりも先に。」
身体を許していないことを知らない芽亜里(メアリ)さんは勝手に勘違いして憤怒の表情をしていく。
なんか命の危険が出てきそうだが、これはこれで。
「誠先生、この表情です。
あの敵キャラをこれに近い表情で描いて欲しいんですけどできますか?」
「うむむむ、とりあえず一枚とってから描いてみます。」
「人の話を聞け(;゚Д゚)!」
「あ、今の感じはSFの方で書いてもらったバンドの人の感じに採用してみたいんですけど声優さんにパイプあります?」
「いっそ彼女にやってもらうのはいかがですかな、よさげになると思いますよ。
某もある程度はパイプを持っていますがこういうのは見れた人物から採用していくのもありだと思われます。」
怒る彼女をよそにアニメの再現計画を立てていく。
先ずは原作の再現を行い、それから続きを考える。
「で、今日は何を作るつもりなんですか?」
「カレー。」
「またですか。」
山には数種類のスパイスやハーブが自生している。
それらを使いカレー、もとい、スパイス料理を良く作る。
「でも、不思議だよね。
日本にスパイスが自生しているなんてね。」
「そう大して不思議ではないと何度も言っている気がするのですが……。」
「第二次世界大戦より前では日本では限られたスパイスしか植生していなかったって言うじゃん。」
「それはそうですが、今は多様なスパイスがあるのが常識ですよ。」
某グルメマンガの世界じゃないけど生態系も大きく乱れてるしファンタジー要素があると言えばある。
日本には無いはずのスパイスが手に入るおかげでカレーも作り放題。
そして美女のおっぱいも揉み放題。
「なんでしょうか。無性に貞雄様を襲いたくなったのですが襲ってもよろしいですか?」
「嫌です。
強姦魔が出ました!
通報してー!」
「洒落にならないのでそれだけはご勘弁を。」
土下座。
田舎に警察が迅速に来るか?
実際男性がいない田舎は来ない。
精々駐在さんがいるくらいです。
「よきにはからえ。」
深夜0時をとっくに過ぎていてもまだ、ご飯を作っているのだから無人島生活の大人気芸人のような生活をしているともいえる。
「はい、できたよ。」
「ありがとうございます貞雄様。」
作ったのは畑で取れた豆をベースにしたカレー、チャツネというものだ。
比較的ポピュラーなカレーの一つで普通に美味しい。
「いやあ、美味しいですな。
男性の手料理は、涙が出るほど美味しいですな。
嫌いなモノでも何でも食べれそうな気がしますな。」
焚火をしながら食べていると、存在しない筈の三つ目のスプーンとお椀を持ち、食べる女性が居た。
眼鏡をかけ、母性の象徴たる部分がこれでもかと強調されている人物こそ、この世界のエロ漫画家の人、獲絽 誠(えろ まこと)先生だ。
引っ越したときに意気投合、元々狙っていったのもあるけど、かつての同級生と話している感じがして、とても気が楽になる人だ。
「出ましたね、盗撮魔、これ以上貞雄様の未来に悪影響を与えようものなら私が相手になりますよ!」
「ふっふっふ、甘い、甘いですぞ芽亜里(メアリ)殿!
お汁粉に生クリームをぶち込むほどに甘いですぞ!」
「それ普通に不味そうなんだけど。」
「言葉の綾ですぞ貞雄殿。
芽亜里(メアリ)殿は、田舎の精子配給制度をご存知であろうて。」
「ま、まさか。」
「男性側が望めば出入り自由となる女性の一人に私が選ばれているのでありますよ。」
ぶっちゃっけ、ヌクための人員として派遣する制度だ。
どんなに女性が搾り取ろうとも枯れることが無ければ男性は性的興奮を必要とするわけで、そういった人員の派遣も要請すれば来てくれる。
御手付きになる女性もいるらしい。
ここでらしいと言ったからには、彼女、誠さんにはまだ手を付けていない。
「か、身体を許したのですか。
私よりも先に。」
身体を許していないことを知らない芽亜里(メアリ)さんは勝手に勘違いして憤怒の表情をしていく。
なんか命の危険が出てきそうだが、これはこれで。
「誠先生、この表情です。
あの敵キャラをこれに近い表情で描いて欲しいんですけどできますか?」
「うむむむ、とりあえず一枚とってから描いてみます。」
「人の話を聞け(;゚Д゚)!」
「あ、今の感じはSFの方で書いてもらったバンドの人の感じに採用してみたいんですけど声優さんにパイプあります?」
「いっそ彼女にやってもらうのはいかがですかな、よさげになると思いますよ。
某もある程度はパイプを持っていますがこういうのは見れた人物から採用していくのもありだと思われます。」
怒る彼女をよそにアニメの再現計画を立てていく。
先ずは原作の再現を行い、それから続きを考える。
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