酔っぱらってダンジョン行ってたらお姉さん持ち帰りしてて朝チュンしてた件~スキル乳化の美肌ボディエステは女性冒険者を虜にする~

スライム道

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「す、ストーカー行為?」
「そうストーカー行為。
 流石に葵君の住んでいるタワーマンションには入れまいと高を括っていたんだが、
 最近ではハッキングプログラムみたいなものにまで手を出していてな。
 マンションの監視カメラ映像から葵君の写真を抽出したり、自作で小型ドローンを作って寝顔まで撮影していたんだからいつ被害届を出されないもんかとひやひやしてたよ。」

その割にはみずきちゃんのお母さんはとても冷静だったと思うが。
みずきちゃんのお父さんはそのことに気が付いていないのか話を進めた。

「うちの家内から聞いたが承諾してくれたんだってな。」

多分、これはみずきちゃんのお母さんの策略かもしれない。
それにストーカー行為の数々はうちの親も認可を出していると勝手に思っている。

「うちの親とも連絡を取り合っていると思いますが多分、親からの承諾だけとっているかと思われます。」
「っつうことは。」
「まだ、俺自身は承諾しかねている状態ですね。」
「あちゃー。」

顔に手を当て頭を抱えていた。

「実花さんがその辺りの書類も作成していましたし、外堀は完全に埋められていますから、安心してください。」
「メアリーさん、それは本人の意思がねえぞ。」
「大丈夫ですよ。
 今時アドベンチャラーが純愛を望むことはあっても世間的にはハーレムになってくれた方がよろしいんですから。」
「うちの家内も外堀完全に埋めてから来たが、俺も葵君と同じく不器用だからな。
 一人にばかり愛を向けることになると思うぞ。」
「ベッドの上では平等に愛してくれるので大丈夫ですよ。」
「おいおい、病院の前でなんつうこと話してるんだよ。」

これ以上話し合ってもしょうがない。
とりあえず実花後輩に詳細を聞くとしてハーレムなんてとてもじゃないがガラではない。
確かに性欲は強い方だと自覚しているしスキルによってさらに強化されている。

でもよ、俺は一つのゲームにはまると他のゲームには熱中できなくなる不器用な人間だからこの先がとても心配でならない。

「勝手に幸せになりますので結婚さえ皆さんとしてくれればいいんですよ。」
「葵君はみずきに目を付けられた時点で相当な女難に見舞われてしまったな。」
「もう受け入れるしかないので受け入れますがみずきちゃんのお父さんはどのような目的でここに?」
「ああ、知り合いがこっちに努めていてな。
 同じ車好きの中の親友でな。
 そいつが久しぶりにこっちに帰ってくるもんで会っていこうと思って面会所も兼ねているここにやってきたんだ。」
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