換金スキルとショップスキルでバグ技大金持ち〜無限に増える1円玉でスキルを買いまくる~

スライム道

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音を立てずにそのまま避ける。
点の殺気を感知することも忘れずに自分の中で次につなげるときに最もいいルートと相手が嫌がるルートの両方を考えつつ。
空気を読んだ一手を織り交ぜる。

あくまで相手は自分。
自分と同じ思考回路なら思考を放棄した行動を織り交ぜることは必須。

イレギュラーな行動を自分に入れているのでその後のリカバリーを行うタイミングが重要。
自分と戦うことは一生付き纏う影を追い超えること。
相手が有利な状況であろうと打ち勝つ自分を造る。

現在は1体1の状況。
しかし敵は罠を張っている。
木の脈動から違和感を感じ取れる。
しなり。
即ち飛び道具。

そう察知するのは早計だが動きを制限するのが目的とみる罠だ。

動き回る相手の位置をこちらに悟られないようにするとともにこちらの動きを制限するということは。

すぐに逃げに入る。
相手に悟られても構わない。
今は逃げるのが最善だ。

半ばやみくもに石ころを投げていたのをやめその過程で知った地形のデータを頭にインプット簡易的な地図を作製。
最も行きたいところと行きたくないところ。
そして中間の場所。

陣取合戦は負けているが最終的な読みはこちらが勝った。

「相手に悟られづらく隠れられる死角。
 そして自分たちが罠を張れる絶好の位置。」

連動する罠によって身を隠されては居たが見事見つけることができた。
ヘッドロックで一人を鎮める。
そして罠を張っていた一人と正面衝突するかに思えた。

「疑似的な2対1になるか。」

本体である俺は相手の使った罠を利用して連鎖的な相手の動きを制限する投石攻撃を加えていた。

有利な状況では少なからず慢心が出る。
慢心を余裕にできるかどうかで勝敗は決まる。
自分の並列思考たちはそれができては居たが恐怖を忘れていた。
余裕の中に常に恐怖への対処法を考えておかなければ臨機応変に対応できないことが今回の教訓と言えた。

「モンスター釣ってきたよ。」

ミウスさんの声が聴こえてきたので意識を現実に割く。
彼女が釣ってきたモンスターはそれは大きな空を回遊する鱗が落葉樹の葉のような形をした体長5m前後の魚。

「チェリーツナフィッシュが美味しいから釣ってきた。
 締めて食べよう。」

まだまだチェリーツナフィッシュと呼ばれた魚はまだ息がある。
というか針だけ刺さっててミウスさんや俺を喰おうとしてきた。

「これ息が良すぎるどころじゃないと思うけど。」

しょうがないのでエラから素手で解体していく。
エラから締めて肛門付近に手を突っ込み内臓を傷つけないように身を剥がした。
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