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「今日はベットに侵入して来ないのかな。」
いつも過干渉なミウスさんが今日は来ないことに安堵しながら、ゆっくりと自分の時間を楽しもうとしていた時。
「…き…え……す…!」
外出先の電話のようにノイズが混じりまくった声が聞こえてきた。
上手く聞き取れないが女性の声みたいだ。
「テステース!テステース!聞こえますか!」
今度ははっきりと言葉が通じた。
けど、誰に向かって話しかけてるかわからない。
「あれ?聴こえていないのかな?
どうしよう。
無神論者に交信かけるの初めてだし、電話すら通じなかったら女神様に殺されるかも……。」
先輩のパシリ?
先輩に向かって可愛いとか言ったら生意気って言われる職場の人っぽい声聞こえてるよ。
上司の命令は絶対の中級管理職の匂いがしてきた。
「でも、交信ちゃんと繋がってるって表示してるんですけど。
機械的なエラーでしょうか。
だとしたらシステム部に相談しないと。」
自己完結してそのまま終わるかに思えた。
システム部とか会社そのものでは、
今までの傾向から言うと神か悪魔などのその手の類だと見受けられる。
最近買った
美容術
ドライヤー乾燥術:神級
当たりが濃厚かな。
ちなみに刹那とは一回指を弾いた時間を60分の1にまで押し込めた時間のことなのだが、神が一回指を弾いた時間だったとしたら、またそれは面倒なことになりそう。
改めてスキルを確認して見れば価値が分かるだろう。
美容術
読んで字のごとく、美容に関するありとあらゆる術の全てをマスターする。
しかし、美に果て無し!
美とは時代のうねりと共に姿を変えてゆく。
終らぬ夢を叶える導き手となりえるモノに美の極意を授けよう。
ドライヤー乾燥術
ドライヤーの消費電力を如何に少なく、髪にダメージを与えないようにする術。
食品にも可。
物理の法則を超えて必要なエネルギーのみでありとあらゆるものを完璧に乾燥させる。
嬉しい主婦の味方。
また対象物のみを乾燥させるのでそれ以外の組織にダメージは一切ない。
「うん、価格はよく見ていなかったけど、こぞって欲しがるだろうね。」
特に美容術だ。
この分だけ見ればありとあらゆる時代、地域、世界の美を追求できると書かれているのだから医学の方面にも使えそうだ。
「真っ当な医学の知識が結構あるな。」
健康が美である認識はここ最近多い。
外科手術から内科手術もこのスキルの中に内包されていた。
神の中でもほんの一握りが持っているスキルらしいが、美だけを追求するモノには持たせられない。
傲慢であるが、神の手にすら余るスキル。
「自分には必要ないだろ。」
「むぎゅうー。」
考え事をしていたら、背後からの気配に気づけなかった。
並行思考を3つほど回しているのに気づかないとはかなりの手練れだな。
このような芸当ができるのはミウスさんだけだと思っていたが、匂いが違う。
「失礼いたします。
先日のお詫びをしようと思いまして、参じてきたのですが、お邪魔だったようですね。」
「葛西さん、止めてくださいよ。
大事なお嬢様が狼に食べられちゃいますよ。」
「そうですね。
淑女として教育するのなら止めるべきなのでしょう。
ですが今はとても眠そうな顔をしています。
久々にはしゃいで疲れたのでしょう。
いえ、ここ最近はとてもはしゃいでいましたね。
加減を知らない子どものようになってしまわれたようで、以前とは考えられないくらい充実しておられます。」
「以前のように落ち着いてもらった方がこちらとしてはありがたいですがね。」
「元々お嬢様は呪いのせいで蝕まれていて、暗いことしか考えられていませんでした。
今の状態が本当の素の状態だと私は思っていますし、幹様からしても、喜ばしいことだと思いますよ。」
何が言いたいのかわからないが、この人にとっては俺の未来が見えているように見透かされている。
彼女の腹の中で何を考えているのかを本当にわからなかった。
人間関係を疎かにしたツケが回ってきている。
もっと会話をした方が良いのはわかるのだが、同級生の中で仲の良い男性とはいない。
もともと自分の呪いのケロイドもあるが、その視線が怖すぎるのも考えものかもしれない。
ケロイドがあったせいで偏見もしてきたし、逆に偏見もされてきた。
例えるなら雪山の中で雪を食べる生存を確実にできることなら何でも実行し、味方でさえも敵かもしれないと考え続ける軍人のような感覚が働いている。
「あああ!!!
これやっぱり聞こえてる!
無視してるだけじゃないですか!」
熟考していると、件の天使の声が聞こえてきた。
先ほどまで静かだったのに送るようになったのは、エンジニアか誰かが来たのかも知れない。
大方システム部の人間が来て、自分の受容体を調べていると見た。
この天使は、ちょっと考えればわかることなのに、なぜ気づかないのだろうか?
最初から嫌な音などを流していれば、すぐにわかることである。
にもかかわらず、彼女はそれをしないということは、冷静状態ではない。
明らかに現場慣れしていないのなら、臨機応変さが足りないのも納得。
「あなたの正体は解っています。
今すぐに返事をしてください!」
ここに上野戦神の尖兵がいるにも関わらず、なぜ警告をしてくるの不思議のである。
隣の部屋からすごい強い気配が感じられる。
「今すぐに……ひゃわわわ!
だ、誰ですか?なぜここに?
しかも、この感覚は女神様よりも明らかに強い神格!
お、御助けを~!」
ミウスさんの気配は以前感じることから、天使のいる空間に何者かの乱入者がいるらしい。
「あーあー、ごめんなさいね。
ミウスの思い人さん。
ちょこっと迷惑かけちゃって。
もしかしたらそっちの世界に乗り込んでくるかもしれないけどそっちの管理者は罰則を与えるから安心してくださいな。」
名乗りこそしなかったがミウスさんの母親だと確信した。
いつも過干渉なミウスさんが今日は来ないことに安堵しながら、ゆっくりと自分の時間を楽しもうとしていた時。
「…き…え……す…!」
外出先の電話のようにノイズが混じりまくった声が聞こえてきた。
上手く聞き取れないが女性の声みたいだ。
「テステース!テステース!聞こえますか!」
今度ははっきりと言葉が通じた。
けど、誰に向かって話しかけてるかわからない。
「あれ?聴こえていないのかな?
どうしよう。
無神論者に交信かけるの初めてだし、電話すら通じなかったら女神様に殺されるかも……。」
先輩のパシリ?
先輩に向かって可愛いとか言ったら生意気って言われる職場の人っぽい声聞こえてるよ。
上司の命令は絶対の中級管理職の匂いがしてきた。
「でも、交信ちゃんと繋がってるって表示してるんですけど。
機械的なエラーでしょうか。
だとしたらシステム部に相談しないと。」
自己完結してそのまま終わるかに思えた。
システム部とか会社そのものでは、
今までの傾向から言うと神か悪魔などのその手の類だと見受けられる。
最近買った
美容術
ドライヤー乾燥術:神級
当たりが濃厚かな。
ちなみに刹那とは一回指を弾いた時間を60分の1にまで押し込めた時間のことなのだが、神が一回指を弾いた時間だったとしたら、またそれは面倒なことになりそう。
改めてスキルを確認して見れば価値が分かるだろう。
美容術
読んで字のごとく、美容に関するありとあらゆる術の全てをマスターする。
しかし、美に果て無し!
美とは時代のうねりと共に姿を変えてゆく。
終らぬ夢を叶える導き手となりえるモノに美の極意を授けよう。
ドライヤー乾燥術
ドライヤーの消費電力を如何に少なく、髪にダメージを与えないようにする術。
食品にも可。
物理の法則を超えて必要なエネルギーのみでありとあらゆるものを完璧に乾燥させる。
嬉しい主婦の味方。
また対象物のみを乾燥させるのでそれ以外の組織にダメージは一切ない。
「うん、価格はよく見ていなかったけど、こぞって欲しがるだろうね。」
特に美容術だ。
この分だけ見ればありとあらゆる時代、地域、世界の美を追求できると書かれているのだから医学の方面にも使えそうだ。
「真っ当な医学の知識が結構あるな。」
健康が美である認識はここ最近多い。
外科手術から内科手術もこのスキルの中に内包されていた。
神の中でもほんの一握りが持っているスキルらしいが、美だけを追求するモノには持たせられない。
傲慢であるが、神の手にすら余るスキル。
「自分には必要ないだろ。」
「むぎゅうー。」
考え事をしていたら、背後からの気配に気づけなかった。
並行思考を3つほど回しているのに気づかないとはかなりの手練れだな。
このような芸当ができるのはミウスさんだけだと思っていたが、匂いが違う。
「失礼いたします。
先日のお詫びをしようと思いまして、参じてきたのですが、お邪魔だったようですね。」
「葛西さん、止めてくださいよ。
大事なお嬢様が狼に食べられちゃいますよ。」
「そうですね。
淑女として教育するのなら止めるべきなのでしょう。
ですが今はとても眠そうな顔をしています。
久々にはしゃいで疲れたのでしょう。
いえ、ここ最近はとてもはしゃいでいましたね。
加減を知らない子どものようになってしまわれたようで、以前とは考えられないくらい充実しておられます。」
「以前のように落ち着いてもらった方がこちらとしてはありがたいですがね。」
「元々お嬢様は呪いのせいで蝕まれていて、暗いことしか考えられていませんでした。
今の状態が本当の素の状態だと私は思っていますし、幹様からしても、喜ばしいことだと思いますよ。」
何が言いたいのかわからないが、この人にとっては俺の未来が見えているように見透かされている。
彼女の腹の中で何を考えているのかを本当にわからなかった。
人間関係を疎かにしたツケが回ってきている。
もっと会話をした方が良いのはわかるのだが、同級生の中で仲の良い男性とはいない。
もともと自分の呪いのケロイドもあるが、その視線が怖すぎるのも考えものかもしれない。
ケロイドがあったせいで偏見もしてきたし、逆に偏見もされてきた。
例えるなら雪山の中で雪を食べる生存を確実にできることなら何でも実行し、味方でさえも敵かもしれないと考え続ける軍人のような感覚が働いている。
「あああ!!!
これやっぱり聞こえてる!
無視してるだけじゃないですか!」
熟考していると、件の天使の声が聞こえてきた。
先ほどまで静かだったのに送るようになったのは、エンジニアか誰かが来たのかも知れない。
大方システム部の人間が来て、自分の受容体を調べていると見た。
この天使は、ちょっと考えればわかることなのに、なぜ気づかないのだろうか?
最初から嫌な音などを流していれば、すぐにわかることである。
にもかかわらず、彼女はそれをしないということは、冷静状態ではない。
明らかに現場慣れしていないのなら、臨機応変さが足りないのも納得。
「あなたの正体は解っています。
今すぐに返事をしてください!」
ここに上野戦神の尖兵がいるにも関わらず、なぜ警告をしてくるの不思議のである。
隣の部屋からすごい強い気配が感じられる。
「今すぐに……ひゃわわわ!
だ、誰ですか?なぜここに?
しかも、この感覚は女神様よりも明らかに強い神格!
お、御助けを~!」
ミウスさんの気配は以前感じることから、天使のいる空間に何者かの乱入者がいるらしい。
「あーあー、ごめんなさいね。
ミウスの思い人さん。
ちょこっと迷惑かけちゃって。
もしかしたらそっちの世界に乗り込んでくるかもしれないけどそっちの管理者は罰則を与えるから安心してくださいな。」
名乗りこそしなかったがミウスさんの母親だと確信した。
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