オタク草食系男子は超肉食ヤンデレ宝石令嬢に美味しくいただかれます~純愛から狂愛へダイヤモンドの瞳は狙った獲物を逃さない~

スライム道

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ヨモギの花言葉は「幸福」3

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突如として浴室に侵入者が現れる。
魔法のような湯煙によってシルエットしか解らないが二人居るのは解る。

「……………………(ー ̄▽ ̄) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(無茶苦茶遠い目)」

一瞬悟りを開いたかのような達観
いや、彼の生存理性(?)が働いたのだ。
彼、蒼汰の生存理性は屁狂絽さん効果とは全く正反対の状態にまで持っていき理性の集大成に至った。

人はそれを

無欲

という

「って!?なんで二人でお風呂に突撃したのにピ—————————————————————————(超自主規制音)をしようと思っていたのに!!!」
「蒼汰君もしかして女性恐怖症に成っちゃたの?それなら私がピ—————————————————(良い子には絶対質問されたら嫌な文章よ)してあげようか?」
「二人とも花の女子高生だよね!?」
「そうですよ天下の女子高生ですよ。女子高生が清いだけの人かと思えばそれは間違いです。男性と違って思春期は終えている者も居ますから昼は淑女、夜は娼婦、恋した乙女なんてそんなものですよ」
「事実は小説よりも奇なり、流石にラノベみたいな法律改正は無いけど、決断した女子はモンスターになるんだよ。今の蒼汰君はモフモフのひつじさん私たちがオオカミ、今から蒼汰君を_(性的に)玲菜さんと食べよう思って今調理(下準備(前戯))するところなの」

今かなり複数の意味を持った言葉に聞こえた気がする。
というか今更間接的な表現を使われても無意味なのだが彼女たちはどういう考えで行っているのかが気に成りはする。

「あの、いったいどういう考えでそういう結論になったの?」

何気ない質問、むしろ何故今までやってこなかったのかが気になる質問に対して二人は口をそろえて言った。

「「そんなのもう我慢できなくなったからに決まってる!」」

「は?」

「だって蒼汰さんが作ってくれた料理を食べてからムラムラしてしょうがないんです」
「帰ってお母さんから聞いたんだけどあの料理って精力がみなぎる材料ばっかり使ってるんだって。ヨモギは違うけど肌も綺麗になるから昔の娼婦が綺麗になるために作られたのかも……」

ああ、俺はなんということをしてしまったんだ。
この冥界からのモンスターたちをハーデース・ゼウス・クトニオスから解き放ってしまったのだ。

方や冥府と地獄の番犬ケルベロス

「じゅるり、まだまだ小さいですがとても美味しそうです」

生まれたままの姿でガチな眼をしていた。
この猛獣の魔眼に睨まれたら最後、もう現世に戻ることはできないだろう。

方や百の頭を持つウミヘビにして神話ではドラゴンの一つとして用いられるヒュドラ―

「ねえ蒼汰君にはコレを飲んで欲しいな」

生まれたままの姿ではなくタオルを巻いた来夢さんの姿はタオルが徐々に落ちていきつつありそれを直すたびに下の方が見えそうで見えないチラリズムが働く。
これぞつるペタのひんぬーの極意

凹凸の少ない身体を最大限利用した誘惑である。

そしてその片手には

S・U・G・O・J・U

の文字が書かれた瓶が握られている。

「それはちょっと、落ち着いてね……」
「いいえ私が飲ませて差し上げます」

なんと甘夏さんの胸の谷間からS・U・G・O・J・Uが飛び出したではないか
なんという乳圧、
なんという摩擦力
なんという質量

これが乳者《勇者》の力か!

乳者の双丘から飛び出た奇襲になすすべもなくS・U・G・O・J・Uを飲まされる蒼汰であったが

「○▼※△☆▲※◎★●」

流石に蒼汰はのぼせてしまったようだ。
本来精力剤の大半には血流を良くする働きが認められている成分が入っておりその作用も相まって精力的な働きを作用させるのだが今回のようにお風呂上りに飲むのはあまり良くなかったりする。
まあ簡単に言えば風呂入った後にすぐ酒を飲むと良いが回りやすくなる現象と似たようなことが起こるわけだ。

その現象が蒼汰にも起きた。
ついでにあれも起きた。

「こ、これは……」
「……大きい」

男子がピ——中に言われ見たい言葉ランキング上位に君臨する言葉を言われるほど蒼汰の男性の象徴的存在は大きいらしい。

「昔はサクランボくらいだったのにキンカンくらいになってる」
「それにあれもすごい大きいです」

「「…………は!?」」

「来夢さん早く蒼汰さんを上がらせましょう」
「うん、玲菜さんはそっちを持って」

二人は蒼汰を運び出すのだった。
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