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第1章
第7話:きっと見つけられるよね
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草原がどこまでも広がり、心地よい風が緑を揺らして通り抜けていく。
澄み切った青空の下、澪たちは笑顔を浮かべながら駆け出した。
遠くにそびえる山や、白く輝く建物が冒険の舞台を予感させるように視界に映る。
「行くぞ!」
夏輝が元気よく声を上げ、勢いよく先頭を切った。
その姿に澪も楽しそうに笑いながら後を追う。
奏多は少し後ろを走りながら、前を行く二人を静かに見守っていた。
その穏やかな視線には、どこか安心感が滲んでいる。
黒猫は軽やかに小走りでついていき、ときおり尻尾を揺らして草を撫でている。
「やれやれ、元気なやつらだな」とでも言いたげな表情だ。
青空の下で交わる笑い声が、風に乗って草原の先へと響いていく。
先頭を走っていた夏輝が、急に立ち止まった。
「えっ!?」
澪は咄嗟に止まれず、そのまま勢いよく夏輝の背中に突っ込んだ。
「うわっ!」
夏輝がよろめき、澪もバランスを崩して危うく尻もちをつきそうになる。
「ちょっと!急に止まらないでよ!」
澪は肩をさすりながら小さく息を吐き、思わず文句を漏らした。
すぐ後ろを走っていた奏多も、足を止め、小さく息を整えながら声をかけた。
「どうしたの?何かあった?」
奏多は澪と夏輝を交互に見つめ、不思議そうに首をかしげる。
黒猫も足元で立ち止まり、夏輝を見上げた。
「何だよ、まさかもう迷子ってオチじゃないよな?」
軽く茶化すような口調だが、その目はどこか呆れている。
夏輝は振り返り、バツが悪そうに頭を掻きながら小声で呟いた。
「いや、その…どこに行けばいいか、聞くの忘れてた。」
一瞬、全員が黙り込む。
静かな草原に、風だけがさっと通り抜けた――。
「あはははっ!」
澪が声を上げて吹き出し、その場で膝をつきながら肩を震わせた。
「もう、夏輝って本当に…!」
奏多も笑いをこらえきれず、軽く肩を揺らしながら言った。
「これだけ勢いよく走ってて、肝心なこと忘れてるなんてね。」
黒猫は目を細めてニヤリと笑い、尻尾をふわりと揺らしながら茶化した。
「お前、ほんと勢いだけだな。」
夏輝は顔を赤くしながら手を振って反論する。
「う、うるさい!次はちゃんとするから!」
澪たちの笑い声が弾け、草原に明るい空気が満ちていく。
その声は風に乗り、広い空へと溶け込むように消えていった。
澪は軽く息を整えながら立ち上がり、黒猫に視線を向けた。
「それで、黒猫くん。材料って、何を探せばいいの?」
黒猫は澪の視線を受け止めると、少し間を置いて静かに口を開いた。
「探すのは…黄金のリンゴだ。」
その言葉に、全員が思わず顔を見合わせた。
「黄金のリンゴか…」
奏多が眉を寄せ、低く呟く。
その反応を見た澪が、興味津々といった表情で奏多に顔を向けた。
「黄金のリンゴってなんだっけ?」
奏多は顎に手を当て、少し考え込むようにしながら答えた。
「ギリシャ神話に出てくるもので、有名な話がいくつかあるよ。」
夏輝が目を輝かせながら奏多を見た。
「おお、どんな話なんだ?」
奏多は少し間を置き、ゆっくりと言葉を紡いだ。
「一つは、『ヘスペリデスの園』だよ。ヘスペリデスという美しい娘たちが守る果樹園に、黄金のリンゴが実る木があると言われてて、ヘラという女神が大切にしているものだったはず。」
澪は軽く頷きながら、思い出したように口を開いた。
「あー、そんなのだったね。それって確か食べると不老不死になれるっていう伝説があったよね。」
奏多は軽く頷いて答えた。
「そうそう。永遠の若さや命を象徴するものだと言われているよ。」
「つまり、めちゃくちゃ貴重ってことだな!」
夏輝が目を輝かせながら言った。
黒猫は尻尾を軽く揺らしながら、少し得意げな声で言葉を続けた。
「その黄金のリンゴを手に入れるのが俺たちのミッションだ。」
澪は黒猫をじっと見つめながら、小さく拳を握りしめた。
「みんなで力を合わせれば、きっと見つけられるよね。」
澪の言葉に、全員が目を輝かせながら静かに頷いた。
草原を抜ける風が穏やかに彼らを包み込み、新たな冒険への期待感が胸の中でじわじわと膨らんでいった。
夏輝は黒猫に向き直り、首をかしげながら尋ねた。
「なあ、黒猫。その『ヘスペリデスの園』って、どこにあるんだ?」
黒猫は少し考えるような仕草をした後、尻尾をピンと立てて答えた。
「それがさ、俺も場所までは知らないんだよな。そもそも、その『ヘスペリデスの園』に黄金のリンゴがあるかどうかもわからないし。」
夏輝は目を丸くして黒猫を見つめた。
「マジかよ!それでミッションって、ちょっと無茶じゃないか?」
奏多はため息をつきながら、少し肩をすくめた。
「まあ、行き当たりばったりなのは確かだね。でも、手がかりがないわけじゃない。」
その声には、あきれの中にも冷静な分析が混じっていた。
奏多は少し間を置いてから、遠くに目を向けた。
「あの丘の下に見える街に行ってみよう。何か情報が得られるかもしれない。」
澪もその方向を見やりながら頷いた。
「確かに、街なら誰かが詳しいことを知ってるかもしれないね。」
夏輝は拳を握りしめ、意気込んだ声で言った。
「よし、決まりだ!街に行って聞き込み開始だな!」
夏輝が勢いよく先頭を歩き出し、澪と黒猫も追いかけるように歩き出した。
奏多は一瞬立ち止まり、街の全景を見つめた後、静かに足を踏み出す。
草原を渡る風が澪たちを包み込んでいく。
その先に広がる街――冒険の新たな舞台が、彼らを待ち受けていた。
澪たちは草原を抜け、街へと続く道を歩いていた。
ふと澪が足を止め、黒猫に声をかける。
「ねえ、黒猫くん。名前とかないの?」
黒猫は少し間を置いてから、そっけなく答えた。
「別にないから、好きに呼んでいいよ。」
「じゃあ、『クロ』はどうだ?」
夏輝が提案する。
「普通すぎない?」
澪が首をかしげた。
「『シャドウ』とかは?それっぽくない?」
奏多が提案するように口を開いた。
黒猫はため息をつき、耳を軽く動かした。
「だから、なんでもいいって。」
そこで澪が楽しげに言った。
「じゃあ、UMA!これがいいよ!」
「UMA?」
夏輝が顔をしかめる。
澪は笑いながら説明した。
「最初に会った時、UMAっぽいって話してたでしょ?」
「確かに。それいいかもな!」
夏輝が笑い、奏多も頷いた。
「じゃあ決まり!ユーマね!」
澪は嬉しそうに名前を口にする。
「『ユーちゃん』って呼んでもいい?」
「勝手にしろよ。」
黒猫――ユーマは少し照れたように顔をそらしながら前を向いて歩き出す。
澪たちは笑いながら、草原を抜けた道を歩き続けた。
陽の光に照らされながら、澪たちは草原を抜け、ついに目の前に広がる街の入口にたどり着いた。
白い大理石で作られた門が高くそびえ、細やかな彫刻が施された柱が目を引く。
その奥には賑やかな声や、行き交う人々の姿がちらりと見えた。
「おお…!」
夏輝が感嘆の声を漏らしながら、門の高さを見上げた。
「ここが、この時代の街…。」
澪は胸の高鳴りを抑えきれないように目を輝かせる。
奏多は少し後ろからその光景を眺めながら、静かに口を開いた。
「なんだか、まるで物語の中みたいだね。」
ユーマは澪たちの前を歩きながら、振り返ると少し得意げに言った。
「よし、まずは聞き込みだな。何かわかるかもしれない。」
新たな冒険の始まりを感じさせる空気の中、澪たちは門をくぐり、街の中へと足を踏み入れた。
澄み切った青空の下、澪たちは笑顔を浮かべながら駆け出した。
遠くにそびえる山や、白く輝く建物が冒険の舞台を予感させるように視界に映る。
「行くぞ!」
夏輝が元気よく声を上げ、勢いよく先頭を切った。
その姿に澪も楽しそうに笑いながら後を追う。
奏多は少し後ろを走りながら、前を行く二人を静かに見守っていた。
その穏やかな視線には、どこか安心感が滲んでいる。
黒猫は軽やかに小走りでついていき、ときおり尻尾を揺らして草を撫でている。
「やれやれ、元気なやつらだな」とでも言いたげな表情だ。
青空の下で交わる笑い声が、風に乗って草原の先へと響いていく。
先頭を走っていた夏輝が、急に立ち止まった。
「えっ!?」
澪は咄嗟に止まれず、そのまま勢いよく夏輝の背中に突っ込んだ。
「うわっ!」
夏輝がよろめき、澪もバランスを崩して危うく尻もちをつきそうになる。
「ちょっと!急に止まらないでよ!」
澪は肩をさすりながら小さく息を吐き、思わず文句を漏らした。
すぐ後ろを走っていた奏多も、足を止め、小さく息を整えながら声をかけた。
「どうしたの?何かあった?」
奏多は澪と夏輝を交互に見つめ、不思議そうに首をかしげる。
黒猫も足元で立ち止まり、夏輝を見上げた。
「何だよ、まさかもう迷子ってオチじゃないよな?」
軽く茶化すような口調だが、その目はどこか呆れている。
夏輝は振り返り、バツが悪そうに頭を掻きながら小声で呟いた。
「いや、その…どこに行けばいいか、聞くの忘れてた。」
一瞬、全員が黙り込む。
静かな草原に、風だけがさっと通り抜けた――。
「あはははっ!」
澪が声を上げて吹き出し、その場で膝をつきながら肩を震わせた。
「もう、夏輝って本当に…!」
奏多も笑いをこらえきれず、軽く肩を揺らしながら言った。
「これだけ勢いよく走ってて、肝心なこと忘れてるなんてね。」
黒猫は目を細めてニヤリと笑い、尻尾をふわりと揺らしながら茶化した。
「お前、ほんと勢いだけだな。」
夏輝は顔を赤くしながら手を振って反論する。
「う、うるさい!次はちゃんとするから!」
澪たちの笑い声が弾け、草原に明るい空気が満ちていく。
その声は風に乗り、広い空へと溶け込むように消えていった。
澪は軽く息を整えながら立ち上がり、黒猫に視線を向けた。
「それで、黒猫くん。材料って、何を探せばいいの?」
黒猫は澪の視線を受け止めると、少し間を置いて静かに口を開いた。
「探すのは…黄金のリンゴだ。」
その言葉に、全員が思わず顔を見合わせた。
「黄金のリンゴか…」
奏多が眉を寄せ、低く呟く。
その反応を見た澪が、興味津々といった表情で奏多に顔を向けた。
「黄金のリンゴってなんだっけ?」
奏多は顎に手を当て、少し考え込むようにしながら答えた。
「ギリシャ神話に出てくるもので、有名な話がいくつかあるよ。」
夏輝が目を輝かせながら奏多を見た。
「おお、どんな話なんだ?」
奏多は少し間を置き、ゆっくりと言葉を紡いだ。
「一つは、『ヘスペリデスの園』だよ。ヘスペリデスという美しい娘たちが守る果樹園に、黄金のリンゴが実る木があると言われてて、ヘラという女神が大切にしているものだったはず。」
澪は軽く頷きながら、思い出したように口を開いた。
「あー、そんなのだったね。それって確か食べると不老不死になれるっていう伝説があったよね。」
奏多は軽く頷いて答えた。
「そうそう。永遠の若さや命を象徴するものだと言われているよ。」
「つまり、めちゃくちゃ貴重ってことだな!」
夏輝が目を輝かせながら言った。
黒猫は尻尾を軽く揺らしながら、少し得意げな声で言葉を続けた。
「その黄金のリンゴを手に入れるのが俺たちのミッションだ。」
澪は黒猫をじっと見つめながら、小さく拳を握りしめた。
「みんなで力を合わせれば、きっと見つけられるよね。」
澪の言葉に、全員が目を輝かせながら静かに頷いた。
草原を抜ける風が穏やかに彼らを包み込み、新たな冒険への期待感が胸の中でじわじわと膨らんでいった。
夏輝は黒猫に向き直り、首をかしげながら尋ねた。
「なあ、黒猫。その『ヘスペリデスの園』って、どこにあるんだ?」
黒猫は少し考えるような仕草をした後、尻尾をピンと立てて答えた。
「それがさ、俺も場所までは知らないんだよな。そもそも、その『ヘスペリデスの園』に黄金のリンゴがあるかどうかもわからないし。」
夏輝は目を丸くして黒猫を見つめた。
「マジかよ!それでミッションって、ちょっと無茶じゃないか?」
奏多はため息をつきながら、少し肩をすくめた。
「まあ、行き当たりばったりなのは確かだね。でも、手がかりがないわけじゃない。」
その声には、あきれの中にも冷静な分析が混じっていた。
奏多は少し間を置いてから、遠くに目を向けた。
「あの丘の下に見える街に行ってみよう。何か情報が得られるかもしれない。」
澪もその方向を見やりながら頷いた。
「確かに、街なら誰かが詳しいことを知ってるかもしれないね。」
夏輝は拳を握りしめ、意気込んだ声で言った。
「よし、決まりだ!街に行って聞き込み開始だな!」
夏輝が勢いよく先頭を歩き出し、澪と黒猫も追いかけるように歩き出した。
奏多は一瞬立ち止まり、街の全景を見つめた後、静かに足を踏み出す。
草原を渡る風が澪たちを包み込んでいく。
その先に広がる街――冒険の新たな舞台が、彼らを待ち受けていた。
澪たちは草原を抜け、街へと続く道を歩いていた。
ふと澪が足を止め、黒猫に声をかける。
「ねえ、黒猫くん。名前とかないの?」
黒猫は少し間を置いてから、そっけなく答えた。
「別にないから、好きに呼んでいいよ。」
「じゃあ、『クロ』はどうだ?」
夏輝が提案する。
「普通すぎない?」
澪が首をかしげた。
「『シャドウ』とかは?それっぽくない?」
奏多が提案するように口を開いた。
黒猫はため息をつき、耳を軽く動かした。
「だから、なんでもいいって。」
そこで澪が楽しげに言った。
「じゃあ、UMA!これがいいよ!」
「UMA?」
夏輝が顔をしかめる。
澪は笑いながら説明した。
「最初に会った時、UMAっぽいって話してたでしょ?」
「確かに。それいいかもな!」
夏輝が笑い、奏多も頷いた。
「じゃあ決まり!ユーマね!」
澪は嬉しそうに名前を口にする。
「『ユーちゃん』って呼んでもいい?」
「勝手にしろよ。」
黒猫――ユーマは少し照れたように顔をそらしながら前を向いて歩き出す。
澪たちは笑いながら、草原を抜けた道を歩き続けた。
陽の光に照らされながら、澪たちは草原を抜け、ついに目の前に広がる街の入口にたどり着いた。
白い大理石で作られた門が高くそびえ、細やかな彫刻が施された柱が目を引く。
その奥には賑やかな声や、行き交う人々の姿がちらりと見えた。
「おお…!」
夏輝が感嘆の声を漏らしながら、門の高さを見上げた。
「ここが、この時代の街…。」
澪は胸の高鳴りを抑えきれないように目を輝かせる。
奏多は少し後ろからその光景を眺めながら、静かに口を開いた。
「なんだか、まるで物語の中みたいだね。」
ユーマは澪たちの前を歩きながら、振り返ると少し得意げに言った。
「よし、まずは聞き込みだな。何かわかるかもしれない。」
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