15 / 359
第二章 たった二人の城
遅々として進まない
しおりを挟む
――三日後
城内、城外の動線の確保を終えたが、必要となる修繕は遅々として進まない。
それでも黙々と作業を続ける。
今は、倉庫の屋根を取り付けている最中だ。
屋根と言っても、しっかりしたものではない。
雨露を凌げればいい程度のもの。
私は革素材でできた大きめの生地で、倉庫の天井に空いた穴を覆う。
雨が外に落ちていくよう、生地の中心が山になるように下から棒で支える。
簡単に言えば、これは倉庫を包む傘のようなものだ。
支えとなる棒はトーワとアルリナを結ぶ『マッキンドーの森』から木を調達することにした。
このマッキンドーの森は半島を縦断しており、それは半島と大陸の境界である山脈の袂まで広がっていた。
あまりにも広大なために、森は三者の領地に跨っている。
まず、トーワとアルリナを結ぶ街道周辺にある森。
西の九割がアルリナの領地で、東の一割が私の領地。
しかし、その街道周辺の森はマッキンドーの森の一部でしか過ぎない。
森の本体は北の山脈まで続く、半島を縦断する森。
その森は人間族でない、キャビットという種族の領地だ。
彼らの特徴は低身長で好戦的で商売上手。様々な種族の町に店を構えているが、生活の場は森が中心。そして、姿が猫のそのもの。
非常に気性が荒いのだが、常にこちらの欲しい品を用意している。
付き合い方は難しいがどの種族にとっても有用な種族だ。
王都でも彼らの姿をよく見かけていた。
あちらでは王都から少し離れた、サブラの森に彼らの町があった。
彼らは商売人としての面が強いため、今後、交流を深めることもあるかもしれない。
私はキャビットの住む森から、視線を自身の領地に当たる森に向け、作業に戻った。
斧で木を切り出し、それを馬に曳かせて、できたばかりの道を通り、城まで運ぶ。
城内ではギウの力を借りて倉庫まで運んだ。
倉庫の石畳の一部を外し、土の地面を剥き出しにする。
そこを深く掘って穴を開け、棒をはめ込んで支えとし、革生地の傘を張った。
修繕の第一歩が終えて、私は肩で息をする。
「はぁはぁ、一つ目の部屋に屋根を付けただけで、結構疲れるな」
私は革の傘を見上げる。
「もっと、良い服を用意して、美人を引き立ててやりたいのだが……甲斐性がなくてすまない」
「ギウ?」
「ふふ、城を女性にたとえ、美人と呼ぶのは変か?」
「ギ~ウ、ギウギウ」
「あはは、君ならわかってくれると思った。次は台所だな、行こう」
倉庫と同じ要領で台所の吹き抜けの天井にも傘を掛ける。
ここは倉庫と違い、煙の逃げ道が欲しいので、一部天井が開く形にしておく。
城で生活するにおいて、基本となる場所を雨から守る備えが終わった。
立派な天井とは違い革の傘とはいえ、無造作に降り注いでいた太陽光を追い出すことに成功して、とりあえずは室内らしい部屋になった。
私は天井を見上げる。
「革の端は釘で壁に打ち付けているが、嵐が来ると無事で済むかわからないな」
「ギウギウ、ギウ」
ギウはガラスのない最高の透明度を誇る窓に視線を振っている。先にあるのは海。
「そうだな。元々海風が強いから嵐がなくとも、強い風が吹いただけで屋根が飛ばされるかもしれない。だが、応急措置としてはこれで十分だ。本格的な修繕は今度考えよう。まずは基本となる場所を形にしたい」
「ギウギウ」
「もっと丁寧にやった方がいい? それはわかっている。だが、やることが山積みなのだ。畑を作らなければならないし、ニワトリをいつまでも城内に閉じ込めてもおけないし。それに何より、予算に限りがある」
領主となった際に結構な金額を戴いたが、それらを本格的な城の修繕に使えばあっという間に底を尽いてしまう。
だから、生活ができるだけの修繕に留め、節約をしたい。
私は金のことを考えて、頭を掻きむしる。
「はぁ、困った。今後のことを考えると、収入の手段も考えないといけない。こんなことだったら、父の遺産分配に欲を出しておけばよかった」
「ギウ?」
「私の父は亡くなっていてね。その遺産を一族で分配したのだが、私の相続分は全て、屋敷の保全費用に回したんだ。父の職業柄、屋敷の中には貴重な品が多く、保存に金がかかる。だからこちらに訪れる際、執事のオーキスから生活費を出すと言われたのを断ったわけだ」
「ギウぅ~……」
ギウはぱっちりとした目を閉じて、ため息をついた。
呆れられている。そして、私の心の内を見抜いている。
「ああ、そうだ。意地を張った部分もある。一度は断った遺産に頼ると、いまだに父に頼っているようで情けなく感じた。成人した男として、私が得た力で何とかしたかったという思いもあったんだ」
「ギウギウ」
「そうだな。今になって愚痴を零すとは情けない話だ……はぁ、ここ連日の肉体労働が堪えて、精神的に弱っているのかもしれない。よしっ、気持ちを入れ替えて、次に行くとしよう」
両頬をパチリと叩き、気分を一新して寝所へ向かう。
だが、この寝所で、今後必要な物について話をしている途中、ギウと軽い口論になってしまった。
ギウは壊れかけのスカスカ棚と壊れた花瓶を指差して声を強く出す。
「ギウギウッ」
「いや、そのようなものは後だ。まずは生活必需品の確保が最優先事項だろう。いつまでもソファで寝ていられないしな」
「ギウギウ、ギウ」
彼は自身の胸を数度叩いて、大きく広げた。
「装飾品や花瓶の花は心を豊かにする? いやいや、装飾品や花瓶などは生活に必要ないだろ?」
「ギウ! ギウギウ!」
「必要な物だけを揃えることが人の生活なのかだって? それは……言いたいことはわかる。だが、物事には優先事項というものがあるだろう?」
「ギウ」
ギウは両手を上げて、世界を覆うような仕草を見せ、次に私を指差して体を小刻みに左右に揺すった。
「ん? もっとおおらかに? 今の私には余裕がない? そんなことはっ……」
言葉の途中で声を静めた。
それは声の途中に、荒ぶった感情があることに気づいたからだ。
「どうやら、トーワに来て以降、慣れぬ環境と労働に参っているようだ。今更ながら、自分が如何に恵まれた環境にいたのかと思い知らされる。そんな私が、聞いて見ただけの庶民たちの生活の肩を持つとはお笑い草だ……」
「ギウ?」
「私は王都で議員をやっていたことがあってね。そのとき、多くの貴族たちが庶民に重税を課し、奴隷貿易の拡大を訴える中、真っ向から反対してしまったんだよ」
「ギウギウ」
「良いことだ? そうだな、言葉だけは……」
「ギウ?」
「幼い頃、私は父に連れられて庶民が住む区画によく遊びに行っていた。そこから、誰よりも庶民の苦労を知っていると勘違いしてしまった。私自身は父の権威の元で安穏と暮らしていたのに。そのような者が何をほざいているのか。それに……」
「ギウ、ギウ?」
「反対の仕方がまずかった。当時、議員になりたてだった私は他の議員と対等だと思い、自身の考えを隠さず披露してしまった。そんなはずはないのに……」
父の権威を背後に置いた、新人の若造議員。
重鎮たちは私をどのような目で見ていたことか。
そして、それ以前に私は……皆とは対等ではない存在。
そうであるのに、父とその部下と仲間たちしか知らない世界で育った私は勘違いしてしまっていた。
私もまた、みんなと同じ仲間だと……。
言葉を消し、黙り込む私を心配して、ギウが話しかけてくる。
「ギ~ウ?」
「ああ、すまない。くだらないことを考えていただけだ。それよりも、元政治家らしく自分の意見を通すだけではなく、戦略的譲歩というものを行おう」
「ギウ?」
「一度、町へ買い出しに行こう。そこで、改めて何が必要なのかを考えよう。もしかしたら、私が気に入る花瓶や花があるかもしれない」
「ギウ~、ギウ!」
「ふふ。それに、食料や調味料が不足し始めていたからな。君の作る、毎日の食事が美味しすぎてね」
そう言って、ギウに微笑む。
するとギウは……。
「ギ、ギウ~、ギウ~」
尾ひれをパタパタと動かして、照れに照れていた。
城内、城外の動線の確保を終えたが、必要となる修繕は遅々として進まない。
それでも黙々と作業を続ける。
今は、倉庫の屋根を取り付けている最中だ。
屋根と言っても、しっかりしたものではない。
雨露を凌げればいい程度のもの。
私は革素材でできた大きめの生地で、倉庫の天井に空いた穴を覆う。
雨が外に落ちていくよう、生地の中心が山になるように下から棒で支える。
簡単に言えば、これは倉庫を包む傘のようなものだ。
支えとなる棒はトーワとアルリナを結ぶ『マッキンドーの森』から木を調達することにした。
このマッキンドーの森は半島を縦断しており、それは半島と大陸の境界である山脈の袂まで広がっていた。
あまりにも広大なために、森は三者の領地に跨っている。
まず、トーワとアルリナを結ぶ街道周辺にある森。
西の九割がアルリナの領地で、東の一割が私の領地。
しかし、その街道周辺の森はマッキンドーの森の一部でしか過ぎない。
森の本体は北の山脈まで続く、半島を縦断する森。
その森は人間族でない、キャビットという種族の領地だ。
彼らの特徴は低身長で好戦的で商売上手。様々な種族の町に店を構えているが、生活の場は森が中心。そして、姿が猫のそのもの。
非常に気性が荒いのだが、常にこちらの欲しい品を用意している。
付き合い方は難しいがどの種族にとっても有用な種族だ。
王都でも彼らの姿をよく見かけていた。
あちらでは王都から少し離れた、サブラの森に彼らの町があった。
彼らは商売人としての面が強いため、今後、交流を深めることもあるかもしれない。
私はキャビットの住む森から、視線を自身の領地に当たる森に向け、作業に戻った。
斧で木を切り出し、それを馬に曳かせて、できたばかりの道を通り、城まで運ぶ。
城内ではギウの力を借りて倉庫まで運んだ。
倉庫の石畳の一部を外し、土の地面を剥き出しにする。
そこを深く掘って穴を開け、棒をはめ込んで支えとし、革生地の傘を張った。
修繕の第一歩が終えて、私は肩で息をする。
「はぁはぁ、一つ目の部屋に屋根を付けただけで、結構疲れるな」
私は革の傘を見上げる。
「もっと、良い服を用意して、美人を引き立ててやりたいのだが……甲斐性がなくてすまない」
「ギウ?」
「ふふ、城を女性にたとえ、美人と呼ぶのは変か?」
「ギ~ウ、ギウギウ」
「あはは、君ならわかってくれると思った。次は台所だな、行こう」
倉庫と同じ要領で台所の吹き抜けの天井にも傘を掛ける。
ここは倉庫と違い、煙の逃げ道が欲しいので、一部天井が開く形にしておく。
城で生活するにおいて、基本となる場所を雨から守る備えが終わった。
立派な天井とは違い革の傘とはいえ、無造作に降り注いでいた太陽光を追い出すことに成功して、とりあえずは室内らしい部屋になった。
私は天井を見上げる。
「革の端は釘で壁に打ち付けているが、嵐が来ると無事で済むかわからないな」
「ギウギウ、ギウ」
ギウはガラスのない最高の透明度を誇る窓に視線を振っている。先にあるのは海。
「そうだな。元々海風が強いから嵐がなくとも、強い風が吹いただけで屋根が飛ばされるかもしれない。だが、応急措置としてはこれで十分だ。本格的な修繕は今度考えよう。まずは基本となる場所を形にしたい」
「ギウギウ」
「もっと丁寧にやった方がいい? それはわかっている。だが、やることが山積みなのだ。畑を作らなければならないし、ニワトリをいつまでも城内に閉じ込めてもおけないし。それに何より、予算に限りがある」
領主となった際に結構な金額を戴いたが、それらを本格的な城の修繕に使えばあっという間に底を尽いてしまう。
だから、生活ができるだけの修繕に留め、節約をしたい。
私は金のことを考えて、頭を掻きむしる。
「はぁ、困った。今後のことを考えると、収入の手段も考えないといけない。こんなことだったら、父の遺産分配に欲を出しておけばよかった」
「ギウ?」
「私の父は亡くなっていてね。その遺産を一族で分配したのだが、私の相続分は全て、屋敷の保全費用に回したんだ。父の職業柄、屋敷の中には貴重な品が多く、保存に金がかかる。だからこちらに訪れる際、執事のオーキスから生活費を出すと言われたのを断ったわけだ」
「ギウぅ~……」
ギウはぱっちりとした目を閉じて、ため息をついた。
呆れられている。そして、私の心の内を見抜いている。
「ああ、そうだ。意地を張った部分もある。一度は断った遺産に頼ると、いまだに父に頼っているようで情けなく感じた。成人した男として、私が得た力で何とかしたかったという思いもあったんだ」
「ギウギウ」
「そうだな。今になって愚痴を零すとは情けない話だ……はぁ、ここ連日の肉体労働が堪えて、精神的に弱っているのかもしれない。よしっ、気持ちを入れ替えて、次に行くとしよう」
両頬をパチリと叩き、気分を一新して寝所へ向かう。
だが、この寝所で、今後必要な物について話をしている途中、ギウと軽い口論になってしまった。
ギウは壊れかけのスカスカ棚と壊れた花瓶を指差して声を強く出す。
「ギウギウッ」
「いや、そのようなものは後だ。まずは生活必需品の確保が最優先事項だろう。いつまでもソファで寝ていられないしな」
「ギウギウ、ギウ」
彼は自身の胸を数度叩いて、大きく広げた。
「装飾品や花瓶の花は心を豊かにする? いやいや、装飾品や花瓶などは生活に必要ないだろ?」
「ギウ! ギウギウ!」
「必要な物だけを揃えることが人の生活なのかだって? それは……言いたいことはわかる。だが、物事には優先事項というものがあるだろう?」
「ギウ」
ギウは両手を上げて、世界を覆うような仕草を見せ、次に私を指差して体を小刻みに左右に揺すった。
「ん? もっとおおらかに? 今の私には余裕がない? そんなことはっ……」
言葉の途中で声を静めた。
それは声の途中に、荒ぶった感情があることに気づいたからだ。
「どうやら、トーワに来て以降、慣れぬ環境と労働に参っているようだ。今更ながら、自分が如何に恵まれた環境にいたのかと思い知らされる。そんな私が、聞いて見ただけの庶民たちの生活の肩を持つとはお笑い草だ……」
「ギウ?」
「私は王都で議員をやっていたことがあってね。そのとき、多くの貴族たちが庶民に重税を課し、奴隷貿易の拡大を訴える中、真っ向から反対してしまったんだよ」
「ギウギウ」
「良いことだ? そうだな、言葉だけは……」
「ギウ?」
「幼い頃、私は父に連れられて庶民が住む区画によく遊びに行っていた。そこから、誰よりも庶民の苦労を知っていると勘違いしてしまった。私自身は父の権威の元で安穏と暮らしていたのに。そのような者が何をほざいているのか。それに……」
「ギウ、ギウ?」
「反対の仕方がまずかった。当時、議員になりたてだった私は他の議員と対等だと思い、自身の考えを隠さず披露してしまった。そんなはずはないのに……」
父の権威を背後に置いた、新人の若造議員。
重鎮たちは私をどのような目で見ていたことか。
そして、それ以前に私は……皆とは対等ではない存在。
そうであるのに、父とその部下と仲間たちしか知らない世界で育った私は勘違いしてしまっていた。
私もまた、みんなと同じ仲間だと……。
言葉を消し、黙り込む私を心配して、ギウが話しかけてくる。
「ギ~ウ?」
「ああ、すまない。くだらないことを考えていただけだ。それよりも、元政治家らしく自分の意見を通すだけではなく、戦略的譲歩というものを行おう」
「ギウ?」
「一度、町へ買い出しに行こう。そこで、改めて何が必要なのかを考えよう。もしかしたら、私が気に入る花瓶や花があるかもしれない」
「ギウ~、ギウ!」
「ふふ。それに、食料や調味料が不足し始めていたからな。君の作る、毎日の食事が美味しすぎてね」
そう言って、ギウに微笑む。
するとギウは……。
「ギ、ギウ~、ギウ~」
尾ひれをパタパタと動かして、照れに照れていた。
10
あなたにおすすめの小説
レベル上限5の解体士 解体しかできない役立たずだったけど5レベルになったら世界が変わりました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
前世で不慮な事故で死んだ僕、今の名はティル
異世界に転生できたのはいいけど、チートは持っていなかったから大変だった
孤児として孤児院で育った僕は育ての親のシスター、エレステナさんに何かできないかといつも思っていた
そう思っていたある日、いつも働いていた冒険者ギルドの解体室で魔物の解体をしていると、まだ死んでいない魔物が混ざっていた
その魔物を解体して絶命させると5レベルとなり上限に達したんだ。普通の人は上限が99と言われているのに僕は5おかしな話だ。
5レベルになったら世界が変わりました
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
迷宮に捨てられた俺、魔導ガチャを駆使して世界最強の大賢者へと至る〜
サイダーボウイ
ファンタジー
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。
父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチに陥る。
そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。
彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。
その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。
「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」
そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。
これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。
転生したら実は神の息子だった俺、無自覚のまま世界を救ってハーレム王になっていた件
fuwamofu
ファンタジー
ブラック企業で過労死した平凡サラリーマン・榊悠斗は、気づけば剣と魔法の異世界へ転生していた。
チート能力もない地味な村人として静かに暮らすはずだった……が、なぜか魔物が逃げ出し、勇者が跪き、王女がプロポーズ!?
実は神の息子で、世界最強の存在だったが、その力に本人だけが気づいていない。
「無自覚最強」な悠斗が巻き起こす勘違い系異世界英雄譚、ここに開幕!
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
スマホアプリで衣食住確保の異世界スローライフ 〜面倒なことは避けたいのに怖いものなしのスライムと弱気なドラゴンと一緒だとそうもいかず〜
もーりんもも
ファンタジー
命より大事なスマホを拾おうとして命を落とした俺、武田義経。
ああ死んだと思った瞬間、俺はスマホの神様に祈った。スマホのために命を落としたんだから、お慈悲を!
目を開けると、俺は異世界に救世主として召喚されていた。それなのに俺のステータスは平均よりやや上といった程度。
スキル欄には見覚えのある虫眼鏡アイコンが。だが異世界人にはただの丸印に見えたらしい。
何やら漂う失望感。結局、救世主ではなく、ただの用無しと認定され、宮殿の使用人という身分に。
やれやれ。スキル欄の虫眼鏡をタップすると検索バーが出た。
「ご飯」と検索すると、見慣れたアプリがずらずらと! アプリがダウンロードできるんだ!
ヤバくない? 不便な異世界だけど、楽してダラダラ生きていこう――そう思っていた矢先、命を狙われ国を出ることに。
ひょんなことから知り合った老婆のお陰でなんとか逃げ出したけど、気がつけば、いつの間にかスライムやらドラゴンやらに囲まれて、どんどん不本意な方向へ……。
2025/04/04-06 HOTランキング1位をいただきました! 応援ありがとうございます!
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる