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第十三章 呪われた大地の調査
ケントの決断
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フィナの声を受けて、キサを中心にエクア・フィナ・親父・カイン・ゴリンの声が繋がっていく。
「化粧品はずっと戦争してるビュール大陸だとほとんど作られていないし、出回っているのはヴァンナスから来るもの。もし、トーワで質の良い化粧品が作れたら、十分な特産物になるよ!」
「じゃあ、それをたくさん作って」
「エクアお姉ちゃん、それは違う」
「え?」
「質の良いものはまず、お金を持っている人向けに販売するの。有名な貴族や富豪に好まれれば、それがブランドになる。まずはブランド力をつけるの。そして、そこから大量生産に移って、安価な一般向けの化粧品を。こうやって、高級品と大衆品に二分化すれば、儲けは増大」
「ふ~ん、なるほどね、大衆品でもブランド名に惹かれて一般層が購入するって構図か」
「そう、フィナお姉ちゃんの言うとおり! 問題は貴族や富豪のコネだけど、それはマフィンちゃんにお願いすればいい。流通の管理をお願いすれば、そこから儲けが上がってキャビットも大喜びだから」
「卸業者ってところか。うまいこと考えるなぁ、キサの嬢ちゃんは。だけどよ、大量生産はどうする?」
「それはね、親父さん。同じく海に面するアルリナに任せればいいと思うよ。ライセンス契約を結んで、大衆向けの化粧品を作ってもらうの。カイン先生が抽出って言ってたから、これはカイン先生やフィナお姉ちゃんじゃないと海藻の化粧品化は難しいと思うし」
「たしかに、専門的な知識が必要。そして、その工程やレシピを僕たちが握っておけばいいんだね」
「高品質用のレシピは私たちが管理して、大衆向けのレシピをアルリナに貸すわけか」
「そう、化粧品に人気が出れば、ライセンス契約でもアルリナは儲かる」
「その工場を建てるとなると、あっしらの出番ってわけでやすな」
「うん、そうだよゴリンさん。専門的な器具類はワントワーフさんにお願いする。これは半島全体の経済を盛り立てることができるかもしれないよ!」
先ほどまで停滞していた空気はどこへ行ったのだろうか?
次々に言葉が繋がっていく。
そのきっかけを作ってくれたギウは満足そうに両腕を組んでいた。
「ギウギウ」
「ギウ、ありがとう。まさか、このような素晴らしいアイデアを持っているとは……本当にありがとう。感謝する!」
「ぎう~」
ギウはエラをパタパタ動かして照れている。
久しぶりに見る、ギウの照れ姿だ。
だが、そのギウに、キサが少しだけ声の音を下げて尋ねてきた。
「ねぇ、ギウ?」
「ギウ?」
「化粧品を作るとなったら、海藻がた~くさん必要になるけど大丈夫?」
「ギウギウ」
ギウはゴリンをちらりと見て、両手で枠を作り、重ねるような動作を示した。
ゴリンはその意味を悟り、すぐに答えを返す。
「なるほど、養殖でやすね。それらの道具類をあっしらに作ってほしいと?」
「ギウ」
「わかりやした。お任せくだせい!」
フィナは席を立ち、カインに声を掛ける。
「それじゃっ、私たちは成分の分析。まずは肌に有用な成分があるかどうか。そして、それをどう抽出して、どうすれば効果的に肌に対して良い影響が与えられるかを考えなくちゃ!」
「そうですね、行きましょう!」
親父が席を立つ。
「俺も付き合うぜ! 二人から必要な器具の仕様を聞いて、トロッカーに依頼をしに行く奴が必要だろ」
ゴリンが席を立ち、ギウと共に執務室から出ていく。
「あっしらは養殖用の道具の話を」
「ギウギウ」
キサはエクアに声を掛ける。
「エクアお姉ちゃんにはパッケージのデザインをお願いしたいの」
「私?」
「うん、お姉ちゃん絵が上手だから」
「わかった。頑張るね。そのためにはアルリナに行かなきゃ」
「どうして?」
「アルリナで流通している化粧品のパッケージを見て、どんなデザインが好まれているのか調べてみようと思うの」
「さっすが、エクアお姉ちゃん! 私もいっしょに行きたいけど、先にマフィンちゃんのところに顔を出そうと思うから」
そこで私が席を立つ。
「いや、調整は私が引き受けよう。マフィンだけではなくマスティフ殿とノイファン殿との調整もな。それともう一つ。皆、気が急いている。まずはフィナとカインの報告待ちだ。彼らの報告を受けて、商品化として有効ならば動く。わかったな」
「そっか~、ちょっと興奮しすぎてたかも~。商売人は冷静さが大切なのに」
「そうですね。希望が見えて興奮しすぎちゃいました」
「ふふ、それは仕方がない。私も内心、わくわくしている」
一つの話が起こり、爆発的に広がる希望。
皆が弾けるように別れ、やがては集い、一つの希望を目指す。
心に宿るのは未来への期待感。そして、一体感。
これを心躍らずして、どうするというのか!
それでも、皆のまとめ役として、私だけは心を鎮めなければならない。
「エクア、早々と出て行ってしまった者たちに冷静さを呼び掛けてくれ」
「はい」
「キサはこの話が形になるまで口外しないように。特にマフィンには」
「うん、わかったよ~。マフィンちゃんとはお友達だけど、商売敵だからね」
「マフィン、ちゃん……いつのまに?」
「ちょっと前から」
「まぁ、それはいいか。ともかく、話が形を帯びてきたら、一気に行動する。その時の調整役は私に任せてくれ。君たちは商売のことだけに集中してくれればいい」
「うんっ」「はいっ」
二人から元気の良い返事が飛んでくる。
まだ、話は入り口に立った程度。
そうだというのに、二人の声には成功の思いしか宿っていない。
その思いは私も同じ。
領地の大部分が汚染され、城は機能不全。領民は私一人。
そこから始まり、私の周りには言葉では表せない素晴らしき人物たちが集まった。
未来を切り開く可能性を手にした。
一度は全てを諦めようとした私に希望が宿った。
今の私には、明確に思うことがある。
それは――トーワを豊かにしたい。
この思い、万里を駆ける。
私は仲間たちを思う。
ギウ・エクア・親父・フィナ・ゴリン・カイン・キサ。
彼らが共にある限り、失敗などあり得ない!
そして、更なる発展を求めて、私はある決断をここに示した。
それは、呪われているとも毒の大地とも言われている、北の荒れ地の開拓――。
だが、これにより、私は、私たちは世界の禁忌に触れ、世界を破滅の危機に追いやってしまうのであった……。
「化粧品はずっと戦争してるビュール大陸だとほとんど作られていないし、出回っているのはヴァンナスから来るもの。もし、トーワで質の良い化粧品が作れたら、十分な特産物になるよ!」
「じゃあ、それをたくさん作って」
「エクアお姉ちゃん、それは違う」
「え?」
「質の良いものはまず、お金を持っている人向けに販売するの。有名な貴族や富豪に好まれれば、それがブランドになる。まずはブランド力をつけるの。そして、そこから大量生産に移って、安価な一般向けの化粧品を。こうやって、高級品と大衆品に二分化すれば、儲けは増大」
「ふ~ん、なるほどね、大衆品でもブランド名に惹かれて一般層が購入するって構図か」
「そう、フィナお姉ちゃんの言うとおり! 問題は貴族や富豪のコネだけど、それはマフィンちゃんにお願いすればいい。流通の管理をお願いすれば、そこから儲けが上がってキャビットも大喜びだから」
「卸業者ってところか。うまいこと考えるなぁ、キサの嬢ちゃんは。だけどよ、大量生産はどうする?」
「それはね、親父さん。同じく海に面するアルリナに任せればいいと思うよ。ライセンス契約を結んで、大衆向けの化粧品を作ってもらうの。カイン先生が抽出って言ってたから、これはカイン先生やフィナお姉ちゃんじゃないと海藻の化粧品化は難しいと思うし」
「たしかに、専門的な知識が必要。そして、その工程やレシピを僕たちが握っておけばいいんだね」
「高品質用のレシピは私たちが管理して、大衆向けのレシピをアルリナに貸すわけか」
「そう、化粧品に人気が出れば、ライセンス契約でもアルリナは儲かる」
「その工場を建てるとなると、あっしらの出番ってわけでやすな」
「うん、そうだよゴリンさん。専門的な器具類はワントワーフさんにお願いする。これは半島全体の経済を盛り立てることができるかもしれないよ!」
先ほどまで停滞していた空気はどこへ行ったのだろうか?
次々に言葉が繋がっていく。
そのきっかけを作ってくれたギウは満足そうに両腕を組んでいた。
「ギウギウ」
「ギウ、ありがとう。まさか、このような素晴らしいアイデアを持っているとは……本当にありがとう。感謝する!」
「ぎう~」
ギウはエラをパタパタ動かして照れている。
久しぶりに見る、ギウの照れ姿だ。
だが、そのギウに、キサが少しだけ声の音を下げて尋ねてきた。
「ねぇ、ギウ?」
「ギウ?」
「化粧品を作るとなったら、海藻がた~くさん必要になるけど大丈夫?」
「ギウギウ」
ギウはゴリンをちらりと見て、両手で枠を作り、重ねるような動作を示した。
ゴリンはその意味を悟り、すぐに答えを返す。
「なるほど、養殖でやすね。それらの道具類をあっしらに作ってほしいと?」
「ギウ」
「わかりやした。お任せくだせい!」
フィナは席を立ち、カインに声を掛ける。
「それじゃっ、私たちは成分の分析。まずは肌に有用な成分があるかどうか。そして、それをどう抽出して、どうすれば効果的に肌に対して良い影響が与えられるかを考えなくちゃ!」
「そうですね、行きましょう!」
親父が席を立つ。
「俺も付き合うぜ! 二人から必要な器具の仕様を聞いて、トロッカーに依頼をしに行く奴が必要だろ」
ゴリンが席を立ち、ギウと共に執務室から出ていく。
「あっしらは養殖用の道具の話を」
「ギウギウ」
キサはエクアに声を掛ける。
「エクアお姉ちゃんにはパッケージのデザインをお願いしたいの」
「私?」
「うん、お姉ちゃん絵が上手だから」
「わかった。頑張るね。そのためにはアルリナに行かなきゃ」
「どうして?」
「アルリナで流通している化粧品のパッケージを見て、どんなデザインが好まれているのか調べてみようと思うの」
「さっすが、エクアお姉ちゃん! 私もいっしょに行きたいけど、先にマフィンちゃんのところに顔を出そうと思うから」
そこで私が席を立つ。
「いや、調整は私が引き受けよう。マフィンだけではなくマスティフ殿とノイファン殿との調整もな。それともう一つ。皆、気が急いている。まずはフィナとカインの報告待ちだ。彼らの報告を受けて、商品化として有効ならば動く。わかったな」
「そっか~、ちょっと興奮しすぎてたかも~。商売人は冷静さが大切なのに」
「そうですね。希望が見えて興奮しすぎちゃいました」
「ふふ、それは仕方がない。私も内心、わくわくしている」
一つの話が起こり、爆発的に広がる希望。
皆が弾けるように別れ、やがては集い、一つの希望を目指す。
心に宿るのは未来への期待感。そして、一体感。
これを心躍らずして、どうするというのか!
それでも、皆のまとめ役として、私だけは心を鎮めなければならない。
「エクア、早々と出て行ってしまった者たちに冷静さを呼び掛けてくれ」
「はい」
「キサはこの話が形になるまで口外しないように。特にマフィンには」
「うん、わかったよ~。マフィンちゃんとはお友達だけど、商売敵だからね」
「マフィン、ちゃん……いつのまに?」
「ちょっと前から」
「まぁ、それはいいか。ともかく、話が形を帯びてきたら、一気に行動する。その時の調整役は私に任せてくれ。君たちは商売のことだけに集中してくれればいい」
「うんっ」「はいっ」
二人から元気の良い返事が飛んでくる。
まだ、話は入り口に立った程度。
そうだというのに、二人の声には成功の思いしか宿っていない。
その思いは私も同じ。
領地の大部分が汚染され、城は機能不全。領民は私一人。
そこから始まり、私の周りには言葉では表せない素晴らしき人物たちが集まった。
未来を切り開く可能性を手にした。
一度は全てを諦めようとした私に希望が宿った。
今の私には、明確に思うことがある。
それは――トーワを豊かにしたい。
この思い、万里を駆ける。
私は仲間たちを思う。
ギウ・エクア・親父・フィナ・ゴリン・カイン・キサ。
彼らが共にある限り、失敗などあり得ない!
そして、更なる発展を求めて、私はある決断をここに示した。
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