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第十五章 未熟なる神の如き存在
明日からの手紙
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フィナはこれまでの出来事を話す前に、安全確認のため病原体を扱っていた部屋を調べた。
ガラスケースや制御卓があった部屋からは何もなくなりがらんとしており、部屋の中央には、あの柔らかな球体の載った台座だけがあった。
どうして研究施設であった部屋が、施設内に点在するどこにでもある部屋に変わってしまったのか?
フィナの考えでは、どの部屋もあらゆる役割が果たせる部屋で、球体を使い、必要に応じて内部を変化させているのではないか、と。
それでも扉にマークがあるところから見て、ある程度の区分けはしているようだ。
研究室の影すらなくなった部屋を正十二面体の深紅のナルフでチェックする。
空気はどの部屋よりも清浄。
このことにより、部屋に放った閃光は強い浄化の光。
室内に存在していた如何なるモノも消し去り、浄化するもの。
遺体が消えたというマスティフからの報告とも併せて、この施設は不浄と判断したものを容赦なく消し去ってしまうみたいだ。
一通り調べ、危険がないと判断し、広々とした円形の部屋。今は父の書斎を模倣する場所へ戻ってきた。
この部屋は他と面積が違うため、かなり特殊な部屋ではないかと考えている。
現在は父の書斎を模倣しているため、多少広めの四角の部屋だが。
この、他の部屋とは様相が違う特殊な部屋で、フィナから説明を受ける。
なぜ、フィナがこの施設を操れたのか?
老婆がくれた、あのペンダントはなんだったのか?
そして、トーワに訪れた老婆の正体は?
フィナは父の執務机の前に立ち、さらりと視線を振って、一寸の溜めもなく答えを口にした。
「マスティフさんやマフィンさんは初耳でしょうけど、以前、トーワに訪れた老婆がいる。その人は、六十年後の未来からやってきたエクア。エクア=ノバルティ」
――っ!?――
全員が驚きに体を跳ねて、何かの聞き間違いかと互いに顔や目を向け合う。
皆の驚きをよそに、フィナは言葉を続ける。
「エクアを過去へ送り出したのは私。六十年後のフィナ=ス=テイロー。未来の私たちは、ケントを失ったの。さっきの事故でね……それは、エクアがくれた手紙に書いてあった。読んでみて」
フィナはポシェットから赤色と青色の封筒を取り出し、私に差し出す。
私は青色の封筒に収まる手紙を取り出して広げた。
それを皆が後ろから覗き込んでくる。
エクアが手紙を目にしやすいように、私はそばにあった椅子に腰かけ、手紙の文字を目で追っていった。
――二通の封筒の内の一通・青色の封筒・エクアからの手紙
ケント様が部屋に閉じ込められて、私と親父さんはすぐにフィナを呼びに行った。
でも、そのフィナでも扉を開けることはできなかった。
しばらくして、扉を覆っていた赤の点滅が消えて、扉が開いた。
だけど、そこには誰もなく、球体を収めた台座があるだけ。
私たちは必死にケント様を探した。
でも、見つからなかった。
その後、フィナが遺跡の動かし方を見つけて、内部で起こった出来事が判明した。
ケント様は、汚染物として処理され、分子レベルに分解されていた……。
このあとはもう、みんなの心はバラバラ。
ケント様を失ったトーワから人は消えた。
だけど、私とフィナはマッキンドーの森に居を構え残り、遺跡の解析を進めた。
その理由は一点――ケント様を救うため。
フィナは過去へ戻り、ケント様を救うと。
そのために、古代人の知識を駆使し、時間移動の方法を突き止めた。
これでケント様を救える、そう思った。
でも、救えるのは私たちのケント様じゃない――別の時間軸・世界線のケント様。
時間のルールとして、ケント様を救った時点で世界が分岐する。
ケント様を失った世界と救った世界は交わることなく離れていく。
私とフィナは、私たちのケント様を取り戻せない。
それでもよかった。
ケント様を救えた世界が生まれるというだけで十分だった。
だけど、ここでもう一つの難問が浮かび上がる。
それは時間移動に人の肉体は耐えられないということ……。
フィナが肉体を守るための時空障壁と肉体の分子結合を強化する方法を見つけた。
しかし、それをもってしても、長くは肉体を保てない。
過去へ戻り、数時間足らずで肉体は塵になってしまう。
無機物であれば耐えられるのに……時間移動にかかりきりだったため、ロボット技術の習得は無理だった。今から必要な技術を学ぶにも、年老いた私たちにはもう時間がない。
強化されたナルフだけを送り込む案もあった。
でも、いくら時間率の計算を組み直しても、ナルフだけでは過去のフィナの手には届かなかった。
運命を変えるためには払うべき代償が必要ということなのでしょう……。
やはり、運命を変えようとする確固たる意志を持った人間を送り込むしかない。
当初、フィナが過去へ行こうとしていた。
でも、彼女は時間移動の装置を操るために必要。
だから、私が行く。もちろん揉めた。だけど、すでに答えは出ていた。
フィナはとても悲しそうな顔を私に見せた。
でもね、私とあなたはケント様を救うためにだけ生きてきたのよ。
だからこそ、私はとびっきりの笑顔を見せて、過去へ向かう!
私とフィナの希望を取り戻すために。
――
私は手を震わせ、手紙を読み進める。
横から手紙を読んでいたエクアは涙を流していた。
エクアは『悲しみと喜びがないまぜになって……』――そう、呟く。
ここにいる者たち全てが、一通目の手紙を読み通し、二通目の赤色の封筒に移った。
だが……。
「フィナ、これはどういうことだ?」
二通目の封筒にあった手紙の文章は黒で塗りつぶされていた。
彼女はこう答える。
「その手紙は未来の私からの手紙。そこにはあんたを救う手順が書いてあった。かなり言葉を選んで慎重にね」
「選んで? どういう意味だ?」
「おそらく、私たちに与えた情報によって、未来で起こる出来事が変化することを恐れたんだと思う」
「それで言葉を選ぶ、か……しかし、黒塗りしたのは君だろ? 理由は?」
「言葉を選んでいても、未来を知らない人物からすれば十分すぎる情報。手紙には内容を覚えたら焼き捨てろと指示が書いてあった。でも、それができなくて、黒塗りにして文だけを隠したの」
「そうか……」
「未来の私。そして、エクアが命と引き換えにくれた情報。小さな間違いもあってはならない。本当は指示通りにするべきなんでしょうけど、何故かできなかった……」
フィナは天井を見上げる。
そして、声に涙を落とす。
「未来を知るって最高にすごいことだと思ってた。でも、全然違った。今日までずっと不安で、誰にも相談できなくて……あのお婆さんがエクアであることを伝えたくて、でも、話すわけにもいかずに、って、何言ってんだろう、私」
フィナは私たちに背を向けた。
そして大仰に背伸びをする。
それは強がりと誤魔化し――私はこれほどの事実を知りながら耐え忍んだフィナに敬意の念を抱く。十六歳の少女がたった一人で過酷な未来を知り、耐え抜いていたのだから……。
フィナは凝ってもいない肩をもみ始める。そして、軽い口調で言葉を漏らす。
「あ~あ、ようやく肩の荷が下りたって感じっ。ケント、私とエクアに感謝しなさいよ。命の恩人なんだから。特に、エクアにはね……」
「ああ、もちろんだ。六十年もの歳月を費やし、私を救ってくれた……ありがとう。フィナ=ス=テイロー。エクア=ノバルティ」
私は天井を見上げ、遠く先にいるはずの二人に礼を述べる。
その私にエクアが飛びつき、体を震わせる。
私は無言で彼女の小さな体を支え続けた……。
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どうして研究施設であった部屋が、施設内に点在するどこにでもある部屋に変わってしまったのか?
フィナの考えでは、どの部屋もあらゆる役割が果たせる部屋で、球体を使い、必要に応じて内部を変化させているのではないか、と。
それでも扉にマークがあるところから見て、ある程度の区分けはしているようだ。
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空気はどの部屋よりも清浄。
このことにより、部屋に放った閃光は強い浄化の光。
室内に存在していた如何なるモノも消し去り、浄化するもの。
遺体が消えたというマスティフからの報告とも併せて、この施設は不浄と判断したものを容赦なく消し去ってしまうみたいだ。
一通り調べ、危険がないと判断し、広々とした円形の部屋。今は父の書斎を模倣する場所へ戻ってきた。
この部屋は他と面積が違うため、かなり特殊な部屋ではないかと考えている。
現在は父の書斎を模倣しているため、多少広めの四角の部屋だが。
この、他の部屋とは様相が違う特殊な部屋で、フィナから説明を受ける。
なぜ、フィナがこの施設を操れたのか?
老婆がくれた、あのペンダントはなんだったのか?
そして、トーワに訪れた老婆の正体は?
フィナは父の執務机の前に立ち、さらりと視線を振って、一寸の溜めもなく答えを口にした。
「マスティフさんやマフィンさんは初耳でしょうけど、以前、トーワに訪れた老婆がいる。その人は、六十年後の未来からやってきたエクア。エクア=ノバルティ」
――っ!?――
全員が驚きに体を跳ねて、何かの聞き間違いかと互いに顔や目を向け合う。
皆の驚きをよそに、フィナは言葉を続ける。
「エクアを過去へ送り出したのは私。六十年後のフィナ=ス=テイロー。未来の私たちは、ケントを失ったの。さっきの事故でね……それは、エクアがくれた手紙に書いてあった。読んでみて」
フィナはポシェットから赤色と青色の封筒を取り出し、私に差し出す。
私は青色の封筒に収まる手紙を取り出して広げた。
それを皆が後ろから覗き込んでくる。
エクアが手紙を目にしやすいように、私はそばにあった椅子に腰かけ、手紙の文字を目で追っていった。
――二通の封筒の内の一通・青色の封筒・エクアからの手紙
ケント様が部屋に閉じ込められて、私と親父さんはすぐにフィナを呼びに行った。
でも、そのフィナでも扉を開けることはできなかった。
しばらくして、扉を覆っていた赤の点滅が消えて、扉が開いた。
だけど、そこには誰もなく、球体を収めた台座があるだけ。
私たちは必死にケント様を探した。
でも、見つからなかった。
その後、フィナが遺跡の動かし方を見つけて、内部で起こった出来事が判明した。
ケント様は、汚染物として処理され、分子レベルに分解されていた……。
このあとはもう、みんなの心はバラバラ。
ケント様を失ったトーワから人は消えた。
だけど、私とフィナはマッキンドーの森に居を構え残り、遺跡の解析を進めた。
その理由は一点――ケント様を救うため。
フィナは過去へ戻り、ケント様を救うと。
そのために、古代人の知識を駆使し、時間移動の方法を突き止めた。
これでケント様を救える、そう思った。
でも、救えるのは私たちのケント様じゃない――別の時間軸・世界線のケント様。
時間のルールとして、ケント様を救った時点で世界が分岐する。
ケント様を失った世界と救った世界は交わることなく離れていく。
私とフィナは、私たちのケント様を取り戻せない。
それでもよかった。
ケント様を救えた世界が生まれるというだけで十分だった。
だけど、ここでもう一つの難問が浮かび上がる。
それは時間移動に人の肉体は耐えられないということ……。
フィナが肉体を守るための時空障壁と肉体の分子結合を強化する方法を見つけた。
しかし、それをもってしても、長くは肉体を保てない。
過去へ戻り、数時間足らずで肉体は塵になってしまう。
無機物であれば耐えられるのに……時間移動にかかりきりだったため、ロボット技術の習得は無理だった。今から必要な技術を学ぶにも、年老いた私たちにはもう時間がない。
強化されたナルフだけを送り込む案もあった。
でも、いくら時間率の計算を組み直しても、ナルフだけでは過去のフィナの手には届かなかった。
運命を変えるためには払うべき代償が必要ということなのでしょう……。
やはり、運命を変えようとする確固たる意志を持った人間を送り込むしかない。
当初、フィナが過去へ行こうとしていた。
でも、彼女は時間移動の装置を操るために必要。
だから、私が行く。もちろん揉めた。だけど、すでに答えは出ていた。
フィナはとても悲しそうな顔を私に見せた。
でもね、私とあなたはケント様を救うためにだけ生きてきたのよ。
だからこそ、私はとびっきりの笑顔を見せて、過去へ向かう!
私とフィナの希望を取り戻すために。
――
私は手を震わせ、手紙を読み進める。
横から手紙を読んでいたエクアは涙を流していた。
エクアは『悲しみと喜びがないまぜになって……』――そう、呟く。
ここにいる者たち全てが、一通目の手紙を読み通し、二通目の赤色の封筒に移った。
だが……。
「フィナ、これはどういうことだ?」
二通目の封筒にあった手紙の文章は黒で塗りつぶされていた。
彼女はこう答える。
「その手紙は未来の私からの手紙。そこにはあんたを救う手順が書いてあった。かなり言葉を選んで慎重にね」
「選んで? どういう意味だ?」
「おそらく、私たちに与えた情報によって、未来で起こる出来事が変化することを恐れたんだと思う」
「それで言葉を選ぶ、か……しかし、黒塗りしたのは君だろ? 理由は?」
「言葉を選んでいても、未来を知らない人物からすれば十分すぎる情報。手紙には内容を覚えたら焼き捨てろと指示が書いてあった。でも、それができなくて、黒塗りにして文だけを隠したの」
「そうか……」
「未来の私。そして、エクアが命と引き換えにくれた情報。小さな間違いもあってはならない。本当は指示通りにするべきなんでしょうけど、何故かできなかった……」
フィナは天井を見上げる。
そして、声に涙を落とす。
「未来を知るって最高にすごいことだと思ってた。でも、全然違った。今日までずっと不安で、誰にも相談できなくて……あのお婆さんがエクアであることを伝えたくて、でも、話すわけにもいかずに、って、何言ってんだろう、私」
フィナは私たちに背を向けた。
そして大仰に背伸びをする。
それは強がりと誤魔化し――私はこれほどの事実を知りながら耐え忍んだフィナに敬意の念を抱く。十六歳の少女がたった一人で過酷な未来を知り、耐え抜いていたのだから……。
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「あ~あ、ようやく肩の荷が下りたって感じっ。ケント、私とエクアに感謝しなさいよ。命の恩人なんだから。特に、エクアにはね……」
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