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第二十四章 絶望と失意の花束を
それは絶望
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「見事見事。 まさか、魔導の力でミュオン触媒核融合をやってのけるとは正に驚愕であった」
遥か高みの視線から褒め言葉を発するバルドゥルにはかすり傷一つない。
彼に対して、肩で息をするフィナが辛うじて言葉を纏う。
「う、嘘でしょ、無傷ってっ。はぁはぁ、一つの町くらい消し飛ばすことのできる魔法よ。なんで……?」
「ふふ、私の周りにはシールドが存在している。それが防いでくれただけだ」
「だ、だからって、至近距離であれを食らって衝撃を防ぎきれるはずが!」
「あはははは、貴様ら未開人にとってみれば凄まじいエネルギーだろうが、私から見れば豆鉄砲のようなもの。とはいえ、評価に値する攻撃だ……ふふ、フィナよ」
「な、なによ」
「未開人の中でもなかなか愉快な存在だ。その存在に敬意を表し、格の違いというものをわかりやすく見せつけてやろう」
バルドゥルは右手に魔力らしき力を宿し、ゆっくりと横に振った。
すると、攻撃魔法と思われるエネルギー体が現れる。
その数は……一つ・二つ・三つ・四つ・五つ・六つ・七つ!
属性が異なるであろう七種の魔法を生んだ。
これにフィナが悲鳴のような声を上げる。
「そ、そんな、七種の魔法を同時に操るなんて!? 光の魔法クラテスで海を割ったという大魔術師リウマ=トレックスでさえ、五つの魔法を操ろうとして発狂したっていうのにっ!?」
この悲鳴にマフィンが更なる絶望を被せる。
「フィナ、七つじゃにゃいニャ……」
「え?」
マフィンは震える猫の爪先を七種の魔法の後ろへ向けた。
そこには数えきれない魔法や魔法陣が蠢いている。
「俺らにはさっぱりわかんにぇ~魔法が、七つの攻撃魔法の後ろに陣取っているニャよ。その数は五百以上……」
「正確に言うと五百二十七だ」
バルドゥルは魔法を浮かべたまま、こちらを諭すようにゆったりとした口調を見せる。
「クク、まぁ、五百を超える魔法の内、攻撃魔法は七種で、あとはそれを補助するための魔法に過ぎんが。魔法の不得手な私ではこれが限界だ」
「不得手ニャと?」
「そうだ。魔法を得意とする者であれば千・二千の魔法を同時に操れる。お前たち未開人とは違い、我々にとってはそう珍しい話ではない」
「ば、馬鹿ニャ。二つの魔法を操るだけでも体への負担、情報処理の脳への負担がとんでもにぇ~のにっ」
「ククク、我々と貴様らでは肉体も脳も比べ物にならぬということよ。さて、魔法による格の違いを見せた。次は、私が得意とする科学の力を披露しよう」
彼はさっと手を振って、五百を超える魔法を消した。
代わりに右手に光の円環を生む。
その円環を目にした途端、私たちの肉体は恐怖に囚われた。
私は呻くように声を生む。
「な、なんだ、その光は……?」
「ふふ、これか? これはあらゆるモノを否定する光。科学が生んだ兵器。では、その力を目にするがいい」
バルドゥルはそう唱え、あらぬ方向へ右手を向け、円環より産み出された光の線を空の彼方へ放つ。
その光を見ただけで細胞の一つ一つに圧が加わり、霧散してしまいそうな恐怖に包まれた。
「ひっ」
――小さな悲鳴。
恐怖に凍りついた銀眼を何とか悲鳴のもとへ向ける。
視線の先ではカインが地面に倒れ丸まり、口からあぶくを産んでいた。
すぐさま彼のもとへ駆け寄りたい。
しかし、恐怖が根を張り、身体が全く動かない!?
私たちの中で唯一、足を動かせたエクアだけがカインのそばにより、大きな震えを纏う手を彼の首元へ当てた。
「だ、大丈夫のようです。せ、先生は気を失っただ、け、はぁはぁ」
今もなお、恐怖が全身を蹂躙し、エクアの心と体を苛んでいる。
それは私たちも同じ。
誰もが光から放たれた恐怖に、己の存在そのもの否定された感覚を覚えて動けずにいた。
バルドゥルは私たちの様子を目にしながら、間の長い拍手を交え讃える。
「素晴らしい。あれを見て、気を失った者が一人で済むとは。さらには身体を動かせる者までいるとは。普通は目にしただけで存在が消えてしまうのものだが……ふむ、スカルペル人は心強き種族と見える」
「さ、さっきの光は、な、なんだ?」
「ほ~、銀眼の主よ、問いかける意思も残っているか。良いだろう、答えてやろう。先ほどの兵器は抽象兵器と呼ばれるものだ。あの円環にはあらゆる存在を否定する力が宿っている」
「あ、あらゆる存在?」
「そうだ、あらゆるだ。この兵器は高エネルギー生命体を屠るために生み出された兵器。貴様らの価値観に合わせれば、神や精霊といった存在を消す兵器だ」
「神を……?」
「我々から見れば神や精霊などもはや敵ではないということだ。そして今日、この兵器は我々にとってとても身近な武器。貴様らでいう、剣や槍程度もの」
「そんなっ!?」
目にしただけで全てを否定され、存在を失いかける兵器が彼らにとって剣や槍程度……もし、そうだというならば、ならば、ならば……え?
ぼとりと、何かが落ちる音が響いた
音へ、瞳のみを動かす。
フィナが鞭を地面に落とし、辛うじて耳に拾える囁き声を漏らす。
「アレが通常の武器って、無理じゃん」
「フィナ?」
「五百の魔法をたやすく操れるって、なによそれ……」
「フィナッ」
「あいつが桁違いの力を持っている可能性は覚悟してたよ、でも……」
「フィナッ!」
「勝てっこない。あんなのに勝てるわけがない」
「フィナッ、やめろ! それ以上口に出せば心が折れるぞ!!」
「私は、私は、私は、私は……なんてモノを呼び覚ましてしまったの……」
フィナは両膝を地面に落として、首をがくりと落とした。
私は彼女へ声を張り上げる。
「フィナ、立て!! ここで諦めれば世界は終わる! フィナッ!」
しかし、彼女はちらりと私に潤んだ瞳を見せるだけで言葉を返すことはない。
フィナは、完全に戦意を失った。
いや、フィナだけではない。
マフィンは身に宿した魔力を霧散させ、親父は両手に握り締めていた剣をだらりと下げ、マスティフも拳から力を失っていた。
エクアも癒しの力を纏わず、辛うじてカインの体に両手を当てているだけ……。
皆が、圧倒的過ぎる古代人バルドゥルを前に、心を折ってしまった。
バルドゥルは残念そうに嘲りを生む。
「クククク、ここでおしまいか? もう、抵抗は試みないのか? ふふ、仕方あるまいか。これほどの実力差を見せつけられて抵抗しようとする者はいまい」
悔しいがバルドゥルの言葉通り、実力に差がありすぎた。
神をも閉じ込める檻さえ意味なく、体内に仕込んでいた呪いも雷撃も通じない。
フィナの必殺の魔法を受け止めても無傷。
奴は魔法も科学も私たちの目線では届かぬ場所に立っている。
このような存在相手に立ち向かうなど、不可能。
それでもっ――!
「ここで諦めるわけにはいかない!」
遥か高みの視線から褒め言葉を発するバルドゥルにはかすり傷一つない。
彼に対して、肩で息をするフィナが辛うじて言葉を纏う。
「う、嘘でしょ、無傷ってっ。はぁはぁ、一つの町くらい消し飛ばすことのできる魔法よ。なんで……?」
「ふふ、私の周りにはシールドが存在している。それが防いでくれただけだ」
「だ、だからって、至近距離であれを食らって衝撃を防ぎきれるはずが!」
「あはははは、貴様ら未開人にとってみれば凄まじいエネルギーだろうが、私から見れば豆鉄砲のようなもの。とはいえ、評価に値する攻撃だ……ふふ、フィナよ」
「な、なによ」
「未開人の中でもなかなか愉快な存在だ。その存在に敬意を表し、格の違いというものをわかりやすく見せつけてやろう」
バルドゥルは右手に魔力らしき力を宿し、ゆっくりと横に振った。
すると、攻撃魔法と思われるエネルギー体が現れる。
その数は……一つ・二つ・三つ・四つ・五つ・六つ・七つ!
属性が異なるであろう七種の魔法を生んだ。
これにフィナが悲鳴のような声を上げる。
「そ、そんな、七種の魔法を同時に操るなんて!? 光の魔法クラテスで海を割ったという大魔術師リウマ=トレックスでさえ、五つの魔法を操ろうとして発狂したっていうのにっ!?」
この悲鳴にマフィンが更なる絶望を被せる。
「フィナ、七つじゃにゃいニャ……」
「え?」
マフィンは震える猫の爪先を七種の魔法の後ろへ向けた。
そこには数えきれない魔法や魔法陣が蠢いている。
「俺らにはさっぱりわかんにぇ~魔法が、七つの攻撃魔法の後ろに陣取っているニャよ。その数は五百以上……」
「正確に言うと五百二十七だ」
バルドゥルは魔法を浮かべたまま、こちらを諭すようにゆったりとした口調を見せる。
「クク、まぁ、五百を超える魔法の内、攻撃魔法は七種で、あとはそれを補助するための魔法に過ぎんが。魔法の不得手な私ではこれが限界だ」
「不得手ニャと?」
「そうだ。魔法を得意とする者であれば千・二千の魔法を同時に操れる。お前たち未開人とは違い、我々にとってはそう珍しい話ではない」
「ば、馬鹿ニャ。二つの魔法を操るだけでも体への負担、情報処理の脳への負担がとんでもにぇ~のにっ」
「ククク、我々と貴様らでは肉体も脳も比べ物にならぬということよ。さて、魔法による格の違いを見せた。次は、私が得意とする科学の力を披露しよう」
彼はさっと手を振って、五百を超える魔法を消した。
代わりに右手に光の円環を生む。
その円環を目にした途端、私たちの肉体は恐怖に囚われた。
私は呻くように声を生む。
「な、なんだ、その光は……?」
「ふふ、これか? これはあらゆるモノを否定する光。科学が生んだ兵器。では、その力を目にするがいい」
バルドゥルはそう唱え、あらぬ方向へ右手を向け、円環より産み出された光の線を空の彼方へ放つ。
その光を見ただけで細胞の一つ一つに圧が加わり、霧散してしまいそうな恐怖に包まれた。
「ひっ」
――小さな悲鳴。
恐怖に凍りついた銀眼を何とか悲鳴のもとへ向ける。
視線の先ではカインが地面に倒れ丸まり、口からあぶくを産んでいた。
すぐさま彼のもとへ駆け寄りたい。
しかし、恐怖が根を張り、身体が全く動かない!?
私たちの中で唯一、足を動かせたエクアだけがカインのそばにより、大きな震えを纏う手を彼の首元へ当てた。
「だ、大丈夫のようです。せ、先生は気を失っただ、け、はぁはぁ」
今もなお、恐怖が全身を蹂躙し、エクアの心と体を苛んでいる。
それは私たちも同じ。
誰もが光から放たれた恐怖に、己の存在そのもの否定された感覚を覚えて動けずにいた。
バルドゥルは私たちの様子を目にしながら、間の長い拍手を交え讃える。
「素晴らしい。あれを見て、気を失った者が一人で済むとは。さらには身体を動かせる者までいるとは。普通は目にしただけで存在が消えてしまうのものだが……ふむ、スカルペル人は心強き種族と見える」
「さ、さっきの光は、な、なんだ?」
「ほ~、銀眼の主よ、問いかける意思も残っているか。良いだろう、答えてやろう。先ほどの兵器は抽象兵器と呼ばれるものだ。あの円環にはあらゆる存在を否定する力が宿っている」
「あ、あらゆる存在?」
「そうだ、あらゆるだ。この兵器は高エネルギー生命体を屠るために生み出された兵器。貴様らの価値観に合わせれば、神や精霊といった存在を消す兵器だ」
「神を……?」
「我々から見れば神や精霊などもはや敵ではないということだ。そして今日、この兵器は我々にとってとても身近な武器。貴様らでいう、剣や槍程度もの」
「そんなっ!?」
目にしただけで全てを否定され、存在を失いかける兵器が彼らにとって剣や槍程度……もし、そうだというならば、ならば、ならば……え?
ぼとりと、何かが落ちる音が響いた
音へ、瞳のみを動かす。
フィナが鞭を地面に落とし、辛うじて耳に拾える囁き声を漏らす。
「アレが通常の武器って、無理じゃん」
「フィナ?」
「五百の魔法をたやすく操れるって、なによそれ……」
「フィナッ」
「あいつが桁違いの力を持っている可能性は覚悟してたよ、でも……」
「フィナッ!」
「勝てっこない。あんなのに勝てるわけがない」
「フィナッ、やめろ! それ以上口に出せば心が折れるぞ!!」
「私は、私は、私は、私は……なんてモノを呼び覚ましてしまったの……」
フィナは両膝を地面に落として、首をがくりと落とした。
私は彼女へ声を張り上げる。
「フィナ、立て!! ここで諦めれば世界は終わる! フィナッ!」
しかし、彼女はちらりと私に潤んだ瞳を見せるだけで言葉を返すことはない。
フィナは、完全に戦意を失った。
いや、フィナだけではない。
マフィンは身に宿した魔力を霧散させ、親父は両手に握り締めていた剣をだらりと下げ、マスティフも拳から力を失っていた。
エクアも癒しの力を纏わず、辛うじてカインの体に両手を当てているだけ……。
皆が、圧倒的過ぎる古代人バルドゥルを前に、心を折ってしまった。
バルドゥルは残念そうに嘲りを生む。
「クククク、ここでおしまいか? もう、抵抗は試みないのか? ふふ、仕方あるまいか。これほどの実力差を見せつけられて抵抗しようとする者はいまい」
悔しいがバルドゥルの言葉通り、実力に差がありすぎた。
神をも閉じ込める檻さえ意味なく、体内に仕込んでいた呪いも雷撃も通じない。
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