54 / 54
第二章 世界を書き換える力
最終話 運命へ立ち向かい、未来を歩む者たち
しおりを挟む
――ルミナ王国
母国へ戻り、私たちは幼い子どもたちに囲まれ、放置されて久しい古びた教会を見上げていた。
「古いが、手直しすれば十分に使える。どうだろうか……シスターメイ」
紺色の修道服に身を包む老女。シスターメイが瞳を潤ませて、言葉を震わせる。
「十分すぎます……うう、これでもう、子どもたちを失わずに……済みます」
私は彼女の涙に微笑みを浮かべ、女王ミカガミとの約定を思い起こす。
――
「孤児たちを引き取りたい……ですか?」
「ええ、あなたが女王となり、もうあの子たちの心配はないでしょうが、政治犯の子どもという不名誉は払拭されていない。たとえあなたが名誉回復の声明を出したとしても、国家反逆の事実は消えず、国民の間にはしこりが残る。それは、あの子たちを不幸にする」
「……そうでしょうね」
「ですので、ルミナが引き取りたい。時が経ち、罪の記憶が薄れ……そう、あの子たちが大人になる頃には、再び故郷であるカイリに戻ることが可能となりましょう。それまでは、私があの子たちの未来を預かろう」
――――
女王との約定――それは子どもたちの未来を守ること。
そのために、あのあばら家同然だった孤児院から立派な……まぁ、人手が足りず手入れがおざなりで、とても立派とは言えないが十分孤児院として機能する、この古い教会を新たな学び舎としてシスターメイに託すことにしたのだ。
一人の女の子が、私に駆け寄ってくる。
「ねぇねぇ、アルト様。お絵描きしてもいいの?」
「うん? ああ、いくらでもするといい。しかし、なぜわざわざ聞くのだ?」
「だって、男の子たちが……」
女の子がちっちゃな指を教会に向けると、無地の外壁に男の子たちが集まり、クレヨンで盛大に落書きを始めていた。
それを見たシスターメイが慌てて止めに入る。
「こらっ! あなたたち、落書きは駄目ですよ!!」
男の子たちは蜘蛛の子を散らすように逃げ出す。それを追いかけるシスター。
何気ない日常、騒がしい日常。それをついに、シスターと子どもたちは手に入れることができたのだ。
そこにブルックの声が響いてきた。
「陛下、ここでしたか!」
「どうした、ブルック?」
「朗報ですぞ。ルミナの変革を知った元住民たちが、続々と国に戻ってきているのです!」
「なんと!? そうか……そうか……そうか……」
私はどこまでも青く、透き通る空を見つめた。
(父が守っていた、母が愛したあのルミナが――だが、まだまだだ。まだ遠い。私はまだ、父と母の背中にすら届いてない)
私は手のひらを見つめ、ぐっと握り締めた。
(ルミナを守り、育て、父と母が愛したルミナを――いや、父だけではない! 始祖王リヴュレットが生み出した、この数多の種族が共存できる理想郷を超えて、ルミナを大きく羽ばたかせて見せる!)
―――ルミナ
アルトは西を見据え、三百万の兵を擁する帝国を睨みつけた。
脅威が去ったわけではない。帝国の吐息一つで吹き消されてしまう小国。
だが――もう一人ではない。
カイリという巨大な同盟を得て、帝国を交渉のテーブルまで引きずり出せるところまで来た。
(それでは足りぬ。もっと、もっと、先を見据え、歩まねば)
その行く末に何があるのか?
ルミナの発展? 帝国との融和? あるいは――。
いまだ先は暗闇に閉ざされ、何も見えない。
だが、歩む背中を支える者たちがいる。
ブルック、イロハ、メール。ルミナの百兵士に国民。シスターメイと子どもたち。
そして、大使という肩書きで居座るアマネと、仇討ちという名目でルミナに留まるギドラ。
孤独な王アルトの後ろには彼らがいる。
しかし、彼らが歩む道は必ずしも、アルトと同じ道とは限らない。
――ブルック
彼は優し気な笑みと厳しさの宿る琥珀色の瞳に、空を見上げ続ける王を映す。
(まだまだですぞ、陛下。これからが本番。帝国という巨大な力の前に膝を屈せぬよう、ワシがあなたを支え続けます……たまには、千尋の谷に突き落とすこともありますがな)
――メール
覚悟を宿した黄金の瞳は太陽のような熱い輝きを見せる。
(私はこの旅で知った。守る、アルト様を。あの禁忌の力を封じて、アルト様を解放する。そう、これこそが私が歩むべき道!)
――ギドラ
両手を固く組み締める彼は、殺意を瞳に宿す。
(もはや、私人の恨み憎しみを考えている状況ではない。アルト、道踏み外さば、討つ! ……だが、願わくは、そのような日が訪れぬことを……フフ、望んでしまっている。貴様は仇であるというのにな)
――アマネ
彼女はアルトの双剣――そして、アルトの姿に恐れを抱く。
(剣の破壊は最優先。でも、それが無理なら、無理なら……やめよう、まだこれを考えるのは早い、早すぎる。それに……)
アマネは広げた自身の両手をじっと見つめる。
(今の私じゃ、全然届かない。もっともっと強くなって、磨き、研ぎ澄まし――そして、勇者として世界を救う! 犠牲は出したくない。でもね、アルト! 必要であれば、あなたの敵に回るわ!!)
――イロハ
イロハはアマネたちを熱のない瞳で見つめていた。
(破壊を意識していますが、それ以上にアルト様へ危機を与えようとしている節がありますね。ふぅ~、心の機微とはどうにも難しい。危険な存在を前へ出せば、それに対処するかと思いきや、術者を狙いますか。もっとも、剣がある限り、それは不可能なのですが……)
双剣へ殺意をもって睨みつける。すると、まるで針が刺す痛みが瞳の奥で広がっているかのような感覚を覚えた。
(――クッ! 私ではどうにもできない。剣は己を扱うことのできる術者を守ろうとする。結局はあの剣を破壊しない限り、意味はない。いずれは皆さんもそれに気づき、そこへ終着するでしょう。でも……)
「足りない。もっと手駒を増やさないと。三人では足りない。そう、もっと有用な駒を……アルト様を、お救いするために。それが、私がタイド様とプラヤ様に頼まれた、決して破ることのない――約束」
皆がそれぞれの想いを胸に、蒼い空を見つめていた。
そこには何もなく、心が描く模様が浮かぶばかり。
ルミナの前途は波乱であろう。
帝国という巨大な敵がいる。
カイリもまた魔族との同盟により、人間諸国と敵対。戦乱の火種はすぐそこまで迫っている。
『世界を書き換える力』を知った者たちは、その不条理に抗おうと必死に立ち向かう。
それが可能なのか。正解などどこにもない。
わからない。わからないこそが世界。
運命とは――運命られた終着点を指す言葉ではない。
多くが歩み、時には傷つき、讃え合い、艱難辛苦の果てに到達した先を虚飾する言葉に過ぎない。
押しつけられた『実』を伴う運命に立ち向かい、『虚』へと追い返す。
波乱であり、先が見えない。だからこそ――
アルトは、静かに独り言ちた。
「先は見えぬが……それこそが、生きる醍醐味なのかもしれぬな」
と……。
母国へ戻り、私たちは幼い子どもたちに囲まれ、放置されて久しい古びた教会を見上げていた。
「古いが、手直しすれば十分に使える。どうだろうか……シスターメイ」
紺色の修道服に身を包む老女。シスターメイが瞳を潤ませて、言葉を震わせる。
「十分すぎます……うう、これでもう、子どもたちを失わずに……済みます」
私は彼女の涙に微笑みを浮かべ、女王ミカガミとの約定を思い起こす。
――
「孤児たちを引き取りたい……ですか?」
「ええ、あなたが女王となり、もうあの子たちの心配はないでしょうが、政治犯の子どもという不名誉は払拭されていない。たとえあなたが名誉回復の声明を出したとしても、国家反逆の事実は消えず、国民の間にはしこりが残る。それは、あの子たちを不幸にする」
「……そうでしょうね」
「ですので、ルミナが引き取りたい。時が経ち、罪の記憶が薄れ……そう、あの子たちが大人になる頃には、再び故郷であるカイリに戻ることが可能となりましょう。それまでは、私があの子たちの未来を預かろう」
――――
女王との約定――それは子どもたちの未来を守ること。
そのために、あのあばら家同然だった孤児院から立派な……まぁ、人手が足りず手入れがおざなりで、とても立派とは言えないが十分孤児院として機能する、この古い教会を新たな学び舎としてシスターメイに託すことにしたのだ。
一人の女の子が、私に駆け寄ってくる。
「ねぇねぇ、アルト様。お絵描きしてもいいの?」
「うん? ああ、いくらでもするといい。しかし、なぜわざわざ聞くのだ?」
「だって、男の子たちが……」
女の子がちっちゃな指を教会に向けると、無地の外壁に男の子たちが集まり、クレヨンで盛大に落書きを始めていた。
それを見たシスターメイが慌てて止めに入る。
「こらっ! あなたたち、落書きは駄目ですよ!!」
男の子たちは蜘蛛の子を散らすように逃げ出す。それを追いかけるシスター。
何気ない日常、騒がしい日常。それをついに、シスターと子どもたちは手に入れることができたのだ。
そこにブルックの声が響いてきた。
「陛下、ここでしたか!」
「どうした、ブルック?」
「朗報ですぞ。ルミナの変革を知った元住民たちが、続々と国に戻ってきているのです!」
「なんと!? そうか……そうか……そうか……」
私はどこまでも青く、透き通る空を見つめた。
(父が守っていた、母が愛したあのルミナが――だが、まだまだだ。まだ遠い。私はまだ、父と母の背中にすら届いてない)
私は手のひらを見つめ、ぐっと握り締めた。
(ルミナを守り、育て、父と母が愛したルミナを――いや、父だけではない! 始祖王リヴュレットが生み出した、この数多の種族が共存できる理想郷を超えて、ルミナを大きく羽ばたかせて見せる!)
―――ルミナ
アルトは西を見据え、三百万の兵を擁する帝国を睨みつけた。
脅威が去ったわけではない。帝国の吐息一つで吹き消されてしまう小国。
だが――もう一人ではない。
カイリという巨大な同盟を得て、帝国を交渉のテーブルまで引きずり出せるところまで来た。
(それでは足りぬ。もっと、もっと、先を見据え、歩まねば)
その行く末に何があるのか?
ルミナの発展? 帝国との融和? あるいは――。
いまだ先は暗闇に閉ざされ、何も見えない。
だが、歩む背中を支える者たちがいる。
ブルック、イロハ、メール。ルミナの百兵士に国民。シスターメイと子どもたち。
そして、大使という肩書きで居座るアマネと、仇討ちという名目でルミナに留まるギドラ。
孤独な王アルトの後ろには彼らがいる。
しかし、彼らが歩む道は必ずしも、アルトと同じ道とは限らない。
――ブルック
彼は優し気な笑みと厳しさの宿る琥珀色の瞳に、空を見上げ続ける王を映す。
(まだまだですぞ、陛下。これからが本番。帝国という巨大な力の前に膝を屈せぬよう、ワシがあなたを支え続けます……たまには、千尋の谷に突き落とすこともありますがな)
――メール
覚悟を宿した黄金の瞳は太陽のような熱い輝きを見せる。
(私はこの旅で知った。守る、アルト様を。あの禁忌の力を封じて、アルト様を解放する。そう、これこそが私が歩むべき道!)
――ギドラ
両手を固く組み締める彼は、殺意を瞳に宿す。
(もはや、私人の恨み憎しみを考えている状況ではない。アルト、道踏み外さば、討つ! ……だが、願わくは、そのような日が訪れぬことを……フフ、望んでしまっている。貴様は仇であるというのにな)
――アマネ
彼女はアルトの双剣――そして、アルトの姿に恐れを抱く。
(剣の破壊は最優先。でも、それが無理なら、無理なら……やめよう、まだこれを考えるのは早い、早すぎる。それに……)
アマネは広げた自身の両手をじっと見つめる。
(今の私じゃ、全然届かない。もっともっと強くなって、磨き、研ぎ澄まし――そして、勇者として世界を救う! 犠牲は出したくない。でもね、アルト! 必要であれば、あなたの敵に回るわ!!)
――イロハ
イロハはアマネたちを熱のない瞳で見つめていた。
(破壊を意識していますが、それ以上にアルト様へ危機を与えようとしている節がありますね。ふぅ~、心の機微とはどうにも難しい。危険な存在を前へ出せば、それに対処するかと思いきや、術者を狙いますか。もっとも、剣がある限り、それは不可能なのですが……)
双剣へ殺意をもって睨みつける。すると、まるで針が刺す痛みが瞳の奥で広がっているかのような感覚を覚えた。
(――クッ! 私ではどうにもできない。剣は己を扱うことのできる術者を守ろうとする。結局はあの剣を破壊しない限り、意味はない。いずれは皆さんもそれに気づき、そこへ終着するでしょう。でも……)
「足りない。もっと手駒を増やさないと。三人では足りない。そう、もっと有用な駒を……アルト様を、お救いするために。それが、私がタイド様とプラヤ様に頼まれた、決して破ることのない――約束」
皆がそれぞれの想いを胸に、蒼い空を見つめていた。
そこには何もなく、心が描く模様が浮かぶばかり。
ルミナの前途は波乱であろう。
帝国という巨大な敵がいる。
カイリもまた魔族との同盟により、人間諸国と敵対。戦乱の火種はすぐそこまで迫っている。
『世界を書き換える力』を知った者たちは、その不条理に抗おうと必死に立ち向かう。
それが可能なのか。正解などどこにもない。
わからない。わからないこそが世界。
運命とは――運命られた終着点を指す言葉ではない。
多くが歩み、時には傷つき、讃え合い、艱難辛苦の果てに到達した先を虚飾する言葉に過ぎない。
押しつけられた『実』を伴う運命に立ち向かい、『虚』へと追い返す。
波乱であり、先が見えない。だからこそ――
アルトは、静かに独り言ちた。
「先は見えぬが……それこそが、生きる醍醐味なのかもしれぬな」
と……。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
パワハラ騎士団長に追放されたけど、君らが最強だったのは僕が全ステータスを10倍にしてたからだよ。外れスキル《バフ・マスター》で世界最強
こはるんるん
ファンタジー
「アベル、貴様のような軟弱者は、我が栄光の騎士団には不要。追放処分とする!」
騎士団長バランに呼び出された僕――アベルはクビを宣言された。
この世界では8歳になると、女神から特別な能力であるスキルを与えられる。
ボクのスキルは【バフ・マスター】という、他人のステータスを数%アップする力だった。
これを授かった時、外れスキルだと、みんなからバカにされた。
だけど、スキルは使い続けることで、スキルLvが上昇し、強力になっていく。
僕は自分を信じて、8年間、毎日スキルを使い続けた。
「……本当によろしいのですか? 僕のスキルは、バフ(強化)の対象人数3000人に増えただけでなく、効果も全ステータス10倍アップに進化しています。これが無くなってしまえば、大きな戦力ダウンに……」
「アッハッハッハッハッハッハ! 見苦しい言い訳だ! 全ステータス10倍アップだと? バカバカしい。そんな嘘八百を並べ立ててまで、この俺の最強騎士団に残りたいのか!?」
そうして追放された僕であったが――
自分にバフを重ねがけした場合、能力値が100倍にアップすることに気づいた。
その力で、敵国の刺客に襲われた王女様を助けて、新設された魔法騎士団の団長に任命される。
一方で、僕のバフを失ったバラン団長の最強騎士団には暗雲がたれこめていた。
「騎士団が最強だったのは、アベル様のお力があったればこそです!」
これは外れスキル持ちとバカにされ続けた少年が、その力で成り上がって王女に溺愛され、国の英雄となる物語。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム
前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した
記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた
村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く
ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた
そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた
私は捨てられたので村をすてる
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
【完結】魅了の魔法にかけられて全てを失った俺は、最強の魔法剣士になり時を巻き戻す
金峯蓮華
ファンタジー
戦に負け、国が滅び、俺ひとりだけ生き残った。愛する女を失い、俺は死に場所を求め、傭兵となり各地を漂っていた。そんな時、ある男に声をかけられた。
「よぉ、にいちゃん。お前、魅了魔法がかかってるぜ。それも強烈に強いヤツだ。解いてやろうか?」
魅了魔法? なんだそれは?
その男との出会いが俺の人生を変えた。俺は時間をもどし、未来を変える。
R15は死のシーンがあるための保険です。
独自の異世界の物語です。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる