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第二十一章 道を歩む
戦士の一族、人狼のアプフェル
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俺の瞳に映っているのは大切な友である、国立学士館の魔導生アプフェル。
だけど、彼女はいつも着用していたオレンジ色のローブと深緑色の外套という学士館指定の魔導生の姿ではなかった。
どういうわけか、右太ももに大胆なスリットの入った武闘家のような格好をしている。
拳には黒いグローブ。
手の甲には翠石がはめ込まれ、服の色は翠石よりも濃い緑色。
胸元には猛々しい狼の模様。
全体的にチャイナ風味の武闘家の姿。
俺はその格好をまじまじと見ながら尋ねる。
「どうしたの、その姿……武道家っぽいけど」
「え? ああ、これ。人狼族は戦士の一族。だから私は初心に帰り、故郷に戻っておじいちゃんに武術を指南してもらったのよ」
「え? それじゃ、魔導士はやめたの?」
「ううん。もちろん、魔導士としての道を諦めたわけじゃない。でも、私にできることは全てやっておこうと思ってね」
そう答えながら、アプフェルはパスティスたちに構えを取る。
翠石納まるグローブには雷の力が宿り、電流迸る。
彼女の瞳はまさに狼のように鋭く、獲物を見定める。
「六龍、黒き具足を戴く、神速の『パスティス=デ=ナタ』。そして、女神の黒き杖を戴く、蒼の死神『バスク=カトル=クレムシュニテ』……王都の事情を聞いて飛んで帰ってきてみたら、とんでもない人たちを相手にしてるんだから」
「相手したくて相手してるわけじゃないけどな。だけど、なんで帰ってきたんだ?」
「元々、王都に戻ってる最中だったんだけど、その途中でプラリネ様とサシオン様の事情が伝わってね。サシオン様の傍にいたあんたにも妙な嫌疑が及ぶんじゃないかと心配して、急ぎ足で帰ってきたのよ。正直、ブラン様とご一緒なのは予想外だったけど」
「ティ、ブランを知ってるのか?」
「当然でしょ?」
「いや、だって、以前サンシュメにティラが来たときは気づいてなかったじゃん?」
「え?」
アプフェルはティラに視線をちょろりと向ける。
「……あっ、あの時の子に似てる!? って、あの子、ブラン様だったの!?」
「ええ~、いま気づいたの?」
「だって、あの時は普通の格好だったし。それに私ってば、あんまり式典や行事に参加することないから、ブラン様の御姿をはっきり見ることが少なかったし。それにまさか、あんなところにブラン様がいるなんて思わなかったし」
「あんなところって、トルテさんが聞いたら怒るぞ……」
「べ、別に悪気があって言ったわけじゃ、って、それはともかくっ」
アプフェルはパスティスたちに意識を向けたまま、ティラに挨拶をする。
「えっと、申し訳ございません。私はアプフェル=シュトゥルーデル。人狼族が長、セムラ=シュトゥルーデルの孫娘でございます」
「うむ、英唯祭では世話になったな。お主のことはしっかり覚えておるぞ。ヤツハと口喧嘩ばっかりしておったからな」
「うぐっ……それは……とにかく、あとの話はこの場を切り抜けてからで!」
アプフェルは顔を赤く染めて、軽く首を振る。
そして、俺に事情を尋ねた。
俺はティラの気持ちに配慮して、アプフェルに近づき、そっと答える。
「何が起こってるの?」
「ブラウニーがサシオンを犯人に仕立て上げて、女王を暗殺……さらにティラの命を狙った。そこを救ったんだけど、追手に捕まってこの通り」
「そんなことがっ。六龍パスティス様、バスク様!」
彼女は二人を睨みつけて、語気を荒く問う。
「あなた方は事情をご存じなんですね?」
「ああ、もちろん」
「でないと、ここに居ないよ」
「なんてことをっ。王に仕えるは六龍の誉れのはず。その主たる者へ刃を向けるとは」
「我らが主はブラウニー陛下、ただ一人」
「プラリネ様にはジョウハクを支える力はなし。というわけだね」
バスクの言い放った言葉に、ティラの瞳は一瞬にして怒りの色に染まる。
しかし、それ以上の怒りをアプフェルが発露する。
「ふざけないでよ!!」
彼女の声に、この場にいた誰もが呑まれた。
アプフェルは魔力を高ぶらせて、六龍二人へ駁撃する。
「女神の装具を戴いたとき、あなたたちは誰に誓いを立てたの!? 女神コトアと双子の王でしょうがっ! あなたたちの行為は、王と女神コトアへの裏切り!」
「ぬぅ……」
「それはっ……」
「六龍は忠臣たる証! それを忘れ、己の身勝手に王を選ぶ! あなたたちは、いえ、あんたたちは忠臣ではなく奸臣! 六龍を語るに能わず。恥を知れ!」
「……っ」
パスティスとバスクは、アプフェルの放った激憤に呑まれて押し黙る。
俺たちの背後に立つティラは、激情を纏うアプフェルへ優しく声を掛ける。
「人狼族は篤厚であり、主と掲げた者へ全てを尽くす忠義の一族。そう、母様はよく話しておられた。アプフェル=シュトゥルーデルよ。私はお主の義に、心より感謝する」
「勿体無きお言葉です。我ら人狼族は大飢饉の際に、三代前の双子の王に救われた身。その報恩の機会を戴くため、今日まで仕えております。ですが、まさかこのような事態になろうとは……」
「アプフェルよ。もはや、お主たちを救った双子の王は居らぬ。人狼族としてどうする?」
「私は長の孫娘であり、その行動に責任を伴います。軽々にジョウハク国の内情に関わるべきではないでしょう……ですがっ!」
アプフェルは全身に電流を纏い、高々と叫ぶ。
「人狼族は不義を果たす者と与することはありませんっ!」
アプフェルの覚悟――それは人狼族全ての言葉。
彼らの覚悟を受けて、ティラは女王としての命を伝える。
「人狼族の忠義、たしかに受け取った! アプフェルよ、我が命、託したぞ!!」
「は! 我が身命に代えても、ブラン様のお命、護り通して見せます!」
だけど、彼女はいつも着用していたオレンジ色のローブと深緑色の外套という学士館指定の魔導生の姿ではなかった。
どういうわけか、右太ももに大胆なスリットの入った武闘家のような格好をしている。
拳には黒いグローブ。
手の甲には翠石がはめ込まれ、服の色は翠石よりも濃い緑色。
胸元には猛々しい狼の模様。
全体的にチャイナ風味の武闘家の姿。
俺はその格好をまじまじと見ながら尋ねる。
「どうしたの、その姿……武道家っぽいけど」
「え? ああ、これ。人狼族は戦士の一族。だから私は初心に帰り、故郷に戻っておじいちゃんに武術を指南してもらったのよ」
「え? それじゃ、魔導士はやめたの?」
「ううん。もちろん、魔導士としての道を諦めたわけじゃない。でも、私にできることは全てやっておこうと思ってね」
そう答えながら、アプフェルはパスティスたちに構えを取る。
翠石納まるグローブには雷の力が宿り、電流迸る。
彼女の瞳はまさに狼のように鋭く、獲物を見定める。
「六龍、黒き具足を戴く、神速の『パスティス=デ=ナタ』。そして、女神の黒き杖を戴く、蒼の死神『バスク=カトル=クレムシュニテ』……王都の事情を聞いて飛んで帰ってきてみたら、とんでもない人たちを相手にしてるんだから」
「相手したくて相手してるわけじゃないけどな。だけど、なんで帰ってきたんだ?」
「元々、王都に戻ってる最中だったんだけど、その途中でプラリネ様とサシオン様の事情が伝わってね。サシオン様の傍にいたあんたにも妙な嫌疑が及ぶんじゃないかと心配して、急ぎ足で帰ってきたのよ。正直、ブラン様とご一緒なのは予想外だったけど」
「ティ、ブランを知ってるのか?」
「当然でしょ?」
「いや、だって、以前サンシュメにティラが来たときは気づいてなかったじゃん?」
「え?」
アプフェルはティラに視線をちょろりと向ける。
「……あっ、あの時の子に似てる!? って、あの子、ブラン様だったの!?」
「ええ~、いま気づいたの?」
「だって、あの時は普通の格好だったし。それに私ってば、あんまり式典や行事に参加することないから、ブラン様の御姿をはっきり見ることが少なかったし。それにまさか、あんなところにブラン様がいるなんて思わなかったし」
「あんなところって、トルテさんが聞いたら怒るぞ……」
「べ、別に悪気があって言ったわけじゃ、って、それはともかくっ」
アプフェルはパスティスたちに意識を向けたまま、ティラに挨拶をする。
「えっと、申し訳ございません。私はアプフェル=シュトゥルーデル。人狼族が長、セムラ=シュトゥルーデルの孫娘でございます」
「うむ、英唯祭では世話になったな。お主のことはしっかり覚えておるぞ。ヤツハと口喧嘩ばっかりしておったからな」
「うぐっ……それは……とにかく、あとの話はこの場を切り抜けてからで!」
アプフェルは顔を赤く染めて、軽く首を振る。
そして、俺に事情を尋ねた。
俺はティラの気持ちに配慮して、アプフェルに近づき、そっと答える。
「何が起こってるの?」
「ブラウニーがサシオンを犯人に仕立て上げて、女王を暗殺……さらにティラの命を狙った。そこを救ったんだけど、追手に捕まってこの通り」
「そんなことがっ。六龍パスティス様、バスク様!」
彼女は二人を睨みつけて、語気を荒く問う。
「あなた方は事情をご存じなんですね?」
「ああ、もちろん」
「でないと、ここに居ないよ」
「なんてことをっ。王に仕えるは六龍の誉れのはず。その主たる者へ刃を向けるとは」
「我らが主はブラウニー陛下、ただ一人」
「プラリネ様にはジョウハクを支える力はなし。というわけだね」
バスクの言い放った言葉に、ティラの瞳は一瞬にして怒りの色に染まる。
しかし、それ以上の怒りをアプフェルが発露する。
「ふざけないでよ!!」
彼女の声に、この場にいた誰もが呑まれた。
アプフェルは魔力を高ぶらせて、六龍二人へ駁撃する。
「女神の装具を戴いたとき、あなたたちは誰に誓いを立てたの!? 女神コトアと双子の王でしょうがっ! あなたたちの行為は、王と女神コトアへの裏切り!」
「ぬぅ……」
「それはっ……」
「六龍は忠臣たる証! それを忘れ、己の身勝手に王を選ぶ! あなたたちは、いえ、あんたたちは忠臣ではなく奸臣! 六龍を語るに能わず。恥を知れ!」
「……っ」
パスティスとバスクは、アプフェルの放った激憤に呑まれて押し黙る。
俺たちの背後に立つティラは、激情を纏うアプフェルへ優しく声を掛ける。
「人狼族は篤厚であり、主と掲げた者へ全てを尽くす忠義の一族。そう、母様はよく話しておられた。アプフェル=シュトゥルーデルよ。私はお主の義に、心より感謝する」
「勿体無きお言葉です。我ら人狼族は大飢饉の際に、三代前の双子の王に救われた身。その報恩の機会を戴くため、今日まで仕えております。ですが、まさかこのような事態になろうとは……」
「アプフェルよ。もはや、お主たちを救った双子の王は居らぬ。人狼族としてどうする?」
「私は長の孫娘であり、その行動に責任を伴います。軽々にジョウハク国の内情に関わるべきではないでしょう……ですがっ!」
アプフェルは全身に電流を纏い、高々と叫ぶ。
「人狼族は不義を果たす者と与することはありませんっ!」
アプフェルの覚悟――それは人狼族全ての言葉。
彼らの覚悟を受けて、ティラは女王としての命を伝える。
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