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21.君の隣で目を覚ます朝
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カーテンの隙間から朝の光が差し込んでいる。
ソファの上には乱れたブランケットと、裸のまま寄り添う二人の姿。
「……ん、ぁ……」
先に目を覚ましたのは蓮だった。
うっすらと霞む視界の中で、自分の腕に頭を乗せて眠っている悠真の寝顔が見えた。
(……寝顔、子どもみたいに無防備)
いたずら心で頬に指を添えようとした瞬間。
「……んー……おはよう、蓮」
「っ、起きてたの?」
「今。動いたから起きた」
悠真は目を細めて、眠たげな声で笑う。
そのまま手を伸ばして、蓮の髪を指先でくしゃっとかきあげた。
「……昨日のこと、夢じゃないよな」
「夢なら……あんなに気持ちよくないでしょ」
ぽつりと照れたように言った蓮に、悠真は一瞬固まった後、くすっと笑った。
「そっか。そうだよな。……マジで、生きてるみたいだったから」
「……俺も、そう思った。身体が熱くなって、心臓がドクドクして……」
「幽霊なのに?」
「うるさいな、バカ……」
恥ずかしさに顔を背けようとする蓮を、悠真は引き寄せて、額を合わせた。
「なあ、蓮。俺、ちょっと思ってたんだけどさ――」
「……ん?」
「お前のこと、こうして触れられて、抱けるってことは……もう“ただの幽霊”じゃないんじゃないかって」
「……!」
蓮の表情がわずかに強張る。
「もしかしたら、俺が鍵なのかも。お前がここにいる理由に、俺が関係してるなら――」
「……だったら、もう少しだけ。ここにいても、いい?」
「……ああ。ずっと、いてほしい」
軽く唇を重ねて、朝の静けさの中、二人は微笑み合う。
もう、あの夜の“熱”はないのに――どこかでずっと、互いの体温を感じているようだった。
ソファの上には乱れたブランケットと、裸のまま寄り添う二人の姿。
「……ん、ぁ……」
先に目を覚ましたのは蓮だった。
うっすらと霞む視界の中で、自分の腕に頭を乗せて眠っている悠真の寝顔が見えた。
(……寝顔、子どもみたいに無防備)
いたずら心で頬に指を添えようとした瞬間。
「……んー……おはよう、蓮」
「っ、起きてたの?」
「今。動いたから起きた」
悠真は目を細めて、眠たげな声で笑う。
そのまま手を伸ばして、蓮の髪を指先でくしゃっとかきあげた。
「……昨日のこと、夢じゃないよな」
「夢なら……あんなに気持ちよくないでしょ」
ぽつりと照れたように言った蓮に、悠真は一瞬固まった後、くすっと笑った。
「そっか。そうだよな。……マジで、生きてるみたいだったから」
「……俺も、そう思った。身体が熱くなって、心臓がドクドクして……」
「幽霊なのに?」
「うるさいな、バカ……」
恥ずかしさに顔を背けようとする蓮を、悠真は引き寄せて、額を合わせた。
「なあ、蓮。俺、ちょっと思ってたんだけどさ――」
「……ん?」
「お前のこと、こうして触れられて、抱けるってことは……もう“ただの幽霊”じゃないんじゃないかって」
「……!」
蓮の表情がわずかに強張る。
「もしかしたら、俺が鍵なのかも。お前がここにいる理由に、俺が関係してるなら――」
「……だったら、もう少しだけ。ここにいても、いい?」
「……ああ。ずっと、いてほしい」
軽く唇を重ねて、朝の静けさの中、二人は微笑み合う。
もう、あの夜の“熱”はないのに――どこかでずっと、互いの体温を感じているようだった。
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