28 / 49
学校
28,大切なもの【かおり】
しおりを挟む
ふわぁぁ。欠伸をひとつする。
眠い……。けど、学校だ。
……。いじめ、ないかな…?
少し心配だけど行くしかない。
それに、胸騒ぎもする。
…。下に降りないと。
そんなことを思いながら一階に下りた。
下に行くと太陽が起きていた。
「あ、おはよ」
簡単な挨拶を済ませる。
ご飯どうしよ…。
食べないで良いかな?
「おはようー」
まだ眠そうな目を擦りながらぶっきらぼうに言われた。
ねむそ…。
昨日洗った制服に裾を通す。
またひとつ欠伸をした。
それにつられたのか太陽も欠伸をした。
欠伸は移るのか。
ボーーっとそんなことを考える。
そんな風にボーーっとしてるもんだから昨日の出来事を思い出してしまった。
急に顔があつくなる。
なっっ、何てことをしてしまったんだ…っ!
というより今何時…?
時計を見る。
……。7:00…。
7:00…!?!?
いそげ急げッッ!!!
髪をとかして歯を磨き、水筒にお茶をいれてバックに詰める。
「いってきますっっ」
そういった瞬間にダッシュで学校に向かった。
「はぁ、はぁ」
思わず息がきれる。
今の時間は…っと。
学校の外にあるでっかい時計をみた。
えっと……。7:30……。
まっ、間に合ったあぁ。
嫌がらせがなければの話だけど。
靴箱に着く。
上履きは…綺麗だ。
流石にあんなことを言われた後では手を出しにくいのだろう。
よかったぁ~。
ほっと息をつく。
上履きの中にもなにも入っていない。
今日は安全な日なのかな?
教室に向かった。
教室のドアを開けようとする。
「これ、捨てたらどうかな~?あいつ、喜びそうじゃない?」
その声を聞いた瞬間ピタリと手が止まった。
ん?
とりあえずドアを開けてみよう。
がちゃりとドアを開けた。
「あっ!きたきたぁ~❤」
にっこりと笑いながらみくが言った。
みくとは対照的に周りやじゅり、珠理奈は顔が青い。
具合が悪そうだ。大丈夫かな?
「やめた、ほうが…」
三人のなかで発言権がない珠理奈が言った。
「はっ?」
とみくが睨みをきかせながら言った。
そのせいか、珠理奈はもうなにも言わなくなった。
はぁ、めんどくさいな。
関わらないのが一番だろう。
私は自分の席に座った。
すると、みくが近づいてきて言った。
「これ、な〰んだっ🎵」
「っ!!!」
みくの手にあるものをみて私は息を飲んだ。
「あはっ!」
みくは私の反応をみて楽しんでいるみたいだ。
「それっ、わたしのだよ…ね…?」
「そーだよぉ?」
みくは気持ち悪い笑みを浮かべて言った。
「かえっ、してくださ…い。」
私は頭を下げて言った。
みくが持っていたものは私が一番大切にしているものだ。
自分の命より。
「ふふっ。どーしよっかなぁ~!」
「おねがいします。返してください…。」
みくは私の髪の毛を掴み笑いながら言った。
痛い。
「ちゃんと、おねがいしてよ~。人にものを頼むときの態度ってもんがあるでしょ?」
みくに髪の毛を引っ張られたせいか皮膚が痛い。
みくが言うのは土下座をしろということだろう。
私は正座をして頭を床に付けた。
「おねがいします……返してください」
「………」
チッッとみくが舌打ちをした。
……?
その瞬間ガシャンッという音が聞こえた。
嫌な予感……。
冷や汗をかく。
恐る恐る顔をあげる。
………。
ッ!!!
あっ……あっ…、あぁぁっ。
廊下に私の命以上に大事なものが無惨な姿になって投げられていた。
私は走って投げられた物のところにいく。
それを包んでる布をとり中身を確認する。
角は削れてボロボロになっている。
これではもう使えない。
あぁぁああああぁぁ!!!!
私から大粒の涙がボロボロと溢れてくる。
とまれ止まれとまれ!
とまらない。止まるどころかどんどん溢れてくる。
あぁ。今までなにされても泣かなかったのに。
私の大切なもの──…。
眠い……。けど、学校だ。
……。いじめ、ないかな…?
少し心配だけど行くしかない。
それに、胸騒ぎもする。
…。下に降りないと。
そんなことを思いながら一階に下りた。
下に行くと太陽が起きていた。
「あ、おはよ」
簡単な挨拶を済ませる。
ご飯どうしよ…。
食べないで良いかな?
「おはようー」
まだ眠そうな目を擦りながらぶっきらぼうに言われた。
ねむそ…。
昨日洗った制服に裾を通す。
またひとつ欠伸をした。
それにつられたのか太陽も欠伸をした。
欠伸は移るのか。
ボーーっとそんなことを考える。
そんな風にボーーっとしてるもんだから昨日の出来事を思い出してしまった。
急に顔があつくなる。
なっっ、何てことをしてしまったんだ…っ!
というより今何時…?
時計を見る。
……。7:00…。
7:00…!?!?
いそげ急げッッ!!!
髪をとかして歯を磨き、水筒にお茶をいれてバックに詰める。
「いってきますっっ」
そういった瞬間にダッシュで学校に向かった。
「はぁ、はぁ」
思わず息がきれる。
今の時間は…っと。
学校の外にあるでっかい時計をみた。
えっと……。7:30……。
まっ、間に合ったあぁ。
嫌がらせがなければの話だけど。
靴箱に着く。
上履きは…綺麗だ。
流石にあんなことを言われた後では手を出しにくいのだろう。
よかったぁ~。
ほっと息をつく。
上履きの中にもなにも入っていない。
今日は安全な日なのかな?
教室に向かった。
教室のドアを開けようとする。
「これ、捨てたらどうかな~?あいつ、喜びそうじゃない?」
その声を聞いた瞬間ピタリと手が止まった。
ん?
とりあえずドアを開けてみよう。
がちゃりとドアを開けた。
「あっ!きたきたぁ~❤」
にっこりと笑いながらみくが言った。
みくとは対照的に周りやじゅり、珠理奈は顔が青い。
具合が悪そうだ。大丈夫かな?
「やめた、ほうが…」
三人のなかで発言権がない珠理奈が言った。
「はっ?」
とみくが睨みをきかせながら言った。
そのせいか、珠理奈はもうなにも言わなくなった。
はぁ、めんどくさいな。
関わらないのが一番だろう。
私は自分の席に座った。
すると、みくが近づいてきて言った。
「これ、な〰んだっ🎵」
「っ!!!」
みくの手にあるものをみて私は息を飲んだ。
「あはっ!」
みくは私の反応をみて楽しんでいるみたいだ。
「それっ、わたしのだよ…ね…?」
「そーだよぉ?」
みくは気持ち悪い笑みを浮かべて言った。
「かえっ、してくださ…い。」
私は頭を下げて言った。
みくが持っていたものは私が一番大切にしているものだ。
自分の命より。
「ふふっ。どーしよっかなぁ~!」
「おねがいします。返してください…。」
みくは私の髪の毛を掴み笑いながら言った。
痛い。
「ちゃんと、おねがいしてよ~。人にものを頼むときの態度ってもんがあるでしょ?」
みくに髪の毛を引っ張られたせいか皮膚が痛い。
みくが言うのは土下座をしろということだろう。
私は正座をして頭を床に付けた。
「おねがいします……返してください」
「………」
チッッとみくが舌打ちをした。
……?
その瞬間ガシャンッという音が聞こえた。
嫌な予感……。
冷や汗をかく。
恐る恐る顔をあげる。
………。
ッ!!!
あっ……あっ…、あぁぁっ。
廊下に私の命以上に大事なものが無惨な姿になって投げられていた。
私は走って投げられた物のところにいく。
それを包んでる布をとり中身を確認する。
角は削れてボロボロになっている。
これではもう使えない。
あぁぁああああぁぁ!!!!
私から大粒の涙がボロボロと溢れてくる。
とまれ止まれとまれ!
とまらない。止まるどころかどんどん溢れてくる。
あぁ。今までなにされても泣かなかったのに。
私の大切なもの──…。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる