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学校
29,学校【かおり】
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──8年前──
その頃はままが優しかった。
そして血の繋がった父もいた。
確実に愛してくれていた。
私は父のお陰で幼稚園に通うことができた。
ままは私のことにこの頃からあまり興味を持ってなく幼稚園に行かせる必要は無いのじゃないかと言っていた。
けれど逆に父は幼稚園に行かせた方が良いのではと言っていた。
それのお陰もあって私は無事に幼稚園に通えたのだ。
父は確実に愛してくれていた。
ままは興味はないようだが暴力的なこともしてこなかった。
父がいればそれで良かったのだろう。
ある日のこと、私はままと二人でお買い物にいっていた。
そのときに一目惚れしたものがあった。
それは、お弁当箱だ。
キラキラしていてかわいい。
私がそれをずっと眺めていたらままが『買ってあげようか?』と言ってくれた。
こうして命より大切な物が私の元へやって来た。
それから私はお弁当はこれしか使わなかった。
ままは『これ好きなのね~!買ってよかったわぁ~🎵』と笑いながら言った。
私は笑ったままを見るのが好きだった。
それだけ大切なものが今、壊れて私の前にある。
「うぅっ、うわぁぁ、ぁあああぁぁ」
私は泣き崩れた。
周りがよく見えない。
周りは騒がしいがよく聞こえない。
パチンッッと乾いた音が聞こえてやっとの周りの音が、視界が、戻ってきた。
珠理奈がみくを平手打ちした音だった。
じゅりは泣きながらみくに暴言を吐いていた。
「あんたっ!なにしてんのよ?!やりすぎってわかんないの!?あれは!あの弁当箱は!一番大切にしていたものでしょう?!私たちさっきから止めたよね!?やめろって!!」
周りは「やり過ぎ~」とか「馬鹿なのかよ」等と色々言っている。
「ハァ?あんたたちも色々してたでしょ~?今さらなんなの?」
とみくが言った。
私は顔を洗いたいので洗い場にいった。
そのときにしっかりとお弁当箱も持っていった。
お弁当箱の中身を空けた。
すると、そこには色々入っていた。
玉子焼に、タコさんウィンナーそれから唐揚げ。
ご飯はゆかりだ。
……。太陽が作ってくれたのだろうか。
まま……それから太陽、ごめんなさい。
ひたすら涙が流れてきた。
とめて、それから席につかないと。
涙を止めて教室に入った。
自分の席に行き弁当箱を鞄のなかに丁寧に入れた。
みくはみんなに攻め立てられてはぶてたようだ。
私はいつもどうりに過ごす。
でも、たった一つだけ違うことがあった。
それは、お弁当箱のことしか考えてなかった。
じゅりや珠理奈は私のことをチラチラ見てきた。
でも、関係ない。
珠理奈は頑張って私と話そうとしたみたいだ。
でも、今までしてきた数々の罪悪感から私と話すのは苦痛のようだった。
珠理奈は根は優しいのだ。
でも、小学校のころから人に流されやすいようだった。
私は6時間目まで無事に終えた。
その頃はままが優しかった。
そして血の繋がった父もいた。
確実に愛してくれていた。
私は父のお陰で幼稚園に通うことができた。
ままは私のことにこの頃からあまり興味を持ってなく幼稚園に行かせる必要は無いのじゃないかと言っていた。
けれど逆に父は幼稚園に行かせた方が良いのではと言っていた。
それのお陰もあって私は無事に幼稚園に通えたのだ。
父は確実に愛してくれていた。
ままは興味はないようだが暴力的なこともしてこなかった。
父がいればそれで良かったのだろう。
ある日のこと、私はままと二人でお買い物にいっていた。
そのときに一目惚れしたものがあった。
それは、お弁当箱だ。
キラキラしていてかわいい。
私がそれをずっと眺めていたらままが『買ってあげようか?』と言ってくれた。
こうして命より大切な物が私の元へやって来た。
それから私はお弁当はこれしか使わなかった。
ままは『これ好きなのね~!買ってよかったわぁ~🎵』と笑いながら言った。
私は笑ったままを見るのが好きだった。
それだけ大切なものが今、壊れて私の前にある。
「うぅっ、うわぁぁ、ぁあああぁぁ」
私は泣き崩れた。
周りがよく見えない。
周りは騒がしいがよく聞こえない。
パチンッッと乾いた音が聞こえてやっとの周りの音が、視界が、戻ってきた。
珠理奈がみくを平手打ちした音だった。
じゅりは泣きながらみくに暴言を吐いていた。
「あんたっ!なにしてんのよ?!やりすぎってわかんないの!?あれは!あの弁当箱は!一番大切にしていたものでしょう?!私たちさっきから止めたよね!?やめろって!!」
周りは「やり過ぎ~」とか「馬鹿なのかよ」等と色々言っている。
「ハァ?あんたたちも色々してたでしょ~?今さらなんなの?」
とみくが言った。
私は顔を洗いたいので洗い場にいった。
そのときにしっかりとお弁当箱も持っていった。
お弁当箱の中身を空けた。
すると、そこには色々入っていた。
玉子焼に、タコさんウィンナーそれから唐揚げ。
ご飯はゆかりだ。
……。太陽が作ってくれたのだろうか。
まま……それから太陽、ごめんなさい。
ひたすら涙が流れてきた。
とめて、それから席につかないと。
涙を止めて教室に入った。
自分の席に行き弁当箱を鞄のなかに丁寧に入れた。
みくはみんなに攻め立てられてはぶてたようだ。
私はいつもどうりに過ごす。
でも、たった一つだけ違うことがあった。
それは、お弁当箱のことしか考えてなかった。
じゅりや珠理奈は私のことをチラチラ見てきた。
でも、関係ない。
珠理奈は頑張って私と話そうとしたみたいだ。
でも、今までしてきた数々の罪悪感から私と話すのは苦痛のようだった。
珠理奈は根は優しいのだ。
でも、小学校のころから人に流されやすいようだった。
私は6時間目まで無事に終えた。
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