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本編
決着
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ギルド宿の扉が開かれた。俺たちは城門へと駆け出す。まだ学院の魔術師たちが残っており、足止め程度の攻防をしている様子であった。
冒険者ギルドの一団が城門に到達すると同時に鐘が鳴らされ、それを合図に学院の魔術師たちが退却を始める。ここからは俺たち冒険者ギルドが立ち向かう番だ。
「やっぱり普通の矢は通じねえみてえだな」
魔術師たちのしんがりではジャックの率いる狙撃部隊が弓矢による援護射撃をしていた。報告通り、飛竜は右翼だけ大きく損傷している。飛翔能力は削がれているようだったが、それでもまだ地には堕ちない。そして、右翼を狙う矢は見えない壁に弾き返されているようだった。
竜族が魔法、あるいはそれらを真似た術を使用する可能性については、襲撃前から議論が交わされていた。先遣隊の報告を聞く限り、魔力や法力の反応はなかったということだ。つまり、何らかの力で擬似的にそれを再現したものだと考えられる。その場合、魔法力の代わりに生命力を媒介にして行使しているという説が有力だった。
奴に対しては雷や冷気の魔法は通ったと報告があるので、おそらく物理的な攻撃を防ぐ法術である《障壁》の疑似再現であるように思われた。ただし本来の《障壁》は空間に固定されるものなので、奴のように動き回りながらも常に守られているというのは異質である。
中空を飛びまわる飛竜に戦士たちは手を出せない。弓矢などの飛び道具も通用しない。学院の誇る精鋭部隊ならまだしも、その部隊に加勢できなかった未熟な魔術師による生半可な魔法も通用しそうにない。とはいえ、奴は魔術師たちに煮え湯を飲まされたばかりである。未熟者といえども、そこに魔術師が存在すること自体が圧力になっているのかも知れない。それを理解してか、彼らはいつでも呪文を放てる体勢をとっている。
一方で、飛竜のほうも攻めあぐねているようである。既に炎の息を三回も続けて吐いたということなので力が戻っていないのか、あるいはガスの引火による口内爆発を警戒してのことだろうか。しかし飛竜には再生能力がある。このまま膠着状態が続けばいずれ力を取り戻し、消耗する一方の俺たちに勝ち目はなくなる。
俺に何かできることはないか考える。奴の《障壁》を破れるとしたら、同じ術を使える神官だろう。自身の生命力による法術の再現ということは、同じく法術を利用した反・生命力の呪文は効果があるのでないか。俺の法力は治療のために温存する方針だったが、このままでは皆の体力がいたずらに失われるだけである。ここは一か八か、勝負に出るべき場面だ。
俺は左手で見えない弓を構え、右手で見えない矢をつがえた。放つのは《大癒》の反転。俺が使える最大の回復呪文の反転だ。まずは一発撃ち込むと、貫通するには至らなかったものの明らかに手応えがあった。不可視だった球形の《障壁》の輪郭が浮かび上がったのである。
「ジャック!もう一発入れるから、同じところに撃ち込んでくれ!」
「おう!」
彼は矢筒から、グリフィンの羽で装飾されたとっておきの矢を取り出し、つがえる。そして俺の放った反転回復の光を見ると、それに重ねるように撃ち込む。反・生命力を帯びた鋼鉄の矢は、狙い通りに奴の《障壁》を貫通することに成功した。そのまま翼膜を貫くと、矢は空へ抜けていった。《障壁》が完全に消滅したのだ。
「今だ!ありったけの矢をくれてやれ!」
ギルドの斥候のうちの、約半数は狙撃隊としてこの部隊に加わっている。鉄の矢が嵐のように奴を襲う。無論、狙うのは損傷した右翼である。片方だけでも翼を落とすことができれば、奴を地に引きずり下ろすことができるはずだ。奴の翼は蜂の巣にされ、高度が次第に下がっていく。上がる歓声。
「油断するな!手を止めると再生してしまうぞ!なんとしても引きずり下ろすんだ!」
俺は号令をかけながら周囲に目を配る。誰かが重症を負ったら治癒するのは俺の役目なのだ。反転回復の射撃は、そのまま回復呪文の遠隔使用にも応用することができる。これがあるからこそ、前線で指揮をとりつつ治療も受け持つという、俺にしかできない役割を与えられたのだ。
狙撃部隊はひたすらに矢を撃ちかける。本来なら既に体力の限界に達しているころだろうが、未だに勢いが衰えない。それは後方に控えていた神官たちが前線に躍り出て、狙撃手たちの体力を回復しているからだ。真っ赤に腫れた右腕が瞬く間に治癒され、持てる限りの矢を撃ち尽くす勢いで猛攻撃を続ける。それが功を奏し、奴の高度が次第に下がっていった。
「今だ、ぶった斬れ!」
鬨の声を上げて戦士と斥候たちが走り出す。まだ体力のある狙撃部隊も弓を捨てて剣を握ってそれに加わる。しかし斥候たちはあくまで囮。撹乱するのが役目で、直接攻撃を仕掛けるのは戦士たちだ。
「鬼さんこちら、ってね!」
メリナが粘着性のタールを詰めた陶器の玉をスリングで投擲する。割れて中身が飛び出し、奴の顔を黒く染める。これで目を潰せれば儲けものだが、そうでなくとも確実に注意は反らせているようだ。今まさに地に堕ちようとする飛竜は、羽ばたきすらも忘れてメリナに突進するつもりだ。
「今度は私の番!」
ライラが飛び出し、メリナの肩を足場にして飛竜の頭に跳び乗るという離れ業を繰り出した。奴は突進を止め、目障りだとばかりに左の翼腕で払いのけようとするが、がら空きになった左脇に槍が突き立てられる。熟練の戦士に託された武器屋の秘蔵の品だ。ついに、奴の胴体から赤黒い血が吹き出した。よろめく頭から、ライラが鮮やかに着地をする。
うめく飛竜に向かって、朝日に輝く銀色の鎧の一団が殺到する。奴の右翼を目掛けて、きらめく剣や槍が何度も打ち付けられ、突き立てられる。ある者は爪で払いのけられ、またある者は尻尾で弾き返され、うめき声が聞こえるが致命傷には遠い。
「怯むな!俺が治す!」
直撃を受けた者に《中癒》を飛ばす。これ一つで動けるようになるまで癒えるかは微妙なところだが、後方支援の安心感があるだけでも士気は高まるものである。動けない者は、隙を見て若い神官たちが安全なところまで担ぎ出してくれる。
「どぉりゃあぁぁ!」
奴がよろめいた隙に、オリバーが地を蹴って高く飛び、さらに空中で一回転をする。その勢いのまま右翼の付け根を縦一文字に斬りつける!霧氷を帯びた氷の刃の一閃で、奴の翼は骨ごと断ち切られた。
「うおおおお!」
大歓声が上がる。凍結した断面は再生を許さないだろう。そもそも、切断された翼をまるごと再生できるかどうかは怪しいところだが。ともかく、この一撃で激痛に悶えた飛竜は地を転がり、偶然にも俺の目の前まで来た。
今なら、心臓を貫けるかも知れない。俺は剣を抜き、奴の胸に突き立てようとした。
……その時、俺は気づくべきだったのだ。目の前に奴が来たのは偶然ではないと。《障壁》を破った憎々しい存在に一撃を浴びせるためだったと。
奴は左の翼爪を突き立て、俺の心臓を貫こうとした。舞う鮮血。痛みはない。それもそのはず、奴が爪を突き立てたのは俺の前に飛び出した大きな狼、すなわち、ライラであった。
奴が俺を狙っていたことに彼女は気づいたのだろう。とっさに狼の姿に変身して俺の元まで駆けてきてくれたのだ。そして、俺の盾になると同時に、刺し違えるように奴の胸に噛みついた。牙が折れて口からも血が吹き出すも、そこにはどす黒い色が混じっていた。ライラの牙は奴の胸の鱗を貫き、皮膚まで傷が到達したようだ。
奴は、ライラを投げ捨てるかのように払い除けた。俺は今すぐ駆け寄りたかったが、ぐっとこらえて《大癒》を飛ばすだけにする。届いたかはわからないが、確認する余裕もない。俺は振り返らずに剣を構え、ライラが残してくれた傷跡目掛けて、真っ直ぐに突き刺した。
それはまるで、火であぶったナイフをバターの塊に突き立てたがごとく、何の抵抗もなしに奴の体の奥深くへと突き刺さっていった。一呼吸おいて、吹き出す灼熱の鮮血。
俺の記憶にあるのはここまでだった。
***
【一般用語集】
『しんがり』
部隊の最後尾のこと。退却の援護をする。
『膠着状態』
敵味方がお互いに決定打を欠いている状態。
『鬨の声』
士気を高めるために上げる声。開戦時や勝利後、あるいは攻め立てるべき場面で上げる。
冒険者ギルドの一団が城門に到達すると同時に鐘が鳴らされ、それを合図に学院の魔術師たちが退却を始める。ここからは俺たち冒険者ギルドが立ち向かう番だ。
「やっぱり普通の矢は通じねえみてえだな」
魔術師たちのしんがりではジャックの率いる狙撃部隊が弓矢による援護射撃をしていた。報告通り、飛竜は右翼だけ大きく損傷している。飛翔能力は削がれているようだったが、それでもまだ地には堕ちない。そして、右翼を狙う矢は見えない壁に弾き返されているようだった。
竜族が魔法、あるいはそれらを真似た術を使用する可能性については、襲撃前から議論が交わされていた。先遣隊の報告を聞く限り、魔力や法力の反応はなかったということだ。つまり、何らかの力で擬似的にそれを再現したものだと考えられる。その場合、魔法力の代わりに生命力を媒介にして行使しているという説が有力だった。
奴に対しては雷や冷気の魔法は通ったと報告があるので、おそらく物理的な攻撃を防ぐ法術である《障壁》の疑似再現であるように思われた。ただし本来の《障壁》は空間に固定されるものなので、奴のように動き回りながらも常に守られているというのは異質である。
中空を飛びまわる飛竜に戦士たちは手を出せない。弓矢などの飛び道具も通用しない。学院の誇る精鋭部隊ならまだしも、その部隊に加勢できなかった未熟な魔術師による生半可な魔法も通用しそうにない。とはいえ、奴は魔術師たちに煮え湯を飲まされたばかりである。未熟者といえども、そこに魔術師が存在すること自体が圧力になっているのかも知れない。それを理解してか、彼らはいつでも呪文を放てる体勢をとっている。
一方で、飛竜のほうも攻めあぐねているようである。既に炎の息を三回も続けて吐いたということなので力が戻っていないのか、あるいはガスの引火による口内爆発を警戒してのことだろうか。しかし飛竜には再生能力がある。このまま膠着状態が続けばいずれ力を取り戻し、消耗する一方の俺たちに勝ち目はなくなる。
俺に何かできることはないか考える。奴の《障壁》を破れるとしたら、同じ術を使える神官だろう。自身の生命力による法術の再現ということは、同じく法術を利用した反・生命力の呪文は効果があるのでないか。俺の法力は治療のために温存する方針だったが、このままでは皆の体力がいたずらに失われるだけである。ここは一か八か、勝負に出るべき場面だ。
俺は左手で見えない弓を構え、右手で見えない矢をつがえた。放つのは《大癒》の反転。俺が使える最大の回復呪文の反転だ。まずは一発撃ち込むと、貫通するには至らなかったものの明らかに手応えがあった。不可視だった球形の《障壁》の輪郭が浮かび上がったのである。
「ジャック!もう一発入れるから、同じところに撃ち込んでくれ!」
「おう!」
彼は矢筒から、グリフィンの羽で装飾されたとっておきの矢を取り出し、つがえる。そして俺の放った反転回復の光を見ると、それに重ねるように撃ち込む。反・生命力を帯びた鋼鉄の矢は、狙い通りに奴の《障壁》を貫通することに成功した。そのまま翼膜を貫くと、矢は空へ抜けていった。《障壁》が完全に消滅したのだ。
「今だ!ありったけの矢をくれてやれ!」
ギルドの斥候のうちの、約半数は狙撃隊としてこの部隊に加わっている。鉄の矢が嵐のように奴を襲う。無論、狙うのは損傷した右翼である。片方だけでも翼を落とすことができれば、奴を地に引きずり下ろすことができるはずだ。奴の翼は蜂の巣にされ、高度が次第に下がっていく。上がる歓声。
「油断するな!手を止めると再生してしまうぞ!なんとしても引きずり下ろすんだ!」
俺は号令をかけながら周囲に目を配る。誰かが重症を負ったら治癒するのは俺の役目なのだ。反転回復の射撃は、そのまま回復呪文の遠隔使用にも応用することができる。これがあるからこそ、前線で指揮をとりつつ治療も受け持つという、俺にしかできない役割を与えられたのだ。
狙撃部隊はひたすらに矢を撃ちかける。本来なら既に体力の限界に達しているころだろうが、未だに勢いが衰えない。それは後方に控えていた神官たちが前線に躍り出て、狙撃手たちの体力を回復しているからだ。真っ赤に腫れた右腕が瞬く間に治癒され、持てる限りの矢を撃ち尽くす勢いで猛攻撃を続ける。それが功を奏し、奴の高度が次第に下がっていった。
「今だ、ぶった斬れ!」
鬨の声を上げて戦士と斥候たちが走り出す。まだ体力のある狙撃部隊も弓を捨てて剣を握ってそれに加わる。しかし斥候たちはあくまで囮。撹乱するのが役目で、直接攻撃を仕掛けるのは戦士たちだ。
「鬼さんこちら、ってね!」
メリナが粘着性のタールを詰めた陶器の玉をスリングで投擲する。割れて中身が飛び出し、奴の顔を黒く染める。これで目を潰せれば儲けものだが、そうでなくとも確実に注意は反らせているようだ。今まさに地に堕ちようとする飛竜は、羽ばたきすらも忘れてメリナに突進するつもりだ。
「今度は私の番!」
ライラが飛び出し、メリナの肩を足場にして飛竜の頭に跳び乗るという離れ業を繰り出した。奴は突進を止め、目障りだとばかりに左の翼腕で払いのけようとするが、がら空きになった左脇に槍が突き立てられる。熟練の戦士に託された武器屋の秘蔵の品だ。ついに、奴の胴体から赤黒い血が吹き出した。よろめく頭から、ライラが鮮やかに着地をする。
うめく飛竜に向かって、朝日に輝く銀色の鎧の一団が殺到する。奴の右翼を目掛けて、きらめく剣や槍が何度も打ち付けられ、突き立てられる。ある者は爪で払いのけられ、またある者は尻尾で弾き返され、うめき声が聞こえるが致命傷には遠い。
「怯むな!俺が治す!」
直撃を受けた者に《中癒》を飛ばす。これ一つで動けるようになるまで癒えるかは微妙なところだが、後方支援の安心感があるだけでも士気は高まるものである。動けない者は、隙を見て若い神官たちが安全なところまで担ぎ出してくれる。
「どぉりゃあぁぁ!」
奴がよろめいた隙に、オリバーが地を蹴って高く飛び、さらに空中で一回転をする。その勢いのまま右翼の付け根を縦一文字に斬りつける!霧氷を帯びた氷の刃の一閃で、奴の翼は骨ごと断ち切られた。
「うおおおお!」
大歓声が上がる。凍結した断面は再生を許さないだろう。そもそも、切断された翼をまるごと再生できるかどうかは怪しいところだが。ともかく、この一撃で激痛に悶えた飛竜は地を転がり、偶然にも俺の目の前まで来た。
今なら、心臓を貫けるかも知れない。俺は剣を抜き、奴の胸に突き立てようとした。
……その時、俺は気づくべきだったのだ。目の前に奴が来たのは偶然ではないと。《障壁》を破った憎々しい存在に一撃を浴びせるためだったと。
奴は左の翼爪を突き立て、俺の心臓を貫こうとした。舞う鮮血。痛みはない。それもそのはず、奴が爪を突き立てたのは俺の前に飛び出した大きな狼、すなわち、ライラであった。
奴が俺を狙っていたことに彼女は気づいたのだろう。とっさに狼の姿に変身して俺の元まで駆けてきてくれたのだ。そして、俺の盾になると同時に、刺し違えるように奴の胸に噛みついた。牙が折れて口からも血が吹き出すも、そこにはどす黒い色が混じっていた。ライラの牙は奴の胸の鱗を貫き、皮膚まで傷が到達したようだ。
奴は、ライラを投げ捨てるかのように払い除けた。俺は今すぐ駆け寄りたかったが、ぐっとこらえて《大癒》を飛ばすだけにする。届いたかはわからないが、確認する余裕もない。俺は振り返らずに剣を構え、ライラが残してくれた傷跡目掛けて、真っ直ぐに突き刺した。
それはまるで、火であぶったナイフをバターの塊に突き立てたがごとく、何の抵抗もなしに奴の体の奥深くへと突き刺さっていった。一呼吸おいて、吹き出す灼熱の鮮血。
俺の記憶にあるのはここまでだった。
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