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本編
運命
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エレナは、ライラが退席するのを待っていたかのように神狼族の話をした。おそらく、ある程度は気づいているのだろう。
神狼族。豊穣神の化身にして、神と人との仲立ち。神殿で修行していた俺ですらも知らなかった秘された教義に記された伝承だ。それを、なぜエレナが知っているのだろうか。
「エルフの村や学院の蔵書の記録を照らし合わせてわかったんだけど、伝承にある『聖剣の勇者』というのは、本来は『神狼の巫女』と対になる存在なのよ」
「なんだって?!」
「この剣、預からせてもらっていたんだけどな」
イザが鞘に入った剣を取り出す。俺が飛竜にとどめを刺した剣だ。
「ちょっと抜いてみてくれるか?」
「ああ」
俺はゆっくりと剣を抜く。驚いたことに、その刀身は飛竜の血を吸ったかのように赤黒く変色していた。
「驚いたな。奴の体内で朽ち果てたかと思っていたんだが、刃こぼれ一つしていない」
「学院でも色々調べてみた上で私なりの仮説を立ててみたの。この剣は飛竜の体内で鍛え直されているわ」
「……どういうことだ?」
「人や獣でも、血の中に鉄が含まれていることはあなたも知っているでしょう」
「ああ」
錆びた鉄を舐めると血の味がするが実際は逆で、血が鉄の味をしているのだ。
「まして飛竜の血ともなれば、未知の鉱物が含まれていても不思議じゃないわ。それにあの巨体に血を巡らせるくらいだから、心臓には物凄い力がかかっているはずよ」
「つまり、飛竜の心臓の高圧と、血液に含まれる未知の鉱物が俺の剣を変成させたということか?」
「そう。でも、それだけでこんなにうまくいくとは思えない。ほら、刃こぼれ一つないし……それにこの剣、なにかに似ていると思わない?」
飛竜殺しの剣を改めて見分する。峰の部分が漆黒で、刃の部分に近づくにつれて赤みを増している。これはまるで、アランが引き抜いた青白い『聖剣』の色をすっかり正反対にしたようなものではないか。
「これはきっと、『聖剣』の一種、おそらく対になるような存在と見ているわ。神狼族との関わりに心当たりはないかしら」
俺が飛竜に剣を突き立てたのは、ライラが噛みついた傷跡である。その傷には彼女自身の鮮血もこびりついていた。
「豊穣神は大地の全ての恵みを司る。人も、獣も、草木も、石や金属さえも……」
エルが、教えの一節を口にする。ライラは豊穣神の使い、大地の神の恵みを人に伝える仲立ち、聖剣の勇者の導き手。俺の中でも、おぼろげながらに一つの線が繋がっていく。
「もう夜も遅い。明日、俺とエルは神殿に顔を出すつもりだが、二人も付いてきてくれるか」
「ええ、もちろん」
こうして俺たちは解散して、それぞれの寝床へと引き上げた。
**
「おはよう、トム、エル!」
夜が明けて、食堂でライラたちと合流した。昨夜は2つ部屋をとり、男部屋と女部屋に分けていた。冒険者なら相部屋は当たり前なのだが、なんとなくエルを無防備なライラのそばに置いておきたくないと思ったのだ。
「さっき変身するところを見せてもらったんだけど、本当にライラって人狼なのね」
エレナが小声で言う。
「大丈夫だ。彼女が何者であっても仲間であることに変わりはない」
イザが後押しする。そうだ、我々はすでにエルフという異種族とも交流しているではないか。共に歩めるのであれば種族を理由に迫害する理由などあるはずがない。
「トムさん!もう具合は大丈夫なんですね!」
俺を見つけたポールが嬉しそうに声をかけてくる。そういえば彼は、迎撃戦においては付与魔術に専念しており現場は見ていない。ライラのことはいずれ話しておく必要があるだろう。
「あなたがポールね?付与魔術の達人と聞いているわ」
「……わっ!も、もしかしてエレナさんですか?」
憧れの先輩に話しかけられて慌てふためいている。
「詳しい話をぜひ聞いてみたいわ。でも今日はやることが一杯あるから、また今度ね」
そう言ってウインクを飛ばす。あまり変な勘違いはさせないでくれよ。
ともかくも食事を済ませると、予定通り5人で神殿へと向かった。ポールは例によって朝から手習いがあるという。今の段階で連れていくには時期尚早だと思っていたので都合がよかった。
**
「トムさん、お話は伺っております。よくぞご無事で!」
若い神官から声をかけられた。おおかた、昨日酒場にいた冒険者の神官から既に話を聞いていたのだろう。
「あなたが倒れた後、我ら神官たちで手を尽くしたのですが痛みの緩和が精一杯でした。エルさんに来ていただかなければどうなっていたことか……」
神官長殿を始めとして《完治》の呪文を習得している者自体は何人かいる。しかし心身ともに強い負担がかかるこの法術を、大掛かりな儀式や犠牲などを用いずに実践可能な者というのは極めて限られる。犠牲を捧げるのは最後の手段であり、まして神殿に所属していた身内を助けるために行うのは教義にも道義にも反している。
「こちらへお越しになることは承知しておりました。神官長殿がお待ちです。どうぞ中へ」
*
「トム!再び元気な顔を見せてくれて、わしは嬉しいぞ!」
「すみません。神官長殿には昔からご心配ばかりおかけいたしまして」
「よいよい、手のかかる子ほどかわいいものよ。飛竜討伐での活躍は聞いておるぞ。すっかり戦士としても一人前になったようじゃの」
「エル!よくぞトムを治療してくれた。お前はわが神殿が誇る最高の癒やし手じゃ!」
「恐悦至極です。それに、しばらく顔もお見せできなかった非礼を詫びさせてください」
「わしのことなど構うでない。これからも世のためにその力を存分に振るうがよい」
神官長殿は愛弟子達の手を取り、涙を流しながら功労をねぎらってくれた。
*
「……それで、まずは何から話せばいいのかのう」
「ライラの処遇です。彼女が狼になるところを多くの者に見られたと思いますが、なにか問題はないのでしょうか」
「ああ、それならば気にする必要はないぞ。友好的な種族であると神殿として表明したからの」
冒険者の活動によって人間の活動範囲が広がったことで、エルフやドワーフなどと呼ばれる種族と接触する機会が増えている。直接的に交流したという人は多くはないが、その存在は誰もが認めるところなっている。
そして言語も通じる友好的な種族として、人間と同等の扱いをするべきだという通達が、神殿や領主たちの合意のもと国中に広められている。これは人道的な立場というよりも、未知の存在を不用意に敵に回すのは避けたいという打算的な意向が大きいようではあるが。
「ライラの種族については、豊穣神の末裔として神殿のお墨付きを与えた」
「でも、私としては特別扱いはしてほしくないから、ギルドでは種族について触れないようにってマスターがみんなにお願いしてくれたの」
つまり、彼女は冒険者ギルド内では普通の人間として、対外的には(必要とあらば)豊穣神の末裔である友好異種族として振る舞うことになる。種族を理由として彼女を不当に扱うことは、つまり神殿勢力に敵対することを意味する。これは破格の扱いとも言えた。
*
「もう一つ伺いたいのは、神狼族……ライラと聖剣の関係です」
エレナが口を開く。
「これが飛竜の心臓を貫いた私の剣なのですが……失礼します」
俺は剣をテーブルの上に置き、ゆっくりと鞘を抜いた。
「なんと!」
「アランの聖剣にそっくりだと思いませんか?」
「ふーむ……」
しばし、神官長殿が考えを巡らせる。
「『聖剣の勇者を導く神狼の巫女』という伝承、あなた方の神殿にも伝わっていることかと存じます」
「確かに。正式な経典というわけではないが、民間伝承の一つとして把握しておる」
「これは私なりに考えたことなのですが、本来であればライラは私たち、つまり聖剣の勇者であるアランと合流するはずだったのではないでしょうか」
ライラを誘拐した連中か、その馬車を襲ったトロルか、あるいは逃げた先の森で遭遇した俺か。いずれか、あるいはその全てによって、運命の歯車が少しずつ狂ったということだろうか。
「この子……豊穣神の巫女ライラと、『聖剣』が2つ揃って初めて『禁断の地』を開くと伝わります」
「確かにのぉ……。実はアラン君の『聖剣』を見た時、お二方のどちらかが『神狼の巫女』だと思っておったのじゃよ。まさか、本当に神狼族の娘が見つかるとは思わんでな」
神官長殿はエレナとイザの顔を見ながらそう言った。イザは照れくさそうに顔を背ける。特にイザは俺たちと行動をともにする以前は「一匹狼」なんて二つ名で呼ばれていた。
「トムの剣は、神狼の巫女と飛竜の心臓によって奇跡的に生み出された第二の『聖剣』。つまり、トムは第二の『聖剣の勇者』であると考えます」
「なんだって?!俺が勇者だと!?」
「ええ。いずれにせよあなたは飛竜殺しの英雄なんだから。運命を受け入れなさい」
俺がライラの「ご主人さま」になった時から、この運命は動き出していたのだろう。俺はライラの導き手であると同時に、彼女に導かれてここまでたどり着いたのかも知れない。
「しかし、聖剣の勇者に神狼の巫女。まさに伝承どおりの形になるとはのぅ」
神官長殿はそう言ってため息を付く。何かを言いよどんでいるようにも見える。俺はこの伝承を具体的に知るわけでは無いが、勇者と巫女には悲劇的な結末が待ち受けていることを暗示させた。
「まだ、心配するには尚早です。私の考えが正しければ、運命に対してもう一つの奇跡が生まれているはずです。それを確認するために、これからゴルド卿の領地へと向かいます」
神狼族。豊穣神の化身にして、神と人との仲立ち。神殿で修行していた俺ですらも知らなかった秘された教義に記された伝承だ。それを、なぜエレナが知っているのだろうか。
「エルフの村や学院の蔵書の記録を照らし合わせてわかったんだけど、伝承にある『聖剣の勇者』というのは、本来は『神狼の巫女』と対になる存在なのよ」
「なんだって?!」
「この剣、預からせてもらっていたんだけどな」
イザが鞘に入った剣を取り出す。俺が飛竜にとどめを刺した剣だ。
「ちょっと抜いてみてくれるか?」
「ああ」
俺はゆっくりと剣を抜く。驚いたことに、その刀身は飛竜の血を吸ったかのように赤黒く変色していた。
「驚いたな。奴の体内で朽ち果てたかと思っていたんだが、刃こぼれ一つしていない」
「学院でも色々調べてみた上で私なりの仮説を立ててみたの。この剣は飛竜の体内で鍛え直されているわ」
「……どういうことだ?」
「人や獣でも、血の中に鉄が含まれていることはあなたも知っているでしょう」
「ああ」
錆びた鉄を舐めると血の味がするが実際は逆で、血が鉄の味をしているのだ。
「まして飛竜の血ともなれば、未知の鉱物が含まれていても不思議じゃないわ。それにあの巨体に血を巡らせるくらいだから、心臓には物凄い力がかかっているはずよ」
「つまり、飛竜の心臓の高圧と、血液に含まれる未知の鉱物が俺の剣を変成させたということか?」
「そう。でも、それだけでこんなにうまくいくとは思えない。ほら、刃こぼれ一つないし……それにこの剣、なにかに似ていると思わない?」
飛竜殺しの剣を改めて見分する。峰の部分が漆黒で、刃の部分に近づくにつれて赤みを増している。これはまるで、アランが引き抜いた青白い『聖剣』の色をすっかり正反対にしたようなものではないか。
「これはきっと、『聖剣』の一種、おそらく対になるような存在と見ているわ。神狼族との関わりに心当たりはないかしら」
俺が飛竜に剣を突き立てたのは、ライラが噛みついた傷跡である。その傷には彼女自身の鮮血もこびりついていた。
「豊穣神は大地の全ての恵みを司る。人も、獣も、草木も、石や金属さえも……」
エルが、教えの一節を口にする。ライラは豊穣神の使い、大地の神の恵みを人に伝える仲立ち、聖剣の勇者の導き手。俺の中でも、おぼろげながらに一つの線が繋がっていく。
「もう夜も遅い。明日、俺とエルは神殿に顔を出すつもりだが、二人も付いてきてくれるか」
「ええ、もちろん」
こうして俺たちは解散して、それぞれの寝床へと引き上げた。
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「おはよう、トム、エル!」
夜が明けて、食堂でライラたちと合流した。昨夜は2つ部屋をとり、男部屋と女部屋に分けていた。冒険者なら相部屋は当たり前なのだが、なんとなくエルを無防備なライラのそばに置いておきたくないと思ったのだ。
「さっき変身するところを見せてもらったんだけど、本当にライラって人狼なのね」
エレナが小声で言う。
「大丈夫だ。彼女が何者であっても仲間であることに変わりはない」
イザが後押しする。そうだ、我々はすでにエルフという異種族とも交流しているではないか。共に歩めるのであれば種族を理由に迫害する理由などあるはずがない。
「トムさん!もう具合は大丈夫なんですね!」
俺を見つけたポールが嬉しそうに声をかけてくる。そういえば彼は、迎撃戦においては付与魔術に専念しており現場は見ていない。ライラのことはいずれ話しておく必要があるだろう。
「あなたがポールね?付与魔術の達人と聞いているわ」
「……わっ!も、もしかしてエレナさんですか?」
憧れの先輩に話しかけられて慌てふためいている。
「詳しい話をぜひ聞いてみたいわ。でも今日はやることが一杯あるから、また今度ね」
そう言ってウインクを飛ばす。あまり変な勘違いはさせないでくれよ。
ともかくも食事を済ませると、予定通り5人で神殿へと向かった。ポールは例によって朝から手習いがあるという。今の段階で連れていくには時期尚早だと思っていたので都合がよかった。
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「トムさん、お話は伺っております。よくぞご無事で!」
若い神官から声をかけられた。おおかた、昨日酒場にいた冒険者の神官から既に話を聞いていたのだろう。
「あなたが倒れた後、我ら神官たちで手を尽くしたのですが痛みの緩和が精一杯でした。エルさんに来ていただかなければどうなっていたことか……」
神官長殿を始めとして《完治》の呪文を習得している者自体は何人かいる。しかし心身ともに強い負担がかかるこの法術を、大掛かりな儀式や犠牲などを用いずに実践可能な者というのは極めて限られる。犠牲を捧げるのは最後の手段であり、まして神殿に所属していた身内を助けるために行うのは教義にも道義にも反している。
「こちらへお越しになることは承知しておりました。神官長殿がお待ちです。どうぞ中へ」
*
「トム!再び元気な顔を見せてくれて、わしは嬉しいぞ!」
「すみません。神官長殿には昔からご心配ばかりおかけいたしまして」
「よいよい、手のかかる子ほどかわいいものよ。飛竜討伐での活躍は聞いておるぞ。すっかり戦士としても一人前になったようじゃの」
「エル!よくぞトムを治療してくれた。お前はわが神殿が誇る最高の癒やし手じゃ!」
「恐悦至極です。それに、しばらく顔もお見せできなかった非礼を詫びさせてください」
「わしのことなど構うでない。これからも世のためにその力を存分に振るうがよい」
神官長殿は愛弟子達の手を取り、涙を流しながら功労をねぎらってくれた。
*
「……それで、まずは何から話せばいいのかのう」
「ライラの処遇です。彼女が狼になるところを多くの者に見られたと思いますが、なにか問題はないのでしょうか」
「ああ、それならば気にする必要はないぞ。友好的な種族であると神殿として表明したからの」
冒険者の活動によって人間の活動範囲が広がったことで、エルフやドワーフなどと呼ばれる種族と接触する機会が増えている。直接的に交流したという人は多くはないが、その存在は誰もが認めるところなっている。
そして言語も通じる友好的な種族として、人間と同等の扱いをするべきだという通達が、神殿や領主たちの合意のもと国中に広められている。これは人道的な立場というよりも、未知の存在を不用意に敵に回すのは避けたいという打算的な意向が大きいようではあるが。
「ライラの種族については、豊穣神の末裔として神殿のお墨付きを与えた」
「でも、私としては特別扱いはしてほしくないから、ギルドでは種族について触れないようにってマスターがみんなにお願いしてくれたの」
つまり、彼女は冒険者ギルド内では普通の人間として、対外的には(必要とあらば)豊穣神の末裔である友好異種族として振る舞うことになる。種族を理由として彼女を不当に扱うことは、つまり神殿勢力に敵対することを意味する。これは破格の扱いとも言えた。
*
「もう一つ伺いたいのは、神狼族……ライラと聖剣の関係です」
エレナが口を開く。
「これが飛竜の心臓を貫いた私の剣なのですが……失礼します」
俺は剣をテーブルの上に置き、ゆっくりと鞘を抜いた。
「なんと!」
「アランの聖剣にそっくりだと思いませんか?」
「ふーむ……」
しばし、神官長殿が考えを巡らせる。
「『聖剣の勇者を導く神狼の巫女』という伝承、あなた方の神殿にも伝わっていることかと存じます」
「確かに。正式な経典というわけではないが、民間伝承の一つとして把握しておる」
「これは私なりに考えたことなのですが、本来であればライラは私たち、つまり聖剣の勇者であるアランと合流するはずだったのではないでしょうか」
ライラを誘拐した連中か、その馬車を襲ったトロルか、あるいは逃げた先の森で遭遇した俺か。いずれか、あるいはその全てによって、運命の歯車が少しずつ狂ったということだろうか。
「この子……豊穣神の巫女ライラと、『聖剣』が2つ揃って初めて『禁断の地』を開くと伝わります」
「確かにのぉ……。実はアラン君の『聖剣』を見た時、お二方のどちらかが『神狼の巫女』だと思っておったのじゃよ。まさか、本当に神狼族の娘が見つかるとは思わんでな」
神官長殿はエレナとイザの顔を見ながらそう言った。イザは照れくさそうに顔を背ける。特にイザは俺たちと行動をともにする以前は「一匹狼」なんて二つ名で呼ばれていた。
「トムの剣は、神狼の巫女と飛竜の心臓によって奇跡的に生み出された第二の『聖剣』。つまり、トムは第二の『聖剣の勇者』であると考えます」
「なんだって?!俺が勇者だと!?」
「ええ。いずれにせよあなたは飛竜殺しの英雄なんだから。運命を受け入れなさい」
俺がライラの「ご主人さま」になった時から、この運命は動き出していたのだろう。俺はライラの導き手であると同時に、彼女に導かれてここまでたどり着いたのかも知れない。
「しかし、聖剣の勇者に神狼の巫女。まさに伝承どおりの形になるとはのぅ」
神官長殿はそう言ってため息を付く。何かを言いよどんでいるようにも見える。俺はこの伝承を具体的に知るわけでは無いが、勇者と巫女には悲劇的な結末が待ち受けていることを暗示させた。
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