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本編
ブータン料理?!エマダツィ風カチョエペペ
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「おはようございます!すっかり暖かくなりましたねえ」
「おはよう」
今日も俺の部屋にやってきた後輩女子。長袖の服を着て、少し汗ばんでいた。
「うちを出る時は寒いくらいだったんですけど、ちょっと厚着だったかもですね」
「寒暖差が激しいからな。俺もこの時期は鼻の調子が悪くなったりするぞ」
「あ、そうだこれお土産です」
そう言って彼女は断熱バッグから、保冷剤とともにタッパーを取り出す。
「冷凍した青唐辛子です。あとタッパーと保冷剤も先輩から借りてたやつですね」
ミートソースで作ったカレーを持たせた時のやつか。すっかり忘れていた。
「友達が家庭菜園で作って去年の秋に収穫したやつなんですけど、思ったよりたくさん獲れて持て余してるみたいなので。辛いの好きな先輩がいるって言ったら分けてくれました」
「ありがたいな!唐辛子は干して保存することが多いけど冷凍か。それなら野菜感覚で使えるな。……さっそく食べてみるか?」
「はい!私も辛いものの気分だったので!何を作ってくれるんですか?」
「エマダツィ風カチョエペペだ!」
目を輝かせた彼女に、俺は今思いついた料理名で答えた。
「エ、エマ……?今なんて言いました?」
「エマダツィってのはブータン料理の唐辛子のチーズ煮込み、カチョエペペはイタリア伝統の、最もシンプルなチーズソースだな」
「ブータン料理??なんか全然聞いたことのないやつなんですけど……まあ先輩なら大丈夫ですよね」
「ああ、俺もちゃんとしたブータン料理は食べたことがないけど、シンプルな家庭料理だからな」
青唐辛子と野菜のチーズ煮込み。それこそ日本の味噌汁のように、家庭や季節によって作り方は様々なのだろう。
*
俺は材料を用意する。玉ねぎと、今日はチューブではなく生のニンニク。それにスライスチーズだ。
「あ、今日はまだパスタは茹でなくていいぞ」
いつものように鍋を用意しようとした後輩を止める。
「もしかしてワンパン料理ですか?」
「だな!」
言いながらまな板を出して、材料を刻み始めた。
「青唐辛子は輪切りでもいいんだけど、見栄えがするから縦に4等分してみようか」
大ぶりのやつを思い切って4本取り出し、残りを冷凍庫にしまう。お互い、辛いのには強いほうだから大丈夫だろう。
「あとは玉ねぎは半分にして、縦に薄く切って、と。ニンニクは千切りにしてみるか」
「今日はチューブじゃないんですね。芽は使わないんですか?」
俺がニンニクの芽を取り除いているのを見て後輩が言う。
「芽は焦げやすいから、分けておいて後から入れるんだ」
ニンニクの芽はれっきとした野菜である。有毒であるジャガイモの芽などと混同して食べない人もいるが、それは大きな間違いである。
*
フライパンにオリーブオイルを引き、ニンニク、玉ねぎ、青唐辛子を炒める。
「ブータンでは唐辛子は野菜扱いという話だ。乾燥させずに生のままで冷凍した唐辛子なら、野菜感覚で使えると思ったからこれを作るのを思いついたんだ」
「確かに、こうやって見るとピーマンや獅子唐みたいですねえ」
「分類的には唐辛子の仲間だからな。栽培すると交雑もよく起こるらしい」
家庭菜園の唐辛子の辛さが安定しないのは、自家採種で雑種が生まれやすいからだという。
「さてと、炒まってきたかな」
俺は計量カップで550ミリリットルの水を計ってフライパンに入れる。
「ワンパン調理は水加減が大事だからな。今回みたいな汁ありなら、基本的には乾麺の重量に対して2倍プラス150から始めて、様子を見ながら足していくのがコツだ」
調理環境によって必要な水の量というのはかなり変わる。例えば火を使う場合はIHと比べてより多くの水が必要になる印象である。
「今日は結束タイプのパスタだからきっちり200グラムにするぞ」
1.4ミリのスパゲッティーニを2束分、半分に折って、沸いた湯の中に投入する。
「くっつかないようによく混ぜるようにするんですよね」
少量の湯の中に半分に折って入れると、結着してうまく茹で上がらないことがある。菜箸などを使ってほぐしていくのが大事である。
*
「カチョエペペの『ぺぺ』ってペペロンチーノと一緒ですか?」
茹でている間、後輩が聞いてきた。
「ペペロンチーノは唐辛子、カチョエペペのぺぺは胡椒のことだ。まあ、語源は同じだろうな。英語で言えばペッパーだし、日本でも柚子胡椒には唐辛子を使う」
そう。カチョエペペは本来は胡椒を使うのだが、俺はエマダツィに合わせて青唐辛子にアレンジしている。
「思い出したんですけど、アメリカ大陸についたコロンブスが唐辛子を胡椒だと勘違いしたって話ですよね?」
「そう、だから英語でレッドペッパー、つまり『赤い胡椒』って呼ぶんだよな」
唐辛子はアメリカ大陸原産で、かつてユーラシア大陸には存在もしなかった。それが海を越え、遥かヒマラヤの山奥にまで流れ着いて、郷土料理に欠かせない素材として根付いたというのは壮大な話である。
*
「さてと、あと1分か。ちょっと水分が足りなくなってきたから足して、と」
俺はケトルから出したお湯を少しずつ注ぎ、茹で汁がひたひたのソース状になるくらいに調節した。
「いよいよ仕上げだ。チーズと塩で味付けするぞ」
「結構がっつり行くんですね」
チーズはパスタの半量が目安。今回はスライスチーズ6枚で100グラム弱。これを二人でちぎりながら入れていく。塩は事前に計っておき、チーズの塩分と合わせて二人分で6グラムにする。ついでに取り分けておいたニンニクの芽も入れる。
「とろけてきましたねぇ」
チーズがお湯に溶けてソース状になるので、パスタに絡ませながら仕上げていく。
「よし、こんなもんか!」
ソースと一体化したパスタをそれぞれの皿に取り分ける。
*
「いただきまーす!……うん、思ったよりは辛くないかも」
「玉ねぎの甘味とチーズのコクがあるからな」
乳製品はバリアのような働きをして辛さを緩和する効果がある。
「ああ、やっぱり辛いというか、後からお腹がぽかぽかしてくるやつですね」
額に汗を浮かべながら後輩が言う。メイクはしていないようだ。ハンカチでぬぐいながら黙々と食べ続ける。
「熱くなってきちゃった」
彼女はそう言うと、長袖のカーディガンを脱ぐ。下は普通のTシャツ姿とはいえ、一瞬ドキッとする。
**
「ごちそうさまでした!今日もおいしかったです。唐辛子はまだまだあるから私も作ってみようかなって」
「今回の料理、簡単なようでポイントがあってな。まずはパスタとチーズの種類選びが重要だ」
「やっぱりいいやつを使うってことですか?」
「いや、むしろその逆だ。基本的に安物を使ったほうがうまくいく」
食材は高価なものが必ずしも優れているとは限らない。目的によって使い分けることが大事なのだ。
「まずはパスタだ。スパゲッティみたいな乾麺には、伝統的なブロンズの器具を使ったタイプと、テフロン加工の器具で作ったタイプがあるんだが、今日みたいなワンパン調理に向くのはテフロンダイスのほうだ」
そう言って、俺は格安の証であるトップバリュの黄色ラベルが付いたスパゲッティを見せた。
「次にチーズだな。これはセルロースを含まないプロセスチーズが望ましい。平たく言えば普通のスライスチーズで十分だ」
「セルロースって、繊維質ですよね?チーズに入ってるんですか?」
「ああ。例えばピザ用チーズは結着防止のためにセルロースを添加したナチュラルチーズが一般的だな。原材料を見れば書いてあるからチェックしてみるといいぞ」
俺は添加物としてのセルロースを全く気にしていないが、食感の観点から避けるべき場面はあると考えている。
「セルロースが入ってると都合が悪いんですか?」
「不溶性の繊維だから、水分に溶け切らずに食感の悪い部分が残りやすい。まあ食えないってほどじゃないけどな。本来は食物繊維だから体にもいいと思うし」
「なかなか奥が深いですね。私、お得用のピザ用チーズを冷凍して使ってるから比べてみようっと」
手作りだからこそ、安い食材を上手に使い分ける工夫が生きてくる。単なる「パスタ」や「チーズ」で終わらせずに、一つ一つの材料を見る目の解像度を高めていくだけでも、金をかけずに食生活はぐんと豊かになる。
**
「今日も美味しかったです。それに、色々勉強になりました。また何かおすそ分けすることもあると思うので、その時はまたよろしくお願いしますね。それじゃ、また!」
「ああ、気をつけて帰れよ!」
今日も俺は彼女を見送る。最初は成り行きで昼飯を作ってやるような流れだったが、いつの間にか持ちつ持たれつ、ギブアンドテイクの関係が成立しているのがなんだか嬉しい。
そうだ。唐辛子をくれた後輩の友達に何かお返しをしなくちゃな。さすがに会ったこともない人に手料理というわけにもいかないだろう。午後から食材探しのついでに、お返しになるようなものでも買ってこようかと思うのであった。
「おはよう」
今日も俺の部屋にやってきた後輩女子。長袖の服を着て、少し汗ばんでいた。
「うちを出る時は寒いくらいだったんですけど、ちょっと厚着だったかもですね」
「寒暖差が激しいからな。俺もこの時期は鼻の調子が悪くなったりするぞ」
「あ、そうだこれお土産です」
そう言って彼女は断熱バッグから、保冷剤とともにタッパーを取り出す。
「冷凍した青唐辛子です。あとタッパーと保冷剤も先輩から借りてたやつですね」
ミートソースで作ったカレーを持たせた時のやつか。すっかり忘れていた。
「友達が家庭菜園で作って去年の秋に収穫したやつなんですけど、思ったよりたくさん獲れて持て余してるみたいなので。辛いの好きな先輩がいるって言ったら分けてくれました」
「ありがたいな!唐辛子は干して保存することが多いけど冷凍か。それなら野菜感覚で使えるな。……さっそく食べてみるか?」
「はい!私も辛いものの気分だったので!何を作ってくれるんですか?」
「エマダツィ風カチョエペペだ!」
目を輝かせた彼女に、俺は今思いついた料理名で答えた。
「エ、エマ……?今なんて言いました?」
「エマダツィってのはブータン料理の唐辛子のチーズ煮込み、カチョエペペはイタリア伝統の、最もシンプルなチーズソースだな」
「ブータン料理??なんか全然聞いたことのないやつなんですけど……まあ先輩なら大丈夫ですよね」
「ああ、俺もちゃんとしたブータン料理は食べたことがないけど、シンプルな家庭料理だからな」
青唐辛子と野菜のチーズ煮込み。それこそ日本の味噌汁のように、家庭や季節によって作り方は様々なのだろう。
*
俺は材料を用意する。玉ねぎと、今日はチューブではなく生のニンニク。それにスライスチーズだ。
「あ、今日はまだパスタは茹でなくていいぞ」
いつものように鍋を用意しようとした後輩を止める。
「もしかしてワンパン料理ですか?」
「だな!」
言いながらまな板を出して、材料を刻み始めた。
「青唐辛子は輪切りでもいいんだけど、見栄えがするから縦に4等分してみようか」
大ぶりのやつを思い切って4本取り出し、残りを冷凍庫にしまう。お互い、辛いのには強いほうだから大丈夫だろう。
「あとは玉ねぎは半分にして、縦に薄く切って、と。ニンニクは千切りにしてみるか」
「今日はチューブじゃないんですね。芽は使わないんですか?」
俺がニンニクの芽を取り除いているのを見て後輩が言う。
「芽は焦げやすいから、分けておいて後から入れるんだ」
ニンニクの芽はれっきとした野菜である。有毒であるジャガイモの芽などと混同して食べない人もいるが、それは大きな間違いである。
*
フライパンにオリーブオイルを引き、ニンニク、玉ねぎ、青唐辛子を炒める。
「ブータンでは唐辛子は野菜扱いという話だ。乾燥させずに生のままで冷凍した唐辛子なら、野菜感覚で使えると思ったからこれを作るのを思いついたんだ」
「確かに、こうやって見るとピーマンや獅子唐みたいですねえ」
「分類的には唐辛子の仲間だからな。栽培すると交雑もよく起こるらしい」
家庭菜園の唐辛子の辛さが安定しないのは、自家採種で雑種が生まれやすいからだという。
「さてと、炒まってきたかな」
俺は計量カップで550ミリリットルの水を計ってフライパンに入れる。
「ワンパン調理は水加減が大事だからな。今回みたいな汁ありなら、基本的には乾麺の重量に対して2倍プラス150から始めて、様子を見ながら足していくのがコツだ」
調理環境によって必要な水の量というのはかなり変わる。例えば火を使う場合はIHと比べてより多くの水が必要になる印象である。
「今日は結束タイプのパスタだからきっちり200グラムにするぞ」
1.4ミリのスパゲッティーニを2束分、半分に折って、沸いた湯の中に投入する。
「くっつかないようによく混ぜるようにするんですよね」
少量の湯の中に半分に折って入れると、結着してうまく茹で上がらないことがある。菜箸などを使ってほぐしていくのが大事である。
*
「カチョエペペの『ぺぺ』ってペペロンチーノと一緒ですか?」
茹でている間、後輩が聞いてきた。
「ペペロンチーノは唐辛子、カチョエペペのぺぺは胡椒のことだ。まあ、語源は同じだろうな。英語で言えばペッパーだし、日本でも柚子胡椒には唐辛子を使う」
そう。カチョエペペは本来は胡椒を使うのだが、俺はエマダツィに合わせて青唐辛子にアレンジしている。
「思い出したんですけど、アメリカ大陸についたコロンブスが唐辛子を胡椒だと勘違いしたって話ですよね?」
「そう、だから英語でレッドペッパー、つまり『赤い胡椒』って呼ぶんだよな」
唐辛子はアメリカ大陸原産で、かつてユーラシア大陸には存在もしなかった。それが海を越え、遥かヒマラヤの山奥にまで流れ着いて、郷土料理に欠かせない素材として根付いたというのは壮大な話である。
*
「さてと、あと1分か。ちょっと水分が足りなくなってきたから足して、と」
俺はケトルから出したお湯を少しずつ注ぎ、茹で汁がひたひたのソース状になるくらいに調節した。
「いよいよ仕上げだ。チーズと塩で味付けするぞ」
「結構がっつり行くんですね」
チーズはパスタの半量が目安。今回はスライスチーズ6枚で100グラム弱。これを二人でちぎりながら入れていく。塩は事前に計っておき、チーズの塩分と合わせて二人分で6グラムにする。ついでに取り分けておいたニンニクの芽も入れる。
「とろけてきましたねぇ」
チーズがお湯に溶けてソース状になるので、パスタに絡ませながら仕上げていく。
「よし、こんなもんか!」
ソースと一体化したパスタをそれぞれの皿に取り分ける。
*
「いただきまーす!……うん、思ったよりは辛くないかも」
「玉ねぎの甘味とチーズのコクがあるからな」
乳製品はバリアのような働きをして辛さを緩和する効果がある。
「ああ、やっぱり辛いというか、後からお腹がぽかぽかしてくるやつですね」
額に汗を浮かべながら後輩が言う。メイクはしていないようだ。ハンカチでぬぐいながら黙々と食べ続ける。
「熱くなってきちゃった」
彼女はそう言うと、長袖のカーディガンを脱ぐ。下は普通のTシャツ姿とはいえ、一瞬ドキッとする。
**
「ごちそうさまでした!今日もおいしかったです。唐辛子はまだまだあるから私も作ってみようかなって」
「今回の料理、簡単なようでポイントがあってな。まずはパスタとチーズの種類選びが重要だ」
「やっぱりいいやつを使うってことですか?」
「いや、むしろその逆だ。基本的に安物を使ったほうがうまくいく」
食材は高価なものが必ずしも優れているとは限らない。目的によって使い分けることが大事なのだ。
「まずはパスタだ。スパゲッティみたいな乾麺には、伝統的なブロンズの器具を使ったタイプと、テフロン加工の器具で作ったタイプがあるんだが、今日みたいなワンパン調理に向くのはテフロンダイスのほうだ」
そう言って、俺は格安の証であるトップバリュの黄色ラベルが付いたスパゲッティを見せた。
「次にチーズだな。これはセルロースを含まないプロセスチーズが望ましい。平たく言えば普通のスライスチーズで十分だ」
「セルロースって、繊維質ですよね?チーズに入ってるんですか?」
「ああ。例えばピザ用チーズは結着防止のためにセルロースを添加したナチュラルチーズが一般的だな。原材料を見れば書いてあるからチェックしてみるといいぞ」
俺は添加物としてのセルロースを全く気にしていないが、食感の観点から避けるべき場面はあると考えている。
「セルロースが入ってると都合が悪いんですか?」
「不溶性の繊維だから、水分に溶け切らずに食感の悪い部分が残りやすい。まあ食えないってほどじゃないけどな。本来は食物繊維だから体にもいいと思うし」
「なかなか奥が深いですね。私、お得用のピザ用チーズを冷凍して使ってるから比べてみようっと」
手作りだからこそ、安い食材を上手に使い分ける工夫が生きてくる。単なる「パスタ」や「チーズ」で終わらせずに、一つ一つの材料を見る目の解像度を高めていくだけでも、金をかけずに食生活はぐんと豊かになる。
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「今日も美味しかったです。それに、色々勉強になりました。また何かおすそ分けすることもあると思うので、その時はまたよろしくお願いしますね。それじゃ、また!」
「ああ、気をつけて帰れよ!」
今日も俺は彼女を見送る。最初は成り行きで昼飯を作ってやるような流れだったが、いつの間にか持ちつ持たれつ、ギブアンドテイクの関係が成立しているのがなんだか嬉しい。
そうだ。唐辛子をくれた後輩の友達に何かお返しをしなくちゃな。さすがに会ったこともない人に手料理というわけにもいかないだろう。午後から食材探しのついでに、お返しになるようなものでも買ってこようかと思うのであった。
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