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魔法の授業
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マリアの学園生活はまだ続いている。
そんなある日
「ねぇ、新しい友達作ってきましたの」
イリナムはそう言ってシナリノを
連れてきた。
「...ほんとに友達になってくれたの?」
マリアがそう聞くと
「友達って連れてきたら勝ちじゃない
ですの?」
イリナムはそう言った。
「いやいや、そういうわけにもいかないから」
マリアは少し呆れてそう言った。
「...いいよ、友達になって」
そう言ったのはシナリノだった。
声はとても落ち着いており、
いやがっているようにも感じられなかった。
「...本当にいいの?」
マリアがそう聞く前に
「ほら!いいって言いましたわよ」
とイリナムの言葉がマリアの言葉を
かき消した。
授業中
その日は魔法の授業だった。
「今日は魔法について勉強していきたい
と思います」
先生がそう言ったとき、クラスは
とても明るい雰囲気になった。
「まずは、皆の属性を見て行きましょう」
先生はそう言って一人一人の瞳の奥を
見ていった。
マリアは火属性、シナリノは光属性だった。
だが、イリナムには属性がなかった。
それを見越してか、先生はイリナムの
属性を見ようとしなかった。
その時のイリナムは少し悲しそうだった。
それから数日後
「それではそれぞれに魔法を扱うための
石を配りたいと思います」
先生はそう言ってマリアには炎の石を、
シナリノには光の石を渡した。
炎の石はとても熱かった。
だが、不思議とずっと持っていられた。
シナリノが渡された石は光続けていた。
それをマリアは羨ましく思った。
「じゃあ、早速魔法を使ってみましょう」
そう言って先生は皆を運動場に
連れて行った。
イリナムはそれを木の影から見ることしか
出来なかった。
イリナムの事情を知ってか、
誰もイリナムに近づこうとは
しなかった。
そんな中、シナリノは早速魔法を使って
いた。
「呪文などは唱えずにただ、想像するだけ」
先生のその言葉を元に、皆は練習していた。
その時だった。シナリノが使った
石は閃光弾のように光始めた。
皆は目を閉じていたが、シナリノだけは
大丈夫なようだ。そのため光始めた石を
シナリノはずっと見つめていた。
「...綺麗」
シナリノはそう言っていた。
その光を浴びたシナリノの瞳は
とても輝いていた。
だが、マリアは炎の石を使いこなせて
なかった。幾度も炎は大きくなり、
何度か校舎が焼けそうになっていた。
そんなある日
「ねぇ、新しい友達作ってきましたの」
イリナムはそう言ってシナリノを
連れてきた。
「...ほんとに友達になってくれたの?」
マリアがそう聞くと
「友達って連れてきたら勝ちじゃない
ですの?」
イリナムはそう言った。
「いやいや、そういうわけにもいかないから」
マリアは少し呆れてそう言った。
「...いいよ、友達になって」
そう言ったのはシナリノだった。
声はとても落ち着いており、
いやがっているようにも感じられなかった。
「...本当にいいの?」
マリアがそう聞く前に
「ほら!いいって言いましたわよ」
とイリナムの言葉がマリアの言葉を
かき消した。
授業中
その日は魔法の授業だった。
「今日は魔法について勉強していきたい
と思います」
先生がそう言ったとき、クラスは
とても明るい雰囲気になった。
「まずは、皆の属性を見て行きましょう」
先生はそう言って一人一人の瞳の奥を
見ていった。
マリアは火属性、シナリノは光属性だった。
だが、イリナムには属性がなかった。
それを見越してか、先生はイリナムの
属性を見ようとしなかった。
その時のイリナムは少し悲しそうだった。
それから数日後
「それではそれぞれに魔法を扱うための
石を配りたいと思います」
先生はそう言ってマリアには炎の石を、
シナリノには光の石を渡した。
炎の石はとても熱かった。
だが、不思議とずっと持っていられた。
シナリノが渡された石は光続けていた。
それをマリアは羨ましく思った。
「じゃあ、早速魔法を使ってみましょう」
そう言って先生は皆を運動場に
連れて行った。
イリナムはそれを木の影から見ることしか
出来なかった。
イリナムの事情を知ってか、
誰もイリナムに近づこうとは
しなかった。
そんな中、シナリノは早速魔法を使って
いた。
「呪文などは唱えずにただ、想像するだけ」
先生のその言葉を元に、皆は練習していた。
その時だった。シナリノが使った
石は閃光弾のように光始めた。
皆は目を閉じていたが、シナリノだけは
大丈夫なようだ。そのため光始めた石を
シナリノはずっと見つめていた。
「...綺麗」
シナリノはそう言っていた。
その光を浴びたシナリノの瞳は
とても輝いていた。
だが、マリアは炎の石を使いこなせて
なかった。幾度も炎は大きくなり、
何度か校舎が焼けそうになっていた。
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