チートなメイドと異世界ライフ

いまち サク

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見つけた都

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三人は近くの町へ向かった。
「...まだお義母さん?」
「まだ町が見えませんね...」
いつもは見せない幼いマリアの姿が
新鮮にまで感じた。
夕焼けに沈むその姿はさながら
三人の家族のようだった。
夕日が沈めばまた火をつけて
それが消えないようにリアスが
その火を見続ける。いつもと
変わらない日常、変わらない生活なのに
雰囲気だけは違った。
いつもはマリアがデュアルを亡きものにした
犯人に対する恨みなどで殺伐とした空気が
滞っていた。城を出た直後にかんしては
マリアの心情が顔に表れていた。
それが今はどうか、いつしかの王族としての家族の姿を重ね合わせる程に明るく
なっている。決してあのときほど裕福では
ないが、初めは美味しいとも感じなかった
焼き魚がとてつもなく美味しく感じた。
朝だってまた歩いて疲れる日々、
いつこの状況が崩れても違和感のない日々が
続いた。それが今はどうか、皆が
未来の話をしているのだ。それに違和感が
あったアリスだがとても嬉しかった。

三人はどこまでも歩いた。
いつの間にかまがまがしい城も
見えなくなり、草原も越え、
たどり着いたのは水の都だった。
そこは一本の大きな川を中心に
枝分かれした川が続き、その川は全て
最後には一つの大きな湖に繋がっていた。
枝分かれした川に浮かぶ島々に一軒一軒
家が建てられていた。その島々は橋で
結ばれていた。最も大きな島の中心には
噴水のように屋根の上から水が流れた
城があった。
都の地面は白っぽいレンガで
埋め尽くされていた。
とても上品な都だった。

「今日からここに住むの?お姉ちゃん?」
「あぁ、そうだよ!」
そう言ったマリアの表情は今までとは
違いとても輝いていた。
「じゃあ行こうか!お義母さん!」
そう言ってマリアはリアスの手を引いた。
そこからら都で普通の服を買った。
「この帽子がいい!」
そう言ってマリアが指指した帽子は
桃色と白色の柄が交互に縦に混じった
丸っぽい帽子だった。
「...買いますか...アリスさ...いいや、
アリスも何か買っていいのよ?」
アリスはそう言われ、近くにあった
ゴムを二つ手に取った。それは
アリスの髪色と似た黄色っぽいゴム
だった。
「分かったわ!」
リアスはそう言ってマリアの帽子とアリスの
ゴムを買ってその店を後にした。
夜は宿を借りた。お金は城や砂漠の戦利品
でお金を貯めた。だからかお金には
困っていなかった。
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