チートなメイドと異世界ライフ

いまち サク

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マリアの仕事

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それから三日後、マリアが目を覚ました。
「だーかーらー、このお姉ちゃんは
誰なの?」
「だからあれはマリアです」
聞き覚えのある声がマリアの耳に残った。
「...どうしたの?」
そう言ってマリアは眠い目をこすって
起き上がった。少し寝違えたのか
首もとを押さえていたマリア。
「...ほんとに...お姉ちゃんなの?」
朦朧とする意識の中、そう聞こえた。
「うん...で、どうしたのこの状況?」
部屋には花瓶や枕、さらには布団などが
散らばされていた。
「...あ!いやぁ、これは...そのぉ」
「アリスがこの状況にしました」
「...うん...てっ、裏切りやがったな!
お義母さん!」
「お義母さんの役目はアリス達を正すこと
です。」
二人はどうやら喧嘩をしていたようだ。
「...はぁ、それで...今から掃除しようか?」
いつも通りそう言ったマリアに二人は
安堵したのか、喧嘩していたことさえ
忘れて
「「はーい」」
二人は口をそろえてそう言った。

それから数日、身体も普通に動き始めた。
今までは思春期にみられる身体の成長に
伴ったような痛みがあったが、
それももうなくなった。
「...よし、働くか!」
マリアはもとよりそのために身体を
大きくしたのだ。

「ニアスさん、なんか仕事ありますか?」
急に成長したマリアにニアスはとても
驚いていた。
「どうしたの?...もしかして...
マリアちゃん?」
「...はい、それで仕事はありますか?」
「まぁ、あることにはあるけど...」
「なんですか!?」
「...運び屋か、殺し屋?」
「...前者でお願いします」
「わかったわ!じゃぁ早速これを
運んできて!」
そう言って渡されたのは一つの箱、
「どこに運べばいいですか?」
「それが...ちょっと遠いけど...
この都の外れにある城かな?」
そう言って着いたのは明らかにまがまがしい
城だった。
「...ここかな?」
どこかで見たようなまがまがしい城が
そのまま外観が写されたような場所だった。
険しい山に建てられている所まで全く
同じだった。
「ここにほんとにいくのかぁ」
マリアは腹をくくってその城の門を
くくった。

「おじゃましまぁす...誰かいますかぁ?」
少しマリアは弱気にそう言っていた。
「...誰も...いない?」
マリアはそう思って都に帰った。
「...気味が悪かったなぁ...」
マリアは帰りそう呟いていた。
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