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しおりを挟む「まず、痛くない様にする為に、中を入りやすい状態にするんだ」
「入りやすい状態?」
「ああ、乾いた所に入れると、擦れて痛いだろう? だから、中を湿らせる」
「そうなのね……どうやって?」
「それは、だから、昨日したみたいな事を、」
「性的な刺激を与えるのね!」
「……そうだね」
「私がした方がいい事はあるかしら?」
「……力を抜いた方が痛くないと思うから、パトリシアは、なるべく力まない様にしてくれるかな? もし、痛ければ教えて欲しい」
「分かったわ」
お兄様が、ナイトドレスのボタンをぷちぷちと外し、肩からするりと落とされ、胸から上が全て晒されてしまう。
ソファの背もたれに身体を預け、お兄様が、私に覆いかぶさる様に近づく。耳たぶを喰まれ、首筋から鎖骨へと口づけられる。
胸の形に沿って喰む様に舐められ、中心を触ってくれなくて、もどかしく思っている自分のはしたなさに、驚いてしまう。
「ん、」
胸の先の周りを、指先で撫でられる。
「まだ触ってないのに、ここ、ツンと立ってるね。……触って欲しい?」
羞恥心で涙目になりながら、こくりと頷く。
「あ」
ぷちゅりと、唾液の溜まったお兄様の口に含まれ、ちゅっと吸いつかれる。
「っんん」
あまりの刺激に、大きな声をあげてしまいそうで、両手で自分の口を塞ぐ。
舌先で硬くなった胸の先を刺激され、びくびくと身体を捩らせてしまう。
「ぅんっ、……ンッ」
お兄様の手で、口を押さえている自分の手を、そっと剥がされる。
「パトリシアの声、聞かせて」
両手で優しく胸を揉みながら、親指でくにくにと胸の先を弄られる。
「んっ、ぁ、やぁ、あっ」
昨晩と同じ様に、下腹がきゅうっと疼いて、股の間が濡れてしまっている。
お兄様の手が、ナイトドレスの中に入り、太腿を撫で上げて、下生えを指でなぞる。
「や、そこっ、だめ。濡れて、しまってるの」
必死にお兄様の手を押さえる。
「濡れているの? パトリシア、それで良いんだよ」
お兄様の指が躊躇なく、濡れた場所に触れてくる。
「や、」
くちゅり、と指先を割れ目に差し込まれる。
「……やっぱり、狭いね。でも、濡れているから、簡単に入ってしまう」
中を押し広げる様に、指が入ってくる。
「ん、あッ まっ、」
指の根元まで入ってしまい、指先で中を擦る様に動かされる。
「あぁッ、ん、や、そこ、」
初めての刺激に、頭の中がチカチカして、中から何かが溢れる様に出てきてしまう。
「や、やあ、おにい、さまっ、指、動かさない、でっ」
指先で内壁を擦りながら、グチュグチュと動かされる。
親指で、割れ目の上の方の、小さく膨らんでいる所を、すりっと柔く擦られる。
勝手に中がきゅうっと締まって、背中から足の指先まで刺激が伝わり、びくんと仰け反るように反応してしまう。
「ぁ、ンンッ!」
身体の力が抜けて、ソファにずるずると沈み込む。
「おにい、さま。もう……だめ」
「今日はここまでにする?」
「まだ、……するの?」
「そうだね。最終的には、男のものが中に入らないといけないからね。パトリシアの中は、指一本でいっぱいだったよ?」
「……男性のものって、そんなに……大きいの?」
「人によるけれど、僕の指一本よりは大きい」
「そう、なの………………」
「…………パトリシア? 寝てしまった?」
お兄様が、ナイトドレスのボタンを止め、裾を整えてくれる。
ふ、と息を吐いて、私の寝顔を見つめている。
――私は何も知らずに、穏やかな深い眠りについていた。
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