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イレギュラーに弱い理由
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マインドはイレギュラーに弱いと何度か触れてきたが、その理由。
マインドはイメージしか扱えない。脳内シナプスが繋がったり離れたりしているだけで、物理的に直接何かを感知する機能も機関も持っていないからだ。脳から直接手足が生えたり、感覚器が付いたりしているのではない。
すべてはイメージ処理であり、その材料は記憶(古いものばかりでなく、今来た情報や感覚も含む)である。
たくさんのイメージを揃え、現実の状況に即して使い分けられるようになれば、マインドの成長である。
ただし、マインドは一度に一つのイメージしか処理できない。(同時にいくつもの事を考えるというのは、高速で入れ替えながら考えているだけ。)
つまりマインドは、あらかじめイメージが用意できている事項に対しては適切に処理ができるが、未知の事項にはイメージ形成が間に合わず、対応できないのだ。実質には、慌てふためきながらなんとかイメージを構築しようとして必死に回転しているのだ。
実例:「これは恐怖だ、だからつまり知りたい欲なんだ、何を知りたいかといえば、ここでうまくコミュニケーションを取るにはどうすればいいかだ。あ、コミュニケーション依存。依存はしなくていい。労力の無駄だ。節労しよう。この慌てふためきは、不毛な労力だ。二重演算。それでも止まらないなら、ヘッドバットしよう。ええい、もういいや。好きなだけ慌てふためけ。どんどん慌てよう。惜しまず行こう。コミュニケーション依存してやろうじゃないか」
今までの通りにやってみると、ざっとこんな感じだろう。何だかいじらしい。
マインドは、イメージのできていない未知の事項には弱い。それがイレギュラーだ。
マインドはそれでもどうにかしたいから、イメージをすぐ補えるような道具を作った。それが言語である。言葉はイメージの翻訳だ。たくさんの人と言葉でコミュニケーションすることによって、自分が未知の事項にもそれなりのイメージを作れるようにしたのだ。
だが結局は、自分自身で体験しないとイメージは完成しない。
逆に言葉によって、余計な恐怖を想像したり拡大したりするケースもある。だから言葉は諸刃の剣でもあった。
イレギュラー対策は、言語の他にはなさそうである。映像などのメディアもその部類かもしれないが、決定的なものにはならなかった。
死が恐ろしいのは、体験すると還って来れないためにイメージが完成しないから、とも言える。
これらによって、マインドはイレギュラーに弱いと言える。
弱いというイメージが、構築できただろう。
数学の証明問題のような明確さがなければ、マインドは納得しないようにできている。
それをだましだましやっていく人生もよいが、ここはそれを排除する。
マインドに限界はある。この項ではそれを結論として終わる。
マインドはイメージしか扱えない。脳内シナプスが繋がったり離れたりしているだけで、物理的に直接何かを感知する機能も機関も持っていないからだ。脳から直接手足が生えたり、感覚器が付いたりしているのではない。
すべてはイメージ処理であり、その材料は記憶(古いものばかりでなく、今来た情報や感覚も含む)である。
たくさんのイメージを揃え、現実の状況に即して使い分けられるようになれば、マインドの成長である。
ただし、マインドは一度に一つのイメージしか処理できない。(同時にいくつもの事を考えるというのは、高速で入れ替えながら考えているだけ。)
つまりマインドは、あらかじめイメージが用意できている事項に対しては適切に処理ができるが、未知の事項にはイメージ形成が間に合わず、対応できないのだ。実質には、慌てふためきながらなんとかイメージを構築しようとして必死に回転しているのだ。
実例:「これは恐怖だ、だからつまり知りたい欲なんだ、何を知りたいかといえば、ここでうまくコミュニケーションを取るにはどうすればいいかだ。あ、コミュニケーション依存。依存はしなくていい。労力の無駄だ。節労しよう。この慌てふためきは、不毛な労力だ。二重演算。それでも止まらないなら、ヘッドバットしよう。ええい、もういいや。好きなだけ慌てふためけ。どんどん慌てよう。惜しまず行こう。コミュニケーション依存してやろうじゃないか」
今までの通りにやってみると、ざっとこんな感じだろう。何だかいじらしい。
マインドは、イメージのできていない未知の事項には弱い。それがイレギュラーだ。
マインドはそれでもどうにかしたいから、イメージをすぐ補えるような道具を作った。それが言語である。言葉はイメージの翻訳だ。たくさんの人と言葉でコミュニケーションすることによって、自分が未知の事項にもそれなりのイメージを作れるようにしたのだ。
だが結局は、自分自身で体験しないとイメージは完成しない。
逆に言葉によって、余計な恐怖を想像したり拡大したりするケースもある。だから言葉は諸刃の剣でもあった。
イレギュラー対策は、言語の他にはなさそうである。映像などのメディアもその部類かもしれないが、決定的なものにはならなかった。
死が恐ろしいのは、体験すると還って来れないためにイメージが完成しないから、とも言える。
これらによって、マインドはイレギュラーに弱いと言える。
弱いというイメージが、構築できただろう。
数学の証明問題のような明確さがなければ、マインドは納得しないようにできている。
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