男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波

文字の大きさ
27 / 50

第25話 バーベキュー

しおりを挟む

「ただいまー!朱莉もつれてきたよー」

「おじゃましますっ!」

玄関に入ってすぐに沙耶が気付き迎え入れてくれる。

「おかえりー急でごめんね!朱莉さんもいらっしゃい!入って入って!」

「はいっ!」

「全然大丈夫だよ。美麗とテストお疲れ様会だったり?」

「うんうん!テストお疲れ様の意味も込めて美麗ちゃんとパーっとやりたいなって思ってね!」


やっぱそういう感じだったんだ。テスト期間学校行ってなかったし、美麗に会うのも一週間ぶりくらいかー。うれしいねえ。

そうして、リビングにいた美麗と朱莉はお互いに自己紹介もしつつ、沙耶が飲み物を用意してくれたので、お茶にする。

沙耶がすっかり嫁さん姿が板についてきた。ほっこりするね。

沙耶はもうある程度話したことがあるからか、朱莉とも普通に喋ってるな。

初対面の二人はというと、朱莉は別に緊張してなさそうだったけど、美麗の様子がちょっと緊張…なのか?

俺を見る時にちょっと赤くなるし、なんかそわそわしてるというか。なんだろうか?まあ、朱莉と話してる感じ相性最悪って感じでもなさそうだし今はいいか。

そうして予約の時間まで、雑談しつつ交流を深めていった。



それじゃ、そろそろいい時間だし屋上に行ってバーベキュー食べにいくか!


みんなで手分けして食材を持ち運び屋上に到着!早速炭に火をつけ肉やら野菜を焼いていく。炭火いいよね。紙皿に割りばしなのも風情が出て好きだ。

みんなで火を囲って、焼けた物をどんどん俺の皿に置いていく。おいまて、こんな一気に食えないわ!冷めちまうぞ!

そう思っていると横から箸が伸びてきて、肉ばっかり持って行かれる。朱莉?まあ、みんなが置くから食いきれなかったと思うし、いいんだけどさ。肉だけ持ってくの??まあ、食うか。うん。うまい!!


「達也、朱莉さんも婚約者になるんだよね?」

「ぐふっ…」


沙耶の急なパス。いやシュートに思わずせきこむ。
それわざとだよね?前にもあったぞこんなこと。口に含んだの見てから言ってないかい?

朱莉も朱莉で、照れてる。こっちまで恥ずかしくなるんだが?


「すぐじゃないけど、そうなったらいいなとは思ってるよ」


まあ、すぐでもいいんだけど世間体がね。この世界特有のやつだ。

それに、もう朱莉には何回もお世話になってるからな…。下の進み具合で言っちゃあ美麗以上だもんなあ。


「わかった!その方向で考えておくね!ところで、美麗ちゃんは達也のどこが好きになったの?」


おいやめろ。ここに本人いるんだぞ?あれ、俺のこと見えてない?今の今まで喋ってましたよね?


「顔ですの…。」

おぉう…あーでもそうか。初対面の時からアプローチしてきてたもんな。

「でも、あとから性格も知ってどんどん惹かれていきましたの。」

「あー達也かっこいいもんね、細かい気遣いとか出来るし昔からそうだったから気持ち凄いわかるよ!」


今日ここで俺を殺す気なのかな?恥ずかしすぎるんだが?てか、ずいぶんと赤裸々に語りますね?俺のことやっぱ見えてないのかな?


「朱莉さんは?」

沙耶さんや今日止まりませんね?嫌なことでもあった?

「チョロそ、えっとなんだろ…。雰囲気?」

チョロそうって言おうとしたな???おい、こっち見ろ。姉と同じ技覚えてんじゃねえ!

「誰がチョロいだこのやろー」

「言ってないよっ!」

それは無理があると思います!


「沙耶ちゃんはどうですの?」

「う~ん。。いつからだったんだろ…。出会ったきっかけとかは覚えてるんだけど、いつ好きになったのかはわかんないかも。気付いた時にはもうずっと達也と一緒にいる!って気持ちだったからなぁ。」

「羨ましいですの。私にはそういう幼馴染のような関係性の子はいなかったんですの。」

「美麗ちゃんも小さい頃に会ってたら達也を好きになったと思うよ?」

「私もそう思いますの。」


俺は何を聞かされてるの?ここに居ていいのかな???

なんか俺いなくても、大丈夫そうだな。俺が会話振ったりして仲を取り持つんだろうな、頑張んないとって思ってたけど、全然そんなことなかったわ。

連携の力で俺を恥ずか死させようとしてきてるしな。チームワーク抜群だと思う。朱莉は途中から肉に目がいって聞いてるのか聞いてないのかわかんなかったけど。


「朱莉、野菜は食わないの…?」

「バーベキューは肉を焼いて食べるんだよ?」


なんて澄んだ目してんだ…。食いしん坊だったのか。あ、そういえば喫茶店の時もパフェ頼んだりしてたな。

てか、ちゃんと俺のことは見えてるのね。よかった、死んでなかった。


「あ、そうだ!朱莉さんもグループに誘っておくね!達也の癖とか共有してるチャットがあるから、そこで新しくわかったこととか教え合おう?」

「ありがとう!たすかるぅ~。あ、達也たぶんメイド服好きだと思うよっ!今日の買い物でも目線そっちにいってたから!」

「それは知ってる。」


!?!?

ああ、体育祭の時か…。うん。


テストで沙耶のライフは0になってたのかもしれない。沙耶はそのまま恋バナ全開で突っ走り俺のライフが0になったよ。


しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます

neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。 松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。 ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。 PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。 ↓ PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。

男が少ない世界に転生して

美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです! 旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします! 交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

貞操逆転世界で出会い系アプリをしたら

普通
恋愛
男性は弱く、女性は強い。この世界ではそれが当たり前。性被害を受けるのは男。そんな世界に生を受けた葉山優は普通に生きてきたが、ある日前世の記憶取り戻す。そこで前世ではこんな風に男女比の偏りもなく、普通に男女が一緒に生活できたことを思い出し、もう一度女性と関わってみようと決意する。 そこで会うのにまだ抵抗がある、優は出会い系アプリを見つける。まずはここでメッセージのやり取りだけでも女性としてから会うことしようと試みるのだった。

距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる

歩く魚
恋愛
 かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。  だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。  それは気にしてない。俺は深入りする気はない。  人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。  だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。  ――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。

昔好きだったお姉さんが不倫されたので落としに行ったら後輩からも好かれていた

九戸政景
恋愛
高校三年生の柴代大和は、小学校一年生の頃からの付き合いである秋田泰希の姉である夕希に恋心を抱いていたが、夕希の結婚をきっかけに恋心を諦めていた。 そして小学生の頃の夢を見た日、泰希から大和は夕希の離婚を伝えられ、それと同時にある頼みをされる。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

貞操逆転世界に転生してイチャイチャする話

やまいし
ファンタジー
貞操逆転世界に転生した男が自分の欲望のままに生きる話。

処理中です...