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難易度:EASY
Lv.10 素直になりたいけれど⑪
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お昼時の時間帯。由姫乃に後押しされてプール内を人混みに紛れて歩いていたのに、次第に人の数が疎らになってきた。
今までは、何とか人の影に隠れてやり過ごせていたけれど、この分では誰かに半裸状態を見られるのも時間の問題。早くあいつを見つけなきゃ。
とは言っても、この人の数は侮れない。けれど、下手に動き回るのはリスキーだ。念の為、元いた場所まで戻ってきたけれど、それらしき姿はない。
「もう何で待ってないのよ」
ブツブツ文句を垂れながら、歩いていると、額にトンっと軽い衝撃。いけない、考え込むと周囲に目がいかなくなるのは、あたしの悪い癖だ。
「あ、すみませ――」
「…………」
咄嗟に謝ろうとしたけれど、喉元まで込み上がった言葉は、飲み込まれる。瞠目したあたしはその場に立ち尽くしたまま、動けなくなった。
「……」
「……」
気まずい沈黙。上目遣いに見上げると、香月もソワソワしているようで落ち着きがない。
どうしよう、何か言わなきゃ。そう逸る気持ちがかえって、焦燥を生んだ。脳内で何度も台詞を反芻し、咀嚼するけれど適切な言葉が思い浮かばない。あれもこれも全部ボツだ。
一か八か、身も蓋もなく聞いてみようかな、と心が揺れ動き始めた。その時だった。
「……悪かった」
「……ぇ?」
「お前がそんなに怒るなんて、思ってなかったし、そもそもあの発言は――」
「ま、待って! そこから先はあたしが言うから」
危うく、また素直になれないまま終わってしまうところだった。いつも香月ばっかにいい格好させてやるもんか、この溢れる想いの一縷だけでも伝えてやるんだからっ。
軽く深呼吸をして、意を決する。由姫乃に面と向かって言われた為か、少し気が楽になっていた。
今なら、きっと言える。
「……ごめん、あたしもちょっとどうかしてた。勝手にキレちゃったりしたし」
「……いつも一緒にいるから、忘れてたけどお前も女子だもんな。俺の方こそすまん、次からデリカシーを弁えるようにする」
「……また、ふいうち」
「え、何?」
「別になんでもないしっ! 勘違いされたら困るから言っとくけど、告白とかじゃないからね」
サラッと「いつも一緒にいる」なんて言うから、変に気が動転してしまった。あたしの気も知らないで、中々の爆弾を投げてくれる。
「……じゃ、じゃあ何なんだよ」
あれ、何だろうこの反応。香月は少し投げやり気味だ。もしかして、密かに告白を期待してたとか……?
いやいや、このバカ香月に至ってそれは幾らなんでも希望的観測が過ぎる。どちらにしろ、胸の秘めたこの恋心危うく露呈させるなんてことには、ならないようにしなくちゃ。
「由姫乃に見蕩れてたでしょ?」
「あ、いや別に……」
「嘘、つかないで」
その場の勢いで、香月の手を掴んでしまった。あたしは真剣味を瞳に宿したつもりで、切に訴えかけた。さっきよりも香月との距離が近くなったけれど、もう後には引けない。
「確かに見てたけど」
「ほらやっぱり、変態」
「いや、違うんだって……見てたのは本当だけど、違うんだ。お前に言った“あの言葉”は違うんだ」
香月は照れくさそうに、けれどしかめつらしい表情で言葉を継いだ。
「ただ、その何だあれだ。普段、よく見るお前とあまりにも感じが違って戸惑ってたっていうか、俺だって男だからお前の水着姿に不覚にもドキッと……って何言わせるんだ!」
「それはこっちの台詞でしょ!?」
顔から火が出るほど恥ずかしいとは、このことだ。
「……まぁ何だ、つまり俺が変な意地を張ったせいでお前を傷つけたことは、悪いと思ってるってことだ!」
「……ゆ、許したげるから、もう皆までいわないで! 羞恥で共倒れしちゃうしっ」
ふと、今の香月の表情が気になってこっそり様子を窺う。含羞に耳まで赤くした香月の手元には、布のようなものがぎゅっと握られている。
――ピンクのフリル。
胸の内にじわりと温もりが広がっていく。そっか、見つけてくれたんだ。
「それ、いつまで持ってるのよ……変態」
妙にあたふたした様子の香月から、水着を受け取る。口では、冷たいことを言っちゃったけれど、本当はすこぶる嬉しかった。きっと、懸命に探してくれたんだろう。
呼吸が少々おぼつかないように見える。香月の額に浮かんだ水滴がプールの水でないことは明らかだった。
「ふふっ……」
ふと零れたニヤニヤが収まりそうになかったので、慌てて口元を隠す。
そして、香月の胡乱げな視線を尻目に、手渡された水着を履こうと水中で身を屈める。
「きゃっ……!」
結構、大胆に足を滑らせてしまった。
そのままバランスを崩して倒れれば、水しぶきが上がるだろう。そうなれば、必然的に周囲に気づかれてしまう。
「おっと、気をつけろよ」
しかし、体が水中に潜るより先に、強かだけど温もりを感じる腕によって支えられた。
瞬間、心拍がドクンッと跳ねて、次第に早鐘を打つ。どうしよう、こんな至近距離じゃ、心臓の音バレちゃってるかも……。
「何触ってんのよ、セクハラ」
気もそぞろに何か言わなくちゃと思って出た言葉だった。おまけに上目遣い宜しくジト目で睨んでしまっている。
「その……何だ紛らわしいことを言ったお詫びってやつだ」
香月は、後ろ髪を掻きながら言った。心なしか、頬は赤い。
いつもつっけんどんな態度を取る癖に、不意打ちで照れ顔を見せてくるあたり策士だと思う。やだ、ちょっと可愛いかも。
けれど、例の如くあたしの外面と内面は、正に表裏一体だった。
「……バカ」
今までは、何とか人の影に隠れてやり過ごせていたけれど、この分では誰かに半裸状態を見られるのも時間の問題。早くあいつを見つけなきゃ。
とは言っても、この人の数は侮れない。けれど、下手に動き回るのはリスキーだ。念の為、元いた場所まで戻ってきたけれど、それらしき姿はない。
「もう何で待ってないのよ」
ブツブツ文句を垂れながら、歩いていると、額にトンっと軽い衝撃。いけない、考え込むと周囲に目がいかなくなるのは、あたしの悪い癖だ。
「あ、すみませ――」
「…………」
咄嗟に謝ろうとしたけれど、喉元まで込み上がった言葉は、飲み込まれる。瞠目したあたしはその場に立ち尽くしたまま、動けなくなった。
「……」
「……」
気まずい沈黙。上目遣いに見上げると、香月もソワソワしているようで落ち着きがない。
どうしよう、何か言わなきゃ。そう逸る気持ちがかえって、焦燥を生んだ。脳内で何度も台詞を反芻し、咀嚼するけれど適切な言葉が思い浮かばない。あれもこれも全部ボツだ。
一か八か、身も蓋もなく聞いてみようかな、と心が揺れ動き始めた。その時だった。
「……悪かった」
「……ぇ?」
「お前がそんなに怒るなんて、思ってなかったし、そもそもあの発言は――」
「ま、待って! そこから先はあたしが言うから」
危うく、また素直になれないまま終わってしまうところだった。いつも香月ばっかにいい格好させてやるもんか、この溢れる想いの一縷だけでも伝えてやるんだからっ。
軽く深呼吸をして、意を決する。由姫乃に面と向かって言われた為か、少し気が楽になっていた。
今なら、きっと言える。
「……ごめん、あたしもちょっとどうかしてた。勝手にキレちゃったりしたし」
「……いつも一緒にいるから、忘れてたけどお前も女子だもんな。俺の方こそすまん、次からデリカシーを弁えるようにする」
「……また、ふいうち」
「え、何?」
「別になんでもないしっ! 勘違いされたら困るから言っとくけど、告白とかじゃないからね」
サラッと「いつも一緒にいる」なんて言うから、変に気が動転してしまった。あたしの気も知らないで、中々の爆弾を投げてくれる。
「……じゃ、じゃあ何なんだよ」
あれ、何だろうこの反応。香月は少し投げやり気味だ。もしかして、密かに告白を期待してたとか……?
いやいや、このバカ香月に至ってそれは幾らなんでも希望的観測が過ぎる。どちらにしろ、胸の秘めたこの恋心危うく露呈させるなんてことには、ならないようにしなくちゃ。
「由姫乃に見蕩れてたでしょ?」
「あ、いや別に……」
「嘘、つかないで」
その場の勢いで、香月の手を掴んでしまった。あたしは真剣味を瞳に宿したつもりで、切に訴えかけた。さっきよりも香月との距離が近くなったけれど、もう後には引けない。
「確かに見てたけど」
「ほらやっぱり、変態」
「いや、違うんだって……見てたのは本当だけど、違うんだ。お前に言った“あの言葉”は違うんだ」
香月は照れくさそうに、けれどしかめつらしい表情で言葉を継いだ。
「ただ、その何だあれだ。普段、よく見るお前とあまりにも感じが違って戸惑ってたっていうか、俺だって男だからお前の水着姿に不覚にもドキッと……って何言わせるんだ!」
「それはこっちの台詞でしょ!?」
顔から火が出るほど恥ずかしいとは、このことだ。
「……まぁ何だ、つまり俺が変な意地を張ったせいでお前を傷つけたことは、悪いと思ってるってことだ!」
「……ゆ、許したげるから、もう皆までいわないで! 羞恥で共倒れしちゃうしっ」
ふと、今の香月の表情が気になってこっそり様子を窺う。含羞に耳まで赤くした香月の手元には、布のようなものがぎゅっと握られている。
――ピンクのフリル。
胸の内にじわりと温もりが広がっていく。そっか、見つけてくれたんだ。
「それ、いつまで持ってるのよ……変態」
妙にあたふたした様子の香月から、水着を受け取る。口では、冷たいことを言っちゃったけれど、本当はすこぶる嬉しかった。きっと、懸命に探してくれたんだろう。
呼吸が少々おぼつかないように見える。香月の額に浮かんだ水滴がプールの水でないことは明らかだった。
「ふふっ……」
ふと零れたニヤニヤが収まりそうになかったので、慌てて口元を隠す。
そして、香月の胡乱げな視線を尻目に、手渡された水着を履こうと水中で身を屈める。
「きゃっ……!」
結構、大胆に足を滑らせてしまった。
そのままバランスを崩して倒れれば、水しぶきが上がるだろう。そうなれば、必然的に周囲に気づかれてしまう。
「おっと、気をつけろよ」
しかし、体が水中に潜るより先に、強かだけど温もりを感じる腕によって支えられた。
瞬間、心拍がドクンッと跳ねて、次第に早鐘を打つ。どうしよう、こんな至近距離じゃ、心臓の音バレちゃってるかも……。
「何触ってんのよ、セクハラ」
気もそぞろに何か言わなくちゃと思って出た言葉だった。おまけに上目遣い宜しくジト目で睨んでしまっている。
「その……何だ紛らわしいことを言ったお詫びってやつだ」
香月は、後ろ髪を掻きながら言った。心なしか、頬は赤い。
いつもつっけんどんな態度を取る癖に、不意打ちで照れ顔を見せてくるあたり策士だと思う。やだ、ちょっと可愛いかも。
けれど、例の如くあたしの外面と内面は、正に表裏一体だった。
「……バカ」
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