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第18章 光と闇の分岐点
第242話 ヒーロー・アンド・ローシ・アンド・マダム
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ゴゴゴゴ……
ガルペラの合図と共に特設ステージが上がり始める。
こんな仕掛けまで作ったのかよ……。
ステージの裏側でヤカタが「てやんでい! どんなもんでい!」とでも言いたげにガッツポーズを決めている。
もう好きにしてくれ……。
そんなステージの上に二人の人影が現れてライトアップされた。
「師匠! お願いします! ヘンショッカーを倒すため……この私に更なる力を!」
一人はこのショーの主役、キャプテン・サラダバー。
どうやら師匠に教えを乞うシーンのようだ。
「フォフォフォ。弟子のお主の姿を見ていると、あの若き日のことを思い出す――」
そして師匠と呼ばれた人影はこちらを見ながら物思いに語り始めた。
「足腰を鍛えるために、大根を畑から抜き続けた日のことを!」
そう言って俺達がいる観客席へと振り向いた師匠役の姿は、体中に大根やらニンジンやらをイメージした装飾を身に纏った――
「このマスター・ベジタリアンに任せるがよい。愛弟子よ」
――チャン老師だった。
「何やってんだよ、あのじいさん……。王宮の元武術師範だろ、あんた……」
確かに師匠役としては適任かもしれないが、なんでこんな役を引き受けたんだよ……。
「これが<サラ魂>の解放じゃ! これが自在に使えるようになれば、ヘンショッカーにも太刀打ちできよう!」
「ありがとうございます! 師匠!」
そして始まるサラダバーとベジタリアン師匠の修行シーン。
なんだかライトやスモークの演出が凄い。
「すげー! かっこいいぞー! キャプテン・サラダバー!」
「わたしもやりたーい!」
「カッコイイですね! ゼロラさん!」
観客席も演出効果で大盛り上がりだ。
……主に子供達とラルフルに。
「ぐははは~! こんなところにいたのか、キャプテン・サラダバー!」
そんな修行シーンに乱入してきたのはサラダバーの宿敵、ヘンショッカーであった。
「オーホホホ! 今度こそこのヘンショ・クイーン様達が倒してあげるわよ! キャプテン・サラダバー!」
そしてもう一人、自らをヘンショ・クイーンと名乗る敵の女幹部と思われる人物――ローゼスが現れた。
「うわー!? ヘンショ・クイーンだー!?」
「うおおおお! ヘンショ・クィイイン!!」
ヘンショ・クイーンの登場に観客席も大盛り上がりだ。
……主に成年男性陣に。
てか、結構ノリノリだな……ローゼス。
「ヘンショッカー! ヘンショ・クイーン! 今日こそお前らを完全に成敗してくれる! ジャジメント・ヘルシー!」
「今日はこれまでのようにはいかぬぞ!」
「私達の組織の新幹部よ! 来なさい! "アンチ・ヤサイージェント"!!」
戦うために決めポーズをとるサラダバーを前に、ヘンショッカーとヘンショ・クイーンが新幹部の名前を叫んだ。
プシュゥウウウ!!
それと同時に焚かれるこれまで以上に大量のスモーク。
ステージが見えない。どんだけ焚いてるんだよ。
「ヤカタ主任。スモークが強すぎやすね」
「てやんでい!? すまないでい! スモークを抑えるでい!」
舞台裏からネモトとヤカタの声が聞こえる。
やっぱりこういう仕掛けもお前らが操作してるんだな……。
そして徐々に晴れ始めた大量のスモークの中から現れたのは――
「あんたがキャプテン・サラダバーだな! あたしゃ、アンチ・ヤサイージェント! ヘンショッカー様に仕える野菜嫌い、肉大好きの鬼軍曹さ!!」
――迷彩柄の軍服にサングラスをかけた物凄く鬼軍曹な見た目をした……ザ・マスじゃね? あれ?
「おい!? ガルペラ!? なんでザ・マスまでステージに出てるんだよ!? しかもなんか戻ってるし!?」
「ゼロラさんもザ・マス夫人をご存じなのですね。たまたま知り合って"アンチ・ヤサイージェント"の役をお願いしたら引き受けてくれたのです。私も変わりっぷりに驚きなのです」
思わず隣にいたガルペラに尋ねてしまったが、あのザ・マスの姿は役作りってことでいいんだな……。
全く何やってるんだよ。このお子様侯爵は……。
「くっ!? 野菜を嫌い、肉ばかり食べるとは……なんたる不健康!!」
「ハッハッハー! 体を作る資本は肉だ! それさえ食べていればパワーは十分よ!!」
思わず俺も「そうかもしれない」と納得しかけた持論を語りながら、アンチ・ヤサイージェントは両手を天へと掲げ、力を込め始める。
「ぐおおおおお! 見せてやろう! 野菜では耐えられない、<炭火焼ファイア>を!!」
そしてその頭上に現れたのは巨大な黒い炎の塊。
え? ザ・マスってあんなもの使えるの?
……いや、よく見るとステージ上でローゼスがマントで手を隠しながら何かを操作している様子が見える。
あの<炭火焼ファイア>とかいうのはローゼスの魔法で作ってるのか。
でも色は?
「てやんでい! ネモト部長、ライトの位置をもう少し右にズラすでい!」
「待ってくだせい。炎の塊に特製ブラックライトを当てるのは苦労するんでやすよ」
また舞台裏からヤカタとネモトの声が聞こえる。
よく分からないが色はお前らが変えてたのかよ……。
「くたばれぇええ!!」
そう言ってザ・マスこと、アンチ・ヤサイージェントが<炭火焼ファイア>をサラダバーに投げつけた。
後ろの方で平常心を装いながら必死に火球を操作するローゼス。
舞台裏でそれに合わせてライトの位置を必死に調整するヤカタとネモト。
ゴォオオ!!
火球はサラダバーを襲うが――
「こなくそぉおお!!」
――ボシュウ!
サラダバーの気合いで消し飛んだ。
「な、なんとか上手くいったわね……」
「てやんでい……。疲れたでい……」
「あっしも冷や冷やしやしたよ……」
――正確にはローゼスがうまく火球をそれっぽく操作し、ヤカタとネモトもそれに合わせていただけだが。
「ば、馬鹿な!? あたしの<炭火焼ファイア>をかき消しただと!?」
あくまで先程の火球――<炭火焼ファイア>を自らの大技として演じる、アンチ・ヤサイージェント。
役に入り込んでるな……。
「肉ばかりの不健康パワーに……<サラ魂>は屈しない!!」
ここぞとばかりに観客席へと決めポーズをとりながら決め台詞を言うサラダバー。
こいつもプロ意識高いな……。
「わー! すごいぞー! キャプテン・サラダバー!」
「かっこいー!」
「ゼロラさん! 見てください! 凄くカッコよくないですか!?」
観客の興奮も絶好調だ。
……特に子供達とラルフルに。
その後はサラダバーとベジタリアン師匠が協力してヘンショッカー一味を一網打尽。
観客は大盛り上がりだったが、あまりにステージ上が知り合いだらけだった俺はただただ呆気に取られて見ているだけだった。
「ぐ、ぐぬぅ……!? この鬼軍曹、アンチ・ヤサイージェントが負けただと……!?」
「アンチ・ヤサイージェント。肉を食べるのも必要なことだろう。だが、それだけでは肉体は作れない――」
膝をついて苦しむ演技をするアンチ・ヤサイージェントにサラダバーが語り掛ける。
「野菜も食べよう! 栄養バランスこそが、強靭で健康な肉体を作る最大の秘訣なり!」
そして観客にニッカリ白い歯を輝かせながらガッツポーズ。
……お前、パサラダ野菜の宣伝よりもヒーローショーが主流になってないか?
「どうなのです!? ゼロラさん! これでセンビレッジもさらに発展するですし、パサラダ野菜も大売れなのです!」
そう自信満々に言い放つガルペラ。
確かにヒーローショーの盛り上がりに乗っかる形で、ちゃっかりパサラダ野菜の販売までしてる。
ヒーローショーの本来の目的である"パサラダ野菜の宣伝"もしっかり行えているようだ。
だが――
「ガルペラ。ここまで手が込んだショーを用意したのは、お前の趣味もあるだろ?」
「……な、なんのことだかサッパリなのです」
わざとらしく口笛を吹きながら誤魔化すガルペラ。
こいつ……結局自分が楽しみたいだけだろ……。
ガルペラの合図と共に特設ステージが上がり始める。
こんな仕掛けまで作ったのかよ……。
ステージの裏側でヤカタが「てやんでい! どんなもんでい!」とでも言いたげにガッツポーズを決めている。
もう好きにしてくれ……。
そんなステージの上に二人の人影が現れてライトアップされた。
「師匠! お願いします! ヘンショッカーを倒すため……この私に更なる力を!」
一人はこのショーの主役、キャプテン・サラダバー。
どうやら師匠に教えを乞うシーンのようだ。
「フォフォフォ。弟子のお主の姿を見ていると、あの若き日のことを思い出す――」
そして師匠と呼ばれた人影はこちらを見ながら物思いに語り始めた。
「足腰を鍛えるために、大根を畑から抜き続けた日のことを!」
そう言って俺達がいる観客席へと振り向いた師匠役の姿は、体中に大根やらニンジンやらをイメージした装飾を身に纏った――
「このマスター・ベジタリアンに任せるがよい。愛弟子よ」
――チャン老師だった。
「何やってんだよ、あのじいさん……。王宮の元武術師範だろ、あんた……」
確かに師匠役としては適任かもしれないが、なんでこんな役を引き受けたんだよ……。
「これが<サラ魂>の解放じゃ! これが自在に使えるようになれば、ヘンショッカーにも太刀打ちできよう!」
「ありがとうございます! 師匠!」
そして始まるサラダバーとベジタリアン師匠の修行シーン。
なんだかライトやスモークの演出が凄い。
「すげー! かっこいいぞー! キャプテン・サラダバー!」
「わたしもやりたーい!」
「カッコイイですね! ゼロラさん!」
観客席も演出効果で大盛り上がりだ。
……主に子供達とラルフルに。
「ぐははは~! こんなところにいたのか、キャプテン・サラダバー!」
そんな修行シーンに乱入してきたのはサラダバーの宿敵、ヘンショッカーであった。
「オーホホホ! 今度こそこのヘンショ・クイーン様達が倒してあげるわよ! キャプテン・サラダバー!」
そしてもう一人、自らをヘンショ・クイーンと名乗る敵の女幹部と思われる人物――ローゼスが現れた。
「うわー!? ヘンショ・クイーンだー!?」
「うおおおお! ヘンショ・クィイイン!!」
ヘンショ・クイーンの登場に観客席も大盛り上がりだ。
……主に成年男性陣に。
てか、結構ノリノリだな……ローゼス。
「ヘンショッカー! ヘンショ・クイーン! 今日こそお前らを完全に成敗してくれる! ジャジメント・ヘルシー!」
「今日はこれまでのようにはいかぬぞ!」
「私達の組織の新幹部よ! 来なさい! "アンチ・ヤサイージェント"!!」
戦うために決めポーズをとるサラダバーを前に、ヘンショッカーとヘンショ・クイーンが新幹部の名前を叫んだ。
プシュゥウウウ!!
それと同時に焚かれるこれまで以上に大量のスモーク。
ステージが見えない。どんだけ焚いてるんだよ。
「ヤカタ主任。スモークが強すぎやすね」
「てやんでい!? すまないでい! スモークを抑えるでい!」
舞台裏からネモトとヤカタの声が聞こえる。
やっぱりこういう仕掛けもお前らが操作してるんだな……。
そして徐々に晴れ始めた大量のスモークの中から現れたのは――
「あんたがキャプテン・サラダバーだな! あたしゃ、アンチ・ヤサイージェント! ヘンショッカー様に仕える野菜嫌い、肉大好きの鬼軍曹さ!!」
――迷彩柄の軍服にサングラスをかけた物凄く鬼軍曹な見た目をした……ザ・マスじゃね? あれ?
「おい!? ガルペラ!? なんでザ・マスまでステージに出てるんだよ!? しかもなんか戻ってるし!?」
「ゼロラさんもザ・マス夫人をご存じなのですね。たまたま知り合って"アンチ・ヤサイージェント"の役をお願いしたら引き受けてくれたのです。私も変わりっぷりに驚きなのです」
思わず隣にいたガルペラに尋ねてしまったが、あのザ・マスの姿は役作りってことでいいんだな……。
全く何やってるんだよ。このお子様侯爵は……。
「くっ!? 野菜を嫌い、肉ばかり食べるとは……なんたる不健康!!」
「ハッハッハー! 体を作る資本は肉だ! それさえ食べていればパワーは十分よ!!」
思わず俺も「そうかもしれない」と納得しかけた持論を語りながら、アンチ・ヤサイージェントは両手を天へと掲げ、力を込め始める。
「ぐおおおおお! 見せてやろう! 野菜では耐えられない、<炭火焼ファイア>を!!」
そしてその頭上に現れたのは巨大な黒い炎の塊。
え? ザ・マスってあんなもの使えるの?
……いや、よく見るとステージ上でローゼスがマントで手を隠しながら何かを操作している様子が見える。
あの<炭火焼ファイア>とかいうのはローゼスの魔法で作ってるのか。
でも色は?
「てやんでい! ネモト部長、ライトの位置をもう少し右にズラすでい!」
「待ってくだせい。炎の塊に特製ブラックライトを当てるのは苦労するんでやすよ」
また舞台裏からヤカタとネモトの声が聞こえる。
よく分からないが色はお前らが変えてたのかよ……。
「くたばれぇええ!!」
そう言ってザ・マスこと、アンチ・ヤサイージェントが<炭火焼ファイア>をサラダバーに投げつけた。
後ろの方で平常心を装いながら必死に火球を操作するローゼス。
舞台裏でそれに合わせてライトの位置を必死に調整するヤカタとネモト。
ゴォオオ!!
火球はサラダバーを襲うが――
「こなくそぉおお!!」
――ボシュウ!
サラダバーの気合いで消し飛んだ。
「な、なんとか上手くいったわね……」
「てやんでい……。疲れたでい……」
「あっしも冷や冷やしやしたよ……」
――正確にはローゼスがうまく火球をそれっぽく操作し、ヤカタとネモトもそれに合わせていただけだが。
「ば、馬鹿な!? あたしの<炭火焼ファイア>をかき消しただと!?」
あくまで先程の火球――<炭火焼ファイア>を自らの大技として演じる、アンチ・ヤサイージェント。
役に入り込んでるな……。
「肉ばかりの不健康パワーに……<サラ魂>は屈しない!!」
ここぞとばかりに観客席へと決めポーズをとりながら決め台詞を言うサラダバー。
こいつもプロ意識高いな……。
「わー! すごいぞー! キャプテン・サラダバー!」
「かっこいー!」
「ゼロラさん! 見てください! 凄くカッコよくないですか!?」
観客の興奮も絶好調だ。
……特に子供達とラルフルに。
その後はサラダバーとベジタリアン師匠が協力してヘンショッカー一味を一網打尽。
観客は大盛り上がりだったが、あまりにステージ上が知り合いだらけだった俺はただただ呆気に取られて見ているだけだった。
「ぐ、ぐぬぅ……!? この鬼軍曹、アンチ・ヤサイージェントが負けただと……!?」
「アンチ・ヤサイージェント。肉を食べるのも必要なことだろう。だが、それだけでは肉体は作れない――」
膝をついて苦しむ演技をするアンチ・ヤサイージェントにサラダバーが語り掛ける。
「野菜も食べよう! 栄養バランスこそが、強靭で健康な肉体を作る最大の秘訣なり!」
そして観客にニッカリ白い歯を輝かせながらガッツポーズ。
……お前、パサラダ野菜の宣伝よりもヒーローショーが主流になってないか?
「どうなのです!? ゼロラさん! これでセンビレッジもさらに発展するですし、パサラダ野菜も大売れなのです!」
そう自信満々に言い放つガルペラ。
確かにヒーローショーの盛り上がりに乗っかる形で、ちゃっかりパサラダ野菜の販売までしてる。
ヒーローショーの本来の目的である"パサラダ野菜の宣伝"もしっかり行えているようだ。
だが――
「ガルペラ。ここまで手が込んだショーを用意したのは、お前の趣味もあるだろ?」
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